就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
今回はオンラインで受けられる合同説明会のおすすめランキングを共有していきます。
現状のコロナ禍において、直接参加の合同説明会への参加は難しい。
しかし、複数の企業の採用担当者から会社の説明を受けられる合説の需要は高いはずです。
よって本記事で紹介するのは、オンラインで開催される合説のみに絞りました。
自宅から参加することができるので、地方在住者も参加しやすく、また移動に関するお金や時間のコストも節約することができます。
「合同説明会に参加して1度に複数の企業と出会いたい」という就活生は、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめの合説だけでなく、参加する際の注意点や内定獲得のポイントまで詳しく解説していきます。
- オンライン型の合同説明会(web合説)とは?
- オンラインの合同説明会おすすめランキング【1位〜15位】
- オンライン型の合同説明会(web合説)を選ぶ際のポイント
- オンライン型の合同説明会(web合説)に参加する際の注意点
- オンラインの合同説明会に参加する際の服装について
- オンラインの合同説明会ですべき質問例
- 本記事の要点まとめ
オンライン型の合同説明会(web合説)とは?
まず最初に、合同説明会とは何かを簡単に説明しておきますね。
合同説明会とは、複数の企業が1箇所に集まり、会社の概要や求人内容について説明するイベントのことを指します。
マイナビやリクナビなどの求人サイトだけだと、浅い情報しか得られないですが、合同説明会だと採用担当者から直接説明を聞くことができるので、より深く企業への理解を深められるのが特徴です。
また合同説明会は自分が知らなかった企業や業界を知るきっかけになるのがメリットとして挙げられます。
僕の周りでも「合同説明会で知った企業に入社した」という人や、「もともと興味なかった業界だったけど、合説を通して興味を持って入社することにした」という人が多いんですよね。
就活において視野を広げることは非常に重要です。
もともと知っていた知名度の高い企業に固執したり、志望業界を最初から狭めてしまうことを回避するためにも合説への参加は価値があると考えてくださいね。
「オンライン型の合同説明会」と「オフライン型の合同説明会」の違いとは?
ちなみにオンライン型の合同説明会とオフライン型の合同説明会の違いについて。
わかりやすいように表でまとめてみました。
オンライン型の合同説明会 (=web合同説明会) |
オフライン型の合同説明会 (=対面型の合同説明会) |
|
---|---|---|
メリット | ・自宅から気軽に参加できる ・採用担当者からの説明が聞きやすい |
・採用担当者に1:1で質問できる ・採用担当者とコネを作れる |
デメリット | ・採用担当者に1:1で質問しにくい | ・参加人数が多いので採用担当者からの説明が聞きにくいことがある ・開催場所まで行くのが面倒 |
まずオンライン型のメリットとしては「どの企業の説明もしっかり聞くことができる」という点が挙げられます。
オフライン型の合同説明会だと、参加人数が多すぎて後ろの方だと採用担当者からの説明が聞けないことも多いです。
その場合、後ろの方から聞くことになり、採用担当者の声が聞こえづらいことがあるんですよね。
一方でオンライン型の合同説明会であれば、自宅でしっかりと採用担当者からの説明を聞くことができます。
次にオンライン型のデメリットとしては、「採用担当者と直接1:1で会話できない」という点が挙げられます。
特に、参加する就活生の数が数十人規模の合説では、採用担当者と2人で会話できる機会が多いんですよね。
1:1で話すことができれば、自分のことを覚えてもらえたり、詳細な質問をすることができたりとメリットが大きい。
その点オンライン型の合説は、採用担当者と1:1で話すことが難しいのが大きなデメリットだと言えます。
採用担当者と1:1で話したい人は逆求人型サイトがおすすめ
オンライン型の合説のデメリットである採用担当者と1:1で話せないというデメリットを埋めるサイトがあります。
それが「逆求人型サイト」です。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくことで企業側からスカウトが届く求人サイトのこと。
僕はこれまで100以上の就活サイトを見てきましたが、その中でも現状最もおすすめがこの逆求人サイトになります。
スカウトを受けた会社の採用担当者と、チャットで繋がることができるのが大きな特徴です。
そこでその会社の詳しい説明だけでなく、自分のプロフィールに対する意見をもらうなど、活用方法はさまざま。
そのまま内定の獲得にも繋がるので、オンライン型の合同説明会と併用して利用すると就活を効率化することができますよ。
ちなみに登録すべきは「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」ですね。
利用企業数が多くないとスカウトが届かないので複数のサイトを併用しましょう!
スカウト経由で繋がった企業とチャットでやり取りできるのは気軽で良いですね。
そうなんだよ。対面で質問するのが苦手な人にとっても良いよ。
合同説明会と会社説明会(企業説明会)との違いとは?
僕が大学生の時、合同説明会と会社説明会の違いがよくわかりませんでした。
これらの違いはシンプルで「参加企業が1社か複数かどうか」の違いだけなんですよね。
合同説明会:複数の企業が参加して自社の説明を行うイベント(主催は人材企業であることが多い)
会社説明会(企業説明会):開催企業は1社のみで自社の説明を行うイベント(主催はその企業自体であることが多い)
よって「複数の企業が参加する説明会のことを合同説明会と言うんだな」と理解しておけば問題なしです。
またそれぞれ開催目的が異なります。
合同説明会は複数の企業が”新卒との新しい接点の獲得“を目的にしている。
一方で会社説明会は”既に志望度の高い就活生に対して自社の説明をすること“を目的にしています。
なるほど!合同説明会は新しい学生との接点の獲得のために企業側は出展しているんですね。
そうだよ。だから合同説明会は内定直結型のイベントが多く、そういった合同説明会は参加価値が高いと言えるんだよね。
オンラインの合同説明会おすすめランキング【1位〜15位】
それではオンライン型の合同説明会への基礎理解を深めたところで。
この章では本題の、僕がおすすめするオンラインの合同説明会ランキングを共有していきます。
ランキングは僕の主観となりますが、参加企業の質や開催頻度など幅広い要素を考慮しています。
ここで紹介する合同説明会はすべて完全無料なので、気になる合同説明会があれば参加してみましょう。
(1〜13位と幅広いですが、13位までどれもおすすめの合同説明会なのでぜひ1つ1つ細かくチェックしてみてくださいね!)
1位:ミーツカンパニー
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイトから会員登録を行う際に、オンライン開催の参加日程を選んで登録する
ミーツカンパニーは株式会社DYMが開催する全国イチの開催頻度を誇る合同説明会。
1度に2〜8社程度の企業が参加するので、効率も抜群に良いですね。
通常はオフラインの合同説明会がメインなのですが、現在はオンラインでも合同説明会を実施しているので自宅から参加することが可能です。
開催頻度が非常に多いのが魅力
僕が考えるミーツカンパニーの最大の魅力は開催頻度の多さです。
参加したいと考えた時に、「開催が2ヶ月先しかない!」では参加できないですよね。
その点、ミーツカンパニーはオンラインでもオフラインでも高頻度で開催しています。
参加したい時に、すぐに予約して参加できるのが1位とする理由の1つです。
新卒採用に積極的な企業の参加が多く内定に繋がりやすい
開催頻度の多さだけでなく、ミーツカンパニーは参加企業が新卒の採用にかなり積極的なんですよね。
実際に僕も就活生の時にミーツカンパニーに参加しましたが、経由で2社からの内々定を獲得することができました。
企業側はミーツカンパニーの参加に出展料を払っています。
要するにお金をかけてでも新卒をしっかり採用したいと考えている意欲的な企業が多いんですよね。
「開催頻度の高さ×内定に繋がりやすさ」というのがミーツカンパニーを1位と設定した理由となります。
この2つを併せ持つ合同説明会はなかなかないですよ。
【ミーツカンパニーの参加方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」から無料会員登録へ進む
- 登録内容の中の参加したいイベントを選択して登録する
- 当日の合同説明会に参加する
2位:オファーボックス開催の合同説明会
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイト から会員登録後にイベント一覧から参加予約を行う
次におすすめするのが逆求人型サイトのオファーボックスが開催する合同説明会です。
今年からオンラインに対応した合同説明会を開催しており、新卒の採用に積極的な中堅企業が多数参加するイベントになっていますね。
そもそもオファーボックスの利用価値自体が高い
オファーボックスのオンライン合同説明会をおすすめする理由として、まずはオファーボックス自体の登録価値の高さにあります。
プロフィールを登録しておけば、企業側からスカウトが届くので、合同説明会に参加せずとも自分に合った企業との接点を常に持てる状況にすることができる。
新卒の採用に積極的な企業が多い
そしてオファーボックスを利用している企業は、当然利用料金を払っています。
それゆえに新卒の採用意欲は非常に高く、またマイナビやリクナビだけでなく、わざわざ逆求人型サイトを利用しているので「自社に合った人材をピンポイントで採用したい」というニーズを持つ企業が多いんですよね。
よって1人1人の個性や性格に着目してくれる傾向にあります。
僕のように特に学歴に自信のない人にとって、これは非常にありがたいところ。
これら総合的に判断すると、オファーボックスが開催する合同説明会への参加価値は高いと言えますよ。
(開催頻度がまだ低い点が唯一のデメリットだと言えますが!)
