皆さん、こんにちは!長所は超ポジティブに何でも挑戦するところでお馴染み、就活マンです。
就活で話す長所として笑顔について語りたい!書きたい!という方は多いですよね。
ちなみに僕もよく笑うタイプなので、笑顔と書きたいところなのですが、笑顔がブサイクなのでそうは書きません...w
しかし本記事では笑顔が長所という方のために、就活でのアピール方法について詳しく解説します。
ぜひ参考にしつつ、人事を笑顔の虜にしていきましょう!!
長所の中でも今回は笑顔について、詳しく教えてくれるんですね!
そうだよ!長所に笑顔と書く人は珍しいからこそ、良いアピール材料になるからね。
なぜ企業は長所を聞くのか?
長所として笑顔を書く方法を知る前に、まずは「なぜ企業が長所を聞くのか」を知っておきましょう。
就活において面接官の質問意図を事前に把握するという習慣を持つことは重要です。
なぜ聞かれるのかを理解しておくことで、ポイントを絞って自分の強みを企業にアピールすることができますからね!
企業が求める人材にマッチするかどうか見ている
企業が長所を聞く最も大きな理由は「自社が求める人材であるか把握するため」です。
企業は就活生が、自社でどのように活躍してくれるのか、どう貢献してくれるのかを判断したい。それが選考における1番の目的です。
そもそも従業員を雇うのは、別に義務じゃない。
雇うことによって事業を拡大して、利益を上げるためにお金をかけて採用します。
よって自社に合う人材を採用することこそが人事の使命。
その判断軸の1つとして長所を聞くのです。
就活では短時間で自社と就活生の適性を判断する必要がある
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長所はその人の「武器」や「性格」を理解する上で重要な質問
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よって長所を聞くことで自社との適性を判断する
例えば営業や顧客と関わることが多い仕事で、「コミュニケーション能力の高さ」や「協調性の高さ」は長所として大きなアピール材料になります。
逆に語学を全く使わない企業の就活で「語学力」や「留学経験」などをアピールしても、企業からは「その長所がうちでどう役立つの?」と思われてしまいますよね?
また就活生がアピールした長所が企業の方針や実際に行う仕事内容に合っていれば、ミスマッチが起こるリスクもグッと減らせます!
そのため、就活で聞かれる長所はなるだけ応募する企業の社風や仕事内容に合ったものをアピールし、企業側に「この人を採用すればうちで活躍してくれそう」と思わせることが大切になりますね。
自己分析ができているか判断するため
次に企業が就活で長所を聞くもう1つの理由が、「就活生が自分のことを自己分析できているか判断するため」です。
自己分析がしっかりできる人は、「仕事においても客観的に冷静な分析ができ、問題解決能力の高い人」だと認識されます。
例えば就活で長所を聞かれて、「私の長所は論理的に自分の意見を相手に伝えることです」とアピールしたとしましょう。
しかし、そのあとの質問で支離滅裂な発言やあいまいな返答をしていては、その時点で「この人は自己分析できていないな」と判断されてしまう。
(要するにリアルの自分と、自分が考えている自分の認識がズレてしまっている人材と判断されてしまうのです)
もちろん企業が求める人材に合った長所をアピールすることも大切です。
しかし、その前に自分の性格や強みをしっかりと自己分析し、採用されたらその企業にどう貢献できるかを把握できる能力も必要です!
そのために就活攻略論では「8ステップで完了する自己分析法」を3万字の大ボリュームで解説しています!
なるほど!企業が長所を聞くのは、第一に自社と合う人材かを長所から判断するため。次にそもそもの自己分析がちゃんとできているのかをチェックするためなんですね。
そのとおりだよ!だからこそ、長所を聞かれたらサクッと答えられるように準備しておくことが重要なんだ。
長所として笑顔を書く上でのポイント
就活で聞かれる長所として笑顔をアピールする人は少なからずいます。
よって単に「長所は笑顔です!」というだけでは大したアピールにはなりません。
笑顔によってどんなメリットがあり、それがどう仕事に活かせるのかをアピールできるよう準備しておく必要があります!
笑顔によってどんなメリットがあるのかを明確化すべし
まずは笑顔によってどんなメリットがあるのかをしっかり語れるよう、深堀りしておきましょう!
僕が考える笑顔が生むメリットは3つあります。
【笑顔による3つのメリット】
・周りに好印象を与えられる
・自分も明るい気持ちになり、仕事に前向きに取り組める
・ストレス解消・免疫力向上にもつながる
周りに好印象を与えられる
笑顔の1つめのメリットは、なんといっても周りに好印象を与えられること!
常に笑顔でいる人は、仕事の同僚や上司からの印象が良くて「仕事に前向きで明るい人」と評価されます。
営業などで顧客と関わる場合も、笑顔で会話をしたほうが圧倒的に印象が良いですよね!
この笑顔の効果というのは脳科学や心理学でも実証されていて、笑顔でいると相手に与える印象もより明るく、明確なものにしてくれます。
また仕事での人間関係や顧客との関わりで、ストレスを感じることはもちろんありますよね。
そんなときに不機嫌そうな顔をしたり眉間にしわを寄せたりしていては、人を寄せ付けない雰囲気を作り出してしまうもの。
笑顔を心がけるだけで周りからの印象は格段に良くなり、さらに人間関係の構築やビジネスの成功にもつながりますよ!
自分も明るい気持ちになり、仕事に前向きに取り組める
2つめのメリットは、笑顔でいると自分も明るい気持ちになり仕事に前向きに取り組めることです。
「笑顔でいるだけで気持ちが前向きになるの?」と思う人もいるかもしれませんが、実は物理的に笑顔を心がけるだけでも気持ちはずいぶん違います。
仕事でミスや嫌なことがあったとき、ついついうつむいたり暗い表情になってしまいますよね。
しかし、そんなときこそ笑顔を意識してみてください!
気持ちが暗くても、笑顔でいるだけで不思議と前向きな気持ちになるんです。
それに自分が笑顔でいると周りも自然と笑顔になるので、場の雰囲気も明るくなります。
自分の気持ちや場の雰囲気が明るくなれば、ミスや嫌なことがあっても必要以上に暗い気持ちにならず、前向きに仕事に取り組めるはずです!
ストレス解消・免疫力向上にもつながる
3つめのメリットは、ストレス解消や免疫力向上につながること。
笑顔は気持ちを明るくしてくれることをお伝えしましたが、実は人間は笑顔になるとき脳の副交感神経が優位になり、イライラが解消され集中力がアップされるといわれています。
そのため、笑顔でいることはストレス解消にもつながり、仕事に集中するためにも効果的です。
また、あまり知られていませんが、笑顔は体の免疫力にも影響しています。
人間はストレスを感じると、細胞の活性化や免疫力が低下するのを知っていますか?
過剰なストレスというのは、自分では気づかないうちに細胞や免疫力に強い影響を与えています。
つまり、常に笑顔を心がけてストレスを解消することで免疫力を上げ、病気の予防にもつながるというわけです!
仕事や精神面だけでなく、ストレスを溜めずに病気を予防するといった面でも笑顔はメリットになります。
なぜ笑顔を重視しているのか
笑顔のメリットを把握しました。
次に就活で長所をアピールする際には、「なぜそれを重視しているのか」という視点で語ることにあります。
なぜ笑顔を重視しているのかを就活でアピールできるようにおけば、笑顔を大事にしている人材であることを二重でアピールすることができるんですよね。
笑顔でいることが仕事にどう活かせるのか、自分の中でしっかりと考えをまとめておく必要があります!
自分だけでなく、周りにもポジティブな影響を与えられるから
なぜ笑顔を重視しているかを語るなら、仕事で自分だけでなく周りにもポジティブな影響を与えられることが大きな理由の1つになるでしょう。
大企業・中小企業などに関わらず、どんな職種でも仕事をしていれば必ず周りのひとたちと協力しながら仕事をする必要がありますよね?
しかし、仕事でトラブルや人間関係のもつれがあると、職場全体が暗くピリピリした空気になってしまいます。
そんなときでも常に笑顔でいられる人は、周りの空気をなごませ明るくしてくれる。
仕事でうまくいかないことがあっても場の雰囲気を悪くせず、自分だけでなく周りの人にも良い影響を与えるためにも笑顔は重要だといえるでしょう。
顧客からの印象を良くし、企業のイメージアップにもつながる
顧客からの印象を良くし、企業のイメージアップにつながることも笑顔を重視する理由として挙げてみるのも良いですね。
特に営業や直接取引先の企業と関わる職種に就いた場合、笑顔でやり取りができるかどうかはその人の印象に大きく影響します。
また、その人の印象が良ければ企業自体のイメージアップにもつながることは容易に想像できますよね?
企業のイメージアップ、そしてビジネスや市場を拡大するといった面においても笑顔は大切です!
笑顔によるメリットを把握しつつ、なぜ笑顔を重視しているのかを把握しておくことがアピールする上では重要なんですね。
これらを押さえておくことで、面接で語れるようにもなるから確実に押さえておこう!
長所として笑顔について書く方法
それではここから、長所として笑顔について書く方法を紹介します。
就活で笑顔を長所として書く際、どういった文章構造で書けばいいのかをお伝えしますね!
①長所を具体化させて、結論を最初にもってくる
まず文章の最初に書くべきは「自分の長所は笑顔である」という結論です。
これは笑顔だけでなくどんな長所でも当てはまることですが、一番始めに結論を書くことによって面接官の「なぜ笑顔が長所なのか」という興味・関心を引き付きつけることができます。
その上で、笑顔という長所を具体化させてアピールしましょう。
「私の長所は笑顔です」と書いた後に、
「なにかの作業に取り組んでいるとき、失敗や落ち込むことがあっても常に笑顔でいることを心がけ、周りの雰囲気を穏やかにします」
と具体的なことを書くことで長所をイメージしやすくなりますよね。
こういった具体的な文章にすることで、笑顔を長所としてどう活かし、実際にどのような行動をとっているのか面接官に具体的なイメージをもたせることができます。
さらにこのあとの文章で笑顔が活きたエピソードや経験などを語ることで、より具体的で説得力のある文章にすることができますよ!
②笑顔によってどんなメリットを得られたのかを書く
自分の長所が笑顔であるという結論を書いたところで、次に笑顔によってどんなメリットを得られたのかを語るのがおすすめです。
ここで書くメリットは会社にもたらすメリットではなく、笑顔という長所によって自分が得たメリットです。
面接や履歴書で自己PRを語る場合は長所がどう会社や仕事に活かせるかをアピールする必要がありますが、単に長所を書く場合はあくまでも自分視点の長所。
(ここが長所と自己PRの違いになります!自己PRはあくまで、企業側が得られるメリットを語ること!長所は自分が得たメリットを語ることです!)
そのため、「笑顔という長所によって自分はこんな良いことがあった」というメリットを書きましょう。
③メリットの根拠となる経験・エピソードを語る
笑顔のメリットを書いたら、次にメリットの根拠となる経験・エピソードを語る必要があります。
ただ笑顔のメリットを語るよりも、笑顔によって得たメリットの根拠となる実際の経験を書くことで、面接官を「この人はほんとに笑顔が長所なんだな」と納得させることできるのです!
メリットの根拠になる経験やエピソードとしては、学生時代の経験やアルバイトでのエピソードなどが代表的。
例えば、「接客のアルバイトをしているとき、お客様から頻繁に笑顔をほめられた」など。
このときに自分視点での笑顔ではなく、他の人から笑顔をほめられたエピソードを語るとより効果的です!
さらに人から笑顔をほめられただけでなく、「笑顔によってこんな成果が上げられた」「笑顔でこんな問題を解決した」といったエピソードを盛り込めれば、長所を仕事に結び付けられるような印象を与えることができます!
④最後に長所である笑顔をもう一度アピール
結論・メリット・根拠となるエピソードを書いたら、最後にもう一度長所である笑顔をアピールして文章を締めくくりましょう!
このときに「私は長所である笑顔を活かし、御社に貢献します」とはっきり断言することが大切。
最後にあいまいなアピールをせず、強気に断言することで面接官の心証を良くし、「この人を採用したら企業に貢献してくれそう」という印象を与えられます!
ここで紹介した文章構造ができていれば、ここまでですでに説得力のある長所が書けているはずなので、最後は自信をもって言いきってしまいましょう。
それじゃ長所を笑顔とした例文を次の章で紹介していくよ!
長所として笑顔を題材にした例文5選
長所として笑顔を書く方法が分かったところで、長所として笑顔を題材にした例文を5つ紹介します。
「文章構造は分かったけど、具体的な文が思いつかない」という人はこちらの例文を参考にして、自分の経験に置き換えて文章をつくってみてください!
長所を笑顔とした例文①
「私の長所は、接客の仕事をしているときなどに笑顔でお客様と接することです。
学生時代にアパレルショップの販売員としてアルバイトしていたのですが、働きはじめた当初は緊張や接客に慣れていないこともあり、笑顔もぎこちないものでした。
それを見かねた先輩から「焦らずに、とりあえず笑顔で接客することを意識してみて」とアドバイスをもらいました。
笑顔で接客することを心がけてみると、徐々にお客様のほうから笑顔で話しかけてくれるようになり、数か月後には私を訪ねてくれる常連のお客様も増えたのです。
働いていたアパレルショップは個人の売上ノルマもあったのですが、笑顔を心がけて接客するようにしてからはノルマも達成し続け、お客様からも同僚からも信頼されるようになりました。
私はこの長所を活かし、御社に入社したら同僚や顧客から信頼されるような人材となり、企業の業務拡大や売上目標の達成に必ず貢献します。」
長所を笑顔とした例文②
「私の長所は、精神的・肉体的につらいことがあっても、つねに笑顔で周りを明るくできることです。
私は学生時代にチアリーディング部に所属していたのですが、そこでこの長所を活かすことができました。
チアリーディングは競技中の笑顔も採点対象となります。しかし競技本番はもちろん、練習もきついチアリーディングはつねに笑顔でいることは難しいものでした。
そんな中でも笑顔でいられる私は、きつい練習中でもチームメイトを励まし、落ち込んでいる仲間にも積極的に笑顔で話しかけ場の雰囲気が明るくなるよう努めました。
その結果、チアリーディングの地区大会では見事に優勝し、全国大会にも出場することができました。
私は学生時代にも活きたこの長所を活かし、御社に入社したら笑顔で仕事をして、同僚や仲間と明るい職場をつくれるような人材になりたいと考えています。」
長所を笑顔とした例文③
「私の長所は笑顔で周りの空気をなごませ、周りの人と協力しながら前向きに作業に取り組めることです。
私はこの長所のおかげで、大学時代のプレゼンでも成功をおさめることができました。
大学時代に何度かグループワークのプレゼン発表をする機会があったのですが、メンバーの意見が対立したときなど、場の雰囲気が悪くなることもときにはありました。
しかし、そんなときこそ笑顔でいようと心がけていた私は、明るく笑顔でみんなの意見を聞き、前向きに議論することでグループワークでの話し合いもうまく進められました。
さらにプレゼン当日も笑顔でいることを忘れず、メンバー全員で協力しながら見事にプレゼンを成功させることができました。
プレゼンが終わったあとはメンバーから「〇〇がいつも笑顔で話しをしてくれたおかげできちんと議論ができた、プレゼン当日も緊張せず発表できた」と声をかけてもらえる結果に。
私は大学のグループワークやプレゼン発表でも活きたこの長所を仕事でも活かし、周りとの協調性や明るく前向きな姿勢を忘れず、御社に貢献します。」
長所を笑顔とした例文④
「私の長所は周りとの協力が必要なときに笑顔でいることにより、チームの士気を高められることです。
この長所があるおかげで、学生時代は部活動でも好成績を残すことができました。
私は中学・高校の9年間バスケットボールクラブに所属し、高校ではクラブのキャプテンを努めていました。
通っていた高校が元々部活動に力を入れていたこともあり、部活動の練習はいつも厳しく、チームメイトが弱音を吐いたり落ち込んだりすることもありました。
そんなときでも私はチームのキャプテンである責任感をもつことと笑顔でいることを意識して、仲間を励ましながら練習にはげみました。
そして高校最後の県大会では、優勝はできなかったものの見事準優勝となり、試合後にチームメイトからは「〇〇がいつも笑顔ではげましながらチームをまとめてくれたおかげで諦めずに最後まで頑張れた」と声もかけてもらいました。
この長所を活かし、御社に入社できた際は周りを笑顔で励ましながら最後まで仕事をやり遂げ、高い成果を残せる人材として貢献します。」
長所を笑顔とした例文⑤
「私の長所は人と関わる際、笑顔で会話をすることで人から好印象をもってもらえることです。笑顔で人と会話できるおかげで、学生時代に働いていたアルバイト先のお客様からも、いつも笑顔をほめられていました。
私は飲食店でアルバイトをしていたのですが、できるだけ丁寧で明るい接客しようと笑顔でお客様と接することを心がけていました。すると店のリピーターが増え、店長からは「売上も順調に伸びている」と声をかけられるほどになりました。
そのかいあってか、卒業前には学生ながらシフトリーダーも任され、お客様からの信頼・そして授業員からの信頼も人一倍高かったと自負しています。
御社に入社した際はこの長所を活かし、特に顧客との関りがある仕事や営業での仕事で高成績を残せる人材として貢献します。」
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おすすめのサービスを別記事で3つ紹介しているので、利用していない方はぜひ利用してくださいね。
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
笑顔という素敵な長所を持っている人はぜひジャンジャンアピールしてください。
自己PRでは笑顔によってどう貢献するのかを書く必要がありますが、長所はどちらかと言うと「笑顔でいることでどんなメリットがあったのか」を中心に書くことが重要になります。
笑顔によって得られたこと、素晴らしい経験や思い出が絶対にあると思います。
それらを思い出して、語れるようにしていきましょうね!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
p.s. 今回の記事と関連しているこちら ↓ も合わせて読むと良いですよー!
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー