就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活生の中には、リクルーターを利用したいと考えている人も少なくないと思います。
リクルーターを利用する上で悩むのがメールの送り方。
就活生だとまだビジネスメールを送ったことがない人も多いでしょう。
そこで今回は、リクルーターに送るメールについて詳しく解説していきます!
リクルーターへのメールはさまざまな場面で送ることがあるので、シチュエーション別にテンプレを示しながら説明していきますね。
また、リクルーターにメールを送る上で覚えておかなければいけないマナーもあるので、合わせて共有します。
これからリクルーターを利用しようと考えている就活生は、ぜひ参考にしてくださいね!
社会人の先輩とメールするのははじめてなので、気をつけるポイントなど教えてほしいです!
基本的なマナーから何を書けばいいかまで具体的に説明していくね!
- リクルーターへのメールの文章例文|テンプレ
- リクルーターよりも効率よく内定を獲得する手段
- リクルーターへのメールに記載すべきこと
- リクルーターへメールを送るときの基本マナー
- 【補足】リクルーター制度とは
- 本記事の要点まとめ
リクルーターへのメールの文章例文|テンプレ
リクルーターには、以下のようなタイミングでメールを送ります。
それぞれ送る内容やポイントも違うので、テンプレをご紹介しながら解説していきますね!
【リクルーターにメールを送るタイミング】
- 面談の日程調整
- 面談のお礼
- 質問
- 内定報告
- 面談辞退
① 面談の日程調整メール
まずは最初の面談の日程調整でメールを送ることになります。
リクルーターへの初めてのメールのテンプレは以下です。
件名:【ご依頼】面談日程の調整について(◯◯大学・名前)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております、◯◯大学◯◯学部の◯◯(名前)です。
この度は面談のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。
ぜひ1度一度お話させて頂きたいと思います。
ご提示いただいた日程の中から、下記の日程でお伺いさせていただけますでしょうか。
◯月◯日(◯)◯時〜◯時
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
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◯◯大学◯学部◯学科
◯◯(ここは名前を記載)
住所:◯◯県◯◯市◯◯町
電話:090ー0000ー0000
メール:◯◯@gmail.com
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リクルーターと初めてメールをやり取りする際は、件名に「大学名・名前」を記載するとわかりやすいです。
上記のテンプレは相手が日程の候補日を出してくれた場合の例文になります。
こちらから日程を出す場合には、箇条書きで3候補日ほど挙げましょう。
日付と曜日・時間を書き、相手の都合を伺います。
【こちらから候補日を送る場合】
(〜ぜひ一度お話させていただきたいと思います。までは同じでOK)
下記日程でご都合のよろしい日程がございましたら、ご教示いただけると幸いです。
・◯月◯日(◯)◯時〜◯時
・◯月◯日(◯)◯時〜◯時
・◯月◯日(◯)◯時〜◯時
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただければと思います。
◯◯様と面談させていただけるのを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらから候補日を送る場合は上記の内容で送りましょう。
また、ワンポイントですが「面談を楽しみにしている」といった一言を添えると、前向きな気持ちが伝わり印象もグッと良くなります!
テンプレをベースに、一言付け加えると他の就活生とも差別化できるので、ぜひ活用してみてください。
② お礼のメール
お礼メールは面談が終わったら早めに送りましょう。
できれば当日中に送るのがベスト。
ただ面談が終わった時間が遅ければ(18時以降)翌日に送ります。
件名:【本日の面談のお礼】◯◯大学 名前
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯(名前)です。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
◯◯様との面談で、貴社の業務内容や社風について詳しくお話いただき理解を深めることができました。
とくに、◯◯についてのお話は印象深く、より貴社で働きたいという気持ちが強まりました。
◯◯様のお話をふまえ、さらに企業研究を進めてまいります。
またご質問等させていただくこともあるかと思いますので、その際はどうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯◯大学◯学部◯学科
◯◯(ここは名前を記載)
住所:◯◯県◯◯市◯◯町
電話:090ー0000ー0000
メール:◯◯@gmail.com
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面談のお礼はただ感謝を伝えるだけではなく、面談を通して何を学んだのか、どう気持ちが変わったのかなどを記載しましょう。
具体的に話した内容を入れられると良いですね。
リクルーター面談後のお礼メールについては、別の記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください!
