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★本日の就活攻略論お品書き
《本日の記事が解決する悩み》
・SPIで落ちる原因が知りたい
・SPIの足切りラインが知りたい
「読むだけで就活を圧倒的有利にしよう。」
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皆さん、こんにちは!最近5日連続で悪夢を見ていますでお馴染み、就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
最初に断言します。
本記事を読めば、SPIで落ちる原因を把握できるだけでなく、SPIの対策法まで知ることができます。
最近、SPI検査でことごとく不採用になってしまいます。どうすれば良いでしょうか?
SPIで落ちる原因は明確に把握することができるよ!今回はSPIで落ちる原因について説明しておこうか!
SPIとは?|SPI適性検査の概要と目的
まずそもそもSPIとは、リクルートが提供する適性検査です。
「Synthetic Personalty Inventory」の各頭文字をとって「SPI」と呼ばれているんですよね。
このSPIが生まれたのはかなり前で、1974年に提供開始が開始されました。
そしてSPIには「SPI1」「SPI2」「SPI3」があります。
しかし、これらはアップデートされて数字が「1→2→3」となっただけの名前。
(2002年にSPI2に。2013年にSPI3へとアップデート)
よって皆さんが受けているのは最新版の「SPI3」のみとなりますので、SPI1やSPI2に関しては何も気にする必要はありません。
企業がSPIを実施する目的
ではこのそもそもなぜ企業はSPIを実施するのでしょうか。
これはあなたが人事の立場に立てば簡単に分かります。
1人だけ採用したい時に1000人の応募があったら、1人ずつ面接するのは非常に大変ですよね?絶対にしたくない。
そんな時、あなたが人事だったら何を考えるでしょうか?
おそらくこんなことを考えると思います。
「足し算、引き算がまともにできないような人は面接するまでもない」
「自社との適性(社員との相性や仕事内容との相性)が明らかに合わない人は面接したくない」
と。
つまり、「面接するまでもなく自社には合わない」と判断するためのツールこそがまさにSPIなんですよね。
SPIには「能力検査」と「性格検査」が含まれています。それぞれの検査によって以下の部分を精査していくというイメージですね。
▼SPI検査の内容(能力検査と性格検査から構成されている!)
足し算、引き算がまともにできないような人は面接するまでもない
→SPIの能力検査によって判断
自社との適性(社員との相性や仕事内容との相性)が明らかに合わない人は面接したくない
→SPIの性格検査によって判断
ここで少し僕からのアドバイスなのですが、SPIの問題集を解いて対策をしているのに落ちた場合は「性格検査」の結果で落とされている場合が非常に高いので気にしないでください。
それはつまり「その企業はあなたの性格に合わない」ということなので、入社することにならずにラッキーと考えましょう!!
内定を取ることが正解ではありません。自分にぴったりの企業に入社することが正解だと肝に銘じておいてください。そのための就活攻略論です!
なるほど!SPI検査は、最低限の能力と自社との相性を手軽に測るツールなのですね。
その通り!自分が人事の立場だったらSPIを使用してうまく採用を効率化させたいと考えるよね!
SPIの合格点・足切りラインについて
では続いて、SPIの合格点・足切りラインについて説明します。
結論をお話すると「SPIには明確な合格点や足切りラインが存在しません」。
その理由は2つあります。
・企業ごとに設定している合格ラインが異なり、各社公開していない!
・エントリーシートの内容とSPIの総合評価で通過不通過が決まる!
企業ごとに設定している合格ラインは異なる
まず最初に、企業ごとにSPIの合格ラインの設定は異なります。
つまりA社では半分正解で受かるけど、B社では受からないということがあるのです。
そしてこの合格ラインについては、どの企業も公開していないので、誰も知るよしはありません。
しかしSPIはあくまで「足切り」の役割なので、ある程度の正解率があればSPIの“能力検査が原因で”落とされることはありません!