【オファーボックス合同説明会への参加方法】
- 「オファーボックス公式サイト 」から無料会員を行う。
- イベント一覧から参加フォームを入力する。
- プロフィールの入力率を80%以上になるまで入力して当日参加。
3位:dodaキャンパスLIVE
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイト から会員登録後にイベントからマイページから参加予約を行う
逆求人型サイトのdodaキャンパスもオンライン合同説明会を開催しています。
「dodaキャンパスLIVE」では、その場で気になった企業にオファーリクエストを送ることができます。
それに対して企業側からオファーが届けば、そのまま選考に直結するのがポイントですね。
このように選考直結型の合同説明会は参加価値が高いです。
特に就活初期なら、早期内定の獲得に繋がるのでおすすめですよ。
(早期内定を獲得することで、圧倒的な心の余裕を手にすることができるから!)
参加企業数と学生数が少ないのが懸念
dodaキャンパスLIVEの懸念点としては、1度のイベントの参加企業と参加学生の少なさですね。
1度に2〜3社しか参加しないのと、参加できる学生数は50名までです。
よって参加したいイベントがあっても既に満席であることが多く、常にdodaキャンパスのお知らせに目を通して気になる企業があれば、エントリーするという流れを取る必要がありますね。
ですがこの懸念点を考慮しても、自宅から気軽に参加できて、選考直結型となれば参加価値は高いといえます。
オファーボックスと同様に、dodaキャンパス自体の利用価値が高いので、登録しておいて損もありませんし。
【dodaキャンパスLIVEへの参加方法】
- 「公式サイト 」から無料の会員登録をおこなう
- マイページのイベントからdodaキャンパスLIVEへの参加予約をおこなう
4位:キミスカLiveオンライン
参加料金:完全無料
参加の流れ: キミスカ公式サイトから会員登録後にマイページから参加予約をおこなう
キミスカLiveオンラインは逆求人型サイトのキミスカが開催する合同説明会です。
こちらもキミスカ自体の登録価値の高さと、参加企業の新卒採用意欲の高さからおすすめ度は上位ですね。
一方で開催頻度は1位のミーツカンパニーに比べると圧倒的に少ないです。
またキミスカは大手企業ではなく、中小〜中堅企業の登録が多いため、大手志向の就活生には合わないと言えます。
(そもそも知名度の高い大手企業の場合は、合同説明会の参加で内定直結することもないので、大手志向の人には合同説明会への参加は合わないです)
キミスカLiveはもともとオフラインのイベントとして開催されていました。
それが今年からオンラインでの開催となったのですが、そもそもキミスカLive自体の評判が非常に良いんですよね。
参加者からの評判を見ても、参加価値の高い合同説明会の1つと言えますよ。
5位:キャリタスウェブ合同企業説明会
参加料金:完全無料
参加の流れ:キャリタス就活に登録後、イベントから参加予約を行う
就活生向けの大手求人サイトのキャリタス就活もオンラインでの合同説明会を開催予定です。
マイナビ、リクナビに次ぐ求人数を誇るキャリタス就活は、そもそも会員登録しておく価値のある求人サイトなんですよね。
今現在2月25日は就活解禁前なので、オンライン合同説明会の募集はありません。
しかし、今後の就活解禁後にイベント情報からオンライン合同説明会の募集が開始されるので、それを待って参加予約することをおすすめします。
大手求人サイトが開催する合同説明会は参加企業数が多い点がメリット。
一方で、内定直結型ではない点がミーツカンパニーやオファーボックスの合同説明会とは異なります。(要するに参加するだけでは内定に繋がらない)
あくまで「会社説明会」としての役割の強い合同説明会だと理解しておいてください。
オンラインガイダンスなども開催している
またキャリタス就活では合同説明会だけでなく、ガイダンスなどもオンラインにて開催しているので気になる方は参加しましょう。
(自宅にいながら動画で就活について学ぶことができるのは気軽で良いですよ!)
6位:ジョブトライアウト
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイトのセミナー一覧から参加希望のイベントを選択して予約
ジョブトライアウトはエントリーシートの掲載やセミナーの実施などを行う就活サイトです。
中でも就活イベントを年間200回以上開催しており、ミーツカンパニーと同様に内定直結型の合同説明会も多く含まれています。
しかし2月現在確認したところ、まだオンラインの合同説明会の募集がない状況でした。
よってオンライン型の合同説明会の開催頻度が低い点が懸念ですが、オンラインセミナーなど参加価値の高いイベントを多数開催しているので1度目を通しておくと良いですよ。
▼合同説明会以外にも多数のオンラインセミナーが開催されている
7位:BEYOND CAFE ONLINE(ビヨンドカフェオンライン)
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイトから会員登録後にイベントへの参加予約を行う
「BEYOND CAFE ONLINE」は、ビヨンドカフェが開催するイベントですね。
そもそもビヨンドカフェとは、就活生が無料で利用できるカフェの運営や就活イベントを開催しています。
要するにもともとはオフラインが主体のサービスですが、現状オンラインでもサービスを提供しています。
開催頻度が若干少ないのが懸念点
BEYOND CAFE ONLINEは企業とオンラインで繋がることができるので、参加価値が高いですが、開催頻度が若干少ない印象がありました。
現状、2月開催が2回、3月の開催予定が6回となっています。
またそれぞれ東京と大阪向けの合同説明会となっているので、地方在住でそのまま地元で就職したいと考えている人にとっては不向きの合同説明会と言えます。
8位:マイナビTVライブ
参加料金:完全無料
参加の流れ:マイナビのWEBセミナー一覧から参加したいイベントを選んで予約
就活において最多の求人数を誇るマイナビも合同説明会を開催します。
「WEBセミナー」というページを設けており、オンデマンドでは各企業の会社説明の動画を視聴することができます。
これは求人内容を動画で確認することができるだけなので、特に内定直結型の合同説明会ではありませんが、動画を通して企業を深く知ることができるのは案外便利です。
就活本格解禁後からイベントが開催される
ちなみにマイナビは就活の本格解禁を遵守しているので、3月1日から本格的にイベントが開催されます。
よって就活本格解禁後にチェックすることをおすすめします。
(2月25日現在はまだ開催予定のオンラインイベントが1つもありませんでした)
9位:ワンキャリアライブ
参加料金:完全無料
参加の流れ:ワンキャリア公式サイトから会員登録後にセミナー一覧から申し込む
超有益な就活サイトの一角であるワンキャリアもオンラインで説明会を行っています。
合同説明会形式のイベントは少ないものの、1社単位での会社説明会がオンラインで行われていますね。
(よって合同説明会としてのおすすめランキングでは低めに設定しました)
超人気企業が中心に開催されている
2月現在、確認すると開催企業の多くが超人気企業です。
アマゾン、ユニリーバ、バンダイナムコなど知名度が高い大企業を中心に、ワンキャリアライブとして開催されていますね。
内定直結型ではなく、複数の企業との接点にはならないもののワンキャリア自体が必ず登録しておくべき有用サイトです。
よって会員になったら目を通しておく価値がありますよ。
10位:Premium Startup Seminar(プレミアムスタートアップセミナー)
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイトの申し込みフォームから直接申し込む
プレミアムスタートアップセミナーは、人材大手の株式会社ネオキャリアが開催する大型の合同説明会です。
2月現在22卒向けのイベント開催予定がないので、若干おすすめ度は下がりますが、開催されたら参加価値が高いオンライン合同説明会と言えます。
参加企業は大手も含む
名前がスタートアップセミナーなので、スタートアップ企業、要するにベンチャー企業が中心なのかなと思いがちですが大手企業も参加しています。
また中堅企業も参加しているので、大手から中小まで幅広い企業と出会えるのも特徴ですね。
11位:ジョーカツオンライン
参加料金:完全無料
参加の流れ:ジョーカツオンライン公式サイトからLINEで予約をおこなう
ジョーカツオンラインは上京して東京に就職したい就活生向けのオンライン型の合同説明会です。
そもそもジョーカツは地方の就活生向けに無料で泊まれるシェアハウスの提供や東京までの交通費を1万5000円まで支給したりと面白いサービスを展開しているサービス。
それがオンラインで対応するようにもなりました。
専属のキャリアアドバイザーが付いてくれたり、オンラインでの合同説明会が開催されたりと地方から東京への就職を考えている人にとっては利用価値が高いと言えます。
開催頻度も高いので参加しやすい
ちなみにオンラインでの合同説明会の開催頻度は週4回と非常に多いです。
それゆえに参加しやすいのもおすすめ理由の1つと言えます。
一方で、キャリアアドバイザーからの支援を受けたくない人にとっては連絡が来たりと、少々面倒な可能性もあります。
よってキャリアアドバイザーからの支援を受けずに、オンラインでの合同説明会への参加だけしたい人はその旨を事前に伝えることをおすすめします!