③ 質問メール
つづいては、リクルーターに質問したい時に送るメールです。
テンプレは以下のとおり。
件名:【ご質問】◯◯について
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯(名前)です。
先日はお忙しい中、面談をしていただきありがとうございました。
◯◯様のお話を聞いて、貴社で働きたい思いがより一層強くなりました。
その後、企業研究の方を進めていたのですが、その中でご質問したいことがありご連絡させていただきました。
お伺いしたいことは以下2点です。
①〜〜〜〜〜〜
②〜〜〜〜〜〜
お手隙の際にご回答いただけますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
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◯◯大学◯学部◯学科
◯◯(ここは名前を記載)
住所:◯◯県◯◯市◯◯町
電話:090ー0000ー0000
メール:◯◯@gmail.com
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質問メールの場合には、リクルーターがすぐにわかるように件名に「【ご質問】◯◯について」と記載しましょう。
メールの内容を件名に記載するのはビジネスメールの基本でもあります。
仕事をしていると多くの人とメールのやり取りをするので、メールを開く前に何についてのメールなのか相手がすぐにわかるようにするのがマナーなのです。
そして、質問は文章でだらだらと書くとわかりづらいので、簡潔に一言程度にまとめて①②〜という風に箇条書きしましょう。
たとえば、面接のときの服装について質問したければ「面接の際の服装について記載がなかったのですが、スーツで問題ないでしょうか」といった具合ですね。
要点がわかりやすいよう無駄な言葉は省き、シンプルな言葉で質問しましょう。
④ 内定報告のメール
つづいては内定報告のメールですね。
貴重な時間を割いてアドバイスや情報をくれたリクルーターに対して、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
件名:内定通知のご報告
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯(名前)です。
その節はご多用の中、選考についてのご相談に乗っていただきありがとうございました。
本日、貴社の人事部より内定通知をいただくことができました。
これも◯◯様にアドバイスをいただいたおかげです。
本当にありがとうございました。
まだまだ未熟者ではございますが、入社後に貴社へ貢献できるよう今後はより一層努力して参る所存です。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
重ねて、心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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◯◯大学◯学部◯学科
◯◯(ここは名前を記載)
住所:◯◯県◯◯市◯◯町
電話:090ー0000ー0000
メール:◯◯@gmail.com
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内定通知をもらったら、お世話になったリクルーターにもすぐに連絡をしましょう。
報告に加え、リクルーターへの感謝と今後の抱負を簡潔に記載します。
内定をもらったら、その日のうちにすぐ連絡してくださいね。
⑤ 面談辞退のメール
リクルーター面談をしている企業とは別の会社の選考を進めたいとなってしまう場合もあるでしょう。
また、リクルーター面談が思っていたより回数が多く負担を感じて断りたくなってしまうこともあります。
そこで最後に面談を辞退したいときのメールをご紹介します。
件名:面談辞退のご連絡(◯◯大学・名前)
株式会社◯◯
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯(名前)です。
◯月◯日◯時から面談のお時間を頂戴しておりましたが、諸般の事情により面談を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
勝手を申し上げ恐縮ですが、ご容赦いただきたくお願い申し上げます。
また、本来であれば直接お詫びすべきところをメールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
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◯◯大学◯学部◯学科
◯◯(ここは名前を記載)
住所:◯◯県◯◯市◯◯町
電話:090ー0000ー0000
メール:◯◯@gmail.com
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上記がリクルーターに面談を断る場合のメールです。
ただ、リクルーター面談を断る場合は、基本的にはメールではなく「電話」で連絡をしましょう。
リクルーターも忙しい中面談の時間を作っているわけですから、礼儀として直接電話で断りの連絡を入れるのが良いです。
電話で理由を聞かれた場合は、変に嘘をつかずに素直に辞退したい理由を伝えましょう。
どうしても電話での連絡が難しい状況の場合もあるかと思いますが、その時は上記のテンプレを参考にメールを送ってください。
面談を辞退すると決めたら、できるだけ早めに連絡しましょう。
気まずいかと思いますが、リクルーターもその分スケジュールを調整する必要がありますからね。
ちなみに、ドタキャンは絶対にNGですよ!
リクルーターの方にメールを送る場面はたくさんあるんですね。
そうだよ。送る内容によって気をつけるべきポイントも違うから、テンプレを参考にしながら作成してみてね!
リクルーターよりも効率よく内定を獲得する手段
リクルーターに送るメールのテンプレを、シチュエーション別にご紹介しました。
ただ、面談を重ねている途中で別の会社にいきたくなることもあります。
またリクルーター経由で内定をもらうと断りづらくなってしまうのもネックです。
リクルーターを利用するのもいいですが、より効率的に内定に近づくための手段をお伝えしていきますね!
