就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
「正社員型派遣ってやめた方がいいの?」と悩んでいる人は多いですよね。
正社員として働く安定性を持ちながら、派遣社員のようにさまざまな企業で働くことができる一方で、実際にはデメリットも存在します。
そこで本記事では、正社員型派遣の仕組みから、やめた方が良い理由について詳しく解説します。
また、正社員型派遣のメリットや注意点についても取り上げますので、ぜひ最後まで読み込んでくださいね。
正社員型派遣って安定してそうだけど、やっぱりデメリットもあるんですね。どうすればいいのか迷っています。
そうだね。正社員型派遣のメリットもあるけど、デメリットをしっかり理解して、自分に合った働き方を選ぶのが大事だよ!
正社員型派遣とは?
正社員型派遣とは、「派遣会社に正社員として雇用され、派遣先の企業で働く」働き方を指します。
つまり、正社員としての安定した雇用形態と、さまざまな企業で働くという派遣の特徴も併せ持っているのです。
正社員型派遣の最大の特徴は、派遣会社との無期雇用契約です。
これにより、派遣先が変わっても雇用自体は安定しています。
そんな正社員型派遣の主な特徴は、以下のとおり。
【正社員型派遣の特徴】
- 派遣会社に正社員として雇用される
- 派遣先企業で働くが、派遣会社の指示に従う
- 雇用の安定性はあるが、就業環境は派遣先企業次第
派遣との違い
派遣社員は契約期間が定められています。
派遣先との契約が終了すれば、その時点で雇用も終了するケースが多いです。
つまり雇用が不安定で、派遣先が見つからないと収入が途絶えるリスクが大きいという特徴があります。
一方で、正社員型派遣は派遣会社と無期雇用契約を結んでいます。
そのため、派遣先が変わっても雇用が継続されます。
この点で、一般的な派遣社員と比べて安定性が高いとされています。
ただ、待機期間中の収入が保証されないケースもあり、完全な安定性があるわけではありません。
正社員との違い
正社員型派遣は「正社員型」と名付けられているものの、通常の正社員とは大きく異なります。
通常の正社員は、雇用主である会社で直接働き、昇進や昇給のチャンス、業務に対する責任を負います。
一方で、正社員型派遣の雇用主は派遣会社であり、働くのは派遣先企業です。
そのため、派遣先企業での昇進や昇給の機会が少なかったり、業務に対する責任や裁量も限られることが多いです。
また、キャリアアップの機会が制約されることも、正社員とは異なる点です。
これらの特徴を理解した上で、正社員型派遣という働き方が自分にとって適しているかどうかを慎重に考えることが大切です。
派遣や正社員との違いがよく分かりました。正社員型派遣にはメリットもあるけれど、慎重に選ばなければならないですね。
その通り!違いを理解して、どの働き方が自分に合っているのか、しっかり考えよう。
正社員型派遣をやめた方がいい理由【4選】
ここでは「正社員型派遣をやめた方がいい」と言われる主な理由を4つ紹介します。
これらを踏まえて、自分にとって本当にこの働き方が合っているのかを考える参考にしてください。
【正社員型派遣をやめた方がいい理由】
- 雇用の安定性が保証されない
- 派遣先での待遇や労働環境に左右される
- キャリア形成が難しい
- 派遣会社とのトラブルリスク
①雇用の安定性が保証されない
「正社員」として派遣会社に雇用されているものの、実際には雇用が安定しているとは言えない点もあります。
たとえば、派遣先が見つからないときや契約が終了した場合は、次の派遣先を見つけるまで待機が発生します。
この待機期間中は、給与が発生しないケースも少なくありません。
また、派遣先の契約終了や派遣先の都合によって突然の解雇が発生することもあります。
派遣会社との契約は継続していても、つぎの派遣先が見つかるまで収入が途絶えることもあるという不安定さが伴います。
雇用の安定性が本当に保証されているかどうかは、派遣会社の力次第で変わるため、注意が必要です。
②派遣先での待遇や労働環境に左右される
正社員型派遣では、派遣先の企業で働くため、その企業の労働環境や待遇に大きく左右されます。
派遣先の会社の方針や雰囲気に合わないと、ストレスを感じることがあるでしょう。
また派遣先によっては、自社の正社員と派遣社員で待遇に差があり、派遣社員として扱われることで不満が生まれることがあります。
加えて、派遣先が何度も変わることで労働環境が安定しないことへのストレスを感じることもあるでしょう。
③キャリア形成が難しい
正社員型派遣では、派遣先が変わるたびに新しい環境や業務に適応しなければなりません。
そのため、一つの職場で長く経験を積むことが難しく、専門的なスキルやキャリアを築きにくいというデメリットがあります。
さらに、派遣先での業務が単調だとスキルアップのチャンスが少ないため、将来的に不安を感じることが多くなります。
とくに、正社員としての安定したキャリアを築きたい人にとっては、この点が大きなデメリットとなるでしょう。
④派遣会社とのトラブルリスク
派遣会社とトラブルになるケースもあります。
たとえば、派遣先が見つからずに長期間の待機状態が続いたり、派遣会社からのサポートが不十分だったりすると、派遣会社に対しての不満が募ります。
