就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
「尊敬する人は誰ですか?」という質問に答えられず、困っている就活生は多いですよね。
面接でこの質問をされると緊張してしまい、とっさに思いつかなくなってしまうこともあるかと思います。
そこで本記事では、これまで就活と転職に特化して1500以上の記事を書いてきた僕の知見を活かして、「尊敬する人が思いつかない時の対処法」や「面接官を納得させられる回答方法」について詳しく解説していきます!
この記事を読めば、あなたも自信を持って面接に臨めるはずです。
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!
尊敬する人が思いつかなくて、面接で困ってしまいそうです。どうすれば良い回答ができるのでしょうか?
大丈夫!この質問には正解がないんだ。むしろ自分らしい答えができるチャンスだよ。具体的な方法を一緒に見ていこう!
- 尊敬する人が思いつかない理由【3選】
- 面接官が評価する「尊敬する人」の回答ポイント【4選】
- 尊敬する人が思いつかないときの回答方法
- 尊敬する人が思いつかない場合の探し方【3選】
- 尊敬する人を伝える際の注意点【3選】
- 本記事の要点まとめ
尊敬する人が思いつかない理由【3選】
まずは尊敬する人が思いつかない理由について考えていきましょう。
理由を理解することで、適切な対処方法が見えてきます。
【尊敬する人が思いつかない理由】
- 完璧な人を探してしまっている
- 身近な人を候補から外してしまっている
- 尊敬することと憧れることを混同している
①完璧な人を探してしまっている
尊敬する人が思いつかない最も大きな理由は、完璧な人を探してしまっているからです。
誰にでも長所と短所があり、完璧な人など存在しません。
「尊敬する人」を質問する面接官の意図は、あなたが何を大切にしているのかを知ることです。
つまり、どんな面もすべて尊敬できるような完璧な人を探そうとする必要はないのです。
②身近な人を候補から外してしまっている
尊敬する人として、偉人や有名人を挙げなければならないと思い込んでいる人も多いです。
しかし、有名な人や歴史的に偉業を成し遂げた人であっても、あなたが尊敬できるかとは別ですよね。
尊敬する人が思いつかない人は、身近な人についてもぜひ考えてみてください。
身近な人を尊敬する人として挙げることは全く問題ありません。
むしろ身近な人を挙げる方が、具体的なエピソードを交えて説得力のある回答ができます。
③尊敬することと憧れることを混同している
尊敬する人が思いつかない理由として、「尊敬すること」と「憧れること」を混同してしまっていることも考えられます。
憧れは「なりたい」という願望であり、必ずしもその人の価値観や行動に共感している必要はありません。
一方で尊敬は、その人の考え方や行動を「素晴らしい」と感じ、自分も見習いたいと思うことです。
面接では、単なる憧れではなく、その人のどんな部分に共感し、自分も実践したいと考えているのかを伝えることが重要です。
尊敬する人が思いつかないと悩んでいる人は、一度「尊敬」と「憧れ」を混同していないかを考えてみてくださいね。
【補足】面接対策と同時に「持ち駒の確保」も進めよう!
面接対策も大事ですが、そもそもエントリーする企業数が少なければ面接機会も限られます。
本来の目的は面接を通過するだけでなく、内定を獲得することですよね。
エントリー企業数を常に確保しておくことで、面接に進める確率も高くなりますし、比例して内定獲得率も高まります。
ちなみに僕が今就活生なら、逆求人サイトをフル活用して持ち駒を確保します。
逆求人サイトはプロフィールを登録しておけば、あとは企業からのスカウトを待つだけなので圧倒的に効率が良いんですよね。
中でも利用すべきは、「キミスカ」です。
キミスカはスカウトが3種類あるので、本気度の高い企業を見分けやすいのがメリット。
また、僕の会社で運営している「ホワイト企業ナビ」は、厳選されたホワイト企業からしかスカウトが届かないので、こちらもぜひ利用してみてください。
なるほど!完璧な人を探したり、有名人だけを考えたりする必要はないんですね。
そうだよ!身近な人の中から、自分が共感できる部分を持つ人を探してみるのがおすすめだよ。
面接官が評価する「尊敬する人」の回答ポイント【4選】
次に、面接官が高く評価する「尊敬する人」についての回答のポイントをお伝えしていきますね!
以下のポイントを押さえることで、あなたの回答の説得力は格段に上がります。
【面接官が評価する回答のポイント】
- 具体的なエピソードを交えて説明できる
- 自分の価値観や考え方が伝わる
- 入社後の仕事に繋がる学びがある
- 一貫性のある説明ができる
①具体的なエピソードを交えて説明できる
面接官に高く評価される回答は、具体的なエピソードを交えて説明できるものです。
単に「〇〇さんを尊敬しています」と言うだけでは、説得力に欠けてしまいます。
たとえば、部活動の先輩を尊敬する人として挙げる場合、以下のように具体的なエピソードを交えて説明するといいでしょう。
【具体的なエピソードを交えた回答例】
- どんな場面で尊敬したのか
- その人のどんな行動に感銘を受けたのか
- 自分にどんな影響を与えたのか
- その経験をどう活かしていきたいのか
尊敬する人を挙げるだけでなく、具体的なエピソードがあることで、あなたがどんな価値観を大切にしているのかがより伝わりやすくなります。
②自分の価値観や考え方が伝わる
尊敬する人を語ることは、自分の価値観や考え方を伝えるチャンスです。
なぜならその人のどんな部分を尊敬しているかは、あなた自身が大切にしていることの表れだからです。
面接官は、あなたが何を大切にしている人なのかを知りたいと考えています。
そのため、尊敬する人の素晴らしい点を述べるだけでなく、なぜその点に惹かれたのかという理由も含めて説明することが重要です。
③入社後の仕事に繋がる学びがある
面接官は、あなたが入社後にどんな価値を提供してくれるのかを知りたいと考えています。
そのため、尊敬する人から学んだことを仕事にどう活かせるかまで伝えられると、より説得力のある回答になります。
仕事への活かし方は、以下のような要素を含めて説明するといいですよ!
【仕事への活かし方を示す回答例】
- チームワークの大切さを学んだ
- 目標達成への粘り強さを身につけた
- 相手の立場に立って考える姿勢を学んだ
- 困難な状況でも前向きに取り組む姿勢を見習った
④一貫性のある説明ができる
面接では一貫性のある回答が重要です。
尊敬する人の説明と、自己PRや志望動機との間に矛盾がないようにしましょう。
尊敬する人から学んだことは、あなたの強みや価値観に繋がっているはずです。
それらを一貫性を持って説明できることが、面接官の高評価に繋がります。
具体的なエピソードを交えながら、自分の価値観や仕事への活かし方まで説明するのが大切なんですね。
そうだよ!特に入社後の仕事に活かせる学びを説明できると、面接官も評価してくれるはずだ。
尊敬する人が思いつかないときの回答方法
ここまで面接での回答ポイントなどをお伝えしてきました。
しかし、「どうしても尊敬する人が思いつかない…」という人もいるでしょう。
そこで、尊敬する人が思いつかない場合の回答方法についても共有しておきますね。
「尊敬する人」という質問の裏には、「あなたがどんな価値観を大切にしているか」を知りたいという意図があります。
そのため、具体的な人物を挙げられなくても、あなたがどんな価値観や考え方を大切にしているかを示せば十分です!
【面接で「尊敬する人」をどう答える?】
- 尊敬する人物がいなくても、影響を受けた考え方を話す
- 自分が尊敬する価値観を具体例と共に伝える
- 共感できるエピソードを持つ人物像を語る
①尊敬する人物がいなくても、影響を受けた考え方を話す
面接で「尊敬する人がいない」と思っても、答え方は工夫できます。
特定の人物を挙げられない場合は、あなたが影響を受けた考え方や信念を答えの中心にするのも一つの方法です。
たとえば「〇〇という考え方に影響を受けました」と話すことで、自分が大切にしている価値観が伝わります。
以下のような形で考え方そのものを語ることで、あなたの価値観が伝わります。
【影響を受けた考え方の解答例】
- 「誰でも努力を積み重ねることが大事だと感じています」
- 「失敗してもすぐに切り替えて前を向く姿勢に共感します」
- 「他人の視点を理解しようとする姿勢を大切にしています」
人物名にこだわらず、考え方にフォーカスすることで、無理のない自然な回答が可能です。
どんな場面でその考え方に触れたか、どんな影響を受けたかを付け加えると、さらに説得力が増します。
②自分が尊敬する価値観を具体例と共に伝える
尊敬する人がいなくても、「自分が尊敬する価値観」について話すことで、自己アピールが可能です。
たとえば、「常に挑戦し続ける姿勢を持っている人を尊敬します」といったように、価値観を中心に回答することで、あなたの人柄が自然に伝わります。
また、なぜその価値観を持つに至ったのか、どのような経験が影響を与えたのかを話すことで、より深みのある回答になります。
具体的なエピソードを交えると、面接官もあなたの人柄をイメージしやすくなります。
③共感できるエピソードを持つ人物像を語る
尊敬する人を特定の人物に限定しなくても、「こんなエピソードを持つ人に共感します」といった形で話すのも有効な方法です。
たとえば、「目標に向かって諦めずに努力し続ける人に共感します」といった答え方ができます。
また、どのような人物像に影響を受けたかを話すことで、あなたの価値観が面接官に伝わりやすくなります。
また、自分の人生に影響を与えた場面・エピソードがある場合、それを話すことで回答に一貫性が生まれ、説得力も増します。
面接官も、「この人はこういった価値観を大事にしているのか」と感じやすくなり、印象に残る回答ができるでしょう。
なるほど、具体的な人がいなくても自分の価値観を伝えれば良いんですね。
その通り!人柄を伝えるのが大事だから、リラックスして話せばいいよ!