12位:リクナビ開催の合同説明会(合同WEBセミナーLIVE)
参加料金:完全無料
参加の流れ:リクナビ公式サイトから参加予約をおこなう
大手求人サイトのリクナビも大型の合同説明会を開催します。
今現在、開催されているイベントを見ると、オフラインの合同説明会ばかりですが、たまにオンラインの合同説明会も開催されます。
(オフラインでの合同説明会は完全事前予約制で人が多く集まらないよう考慮されての実施になっているので、例年よりじっくり話を聞けて参加価値が高まっています!)
東証一部上場企業などの大手も出展
ちなみにこうした大規模な合同説明会のメリットとしては、東証一部上場企業などの大手も参加するということです。
正直、僕は「東証一部上場の求人情報や会社概要はネットで調べれば十分だ」と考えている対応なのでおすすめ度を低く設定していますが、直接話を聞きたいという人にとっては参加価値があると言えます。
13位:出会いの場オンライン
参加料金:完全無料
参加の流れ:公式サイトから会員登録を行いエントリーする
出会いの場はグループディスカッション型の就活イベントです。
グループディスカッションを練習できる場は限られているので、練習になる点で参加価値が高いと言えます。
また合同説明会としてではなく、純粋にグループディスカッションの解説としてのオンラインイベントも開催されていますね。
開催頻度がそこまで多くない点が懸念点ですが、おすすめ度の高いサービスです。
運営会社の信頼度は高い
また運営会社の「DEiBA Company」の信頼度について。
代表取締役の清水さんは、リクルートで取締役執行委員として活躍し、またリクルートエージェントで代表取締役も勤めた経歴のある方です。
人材領域に関する知見が深い方が運営している企業であることは信頼できますよね。
DEiBA Company会社概要:
https://deiba.jp/s/pages/company
ちなみに就活において、合同説明会以外にも利用価値が高いサービスは多いです。
それら「就活生が絶対に利用すべきだと僕が考える就活サイト」を別記事でランキング化しておいたので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね!
オンライン型の合同説明会(web合説)を選ぶ際のポイント
ここまで僕がおすすめするオンラインの合同説明会を共有してきました。
ランキングはあくまで主観なので、自分に合う合説を選んでいくことが重要になります。
ではオンライン型の合同説明会を選ぶ上でどんなポイントに着目すれば良いのか?