また、トラブルが起きたときに派遣会社が十分なフォローを行わなかった場合、問題が解決しないまま働きにくい状態がつづくこともあります。
こうしたトラブルリスクは、正社員としての雇用安定を求める人にとって大きなデメリットといえますね。
【補足】同時に「正社員」への選択肢も残しておくのがおすすめ
ちなみに、初めから正社員型派遣を狙うよりも、同時に正社員も探しておくほうがキャリアの選択肢が広がります。
選択肢を広げておくことで、本当に自分に合う働き方や企業を見つけやすくなります。
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正社員型派遣には安定性があると思っていたけど、結構不安定なんですね…。派遣会社とのトラブルも怖いです。
その通り。表向きは「正社員」だけど、実際にはいろいろなリスクがあることをしっかり理解しておくべきだよ。
正社員型派遣を選ぶときの注意点
正社員型派遣をやめた方がいいという理由を紹介してきましたが、どうしてもこの働き方を選びたい人もいるでしょう。
その場合、選ぶ前にいくつかの注意点を把握しておくことが大切です。
これらの注意点をしっかり理解して、後悔のないように慎重に判断しましょう。
【正社員型派遣を選ぶときの注意点】
- 派遣会社の評判を事前に確認する
- 派遣先でのキャリアアップの機会を見極める
- 待機期間の条件をしっかり確認する
- 将来的なキャリアパスを考えて選択する
①派遣会社の評判を事前に確認する
正社員型派遣を選ぶ際は、派遣会社の評判やサポート体制をしっかり確認することが重要です。
派遣会社が信頼できるかどうかは、就業中やトラブル発生時に大きく影響します。
口コミサイトやネット上の評価を調べるだけでなく、実際に派遣会社と面談をして、サポート体制やフォローアップの姿勢について確認することをおすすめします。
派遣先でのトラブル時に迅速に対応してくれるか、派遣先が決まらない期間にどのようなサポートがあるのかなどもチェックしておきましょう。
②派遣先でのキャリアアップの機会を見極める
派遣先での業務内容やキャリアアップの機会も慎重に確認しておくべきポイントです。
派遣先によっては、ルーティンワークが中心となり、スキルアップやキャリア形成が難しいこともあります。
そのため、自分が希望するスキルや経験が積めるかどうかを確認しておくことが大切です。
派遣先での仕事が短期間で終わると、次の派遣先で再びゼロからのスタートとなるリスクもあるため、慎重に判断してください。
③待機期間の条件をしっかり確認する
派遣先が決まらず、待機期間が発生した場合の条件もしっかり確認しておきましょう。
待機期間中に給与が支払われるか、またはその期間中にどのようなサポートを受けられるのかを派遣会社に確認しておくことが重要です。
派遣会社によっては、待機期間中のサポートが手薄で、給与が発生しないケースがあります。
このような事態が起きると、収入が途絶えてしまうため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
④将来的なキャリアパスを考えて選択する
正社員型派遣で検討するときは、将来的なキャリアパスも考慮して選択することが重要です。
自分のキャリア目標やライフプランに合っているかをよく考えましょう。
専門的なスキルを身に付けたい人や、長期的にキャリアを築きたい人にとっては、正社員型派遣は向いていません。
将来的に自分がどんな働き方を目指すのかを明確にした上で、正社員型派遣を検討することが大切です。
正社員型派遣を選ぶ前に、派遣会社や条件をしっかり確認することが大事なんですね。
その通り!適当に選んでしまうと後で後悔することになるから、慎重に考えた方がいいよ。
正社員型派遣のメリットとデメリットを比較
正社員型派遣のメリットとデメリットを比較して、この働き方が自分にとって適しているかを判断しましょう。
それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが、将来的に後悔しない選択をするためのカギとなります。
正社員型派遣のメリット
【正社員型派遣のメリット】
- 派遣会社との無期雇用契約による雇用安定性
- さまざまな企業で経験を積むことができる
- 正社員としての福利厚生が受けられる
- 派遣先によっては専門スキルが身につくこともある
無期雇用契約による雇用の安定性
正社員型派遣の一番のメリットは、派遣会社との無期雇用契約を結んでいる点です。
派遣先企業が変わったり契約が終了しても、派遣会社との雇用契約はつづくため、失業リスクが比較的低いという安心感があります。
一般的な派遣社員とは異なり、派遣会社が次の派遣先を見つけるまで待機することができ、雇用の継続性が確保されます。
さまざまな企業での経験を積むチャンス
正社員型派遣では、さまざまな企業で仕事を経験するチャンスがあります。
同じ職場で長く働くよりも、異なる企業の文化や業務プロセスに触れることで、幅広いスキルと知識を身につけることが可能です。
特定の業界や職種にこだわらない人にとって、幅広い経験が積めるのは大きな魅力です。
また派遣先によっては、自分がこれまで経験したことのない職務に挑戦できることもあり、新たなキャリアの可能性を広げることができるのもメリットと言えますね!