先ほど話したとおり、能力検査がたとえ満点だろうが、性格検査によってその企業との適性が壊滅的なら不通過になるのでその点は注意が必要ですけどね。
SPIの結果とエントリーシートの両方で評価されている
続いて、SPIの合格ラインやボーダーが明確に存在しない理由として「SPIはエントリーシートの内容と総合的に判断されている」という理由があります。
つまり例えば能力検査で、正解率があまりに低い場合でもエントリーシートの内容が素晴らしい場合、企業によっては通過させる場合も多々あるのです。
当然ですがこれは逆のパターンもあって、SPIの能力検査の結果が良くてもエントリーシートの内容が悪いと不通過、不採用になる場合もあるということです!
よってSPIだけでなく、エントリーシートの段階から対策に手を抜かずに作成するようにしてください。
エントリーシートの対策におすすめの記事をここで紹介しておくので、この記事を読み終わったらぜひ読んでみてくださいね!
▼学業・ゼミ・研究室で取り組んだ内容の書き方について!
» 【OpenES】学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容で絶対評価される書き方! - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
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» 【OpenES】学生時代に最も打ち込んだことの「文章構造」と書き方解説! - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
SPI適性検査で落ちる原因と落ちる就活生の特徴
ではここまでの解説で、SPIの概要と合格ラインについての理解ができましたね。
いよいよこの章からは「SPIで落ちる原因」について解説します。
僕が考えるにSPIで落ちる原因は大きく4つあります。
これまでSPIで落ちてしまうという相談を受けた時に、どの就活生も以下のいずれかに該当していました!それぞれ詳しく解説していきますね。
【SPIで落ちる4つの原因】
・問題を全然解いて対策していない
・SPIと玉手箱を混合して認識している
・性格検査で嘘をついている
・エントリーシートの質が低い
SPIで落ちる原因① 問題を全然解いて対策していない
まず第一に、そもそもSPIで出題される問題を解いて対策していない人は「SPIの能力検査」の結果が壊滅的となり落ちてしまいます。
これは当然の話で、人事からしたらある程度の基礎能力がある方が仕事ができるだろうと判断しますよね。
SPI検査について舐めてかかっている就活生が意外にも多いですが、対策をしていないとかなり難しい問題が多いです。
以下は言語問題で出題される頻出の漢字ですが、もともと知っている人は漢検1級とか持っているマニアックな人ぐらいですよね。これだけ記事を書いている僕でも1割ぐらいしか分かりません。
【SPIの能力検査で頻出の漢字一覧】
・機知(きち)ーとっさに働く勘
・予見(よけん)ー事が起こる前にあらかじめ知ること
・腐心(ふしん)ー何かを成し遂げようと打ち込むこと
・消長(しょうちょう)ー物事が消えるか盛んになるかというなりゆき
・遺憾(いかん)ー期待したようにならずに心残りであること
・迎合(げいごう)ー自分の考えを相手や世の中の考えに合わせること
・寡聞(かぶん)ー見解が狭いこと
・高尚(こうしょう)ー学問・技芸・言行などのレベルが高く上品
・割愛(かつあい)ー惜しいと思いながら省略すること
・斯界(しかい)ーこの社会やこの道
・英断(えいだん)ー優れた判断のこと
・符号(ふごう)ー2つ以上の事柄がぴったりと合うこと
・吹聴(ふいちょう)ー言いふらすことや言い広めること
・鳥瞰(ちょうかん)ー全体を見渡すこと
・粉飾(ふんしょく)ー立派にみせかけること
・吐露(とろ)ー心の中を包み隠さずに打ち明けること
・漸進(ぜんしん)ーすこしずつ進歩すること
・漸次(ぜんじ)ー次第に、どんどん
・出色(しゅっしょく)ー他よりもきわだって優れていること
・獰悪(どうあく)ー凶悪なこと
つまりSPI対策は必須だということです。
対策をしていないのに「落ちる!」と嘆いている人は今すぐ対策を開始しましょう。
SPIで落ちる原因② SPIと玉手箱を混合して認識している
続いてこれも見逃せないのですが、「SPI」と「玉手箱」を混合している人が多いです。
皆さんはこの2つの違いを説明することが出来ますか??