【就活生向け】リクルーターより効率的に内定を獲得する手段
就活生は、就活エージェントを利用するのが僕としては最もおすすめの手段です。
就活エージェントとは、面談を元にしてあなたに合った求人を紹介してくれる無料サービスのこと。
リクルーターはあくまでも、企業の一社員なので企業情報について知るという点では利用価値が高いです。
しかし、就活のアドバイスや選考対策に関してはプロである就活エージェントを活用する方が効率よく内定に近づけるんですよね。
ただ、就活エージェントは種類が多いので、結局「どの就活エージェントを利用すれば良いのか?」と悩みますよね。
(質が低い就活エージェントを使うと、紹介される求人の質が低く、選考サポートも適当なのでどれを選ぶかはめちゃくちゃ重要です)
僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。
その中で、僕が今就活生なら利用するのは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つ。
(すべて全国対応・オンライン面談可能・完全無料なのも良い!)
これら2つ全ての初回面談を受けて、質の高い担当者1−2名を厳選します。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
他の就活エージェントの多くは、利用者の評判が悪かったり、全然良い求人を紹介してくれないという悪い口コミも多い。
一方で、これら2つは利用者の評判が抜群に良いので、最初に利用する就活エージェントとして最適だと僕は考えています。
ちなみに初回面談では、担当者の質を見極めるため「自己分析を深く行ってくれるかどうか」と「自分の希望に合った求人を紹介してくれるか」の2点を必ず押さえておいてください!
この2つが適当な担当者は速攻切るべきですw
(就活エージェントは質の低い担当者だと利用価値が非常に低いので!)
この2つ以外の就活エージェントに関してもおすすめはあります。
「就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】」の記事にて、僕のおすすめをランキング化しておいたので、合わせて参考にしてくださいね!
【転職者向け】リクルーターより効率的に内定を獲得する手段
読者の方の中には、リクルーターを利用して転職しようとしている人もいるかと思います。
転職活動中の方は、リクルーターよりも以下の行動を行うのがおすすめです。
【転職活動中の人が内定を獲得する手段】
- 評判の良い転職エージェントだけを2〜3社使う
- 紹介された求人を口コミサイトで調べる
ポイントは、親身になってくれる転職エージェントを必ず使うこと、そして口コミサイトで自分でも1社1社確認することの2点。
20代の方は「UZUZ(ウズウズ)」と「就職Shop」がおすすめです。
(理系出身の人は「UZUZ(理系特化)」という理系特化のエージェントも併用しましょう!)
ITエンジニアやWeb業界への転職を考えている方には「レバテックキャリア」が最適!
以下の口コミにあるように、レバテックキャリアは年収が高いホワイト企業の求人も多いのが魅力です。
大阪希望か、SE続けるか、とかで変わってくるけど俺は今の会社はワークポート使って入った SE続けるならレバテックキャリアもいいかも レバテックキャリアはSE専門 内定は決まらんかったけど同じ求人でもワークポートより年収高い求人多い
— そまゆん (@somaaayu) July 16, 2021
これらの転職エージェントは、オンライン面談にも対応していて親身に対応してくれると評判がかなり良いんですよね。
そして求人を紹介してもらったら、口コミサイトでリアルな評判を確認しましょう。
口コミサイト大手の「Openwork」や「ライトハウス」が詳しい口コミを探しやすいですよ!
なお、これらの方法をステップごとに分けて解説した記事を別で用意しています。
「次の転職ではブラック企業は避けたい」という方は必読ですよ!
なるほど!エージェントも利用するのが効率的なんですね!
エージェントは求人紹介から内定までの選考サポートも行ってくれる。利用は無料だし、使わないと損だよ!!
リクルーターへのメールに記載すべきこと
ではここから、リクルーターへ送るメールに記載すべきことをお伝えしていきますね!
リクルーターに送るメールは、基本的には本文の内容以外の部分は同じ要素を記載していきます。
ご紹介する内容は社会人になってから使うビジネスメールでも同じなので、ぜひ今回覚えておいてくださいね!
リクルーターへのメールで記載すべきは以下の内容です。
【リクルーターへのメールで記載すべきこと】
- 件名
- 宛名
- 挨拶
- 自己紹介
- 本題
- 結び
- 署名
件名
メールの内容がパッと分かるような件名を記載しましょう。
社会人は、一日に大量のメールが届くため件名を確認して、そのメールが必要かどうかを判断します。
そのため、メール本文の内容をシンプルにまとめた件名を付ける必要があります。
また、初めて連絡する場合は、件名の後に大学名・氏名を付けておくと良いでしょう。
宛名
メールの本文は、宛名から記載する必要があります。
連絡するリクルーターには、氏名の他にも以下を記載してください。
【メールに記載する宛名】
- 所属する法人名
- 部署名
- 役職名
「法人名→部署名→役職名→氏名」の順番で記載しましょう。
また、法人名は、㈱などの略称ではなく、株式会社という正式名称で記載しましょう。
株式会社が前につく前株と、後ろにつく後株の場合があるので注意してください。
挨拶
誰かと会って「おはよう」「こんにちは」と声を出して挨拶するのと同じように、メールでも挨拶は必要です。
はじめてメールを送る場合は「お世話になります」と記載します。
2回目以降のメールでは、「お世話になっております。」と書きましょう。
これは社会人になってからも知っておくべきマナーなので、今のうちに身につけておきましょう。
自己紹介
リクルーターに送る初めてのメールには、自身の自己紹介を簡潔に記載しましょう。
初めての人から来るメールで、自己紹介がなく急に本題が書かれていても、リクルーターの方は困りますからね!
自身が何者であるかを伝えるために以下をメールに記載しましょう。
【最初のメールに書くべき自己紹介】
- 大学名
- 学部
- 学科
- 氏名
本題
本題は長くなりすぎないよう、簡潔にまとめることがポイントです。
宛名、挨拶を記載した後に「◯◯の件でご連絡しました」と結論から伝えるのがポイント。
何についてのメールなのか、用件を相手が把握しやすくなります。
また、メールのやり取りはできる限り少ない回数で済むように配慮するのも大切です。
そのため質問がいくつかあるときは、1つずつ聞くのではなく箇条書きにしてまとめて一度に聞くようにしましょう。
結びの挨拶
リクルーターから好印象を得るためには、挨拶の他に結びの挨拶も重要になります。
結びの挨拶とは、最後に記載する以下の文章のことです。
【メールでの結びの挨拶】
- お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
- お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
結びの挨拶を見たリクルーターは、「お、この学生はビジネスメールを心得ているな。」と感心して好印象を抱くでしょう。
署名
最後に、メールには署名を忘れずに記載するようにしましょう。
署名とは、自分の詳細や連絡先のことをさします。
メール本文の最後には以下の内容を署名として必ず記載する必要があります。
【メールに書く署名の内容】
- 大学名
- 学部/学科
- 学年
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
また「ここからここまでが署名です。」というのが分かりやすいように、署名の上下には「ーーー」を連続したものなどで区切り線を付けておきましょう。
リクルーターへメールを送る場合も、基本的なビジネスメールと同じですね!
そうだよ!相手は社会人だから基本的なこの型を覚えておけば問題なし!
リクルーターへメールを送るときの基本マナー
ここからは、リクルーターとのメールのやり取りを行う際の基本となるマナーをご紹介します。
リクルーターにメールを送る際は、以下の6つに気をつけましょう。
【リクルーターにメールを送るときの基本マナー】
- 相手から来たメールの件名は変更しない
- 本文は引用する
- 署名は必ず入れる
- 顔文字や絵文字は使わない
- 会社の営業時間内に送る
- 誤字脱字がないか送る前にもう一度確認する
マナー① 相手から来たメールの件名は変更しない
リクルーターから来たメールの件名は変更せずに、そのまま返信するのがマナーです。
自分から送る際は、用件がわかるよう【ご質問】など簡潔に件名を記載するとお伝えしましたが、リクルーター側から来たメールに返信するときは違います。
リクルーターは多くの人とやり取りをしているので、件名を変えずに返信すると「誰に対して送ったメールの返信なのか」がわかりやすくなります。
件名はそのままで「Re:」もつけたまま返信しましょう。
マナー② 本文は引用する
リクルーターとのメールは、本文をそのまま引用した状態でやり取りしましょう。
本文を残したままにすることで、どのような内容のやり取りをしていたのかがすぐにわかるようにするためです。
リクルーターは毎日、多くの学生や仕事相手とメールのやり取りをしています。
本文を削除して返信してしまうと、どのメールに対しての返信かわかりにくくなってしまうんですよね。
よって、過去のメールをさかのぼって探さなければいけなくなってしまいます。
リクルーターの手間を省くためにも、本文は残したままメールの返信をしましょう。
マナー③ 署名は必ず入れる
メールの最後には必ず署名を入れるのもマナーです。