参考としてぜひ以下の3点で選んでみてください。
【合同説明会を選ぶ際のポイント】
- 内定直結型かどうかをチェックして目的に応じた合説に参加する
- 参加企業数が極端に少なくないかをチェックする
- 参加する前に参加企業の質を口コミサイトで調べておく
選ぶポイント① 内定直結型かどうかをチェックして目的に応じた合説に参加する
まず合同説明会によって内定直結型なのか、ただの企業説明だけを目的としているのかが大きく異なります。
特に1位〜4位で紹介した合同説明会は、参加企業も中小から中堅企業が多く、新卒を意欲的に採用しようとする企業が多数参加しています。
だからこそ参加することで内定の獲得に大きく関係してくるんですよね。
一方で、ワンキャリアやマイナビが主催する合同説明会は、既に知名度の高い人気企業が参加しています。
これは直接の採用目的というよりも、企業説明会をオンラインで実施しているに過ぎません。
どちらが良いというわけではなく、自分がどちらの目的で参加したいのかによります。
僕、個人的としては、わざわざ合同説明会に参加するなら内定直結型の方が良いので、内定直結型の合同説明会をランキング上位に持ってきました。
選ぶポイント② 参加企業数が極端に少なくないかをチェックする
続いて、合同説明会によって参加企業数が異なります。
そこで参加企業が2社だけなど、極端に少なくないかをチェックしましょう。
参加する就活生の数も少ないなら良いですが、参加企業数が少ないのに、参加する就活生が多いと内定直結型でも競争があまりにも激しくなる。
参加企業数が多ければ、その分、分散するので競争が緩くなりますよね。
よって目安としては、3社以上が参加する合同説明会がおすすめです。
2社だとわざわざ合同説明会に参加するメリットが薄いと僕は判断しますね。
選ぶポイント③ 参加する前に参加企業の質を口コミサイトで調べておく
そして最後に、合同説明会に参加する前に口コミサイトで企業を調べておきましょう。
あまりに自分が求める条件に合わない企業ばかり参加する合同説明会は、そもそも参加する価値が低いですよね。
よってベストな参加の流れとしては、「参加企業のことを事前に公式サイトや口コミサイトで調べる→気になる企業がある場合は参加する」というのが良いでしょう。
自分が気になる企業が参加する合同説明会を選び参加する。
もちろん最初から「この企業は聞いたことがないので参加価値がない」と判断するのは、視野が狭まるのでNGですが、事前に最低限の条件だけは見ておくことは重要ですよ。
たしかに合同説明会に参加する前に、参加企業のことを口コミサイトでざっくり目を通しておいた方が参加した時の理解度も深まりますね。
そうなんだよ。要するに「予習」をしておくことで、合同説明会に参加した際に話が分かりやすくなるんだよね。
オンライン型の合同説明会(web合説)に参加する際の注意点
続いて、オンライン型の合同説明会に参加する際の注意点も共有しておきます。
ここで紹介する注意点は、内定を獲得し、入社してから後悔しないよう事前にリスクを回避する目的があります。
オンライン型の合同説明会(web合説)に参加する際、絶対に注意しておいてほしいことは以下の2点です。
【注意点】
- 採用担当者が説明する内容をすべて鵜呑みにしないこと
- 興味を持った企業に対しては口コミサイトを併用して情報を深堀りすること
注意点① 採用担当者が説明する内容をすべて鵜呑みにしないこと
これは最も注意して欲しいことなのですが、合同説明会だろうが会社説明会だろうが採用担当者が説明する内容をすべて鵜呑みにしないでください。
そもそも採用担当者の仕事は「採用予定数を確保すること」にあります。
よって、自分の会社がいかに魅力的かを新卒に伝えることが仕事なんですよ。
そうなると、企業の負の側面を話さないようにしますよね。
あなたが好きな人に自分をアピールする時、欠点を話さないようにしますか?
まさに企業が新卒にするのはそれですよ。
合同説明会に参加して、その企業の説明を聞いていると「なんて素晴らしい企業なんだ」と思うことが多々あります。
(そう魅力的に伝えることができる人材が新卒採用の担当者にされがちなわけで、、、!)