これらはそもそも「適性検査」の種類が違います。
まずSPIはリクルートが提供している適性検査であり、玉手箱は日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。
【SPIと玉手箱の違い】
・SPI・・・リクルートが提供している適性検査
・玉手箱・・・日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査
提供している企業が異なる適性検査なので、問題の内容自体が全く異なります。
よって自分ではSPIに落ちたと考えていても、実はそれは玉手箱で落ちている場合があるということです。
自分がエントリーしている企業の適性検査が何を採用しているのかを把握することが重要であるとともに、SPIと玉手箱の両方の対策をしていれば、9割の適性検査は突破できるのでこの2つは必ず対策しておきましょう!
企業ごとの適性検査の内容などは、ワンキャリアを利用すると良いですよ!選考体験記に書いてあったりするので!
▼ワンキャリアの利用方法とサービス内容についてはこちら!
» 【ワンキャリアの評判は!?】就活マンが最もおすすめする就活サイトです!
SPIで落ちる原因③ 性格検査で嘘をついている
次にSPIで落ちる原因は、SPIの「性格検査」で性格について嘘をついている場合です。
明確には公表されていませんが、SPIには性格について嘘をついていると見分ける仕組みが備わっているそうです。
これはおそらく性格検査内での矛盾の量などを計測して嘘を見極めていると考えられるのですが、性格検査で嘘をついていると判断されれば企業としては当然通過させたくないと考えますよね。
よって性格検査では嘘をつかないようにしましょう。
何度も言いますが、就活の正解は内定数ではありません。
自分にぴったりな企業に入社することなので、性格検査で嘘をついてまで内定を取りにいくのは適性の不一致が起きてしまい、入社後に合わないとなって後悔することになりかねませんからね!
SPIで落ちる原因④ エントリーシートの質が低い
では最後、4つ目の落ちる原因ですが、「エントリーシートの質があまりにも低い場合」は落ちる原因になります。
前の章で解説したとおり、SPIの結果はエントリーシートの内容との総合点で決まります。よってSPIの結果が良くても、エントリーシートが手抜きだと普通に落ちます。
SPIだけ対策するのではなく、エントリーシートの対策も徹底してください。
SPIで落ちないようになるための対策
ではではSPIで落ちる原因が分かれば、後は落ちないように対策をすれば問題解決ですね!
具体的な対策法をこの章では解説していきます。
対策① 正しい問題集を継続して解くことに尽きる
対策として第一にSPI、そして全く別の適性検査である玉手箱の問題を解いていくことに尽きます。
それぞれおすすめの問題集があるので、紹介しておきますね。最低限この2冊を解けば足切りされるラインは超えることができるので必ず解いておきましょう。
【SPI対策におすすめの問題集】
【玉手箱対策におすすめの問題集】
対策② 性格検査は対策しなくて良い・嘘をつかないこと
続いて、SPIの性格検査では嘘をつかないようにしてください!
落ちる原因のところでも話した通りで、SPIには嘘を見抜く仕組みが備わっています。
受けている企業の求める人物像に合わせにいくようなやり方はやめましょう。
そもそも自分の性格に合わない企業には入社すべきではありませんし、あなたとその企業の適性の高さを判断するためにそもそも選考は行われているのです。
よって「能力検査」に関しては問題集を解いて対策をし、「性格検査」に関しては対策はしなくて結構です!!
対策③ エントリーシートの質を高めるために自己分析をする
では最後の対策ですが、やはりエントリーシートの質を高めておくことでSPIで点数が取れなくても通過することができますし、面接でもエントリーシートは見ながら行われるのでその重要度は非常に高いです。
そしてエントリーシートの質を高めるのは、「深い自己分析」に尽きます。
僕は就活で最も重要な作業は自己分析だと考えていますし、実際に満足のいく就活ができている人は自己分析に力を入れています。
この就活攻略論では、実際に僕が就活生時代に行っていた自己分析法を紹介しているので、ぜひそちらの記事を参考に自己分析を深く深くし尽くしてください!
▼自己分析の具体的な方法はこちら!
» 【自己分析の方法は8ステップ!】絶対評価されるおすすめのやり方!
本日の記事はいかがだったでしょうか!
SPIそのものの理解から、落ちる原因、そして対策法について理解してくれたのなら嬉しいです。
SPIは対策ができる選考ですし、そこで落ちるのはあまりにも勿体無い。
ぜひ就活攻略論を読むすべての人がSPIを突破し、面接ですべてを出し切れることを心から願っています。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー