こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は800以上の就活マンです。
僕が就活生の時に、「専門職」という言葉に出会いました。
それまで専門職なんて聞いたことがなかったので、漠然と「何かすごい仕事でもする人のこと?」と思っていたんですよね。
専門職とは、"専門性を要する仕事"のことを指す言葉です。
今回は具体的にどんな職種が専門職なのかを解説しつつ、専門職に就くメリットやデメリットまで一緒に理解していきましょう。
専門職はどんな人に向いているのかも解説するので、「専門職に少し興味があるな」という人は、ぜひ最後まで読み込んでみてくださいね!
- 専門職とは?|専門職の定義について
- 専門職に含まれる職種について
- 専門職の給料は?|人気の専門職の平均年収について
- 専門職の求人を探す方法
- 専門職に就くメリットとは?
- 専門職に就くデメリットとは?
- 専門職に向いてる人の特徴
- 専門職に向いてない人の特徴
- 専門職・総合職・一般職の各働き方について
- 本記事の要点まとめ
専門職とは?|専門職の定義について
まずは専門職の定義について解説しておきます。
明確な定義は特に決まっていないようですが、以下の定義で覚えておけば間違いありません。
【専門職の定義】
専門職とは、専門性を要する仕事のことを指す言葉である。
国家資格を要する仕事だけでなく、各分野において高度なレベルを要する仕事も、専門職と呼ばれることが多い。
要するに、国家資格を必要としたり、ある分野における詳しい知識や技能を要する仕事のことを「専門職」と呼ぶんですね。
専門職は、他職種に比べて要求される能力が非常に高いです。
よって、資格試験や免許取得を通じて一通り勉強しないと、仕事として成立しないんですね。
例えば専門職の1つである「弁護士」は、法律に関する知識が無い限り仕事が成り立ちません。
よって司法試験や研修所での学習を通じて、最低限の法律の知識や手続きの仕組みを勉強する必要が出てくるんですね。
ちなみに弁護士を含めて「士業」と呼ばれる専門職があります。
これらはまさに「専門性を必要とする仕事」というイメージがあるので、専門職として分かりやすいと思います。
(士業の他にも専門職はたくさんあるので、次の章で紹介していきますね!)
【8士業一覧】
- 弁護士
- 弁理士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 海事代理士
- 土地屋根調査士
なるほど!専門職とは、その分野における専門性を必要とする仕事のことなんですね。
そうだよ。営業職や事務職などの一般的な職種とは異なり、ある分野における高い専門性が必要な仕事なんだよね。
専門職に含まれる職種について
専門職の定義について理解できたと思います。
専門職は士業だけでなく、以下のように分類することができます。
【主な専門職分類】
- 司法・行政に関する専門職
- 医療介護に関する専門職
- その他の専門職
司法や行政などの士業だけでなく、医療や介護、またITエンジニアなどの一部の技術職も専門職に含まれます。
それぞれ見ていきましょうか。
司法・行政に関する主要な専門職
司法や行政に携わる仕事は、就職する前に専門知識を網羅的に学ぶ必要があります。
職種例は、以下の通りです。
【司法・行政に関する主要な専門職】
- 弁護士
- 行政書士
- 司法書士
- 税理士
- 公認会計士 …など
求められる力としては、専門知識に加えて「問題把握能力」「論理的思考力」などが必要になってきます。
判例ごとに「どういった面が問題でどう解決していけば良いか?」をその都度理解する力が求められてくるんですね。
主観を挟まず、あくまで論理的に問題を解決しながらも、その場時々のケースに応じて対応を変えていく柔軟性が求められるので、非常にやりがいのある仕事だと言えます。
とはいえ、専門知識がなければそもそも仕事として成立しない分野です。
学ぶことに対して意欲のある方、クライアントに寄り添い問題解決することにモチベーションを感じる方は向いているでしょう!
医療介護に関する主要な専門職
医療介護系は命を扱う職種のため、比較的プレッシャーを感じやすい職種と言えます。
職種例は以下の通りです。
【医療介護に関する主要な専門職】
- 医師
- 歯科衛生士
- 看護師
- 薬剤師
- 助産師 …など
これらの職種に求められるのは「冷静な判断力」「臨機応変な対応力」そして「健康」と「体力」です。
現場において、専門家としてその場をリードする立場である場合、その時のコンディションが何よりも大事になってきますからね。
特に医師や看護師はその日の気分や調子に左右されず、常にプロ意識を持ち続けることが求められます。(最悪の場合、人の命を奪いかねませんしね!)
その他の専門職
専用の資格を取得したり試験に合格する事で認められる専門職から、スキル次第で就職できるようになる専門職まで幅広く存在します。
以下が主要な専門職です。
【その他の専門職】
- 宅地建物取引士(宅建)
- ITエンジニア
- 美容師
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 不動産鑑定士
- 管理栄養士 …など
専門職は、その分野で実績を上げることが出来れば、転職する際に経歴一つで採用されるケースも少なくありません。
それぞれ一つの分野に対して深く追求していく事で、一流として活躍することを目指していきます。
長い目で見て「専門職として活躍するためには何をすれば良いのか?」を考えながら、就活していくことをおすすめします。
特に最初のうちは勉強しながら現場の経験を積んで、少しでも多く経験値を積む事が重要ですよ。
法律系や医療系の他にも、ITエンジニアや美容師、管理栄養士なども専門職に含まれるんですね。
そうだよ!その分野における知識や技能が必要な職種だからね。ITエンジニアは国家資格がいらないけど、美容師や管理栄養士は国家資格の取得が必要だよ。
専門職の給料は?|人気の専門職の平均年収について
ちなみに気になるのが専門職の給料ですよね。
専門性が必要がゆえに、給料が高いことが予想されますが、実際はどのぐらいなのでしょうか?
専門職と言えども、実はその職種によって給料は大きく異なります。
わかりやすいのが、コンサルタントと美容師ですよね。
コンサルタントは給料が高いけど、美容師は給料が低いと分かりますよね。
このように職種によって、同じ専門職でも給料は全然違います。
ちなみにマイナビ転職調査によると、全体の平均年収が534万円なのに対して、コンサルタント業務は1444万円と高い年収額を誇っています。
一方で、美容師の平均年収はどのぐらいか?
美容師の平均年収は約296万円です。
その差はなんと1148万円!!
その職種に就くためのハードルや利益率によって大きく異なるので、「専門職は給料が高い」などと、まとめて理解しないようにしましょう。
職種名 | 平均年収(万円) |
---|---|
コンサルタント | 1444 |
弁護士 | 1097 |
行政書士 | 600 |
司法書士 | 681 |
税理士 | 892 |
公認会計士 | 992 |
医者 | 1240 |
歯科衛生士 | 362 |
看護師 | 483 |
助産師 | 500 |
美容師 | 296 |
管理栄養士 | 288 |
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
同じ「専門職」と言えども、これだけ職種によって平均年収が異なる!その職種へのなりやすさや、なりたい人の数、利益率などあらゆる原因によって年収が変わってくるよ。
専門職の求人を探す方法
この章では、専門職の求人を探す方法について解説しておきますね。
専門職の場合は、その職種に特化した求人サイトがあることが多いので、まずはそういった専門職に特化した求人サイトで求人を探してみましょう。
グーグル検索にて「◯◯職 特化 求人サイト」と検索すると出てきます。
ちなみに就活生向けにはなりますが、ホワイト企業に入社するための施策を別記事で解説しておきました。
これから求人を探す人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
専門職に就くメリットとは?
それでは、この章からは専門職について更に深堀りしていきます。
まずは専門職に就くメリットとデメリットから。
専門職に就くメリットとしては、狭き門でかつ高い能力を要求される分、世の中的にも求められやすい点が特徴です。
大きく分けて以下の3点が挙げられます。
【専門職として働くメリット】
- 信用を持たれやすい
- 世の中的ニーズが強い
- 深い知見が身につく
メリット① 信用を持たれやすい
新卒入社に限らず、将来的に転職を視野に入れる場合「いかに企業から信用されるか」を考える必要があります。
「この人は信用に値するか」といった基準で考えた時に、資格を持っていたり専門分野に特化していたら、それだけで信用を持たれやすいですね。
特に企業の採用フローでは、非常に短い時間で適性を判断しなければなりません。
そんな中、志望者のポテンシャル以上に「資格」や「専門性」が注目されるケースは多いのが実態です。
入社後も給与水準が比較的高く、福利厚生面で優遇されるケースが比較的多いと言えますよ!
メリット② 世の中的ニーズが強い
基本的に専門職は人材不足の傾向にあります。
特に近年は働き方が多様化しており、従来に比べて「医者になる事が成功ルート」「将来は弁護士を目指すべき」といった偏った考え方が薄れていますからね。
今の平成世代は、専門職に対する憧れを抱きにくいはず。
逆にいうと、これはチャンスです。
企業ニーズが多いのに対し人材不足ということは、採用現場で求められる場面が多くなるとも言えます。
また専門知識や技術を身につけることで、特定の企業に所属しなくても個人のスキル自体を評価されやすいですからね。
なので将来的にフリーランスとしての独立、自由な働き方に結びつけやすいとも言えます!
メリット③ 深い知見が身につく
専門職として1つの分野を深めることによって、人としての成長をもたらす事が出来ます。
幅広い職に就く事で視野を広げるのも大事ですが、1つの分野を徹底的に深めることによって得ることのできる学びもありますからね。
どの分野においても、徹底的に向き合えば必ず学ぶ事があるはずですし、仕事を通じて自分自身を成長させる事ができるはず。
もちろん、深めれば深める程向き合わなければならない課題も浮き彫りになってきますが…。
そんな中でもこだわりを持ちながら仕事に打ち込む事で、専門職ならではの面白みに気づく瞬間がきっとやってくるはずです!
なるほど!専門職に就くメリットとしては、専門性を持っているがゆえに信用されやすく、必要とする企業から採用されやすいってことですね。
そうだね。その職種に関する業界が衰退しないかぎり、専門性を持っていることが差別化になるから常に需要がある状態を作れるよね。
専門職に就くデメリットとは?
専門職で働くデメリットについて解説します。
総合職に比べて将来の選択肢が狭くなってしまったり、実力主義な面が逆にプレッシャーに繋がるケースは多いですね。
以下3点のデメリットを踏まえた上で「自分の性格と照らし合わせてどうか」を考えてみてください。
【専門職として働くデメリット】
- 他業種への転職が困難
- 能力や成果が重視される
- 視野が偏ってしまう
デメリット① 他業種への転職が困難
一度専門職として働くと、他業種に転職するのが困難になってきます。
第二新卒など若いうちは問題ありませんが、年齢を重ねるにつれポテンシャル面が評価されにくくなってしまうんですよね。
特に30〜40代の転職は実力主義な面が強く、主要幹部候補として採用されるケースが多いため、専門職以外の経験が無いと評価されにくいと言えます。
よって1度専門職に就いたら、その職種を極めることが重要になる一方で、途中で職種を変更する可能性があると厳しいです。
デメリット② 能力や成果が重視される
基本的に専門職は能力によって評価されます。
実力がないと与えられた業務に対して十分に応えることができませんからね。
企業に所属する際も「その分野の専門家」として配属される為、周りもそのように接してきます。
その分野に関する不明点を職場の人に聞くわけにもいきませんし、状況によっては自分一人で解決しなければならない問題も多いはず。
個人にかかる責任やプレッシャーが他職種に比べて高くなりやすく、精神的負担が大きいとも言えますね。
デメリット③ 視野が偏ってしまう
専門職として1つの分野を極めようとすると、どうしても偏った見方に陥りがちです。
自分自身の考えやこだわりが強くなり、協調性が求められる場面において手間取ってしまうケースも多いですよ。
あくまで仕事として、クライアントの要望を汲んだ上での対応が出来れば良いのですが、偏った考えや理想を押し付けてしまうと、逆に迷惑をかけてしまうことも。
専門性が強い分個人だけで完結する仕事が多いですが、あくまで周囲の人との関係性があるおかげで仕事ができるという事を心に留めておくように!
専門職はメリットがある一方で、その分野に長期的にとらわれてしまうというデメリットがある。職種変更が厳しいから、飽き性の人はリスクがあると言えますよ。
専門職に向いてる人の特徴
メリットとデメリットを把握したところで!
実際どんな人が専門職に向いているのか、逆に向いていないのか僕の考えを共有しておきます。
【専門職に向いてる人の特徴】
- 一つの分野に熱量高く取り組める人
- 一人で黙々と作業するのが好きな人
- 学ぶことに対して意欲がある人
向いてる人① 一つの分野に熱量高く取り組める人
一つの分野に熱量高く取り組める人は、向いています。
途中で飽きることなく、細部まで徹底的に追求することにやりがいを感じる職人タイプの方ですね。
その分野に関する強いこだわりがあり、より良いサービスを作ろうという意欲があるとなお良いです。
「そこまで専門分野に熱量感じれない…」
という方は、その分野を極めることに対する「憧れ」を感じるかどうかで判断してみてください。
テレビドラマの出演者でも良いので、憧れを抱く人がいるなら、その人を目指す事に楽しさを感じれるはず。
専門職は、その分野に打ち込む理由が明確でないと続きにくい職業です。
(折角資格を取得しても、理由が明確でないと「どうしてこの仕事を選んだんだろう …」と度々悩んでしまいます。)
なので自分自身の心と正直に向き合って、その分野を追求する事に熱量が湧くか?を考えてみてくださいね!
向いてる人② 一人で黙々と作業するのが好きな人
専門職の仕事は、他職種に比べて個人だけで完結する仕事が多いです。
もちろん周囲との関係性の中で成り立つ仕事ですが、一人で黙々と作業する機会も他職種に比べたら多いですよ。
自分自身でモチベーションを管理する事ができ、きちんと集中力を保ちながら一人で作業する事が出来る人は向いていると言えます。
その分個人に裁量がありますし、実力がつくスピードも圧倒的に早いですからね。
専門職に関しては、決まった職場に行かずに、リモートで完結する仕事も非常に多いです。
ある意味、昔から部屋で絵を描いたり、読書をする事が好きな人は向いているかもしれませんよ。
向いてる人③ 学ぶことに対して意欲がある人
専門職として働く以上、日々の勉強は切っても切り離せません。
もちろん現場での経験を通じた学びも重要ですが、自分自身を成長させる為の自主的な学習も同時に必要になってくると言えますね。
学ぶということに対して意欲を感じ、深めていくことにモチベーションを感じる人が専門職に向いています。
逆に学ぶことに対して意欲がなく、出来るだけ楽をして給料だけ貰えれば良い…と思ってる方にはあまり向いていません。
専門家として日々知見を深めていく努力は必須ですよ!
専門職に向いてない人の特徴
次に専門職に向いてない人の特徴です。
以下3つの特徴は、特に多いので気をつけてください。
【専門職に向いてない人の特徴】
- 周囲の影響に流されやすい人
- 成長意欲がなく安定だけを求めている人
- 細かい事が苦手で大雑把な人
向いてない人① 周囲の影響に流されやすい人
親の影響や周囲からの圧力で「周りが言ってるから専門職になった」という場合、続かないことが多いです。
もし仮に専門職として働くことが決まっても、自分自身の頭で考えて選択していないので、その分野で働く事に納得感を見出せなくなってしまうんですよね。
やりたい事や進路がわからず、誰かの意見を鵜呑みにして就職先を見つける場合、専門職は向いていません。
自分自身の意思で決めていないと、日々の勉強や求められる基準の高さ面白みを見出せず、ストレスばかり溜まることが多いですからね。
自分の進むべき道は自分で決めるといった強い意思がない人は、あまり専門職に向いていないケースが多いですよ。
向いてない人② 成長意欲がなく安定だけを求めている人
専門職を目指す人に多いのですが「一度資格を取ったら一生安泰だ」という思い込みは非常に危険です。
特にこれからの時代は、専門性だけで食べていけなくなる可能性も視野に入れておかなければなりませんからね。
例えば弁護士や医者といった「完璧を求められる仕事」は、理屈上AIやロボットによって代わりのきく仕事になってきます。
これからIT技術が発展し、今以上に精度の高い医療機器が開発されたら、人間の手によって医療処置をする必要がなくなっていきますよね。
なので「資格があるから安泰」といった発想は非常に危険でもあるのです。
常に時代に適応し、変化して成長していく意欲がないと、たとえ専門性に長けていたとしても仕事がなくなってしまうかもしれません。
特にこれからの時代は変化が激しいと言われているので、資格や免許以上に自分自身の人間性を高める事が重要です。
人間性を高めて時代に流されない軸を作るためにも、常に成長し続けようとする意欲は必須ですよ!
向いてない人③ 細かい事が苦手で大雑把な人
専門職として働く以上、細部にまで気を配ることのできる力は求められます。
論理的に物事を正しく進めていかないと、大きなトラブルに繋がりやすい一件を扱う仕事ですからね。
自分以外の誰かに確認してもらったり、ミスがないかどうかをチェックしてくれる相手も他職種に比べて少なくなってきます。
なので、自分自身で与えられた仕事に求められる条件をしっかりと管理し、細かいところまで注意深くチェックする力が求められますよ!
こうした自分の特性を把握できていない場合は、ぜひ自己分析をしてください。
就活攻略論では具体的なやり方をマンガで紹介しているので、参考に!
専門職・総合職・一般職の各働き方について
ここからは、総合職や一般職と比較した時の専門職の立ち位置について解説します。
他職種と比較する事で「自分に向いている働き方とは何なのか」を考える材料にしてくださいね!
専門職は一つの分野を徹底的に追求する力が求められるのに対し、総合職や一般職は企業や分野に応じて柔軟に働き方を変えていく適応力が求められます。
これからの時代における専門職は、総合職的な柔軟性も同時に求められる事が多くなってくるはず。働き方は多様化し、より広い視野で物事を見れる人材が活躍しやすくなってきていますからね。
例えば弁護士にしても、ただ法律の知識面で援助するだけでなく、数々の企業を見てきた知見を生かして経営のアドバイスまで広げる…など。
独自の強みを生かしながら、より深いニーズにまでアプローチできる人材を目指していくと良いですね!
総合職の働き方について
総合職として働く場合、基本的には幹部候補として内定する形になります。
幹部候補として様々な部署を経験しながら、昇級を繰り返していくシステムですね。
人事異動が多く、上司の判断次第で転勤も常に心掛けなくてはなりません。
総合職として働く場合、その人の目標や強みに沿って最も適切な役割を与えられるので、基本的に上司の意向次第で配属が決まります。
また就活を終えて入社式を迎えた後、一定期間の研修を受けるはず。
研修では社会人として心がけるべきビジネスマナー、働く上での心構えなどを集中的に教わることが多いですね。
その企業に限らず一人の社会人として活躍する為の総合的な力が身につきやすいので、広い視野でのキャリアプランを考えている場合、新卒の段階において総合職での入社はおすすめですよ。
一般職の働き方について
一般職は、基本的にアシスタント業務になります。
総合職の人達が働きやすいように、裏方としてサポートするケースが多いですね。
マニュアル通りの事務作業や、書類関連の整理や手続き、メール対応、各場面におけるサポート業務など。
求められる仕事は多岐に渡りますが、基本的には単純作業なので判断力求められる場面は比較的少ないですよ。
働き方として、一般職は自由度が少ないのが特徴です。
基本的には残業も少なく、総合職に比べて裁量も乏しいです。転勤も無く昇級のスピードも遅いので、日々の仕事にやりがいを感じれないと、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ですが安定的な労働時間と収入を確保する事ができる為、副業に取り組みたい、時間的ゆとりが欲しい場合は向いていますよ。
他職種と比較した専門職の特徴
専門職は、1つの会社に所属して昇級を目指すというより、自分自身のスキルを高めて活躍の幅を広げていく道の方が適しています。
大企業などに根付く年功序列的な価値観とは異なり、年齢や勤続年数に関わらず個人の実力次第で高い給与、多くの裁量を与えてもらえますからね。
就活後一つの企業で経験を積んで現場の経験を積んで、将来的に独立を視野に入れる事も可能でしょう。
そういった意味では、最も独立気質の強い職種と言えるかもしれません。
独立して成功したいという思いがある場合、そのプロセスに専門分野の知見が活きるなら、思い切って専門職として挑戦してみるのも一つの手です。
「その分野を極める」くらいのつもりで挑めば、自然とチャンスがやってくるはずですよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
専門職とはどんな仕事なのか?を網羅的に解説させていただきました。
企業の採用ページなどで「専門職を募集」と記載されてある場合、どの分野における専門職なのか、必要とされる資格やスキルは何なのか?を確認しましょう。
比較的中途採用での募集が多い専門職ですが、新卒枠としていくつか設けている企業も少なくありません。
特定分野に関して「極めたい」という思いがあるなら、学生のうちから勉強して、まずは1度一般企業に就職することをおすすめします。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 専門職とは「特定分野の専門家」といった意味合いが多い。
- 法律、医療、IT技術など専門性を有する職種がメイン。
- 専門職の給料は比較的高水準。
- 世の中的ニーズが強く信用を持たれやすい。
- 実力主義な分、日々の勉強や現場経験が必須。
- 将来的に独立する道も開けやすい。
今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた800の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/