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【5大商社とは?】年収と働きやすさでランキング化した結果!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活生からやたら人気の高い「商社」ですが、結局どこの商社が最強なのか?

気になったので、年収と働きやすさを軸にランキングでまとめることにしました。

 

特に商社でも有名なのが5大商社と呼ばれる商社です。

三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅の5社ですね。

 

まずはこの5大商社をそれぞれランキング化しつつ、その他の商社も含めた「年収ランキング」と「就活生からの人気ランキング」をまとめていきます。

商社を志望している就活生はぜひ参考にしてください!

 

人気の5大商社をいろんな視点からランキング化してくれるんですね。

そうだね!平均年収だけでなく、有給消化率や勤続年数などの働きやすさの判断材料になる項目でもランキング化してみたよ! 

商社とは【基礎知識】

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商社と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

おそらく「就活生に人気がある」「海外を飛び回っている」「タワーマンションに住んで高級スーツを着てる」などですよね。

 

でも実際にどんな事業をしているのか、社員はどんな仕事をしているかのイメージって意外と湧かないと思います。 

そこでまずは、商社について簡単にご紹介しますね!

商社は以下の2つのビジネスを中心に利益を上げています。

 

【商社の主な事業内容】

  • トレーディング
  • 事業投資

 

まず商社の伝統的なメインビジネスと言われるのが、「トレーディング」です。

トレーディングとは、いわば仲介業。

 

たとえば、原料を作っている会社から原料を買い付け、その原料を必要とする会社に売るといった事業です。

商社マンが海外を飛び回っているイメージがついたのは、海外で安く原料や商品を買ってきて、国内で売るといった仕事をしているからなんですね!

 

そしてもう一つのメインビジネスが「事業投資」です。

商社は独自に築いてきた世界的なネットワークや情報、豊富な資金を持っています。

それらをある企業に出資し、投資先の企業の価値を高めます。

 

投資先企業の価値が高まった段階で株式を売ったり、投資先企業と連携し、新しいビジネスを創り上げていくことで利益を上げる。

これが事業投資です。

 

商社の仕事内容については「【商社マンとは?】仕事内容や年収まで詳しく解説します」でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

総合商社と専門商社

 

商社には「総合商社」と「専門商社」の2種類があります。

 

総合商社

総合商社は、トレーディングと事業投資を軸に、幅広い商品を取り扱っています。

「総合商社」という形態自体が、日本特有のものと言われており、世界的に見ても日本の総合商社の利益はトップに君臨しています。

 

専門商社 

総合商社はトレーディングと事業投資をメインビジネスにしていますが「専門商社の場合はトレーディングのみがメインビジネス」です。

 

総合商社は「ラーメンからミサイルまで」と言われるとおり、幅広い商品を取り扱います。

一方で、専門商社は特定の領域でトレーディングを行います。

専門商社は特定の分野に特化している分、その分野では総合商社に負けないビジネスを展開しています。

 

また、総合商社に比べると採用倍率も低くなります。

よって商社に興味があり、特定の分野の商品を取り扱いたい場合は、専門商社の選考を受けるのもおすすめですよ!

 

なるほど!商社は「仲介業」をメインにおこなっている業種なんですね。

そうだよ。仲介業は利益率が高いから、その分給料も高い。だから就活生からの人気が高いんだよね。

5大商社とは

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総合商社の中でも、企業規模・利益などで群を抜いている5社のことを「5大商社」と呼びます。

5大商社は、以下のとおり。

 

【5大商社】

  1. 三菱商事
  2. 三井物産
  3. 住友商事
  4. 伊藤忠商事
  5. 丸紅

 

この5社については、同じ総合商社といっても、それぞれ違った強みやビジネスを行っています。

それぞれの総合商社について簡単にご紹介します。

 

①三菱商事

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引用:三菱商事公式サイト

 

