就活生の皆さん、こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!
今回は「TISの採用大学」について解説していきます。
TIS 株式会社は、国内トップクラスの独立系総合ITサービス企業です。
あまり馴染みのない会社かもしれませんが、ITサービスやシステム開発分野で高いシェアを誇っています。
例年就活生に大変人気の企業であり「採用大学も優秀大学だけじゃないの?」と疑問に感じている人も多いでしょう。
しかし実際には、一流大学に限らず中堅大学が無名大学からも採用実績があります!
最先端のITシステム・ソリューションを持つTIS株式会社について理解を深めていきましょう!
TISの特徴は何ですか?事業内容まで詳しく知りたいです!
TISの事業内容から選考対策、将来のキャリアプランまでまとめたよ!TISの最先端事業まで詳細を確認していこう!
- TIS株式会社の概要
- TISの過去の採用大学は?
- TISに学歴フィルターはあるのか?
- TISの採用倍率は?
- TISに就職するための必須対策
- TISの選考フロー
- TISの評判・口コミをチェックして実態を知ろう!
- TISの選考に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
TIS株式会社の概要
TIS株式会社は、様々な業界・分野に対してITサービスを提供している会社です。
幅広い業界に対して、研究開発からシステム開発、事業戦略コンサルティングまで幅広く手掛けています。
まずは、TIS株式会社の概要をまとめたので、抑えていきましょう!
社名 | TIS株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
資本金 | 100億円 |
売上高 | 連結:482,547百万円 |
従業員数 | 連結:21,709名、単体:5,469名 (2022年3月31日時点) |
TIS株式会社の特徴は、安定した事業基盤に加え、事業展開のスピードと将来性です。
今後、ますます増加が期待されるキャッシュレス化やスマートシティの動きにいち早く対応しており、業界の最先端を進んでいます。
まずは、TIS株式会社の事業領域を確認しておきましょう。
【TIS株式会社の事業分野】
- 事業戦略コンサルティング
- ペイメント
- デジタルマーケティング
- エンタープライズ
- ITプラットフォーム、セキュリティ
- AI、ロボティクス
- R%D(研究開発)
ITソリューションを利用して、幅広い分野に事業を展開しています。
また海外グループ会社も多く、国内だけに止まらず世界をリードしている会社だと言えます。
さらに詳しくTISの事業・サービスの特徴を見ていきましょう。
【数字で見るTISの特徴】
- 3,000社以上のビジネスパートナーにITサービスを提供
- 50年の実績と実現力
- 200以上のサービスから適切な解決策を提案
TISの特徴は、ITという軸はずらさず、社会のありとあらゆる課題にソリューションを提供している点です。
また、事業を支えているのは人材力であり「攻める」「やり切る」という言葉を大切にしています。
事業領域の広さと海外グループ会社を増やしている背景から、今後も伸びそうな会社ですね!
その通り!ITという軸はずらさずに、周辺領域にどんどんビジネスを広げている印象だね!
TISの過去の採用大学は?
続いて、本題であるTISの過去の採用大学を見ていきましょう!
マイナビに公開されている情報を抽出しました。
【TISの採用実績】
<大学院>
愛知教育大学、青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、お茶の水女子大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、公立はこだて未来大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、成蹊大学、専修大学、千葉大学、中央大学、津田塾大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、富山大学、同志社大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、南山大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学
<大学>
愛知教育大学、青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、お茶の水女子大学、学習院大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、公立はこだて未来大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、成蹊大学、専修大学、千葉大学、中央大学、津田塾大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、富山大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、南山大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学
引用:マイナビ「TISインテックグループ」
ここに自分の大学がない場合の対処法を別記事でまとめておきました!
(僕が今就活生だとして、過去の採用大学に名前がない場合にこう動くという動き方を書いてます)
» 【必読】過去の採用大学に"自分の大学がない場合"の対処法!