尊敬する人が思いつかない場合の探し方【3選】
ここからは、尊敬する人が思いつかない場合の具体的な探し方を見ていきましょう。
以下の3つの方法を実践すれば、必ず尊敬する人が見つかるはずです。
【尊敬する人の探し方】
- 自分が感動した場面を思い出す
- 自分の価値観の源を探る
- 身近な人を見直してみる
①自分が感動した場面を思い出す
まずは、これまでの人生で感動した場面を思い出してみましょう。
そこには必ず、あなたの心を動かした人が存在するはずです。
【感動した場面の例】
- 部活動で目標を達成できた時
- 困っている時に誰かが助けてくれた時
- チームで大きな課題を乗り越えた時
- 誰かの頑張る姿に心を打たれた時
上記のように、部活動で目標を達成できた時のキャプテンの姿や、アルバイト先で困っている時に助けてくれた先輩の行動など、具体的な場面を思い返してみてください。
その人がどんな言葉をかけてくれたのか、どんな行動を取ってくれたのかを細かく思い出すことで、尊敬する部分が見えてきます。
また、新聞やニュースを見て感動した出来事からも、尊敬する人は見つかります。
たとえば、災害時にリーダーシップを発揮した人や、困難な状況でも諦めずに努力を続けた人など、その人の行動や考え方に共感できる部分はないでしょうか。
過去の出来事や日常の中で、あなたの心が動いた場面を振り返ってみてください!
②自分の価値観の源を探る
次に、自分の価値観がどこから形成されたのかを考えてみましょう。
僕たちの価値観は、周りの人々との関わりの中で作られています。
自分の価値観を探るためには、以下のような問いかけが有効です!
【価値観を探るための問いかけ例】
- 誰の言葉や行動に影響を受けてきたか
- 困った時に誰に相談してきたか
- 誰の意見を参考にしてきたか
- 誰の生き方に共感を覚えるか
たとえば、「誠実さが大切」という価値観を持っているとしますよね。
そこで、「この価値観はどこから来たのだろう?」と考えてみるのです。
親の生活態度から学んだのかもしれませんし、部活動の先生の指導から影響を受けたのかもしれません。
また「チームワークを重視する」という考えを持っているなら、それは誰との経験から培われたのでしょうか。
サークルの先輩の姿勢から学んだのかもしれませんし、アルバイト先の店長の行動から影響を受けたのかもしれませんよね。
このように、自分の価値観の源を探ることで、尊敬する人が見えてくることがあります。
③身近な人を見直してみる
最後に、身近な人を改めて見直してみましょう。
案外、すぐ近くに尊敬できる人がいるものです。
以下のような人々を候補として考えてみてください。
【身近な尊敬する人の候補例】
- 家族(親、兄弟姉妹、祖父母など)
- 学校の先生や部活動の顧問
- アルバイト先の上司や先輩
- サークルやボランティアでの仲間
とくに、日々の小さな行動の中にこそ、その人の本質が表れることがあります。
たとえば、毎日頑張って働いている親の姿勢や、困っている人を見かけたら必ず声をかける友人の優しさ、どんな時も前向きな態度を崩さない先輩の心の強さなど。
日常の中で当たり前に感じている人々の行動や考え方にも、尊敬すべき点は隠れています。
身近な人を尊敬する人として挙げることで、より具体的なエピソードを交えた説得力のある回答ができます。
身近な経験や人々の中から、自分の価値観に影響を与えた人を探していけばいいんですね。
その通り!必ずしも有名人である必要はないし、むしろ身近な人の方が具体的な話ができるからね。
尊敬する人を伝える際の注意点【3選】
最後に、面接で尊敬する人について話す際の注意点をお伝えします。
これらの点に気をつければ、面接官に違和感を与えることなく、自然な回答ができるはずです。
【尊敬する人を伝える際の注意点】
- 政治家や宗教家は避ける
- 一般的すぎる理由は避ける
- 入社後の仕事に関係ない理由は避ける
①政治家や宗教家は避ける
面接での回答として、政治家や宗教家を挙げることは避けてください。