何度もお伝えしているとおり、リクルーターは多くの人とやり取りをしています。
その中であなたに連絡をしたいと思ったときに署名がないと、昔のメールをさかのぼって探さなければなりません。
リクルーターが連絡したいときにすぐ連絡してもらえるよう、メールには毎回署名を入れておきましょう。
マナー④ 顔文字や絵文字は使わない
顔文字や絵文字は使わないように気をつけてください。
リクルーターは比較的、みなさんと歳が近く気さくにコミュニケーションをとってくれる人も多いでしょう。
しかし、友達ではありません。
メールでは顔文字や絵文字は使わないよう注意してください。
あくまでもリクルーターと就活生という関係性を忘れずに、礼儀正しいコミュニケーションを取りましょう。
マナー⑤ 会社の営業時間内に送る
リクルーターにメールを送る際は、会社の営業時間内に送るようにしましょう。
メールはいつでも相手の好きなタイミングで読めるもの、というメリットもあります。
しかし、リクルーターの中には会社用携帯を持っている人も少なくありません。
夜中や早朝、休日などにメールを送ってしまうと、プライベートな時間を邪魔してしまうことになります。
時間を問わずメールを送ると「相手に配慮できない」と思われてしまう可能性も。
相手が勤務している時間にメールを送るというのは、社会人になってから取引先にメールを送る場合にも気をつけなければいけないマナーです。
リクルーターにメールを送る際は、必ず会社の営業時間内に送るように意識しましょう。
マナー⑥ 誤字脱字がないか送る前にもう一度確認する
メールを送る前に文章に誤字脱字がないかもう一度確認しましょう。
文章は、作成して時間が経ってから確認することで、誤字脱字や日本語に乱れがないかを冷静に見直すことができます。
細かいけど、確認をする時は文章を軽く声を出して読むことで「あれ?今読み上げた所はおかしいな」と、間違いに気付きやすくなります。
誤字脱字などがあるメールを送信してしまうと、「この学生は自分が作成したものを確認せずに渡してしまうな」と、リクルーターから悪い印象を与えてしまいます。
そのため、作成したメールは送る前に確認する癖をつけておきましょう。
件名や本文はそのままにしていた方がいいんですね!
そうなんだ。自分からメールを新たに送る場合は、内容がわかるような件名をきちんと記載して送ってね!
【補足】リクルーター制度とは
リクルーター制度とは、企業に属する若手社員が就活をする学生とコンタクトを取る採用活動のことです。
リクルーター制度を使用する企業の目的は、自社に必要な人材を的確に採用すること。
1対1で向かい合うことで、企業は、興味・疑問点などに応じて説明しながら、就活する学生が自社に合うかを判断します。
一般的には企業に入社して5年未満の者が選ばれて、リクルーターと呼ばれています。
リクルーターは、企業が求める人物像に合っているかどうかを確認しながら、自社の説明を行うのです。
学生は、1対1でしか伝えきれない企業の特徴などを知ることで、その企業が自分に合うかどうかを判断することができます。
また、学生の自己分析やアピールポイント探しなどを伝授してくれる場合もあります。
リクルーター制度の詳しい説明は以下の記事でまとめています。
なお、リクルーターと繋がる方法についてもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
企業との相性を1対1で話ながら見るわけですね。
そう!就活生側からしても、説明会に参加するより詳しく企業の情報を聞けるのは大きなメリットだよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
リクルーターへのメールの送り方の基本について、ご理解いただけたかと思います。
今回お伝えしたメールの基本的なマナーについては、社会人になってからも必須のビジネスマナーです。
しっかり覚えてメールを送れるようになれば、将来的にも役に立つのでぜひ今のうちに身につけておいてくださいね。
とはいえ、リクルーターに関して重要なことは、いかに面談で良い印象を与えて、選考に良い影響を与えるかに尽きます。
メールの送り方だけではなく、実際の面談に向けても準備しておくことが大切です。
この記事を読み終わったら「リクルーター面談でされる質問+すべき逆質問【完全まとめ】」も読んでみてください。
当日にされる質問やあなたがすべき逆質問をまとめています。
貴重な時間を割いて面談してもらうので、質問したいことは事前に準備しておきましょうね!
では最後に本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- リクルーターにメールを送るのは「面談の日程調整」「面談のお礼」「質問があるとき」「内定報告」「面談辞退」などのタイミングがある。
- リクルーターへのメールには「件名・宛名・挨拶・自己紹介・本題・結び・署名」を記載する必要がある。
- リクルーターから来たメールの件名は変更せず、本文はそのまま引用してやり取りする。
- 顔文字や絵文字を使わない、誤字脱字がないか見直す、営業時間内に送るなどに注意してメールのやり取りを行う。
- リクルーターより効率よく内定を獲得したい人はエージェントを利用してプロに選考対策までサポートしてもらうのがおすすめ。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/