こうして見ると、TISは上位大学に限らず幅広い大学レベルから採用していることが分かります。
GMARCHや関関同立が採用のボリュームゾーンです。
しかしながら、和歌山大学や富山大学などの中堅大学からも一定数の採用実績があります。
有名大学出身者だけでなく、中堅大学からも採用実績があるんですね!
そうだね!有名大学だけに絞って採用をしている訳ではなさそうだね!
TISに学歴フィルターはあるのか?
次に「TISの学歴フィルター」について見ていきます。
結論から言うと、TISに学歴フィルターはないが、上位大学からの採用が多い傾向があります。
上述した採用大学を見れば分かりますが、有名大学だけではなく地方大学や工業系大学、中堅大学からの採用実績があるからです。
有名大学出身者以外でもチャンスがありそうですね!
その通り!TISは採用において学歴を重視するよりかは、人物面や今後の可能性を重視している傾向があるね!
TISの採用倍率は?
さらに踏み込んで、TISの採用倍率についてご紹介していきます。
まずはTISの「採用人数」を確認します。
年度 | 採用人数 | 男性 | 女性 |
2022年度 | 290名 | 191名 | 99名 |
2021年度 | 260名 | 170名 | 90名 |
2020年度 | 271名 | 175名 | 96名 |
引用:マイナビ「TISインテックグループ」
上記の通りであり、3年間の平均採用人数は「約273名」です。
一方で、プレエントリー数は2023年度で以下の数字でした。
- プレエントリー登録人数:10,352名
プレエントリー数 ÷ 採用人数=37,9であり「約40倍」近い採用倍率であることが分かりました。
TISの入社難易度は高い?
結論から言うと、TISの入社難易度はそこまで高くはないですが、IT業界の新卒就職人気ランキングの「11位」にランクインしていますので、簡単ではありません。
引用:Rakuten みん就「IT業界新卒就職人気企業ランキング」
日立製作所や日本IBMを抑えての11位であり、例年多くの就活生が選考を受けていることが分かります。
【需要】人気企業を狙うならエントリー数を増やしておくべき!
TISのような知名度の高い企業への就職を狙うなら、「まず大前提のエントリー数を増やして内定獲得率を高めること」が重要です。
エントリー数が少ないと、面接数も少なくなり、結果的に内定数も少なくなります。
心に余裕を持って就活を進めたいなら、まず最低限エントリー数を担保する必要があります。
エントリー数を増やす上でおすすめなのが、就活エージェントの利用です。
就活エージェントとは、キャリア面談を通してあなたの要望やキャリアに見合う求人を紹介してくれるサービスです。
企業側が採用料金を負担することで、学生の皆さんは無料で利用することができます。
膨大な企業数の中から自分が受けたい企業をスクリーニングして応募するのは一苦労ですよね。
そこで、エントリーする企業探しは就活エージェントを利用して効率化するのがオススメです。
就活エージェントに要望や将来のキャリアプランを伝えるだけで、該当求人を紹介してくれますので、効率的にエントリーすることができます。
また就活エージェントは必ず「複数利用」しておきましょう。
就活エージェントも完璧ではないので、あなたに完璧に合致する求人を見落とすことがあります。
また就活エージェントも人です。
相性が合う合わないといった問題も想定されますので、複数利用を徹底しましょう。
複数利用としてズバリ推奨するのが「ミーツカンパニー就活サポート」と「
キャリアチケット」と「
イロダスサロン」の3つです。
まず最初に上記3サービスの初回面談を受けて、それぞれから紹介してもらった求人にエントリーしてみましょう!
優秀なエージェントほどすぐに担当枠が埋まってしまうので、早めに初回面談を受けましょう!