三菱商事と言えば、食料や生活消費財、医療など生活産業に強みを持っています。

また、コンビニエンスストア大手のローソンを子会社化しており、コンビニ業界でも大きな存在感を示しています。

 

また、自動車や金融、保険などから成る三菱グループの中核であり、元々財閥系ということもあり、安定した経営基盤を持っています。

 

 

②三井物産

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引用:三井物産公式サイト

 

三井物産は原油や天然ガス、石炭などの資源分野に大きな強みを持っています。

しかし、資源分野は不安定な面もあることから、近年では非資源分野の中でも医療事業に注力しています。

 

すでにアジアを中心に10ヵ国で50を超える病院を展開。

ほかにも、医療用機器大手メーカーのパナソニックヘルスケアに出資するなど、非資源分野にも注力しているのが特徴です。

 

 

③住友商事

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引用:住友商事公式サイト

 

住友商事の強みは金属やメディア関連の分野です。

身近なところでいうと、日本最大のケーブルテレビJCOMを扱うジュピターテレコムは、住友商事が手掛ける事業になります。

 

また、住友商事といえば「石橋をたたいても渡らない」と言われるほど、他者に比べて圧倒的に堅実な経営姿勢であることでも有名です。

そのため、リスクマネジメントなどにおいても、さまざまなノウハウを持っています。

 

 

④伊藤忠商事

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引用:伊藤忠商事公式サイト

 

伊藤忠商事といえば、非資源分野において商社でもトップの強さを誇っています。

非資源分野とは、原油や天然ガスなどのエネルギー資源、鉄鉱石や石炭などの「資源分野」以外のものを指し、食品や繊維、小売などが該当します。

 

バナナのドールや飲料水のevian、ファッションのポール・スミスやコンバース、コンビニのファミリーマートなどは全て伊藤忠が手掛けているんです!

こう聞くと、商社の仕事って、意外と身近なところにあるんだなと感じますね。

 

 

⑤丸紅

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引用:丸紅公式サイト

 

丸紅のメインは穀物事業と電力事業です。

穀物取扱量は総合商社でもトップに立っています。

 

また、世界20ヵ国以上に発電所を有しており、欧米の一流事業者と肩を並べる事業規模を誇ります。

東日本大震災以降、世界的に注目されている洋上風力発電にいち早く参画し、国際的な新規事業の開拓をすすめています。

 

 

【補足】7大商社とは

 

5大商社のほかにも、国内でも代表的な7つの商社を「7大商社」と表されることもあります。

7大商社とは、5大商社に2つ加えた以下の7社。

7社の中でもとくに規模の大きい商社が「5大商社」とされています。

 

【7大商社】

  • 三菱商事
  • 三井物産
  • 住友商事
  • 伊藤忠商事
  • 丸紅
  • 双日
  • 豊田通商

 

5大商社に加わる2社を、かんたんにご紹介しますね!

 

双日

双日は、ニチメン株式会社と日商岩井株式会社が統合して2003年に設立された会社です。

自動車や航空事業をはじめ、化学や金属資源のトレーディング、さらに新興国を中心にインフラ・ヘルスケア事業も展開しています。

 

7大商社のなかではまだ歴史は浅いですが、どんどん業績を伸ばしている企業です。

 

 

豊田通商

豊田通商は、トヨタグループの中の総合商社です。

トヨタグループだからこそ、やはり自動車事業が強み。

 

ほかにも、金属資源リサイクルや天然ガス・エネルギー、地熱発電など国内外で幅広い事業を行っています。

 

 

どこも聞いたことのある有名企業ですね!それぞれ強みが異なるんだ!

そうだね。これら5大商社は、他の商社と比較しても頭1つ抜けているよ。

5大総合商社の項目別ランキング

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5大総合商社それぞれの強みなどについてご紹介したところで!

次は5大総合商社をいくつかの項目に分けてランキングにしてみました。

 

実際に働くとなると気になるであろう項目にスポットライトを当ててランキングにしているので、商社に興味がある方は必見です!