なぜなら、面接官の政治的・宗教的な価値観と対立する可能性があるからです。
たとえば、ある政治家の政策や考え方に共感していたとしても、面接官が異なる政治的立場を持っている可能性があります。
また宗教家の場合も、その教えや価値観が面接官と合わない可能性があります。
面接は企業があなたを知るための場であり、政治的・宗教的な議論をする場ではありません。
面接での「尊敬する人」は、政治や宗教に関係しない人物を選んでくださいね。
②一般的すぎる理由は避ける
「がんばり屋だから」「優しい人だから」といった一般的すぎる理由も避けた方がいいですね。
一般的すぎる理由だと、印象に残りにくい回答になってしまいます。
面接で印象に残る回答にするためには、具体的なエピソードや、その人固有の特徴を交えて説明することが大切です。
【具体的な説明の例】
- どんな場面で頑張る姿を見たのか
- その人の優しさがどう表れていたのか
- その特徴が周りにどんな影響を与えていたのか
- 自分がどんな影響を受けたのか
たとえば「がんばり屋」な部分を尊敬していると伝えたいとしますよね。
であれば、”どんな場面で””どのように頑張っていたのか””その姿勢から自分が何を学んだのか”まで説明できると良いです!
また「優しい人」という表現も、具体的なエピソードがあってこそ説得力が生まれます。
困っている後輩への接し方や、チーム全体のことを考えた行動など、具体的な場面を交えて説明することで、面接官の印象に残る回答になります。
③入社後の仕事に関係ない理由は避ける
「スポーツが上手だから」「歌が上手だから」といった、入社後の仕事に関係ない理由も避けてください。
面接官は、あなたが入社後にどんな価値を提供してくれるのかを知りたいと考えています。
そのため、以下のような仕事に関連する理由を挙げるといいでしょう。
【仕事に関連する理由の例】
- リーダーシップの取り方
- 課題解決への取り組み方
- チームワークの築き方
- 目標達成への姿勢
たとえば、スポーツのエピソードを出す場合でも、「技術がすごい」などは仕事に関係ないのでNGです。
面接で話すとしたら、「練習に取り組む姿勢」や「チームを引っ張るリーダーシップ」など、仕事にも活かせる要素に焦点を当てると良いですよ!
尊敬する人から学んだ仕事に活かせる考え方や行動指針を中心に話すことで、より説得力のある回答になります。
面接官は、「あなたが入社後にその学びをどう活かしていくのか」を知りたがっていることを覚えておいてくださいね。
政治的な話題は避けて、具体的で仕事に関連する理由を挙げることが大切なんですね。
その通り!面接の目的を意識して、適切な人物と理由を選ぶことがポイントだよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
面接での「尊敬する人」という質問は、あなたの価値観や考え方を知るための重要な機会です。
完璧な人を探す必要はありません。
本記事で紹介した方法を参考に、あなたらしい「尊敬する人」を見つけ、面接で自信を持って答えられるよう準備してください。
では最後に、本記事の要点をまとめて終わります。
【本記事の要点まとめ】
- 「尊敬する人」の質問の意図は、あなたの価値観を知ることにある
- 完璧な人を探す必要はなく、特定の部分を尊敬すれば良い
- 身近な人を候補から外す必要はなく、むしろ具体的なエピソードが話せる
- 具体的なエピソードを交えて、自分の価値観が伝わる説明をする
- 入社後の仕事に活かせる学びを含めることで説得力が増す
- 政治的な話題は避け、仕事に関連する理由を具体的に説明する
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです!
就活攻略論には他にも、僕が書き続けた1500の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/ 以上、就活マンでした!