他の就活エージェントは「就活エージェントおすすめランキング【1位〜21位】」にてランキング化しているので、併せて参考にしてみてください。
TISのような人気企業を狙う場合は、選考に落ちた時のことも想定しておかなければいけませんね。
そうだね。選考に落ちた時を前もって想定し、エントリー数を増やすことで、内定数も確保できる!結果的に、心に余裕を持って選考を進めることができる。
TISに就職するための必須対策
TISは、例年人気企業にランクインする企業であり、多数の就活生が選考を受けるため、内定を獲得するための必須対策があります。
【TISに就職するための必須対策】
- TISが求める人物像を抑える
- 企業分析で事業や活躍フィールドを確かめる
- 「なぜTISなのか」まで言語化しておく
- インターンシップに参加して業界理解を深める
対策① TIS が求める人物像を抑える
まずTISが求める人物像を抑えるため「企業分析」をする必要があります。
TISの新卒採用サイト、リクナビ、マイナビ等のデータベースから「求める人物像」の記載がありましたので、確認していきましょう!
【TISが求める人物像】
- ダイナミックに「挑戦」や「革新」を繰り返し、グローバルに活躍するポテンシャルを持った人材。
- お互いを認め合い高め合いながら、共通のゴールに向かって完遂できる人材
TISの事業は国内ではトップクラスの市場シェアを誇っており、今後も海外に向けて挑戦していく姿勢が伺えますね。
また「共通のゴールに向かって完遂できる人」という記載があり、やり切る力や最後まで粘り強く挑戦し続けるマインドが大切であることが分かります。
TISの社員インタビューもありますので、確認しておきましょう!
対策② 企業分析で事業や活躍フィールドを確かめる
TISは就活生にあまり馴染みのある企業ではありません。
事業内容や展開分野を詳しく確認し、今後の自分のキャリア全体像を考えておくことが大切です。
就職活動の面接では、必ず「3年後のビジョン」や「10年後の理想像」を聞かれるからです。
TISが新卒採用で募集している職種は以下の通りです。
【TISの募集職種】
- 営業
- システムエンジニア - コンサル
- システムエンジニア - プロジェクトマネージャー
- システムエンジニア - ITアーキテクト
- システムエンジニア - アプリケーションスペシャリスト
- システムエンジニア - ITスペシャリスト
- システムエンジニア - データサイエンティスト
エンジニア採用が多く、自社サービスであるITソリューションの開発、運用、保守等をできる人を増やしていくという目的がありそうですね。
また、将来目指せるキャリアとして以下の4パターンが提示されていました。
【将来目指せるキャリア】
- 営業
- システムエンジニア
- コンサル
- 企画
TISの新卒採用サイトで、さらに詳しく確認しておきましょう!
対策③「なぜTISなのか」まで言語化しておく
「なぜTIS倉庫でなければいけないのか」を明確にしておくことも重要です。
特に、TISの選考では「なぜTISでなければいけないのか?」や「他のIT系企業ではダメなのか?」と深く掘り下げて質問される傾向があります。
実際に、TISで取り上げられている先輩方のインタビューを必ずチェックして、自分なりの理由を言語化しておきましょう!
「なぜTISに入社したいのか」というよりも「なぜ他のIT系企業ではなくTISではないといけないのか」まで明確に言語化しておくと良いでしょう。
対策④ インターンシップに参加して業界理解を深める
TISの選考を有利に進めるためには、インターンシップに参加することもオススメです。
企業サイトや口コミサイトを見るだけでは、どうしても情報が限られますので、実際にインターンシップに行くことでリアルな情報を掴むことができます。
特にインターンシップでは、TISの特徴や強み、仕事の内容や、TISでのキャリアアップイメージ等を実際に働いている人から話を聞くことができます。
「本当に自分にTISがマッチするのか」を確認することができます
就活会議には、TISのインターンシップに参加した人の体験記が掲載されていましたので、まずは確認しておきましょう!
TISの事業や業務内容はなかなか馴染みがなくて、あんまり実感が湧かないですね...。
そうだね。TISの事業領域は、僕たちの生活の裏側で活躍していることが多い。インターンシップでTISの仕事内容を把握していこう!
TISの選考フロー
ここからは、TISの選考フローについて見ていきます。
TISの選考は、以下のような流れで進んでいきます。
【TISの選考フロー】
- WEB会社説明会
- エントリーシート提出
- 適性検査
- 個人面談
- グループディスカッション
- 最終面談
TISの選考は、一般的な就職活動の選考と同じような内容になりますが「IT業界を志望する理由」や「TISでなければいけない理由」を細かく聞かれる傾向があります。
志望理由に対して、自分の経験や考えを盛り込みながら、ありきたりな内容にならないようにしましょう!
面接での回答内容は、他の企業と変えた方がいいですよね。
その通り!TISならではの理由や自分の実体験を盛り込んで、志望理由に肉付けをしていこう!
TISの評判・口コミをチェックして実態を知ろう!
続いて、TISの実態について評判や口コミをチェックしていきます。
口コミサイトを見ると、実際に働いている人の生の声を確認できます。
引用:Openwork「TIS株式会社」
Openworkの情報から推察すると「法令順守意識」や「風通しの良さ」が高いことが分ります。
一方で「待遇面の満足度」や「社員の士気」が低い事から、会社や仕事内容に満足して働いている人が多くはない可能性があります。
口コミサイトの詳細を確認すれば、より社員のリアルが分かりますね!
そうだね!実際に働いている人の意見を聞くことで、自分にマッチするのか判断できるね!
TISの選考に関するよくある質問
最後に「TISの選考」に関するよくある質問を見ていきます。
【TISの選考に関するよくある質問】
- TISの新卒社員の給与はどのくらい?
- TISはまとめるとどんな会社?
- 勤務地の希望は出せますか?
- 海外勤務の可能性はどのくらい?
よくある質問① TISの新卒社員の給与はどのくらい?
大学卒:月給250,000円、大学院卒:267.000円
新卒の給与としては、中の上といった所でしょうか。
また、平均年収は「580万円」というデータが出ており、日本の平均年収と比較すれば高い方に分類されます。
引用:Openwork「TIS株式会社」
よくある質問② TISをまとめるとどんな会社?
TISをまとめると「ITで社会に変革をもたらす会社」です。
総合ITサービス企業として、多数のITソリューションとサービスを持っています。
約50年以上の歴史と実績があり、今後、海外への進出も加速させていく方針を持っています。
TISの会社案内資料もありますので、面接前に必ず確認しておきましょう!
よくある質問③ 勤務地の希望は出せますか?
結論、希望は出せますが、実現するかどうかは不明です。
TISの新卒者は、東京、名古屋、大阪などの主要事業所に配属される可能性が高いです。
よくある質問④ 海外勤務の可能性はどのくらい?
今後、海外グループ企業や拠点数を増やしていく方針を固めているTISですので、海外勤務の可能性は高いでしょう。
但し、海外勤務に抜擢されるには国内で結果を出す必要がありますので、注意しておきましょう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
TISの採用大学や学歴フィルターについて、ご理解頂けたかと思います。
TISは、総合系ITサービス会社として多数のサービスを保有しています。
また海外グループ会社や拠点数の増加などの背景から、今後10年、20年と継続的に成長が期待される会社です。
今後も、日本のIT業界だけでなく世界をリードしていく事は間違いありません。
「ITを活用して顧客企業に貢献したい!」と熱望している就活生は、是非挑戦してみてください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終了とします。
【本記事の要点】
- TISの採用大学は有名大学出身者が多い一方で、地方大学や外国語大学出身者も一定数存在する
- 採用人数は毎年270人前後を推移しており、コロナ渦の影響は少ない
- IT業界の中で人気企業にランクインしており、多くの就活生が選考を受ける
- TISのような人気企業を狙うなら、エントリー数を増やして持ち駒を増やしておくこと