 

ランキング① 平均年収

 

まずはみなさんが最も気になるであろう平均年収ランキングについてです。

早速いってみましょう!

 

【5大商社の平均年収ランキング】 

  1. 三菱商事  1,608万円
  2. 伊藤忠商事 1,521万円
  3. 三井物産  1,430万円
  4. 住友商事  1,390万円
  5. 丸紅    1,389万円

出典:2021年版就職四季報総合版

 

見事、三菱商事が1位になりました。

同じ5大総合商社の中でも、トップと最下位では200万円以上の差があるのには驚きました!

 

しかし、他業界も含め全体としてみると、総合商社の年収はかなり高いです。

毎年、全業界での平均年収ランキングでも、5大総合商社はトップレベルにランクインしていますからね。 

 

ランキング② 純利益

 

続いては純利益ランキングです。

純利益とは、企業が稼いだ利益から法人税など諸々のコストを差し引いているため、最終的に企業に残ったお金のことを指します。

 

【5大商社の純利益ランキング】 

  1. 三菱商事  5907億3700万円
  2. 伊藤忠商事 5005億2300万円
  3. 三井物産  4142億1500万円
  4. 住友商事  3205億2300万円
  5. 丸紅    2308億9100万円

出典:2021年版就職四季報総合版

 

面白いことに、平均年収ランキングと全く同じ順位になりました。

というとこは、純利益と年収は密接な関係がありそうですね。

 

さすが総合商社、稼いでいる額も桁違いですね。

世界を相手に仕事をすることの大きさを痛感します。

  

ランキング③ 有給取得年平均

 

お金に関するランキングの次は、実際の働き方に関するランキングを見ていきたいと思います。

 

まずは有給取得年平均ランキングです。

商社マンというと激務のイメージですが、実際はどうなんでしょうね。

 

【5大商社の有給取得年平均ランキング】

  1. 住友商事  16.9日
  2. 三井物産  14.4日
  3. 三菱商事  12.9日
  4. 丸紅    12.8日
  5. 伊藤忠商事 12.4日

出典:2021年版就職四季報総合版

 

有給取得年平均日数については、住友商事が1位となりました。

16.9日という数字には驚きましたね!

 

他業界の企業と比べても、かなり高い数字になっています。

また、最下位の伊藤忠商事でも12.4日ということで、商社マンは激務のイメージですが、有給はしっかりと取れる環境にあるようですね!

 

ランキング④ 月平均残業時間

 

働き方に関するランキング、続いては月平均残業時間ランキングです。

就活生でここが気になる方は多いかと思います。

ランキングは以下のようになりました。

 

【5大商社の月平均残業時間ランキング】

  1. 住友商事  9.9時間
  2. 三井物産  19.0時間
  3. 丸紅    19.3時間
  4. 三菱商事  25.7時間
  5. 伊藤忠商事 35.0時間

出典:2021年版就職四季報総合版

 

どのランキングよりも、トップと最下位で大きな開きが出ましたね。 

トップの住友商事は、有給取得年平均日数でも1位でしたので、残業が少なく休みも取りやすいというワークライフバランスの取れた職場なのがわかります。 

 

あくまで平均ですので、部署や時期によって差はあると思いますが、同じ5大総合商社でも残業に対する考え方や取り組みは異なるようです。

 

4位の三菱商事と最下位の伊藤忠商事については、平均年収ランキングと純利益ランキングで1位と2位だったのを考えると、働く時間が長い分稼げるといった構図があるように思えます。

 

商社は勤務外の縛りが多いようです

こうして残業時間を見ると「あれ?意外と少ないじゃん!」と思いますよね。

ですが、実際に商社で働いている友人から話を聞くと、勤務外の付き合いが多いようです。

取引先との会食や先輩社員に誘われての飲み会などですね。

 

「とにかくプライベートの時間を充実させたい!」という人は、もっと倍率が低く働きやすいホワイト企業への入社をおすすめします。

このあたりは人それぞれの性格・価値観によって異なってきますね。

僕が考えるホワイト企業への入社方法は別記事でまとめておきました!

 

\個人的にはとにかくホワイト企業への入社がおすすめです!/

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ランキング⑤ 勤続年数

 

最後のランキングは、勤続年数ランキングです。

この数字が短い=早期退職者が多いということになりますので、要チェックのランキングですよ。

 

【5大商社の勤続年数ランキング】

  1. 三菱商事  全体18.4年【男18.3年 女18.5年】
  2. 住友商事  全体18.2年【男18.8年 女16.0年】
  3. 三井物産  全体17.8年【男18.2年 女16.6年】
  4. 伊藤忠商事 全体17.2年【男17.1年 女17.5年】
  5. 丸紅    全体17.2年【男17.6年 女16.2年】

出典:2021年版就職四季報総合版

 

(※4位の伊藤忠商事と5位の丸紅については、全体年数は同じですが、男女の年数バランスが取れているという理由で、伊藤忠商事を4位にしています)

 

やはり就活生から人気のある業界であり、給与も高い5大総合商社、どこも高い数字を誇っています。

そりゃこれだけ採用倍率が高く難関と言われており、入社後も高い年収が見込めるんだからみんな辞めないですよね。

 

ここで僕が1つ気になったことがあります。

それは、三菱商事と伊藤忠商事の2社については、男性より女性の方が勤続年数が高くなっている点です。

 

その他の3社についても、男性と女性で年数に大きな差がないんですよね。

商社のイメージだと、体育会系で男性が多い環境だったり、激務なので結婚や出産後は退職する方が多いのかと思っていましたが、そうでもないようです。

しっかりと女性が活躍でき、長く働き続けられる環境があるということをこの数字が表していると思いますね! 

 

人気の高い商社を狙うならエントリー数を確保しよう!

就活生のあいだでも人気の高い商社を狙うなら、エントリー数を増やすことが重要です。

5大商社のような超難関企業だけを狙い撃ちしようとすると、たとえば1社落ちるだけでもかなり精神的に焦ってしまいますよね。

 

よって、商社を狙いつつも、エントリー企業数を増やしていくことで心に余裕をもって選考に臨めるのです。

エントリー数を確保するには、就活サイトをうまく活用しましょう。

 

とくに、企業からスカウトが届く逆求人サイトや、就活のプロにサポートしてもらえる就活エージェントは利用必須です!

あなたに合う企業を効率よく見つけられるので、エントリー数の確保に役立ちます。

僕はこれまでに100以上の就活サイトを見てきましたが、なかでも「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」 はぜひ活用してください。

 

 

なお、以下の記事で就活において役立つサイトを厳選して紹介しています。

就活を7年以上研究してきた僕が「いま就活生だったら絶対に使うサイト」を6つだけ選んでまとめました!

ライバルの多い商社を狙う人は、すこしでも有利に就活を進められるようぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

こうしてランキング化してみると、給料や知名度などにおいては三菱商事。働きやすさにおいては住友商事と言えるかもしれません!

その他の商社を含めた年収ランキング

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5大商社以外の商社の年収ランキングトップ50をご紹介します!

「商社に入りたいけど、5大総合商社に入社するのは厳しい」という就活生、要チェックですよ。

なお、このランキングは総合商社、専門商社の両方を含めたものになっています。

 

【商社全体の平均年収ランキング】

 

1位  三菱商事              1608万円

2位  伊藤忠商事             1521万円

3位  三井物産              1430万円

4位  住友商事              1390万円

5位  丸紅                1389万円

6位  クリヤマホールディングス      1249万円

7位  双日                1139万円

8位  豊田通商              1097万円

9位  三洋貿易               996万円

10位 コメダホールディングス        974万円

11位 西川計測               968万円

12位 兼松                 944万円

13位 長瀬産業               941万円

14位 オプティマスグループ         934万円

15位 マクニカ・富士エレホールディングス  923万円

16位 アルコニックス            917万円

17位 伊藤忠エネクス            908万円

18位 岩谷産業               907万円

19位 高島                 898万円

20位 第一実業               887万円

21位 稲畑産業               863万円

22位 アイナボホールディングス       847万円

23位 岡谷鋼機               845万円

24位 西日本Wismettacホールディングス    844万円

25位 OUGホールディングス        836万円

26位 日本ライフライン           835万円

27位 日立ハイテク             834万円

28位 ラクト・ジャパン           832万円

29位 キャノンマーケティングジャパン    831万円

30位 阪和興業               829万円

31位 日鉄物産               828万円

32位 昭栄薬品               822万円

33位 蝶理                 813万円

34位 因幡電機産業             811万円

35位 たけびし               808万円

36位 三愛石油               805万円

37位 トーメンデバイス           801万円

38位 三谷商事               798万円

39位 トミタ                797万円

40位 メディパルホールディングス      794万円

41位 ユアサ商事              784万円

42位 ミツウロコグループホールディングス  782万円

43位 西華産業               782万円

44位 立花エレテック            781万円

45位 ヤギ                 779万円

46位 ナイス                777万円

47位 カナデン               774万円

48位 中央自動車工業            769万円

49位 アルフレッサホールディングス     767万円

50位 椿本興業               766万円 

引用:年収ランキング 商社・卸売業の平均年収ランキング1位~330位【2020年最新版】

 

やはり、5大総合商社がトップ5を独占していますね。

金額を見ても、他を圧倒しています。

 

また、5大総合商社以外の大手総合商社である双日、豊田通商がそれぞれ7位、8位とトップ10に入っています。

 

専門商社でトップとなったのは、6位のクリヤマホールディングスです。 

クリヤマホールディングスは、陸上競技場のトラックや商業施設、駅構内の床材、自動車のエンジン周辺部品など、ゴム・合成樹脂製品を中心に扱う専門商社です。

名だたる総合商社に割って入るだけの実績や歴史のある会社ですね。

 

このほかにも、三洋貿易や兼松、伊藤忠エネクスなど、就活生に人気のある専門商社も順当にランクインしています。

 

どうでしょう?

気になる企業や選考予定の企業の名前はありましたか?

 

僕がこのランキングを見てみなさんにお伝えしたいことがあります。

それは「専門商社でも十分魅力がある」ということです。

 

就活において商社というと、5大総合商社のイメージが非常に強く、名前を聞いただけで諦めてしまう就活生も多いと思うんです。

 

でも、ランキングを見てもらったらわかるとおり、日本には専門商社も含めると、商社と呼ばれる企業はたくさん存在します。

また、総合商社に比べると見劣りするかもですが、他業界なども含めて考えると、平均年収も十分高い数字です。

 

ですので、商社=一握りの人にしかチャンスがないと考えず、総合商社と専門商社の両方を見ながら、ぜひ挑戦してほしいですね!

 

ちなみにこうした「平均年収」という1つの面にとらわれずに、口コミサイトなども見つつ、自分がいかに活躍できるか、多角的に考えることが重要です!

年収1600万円でも税金で600万円ぐらい取られますからねw手取りで言うとそんな変わらなくなる可能性もある...。

その他の商社を含めた就活生人気ランキング

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最後に、就活生からの人気ランキングトップ20をご紹介しようと思います。

就活生の人気ランキングとなると、年収のほかに、休日数や残業時間などの働き方や福利厚生など、総合的な評価が必要になります。

商社を受けようと考えている方は、要チェックです!