正社員としての福利厚生が受けられる
正社員型派遣で働くことで、派遣会社から正社員としての福利厚生が提供されます。
健康保険や厚生年金、雇用保険などの基本的な社会保障に加えて、有給休暇やボーナスなど、通常の正社員に近い待遇が受けられることが多いです。
これは、一般的な派遣社員に比べて、安定した生活基盤を築くための大きなメリットとなります。
「長く同じ会社で働く意欲はないが福利厚生はしっかりと確保したい」という人にとっては、正社員型派遣のメリットが生かされるでしょう。
専門スキルを磨く機会もある
派遣先によっては、専門的なスキルや高度な知識が求められる仕事に就くこともあります。
そのため特定の分野でのスキルアップができ、キャリア形成に役立つこともあります。
たとえば、IT業界やエンジニアリングなど、特定の技術職であれば、派遣先での経験が貴重なキャリア資産になることがあります。
このような業界での経験を積み重ねることで、将来的に他の職場でも通用するスキルを磨くことができるのです。
正社員型派遣のデメリット
【正社員型派遣のデメリット】
- 派遣先が見つからない場合、収入が不安定になる
- 派遣先の環境に左右され、キャリア形成が難しい
- 派遣会社とのトラブルリスクがある
- 正社員のような成長機会が少ないこともある
派遣先が見つからない場合、収入が不安定になる
正社員型派遣でも、派遣先が見つからなければ収入が途絶えることもあります。
サポートや待遇が手薄い派遣会社だと、待機期間中は収入がゼロになってしまうことも少なくありません。
雇用は続いているものの、実際に仕事をしていない期間が続けば生活に支障をきたすことになります。
この不安定さがデメリットの一つです。
キャリア形成が難しい
派遣先が頻繁に変わるため、経験やスキルを身につけづらいのはデメリットの一つです。
そのため、特定のスキルや業務に深く携わることができず、キャリア形成が難しいと感じることも多いです。
また、派遣先での評価が次の職場に影響を与えるため、キャリアの積み重ねが不安定になりやすいです。
派遣会社とのトラブルリスク
派遣会社との間でトラブルが発生するリスクもあります。
派遣先が見つからなかったり、派遣先での業務内容が希望と大きくズレていると、派遣会社からのサポートが不十分だと感じることがあるでしょう。
また、派遣契約に関するトラブルや、派遣会社からの不十分なフォローによって、労働環境が悪化する可能性もあります。
成長機会が少ない
派遣先での業務が、正社員に比べて責任感が少ない仕事に限定されることがあります。
そのため、責任のあるプロジェクトに携わる機会が少なく、成長のチャンスが限られることもあります。
キャリアアップや専門的なスキルの習得を目指す人は、こうした限られた仕事では満足できない可能性もあります。
これらのメリットとデメリットをしっかり把握し、自分のキャリア目標やライフプランに合った選択をすることが大切です。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
正社員型派遣は、一見すると雇用の安定性があり魅力的に見える働き方です。
一方で、実際には派遣先に左右されやすく、キャリア形成が難しいといったデメリットもあります。
派遣会社や派遣先の選び方、サポート体制をしっかり確認し、あなたのキャリアに合った選択をすることが大切です。
- 正社員型派遣は雇用が安定しているように見えて、実際には不安定なこともある。
- 派遣先でのキャリア形成が難しく、スキルアップの機会が少ない。
- 派遣会社とのトラブルや、派遣先が見つからない場合のリスクをしっかり理解する。
今回の記事が少しでもあなたのキャリア選択の参考になったなら嬉しいです!
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ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/ 以上、就活マンでした!