 

【商社全体の就活生からの人気ランキング】

 

1位  伊藤忠商事

2位  三菱商事

3位  三井物産

4位  住友商事

5位  丸紅

6位  双日

7位  豊田通商

8位  ミズノ

9位  日本ロレアル

10位 日本出版販売

11位 日本アクセス

12位 阪和興業

13位 キャノンマーケティングジャパン

14位 ピアス

15位 タキイ種苗

16位 サカタのタネ

16位 国分グループ本社

※16位は獲得ポイント同数のため2社該当

18位 花王グループカスタマーマーケティング

19位 岩谷産業

20位 デサント

※対象はキャリタス2021会員の大学生3442名、大学院生996名、合計4438名

引用:キャリタス就活2021 業種別ランキング<商社>

 

就活生人気ランキングにおいても、5大総合商社がトップ5を独占していますね。

また、双日と豊田通商が6位、7位ということで順当にランクインしています。

やはり、就活生からの知名度が大きく影響しているんでしょう。

 

専門商社でトップだったのは、8位のミズノです。

主にスポーツ商品などを取り扱っており、みなさんにも馴染みのある会社かと思います。

総合商社に限らず、専門商社においても知名度の影響は大きいようですね。

 

また、専門商社に限ってみてみると、年収ランキングとは全く違ったランキングになっています。

つまり、専門商社志望の就活生は、年収だけを重視しているわけではなく、その他の条件や評判なども重視していることがわかりますね。

 

最後に、全業界を対象とした就職希望企業総合ランキングにおいて、5大総合商社のランキングは以下のようになりました。

 

【全業界内での5大商社の就職人気ランキング】

 

  • 伊藤忠商事  3位
  • 三菱商事   8位
  • 三井物産  17位
  • 住友商事  29位
  • 丸紅    34位

引用:キャリタス就活2021 就職希望企業ランキング 総合ランキング

 

全業界を対象としたランキングにおいても、5大総合商社は上位にランクインしています。

総合商社の就活生からの人気は、根強いものですね!

 

5大商社は全業界を通して見ても、就活生からの人気度が非常に高いです!東大、京大、早稲田などの名だたる大学からのエントリーも多いので、就職難易度は本当に高いですよ。

といっても、5大商社に入社できたから人生勝ち組だ!ってわけでもないのが、人生の面白いところかと。普通に5大商社に入社して鬱になっている人もいるし。 

今回のまとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

商社のビジネスモデルはやっぱり優れていて、売上・利益率がともに良い分、給料として社員に還元することができるんですよね。

 

また、「総合商社に勤めている」というだけで、かなりの泊が付きます。

しかし、プライベートの時間が全然取れないと嘆いている商社マンも多い。

 

自分は10年後、どんな人生を歩んでいたいのか?

自分は何をしている時間に幸せを感じるのか?

就活という期間に少しでも、こうした自分の価値観を考える時間を作りましょう。

 

その結果、「別に5大商社に勤めなくても良いや、プライベートの時間を作れる企業に入社して、超大好きな人と結婚することを第一に。ペットを飼って子供の成長を楽しめるのが自分にとっての幸せかも!」と思うかもしれないですよね。

 

幸せの定義は人それぞれ。

固定概念を捨て、ぜひ自分にとっての幸せの定義を少しずつ見つけていきましょう! 

 

なお、この記事を読み終わったら「【最重要】倍率の高い難関企業からの内定を獲得するために僕が取った差別化戦略!」もぜひ読んでみてください。

5大商社のような超難関企業から内定を獲得するための戦略を紹介しています!

中堅大学から大手食品メーカーに入社した僕が実践していた差別化をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 5大商社とは「三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅」の5社のことを指した言葉である。
  • 5大商社のメイン事業はトレーディングと事業投資である。
  • 5大商社の平均年収をランキング化すると、三菱商事:1608万円、伊藤忠商事:1521万円、三井物産:1430万円、住友商事:1390万円、丸紅:1389万円となった。