しかし、その感情のまま入社を決意しないことが重要です。
採用担当者の人柄や説明は1つの側面に過ぎません。
入社してから後悔しないためにも、合同説明会での説明内容をすべて鵜呑みにしないでくださいね。
注意点② 興味を持った企業に対しては口コミサイトを併用して情報を深堀りすること
合同説明会に参加する前に口コミサイトを見ましょうと伝えました。
それに加えて、合同説明会に参加し、気になる企業が見つかった時こそ口コミサイトに目を通すことが重要です。
これは先ほどの合同説明会での説明を鵜呑みにしないことにも繋がります。
その企業の実情を知る方法としては、口コミサイトとOB訪問ぐらいしかありません。
OB訪問はアポ取りに手間がかかるので、全ての企業に対してするのは非現実的。
よって口コミサイトで最低限の社内の実情を把握しましょう。
ちなみに就活生におすすめの口コミサイトをまとめた記事も用意しています。
「どんな口コミサイトがあるのか知らない」という方は、必ず合わせて読んでみてくださいね。
オンラインの合同説明会に参加する際の服装について
続いて、オンラインの合同説明会に関してよくある質問が服装についてです。
「オンライン合同説明会に参加する時は私服で良いのか?」と気になりますよね。
結論から言うと、私服で全く問題ありません。
しかし、あまりにラフな服装だと採用担当者から見られるタイプだとマイナス評価になりかねないので注意してくださいね。
ワイシャツやシンプルな長袖Tシャツなど清潔感のある服装が無難ですね。
オンライン型の合同説明会だと、ビデオに映る範囲内しか表示されません。
よってズボンは特に気にせず、何でも良いですよ。
ちなみにこれはweb面接でも全く同じことが言えます。
私服指定された場合は、基本的には清潔感のある「オフィスカジュアル」が無難なのであわせて覚えておいてください。
▼これらのような清潔感のあるオフィスカジュアルを1式持っておくと便利!
オンラインの合同説明会ですべき質問例
この章では、オンラインの合同説明会ですべき質問例を共有します。
そもそも良い質問と悪い質問の大きな違いは「ネットで調べることができる情報かどうか」という点です。
よって、オンラインの合同説明会だけでなく、あらゆるシーンでの質問内容は「調べればすぐに分かるだろ」と思われない質問をすることを徹底しましょう。
僕が合同説明会に参加していた時、「そんなことネットで調べれば良いでしょ」という質問をする就活生は非常に多かった。
そんな質問をするたびに、採用担当者の顔が少し曇っているように感じたので、注意してくださいね!
では採用担当者に直接すべきおすすめの質問を共有します。
【合同説明会ですべきおすすめの質問】
- 競合他社との違いとして最も大きな特徴を挙げるとしたらどんな点でしょうか?
- 御社の最大の強みと◯◯様が考える弱点を教えてください
- 採用担当者の◯◯様が感じた入社前と後のギャップを教えてください
質問① 競合他社との違いとして最も大きな特徴を挙げるとしたらどんな点でしょうか?
まず僕がおすすめの質問は、"競合他社との違いを聞く質問"です。
なぜこの質問がおすすめかと言うと、競合他社との違いを把握することができれば、志望動機の作成に活かすことができるんですよね。
説得力のある志望動機を作るためには、「なぜその業界の中でもその企業じゃないといけないのか」という点を語ることにあります。
競合他社との違いを探すのは案外難しい作業なので、社員から聞くことで簡単に競合他社との違いを把握できますよ。
質問② 御社の最大の強みと◯◯様が考える弱点を教えてください
続いて、合同説明会ですべきおすすめの質問は「最大の強み」を聞くことです。
これも先程の競合他社との違いに通じるところではありますが、それ以上に「その強みがあることで成長性が高いか」を判断することができます。
入社するなら必ず今後伸びる企業に入社すべきです。
衰退企業に入社してしまうと、どんどん待遇は悪くなるし、毎年同じことをしていても「前年よりも成績が悪い」という状態に陥ってしまうので転職の際も不利になる。
よって入社する企業を選ぶ際には、「今後成長するかどうか」を判断軸に入れるべきであり、その判断材料をその会社の最大の強みを聞くことで手にすることができます。
(強みを答えられないような会社は論外として、その強みに対して、それは今後の世の中でも必要とされる強みなのか、競合他社にすぐに真似されるような強みではないか、などを考えると良いですよ!)
質問③ 採用担当者の◯◯様が感じた入社前と後のギャップを教えてください
そして最後に、おすすめの質問としては「入社後のギャップ」です。
口コミサイトでも書かれていることが多いですが、答えが人それぞれですよね。
よって誰に聞いても参考になります。
採用担当者は良いことばかり言いがちですが、「入社後のギャップ」に関しては聞かれた時に嘘をつきにくいので(本当に感じたことしか答えられないですよね)、ぜひ積極的にしてみましょう。
その企業の実情や社員の性格、社風などなど、参考になる情報が得られますよ。
なるほど!たしかにこれらの質問ってネットではよく分からなかったり、その担当者自身の考えですもんね。
そうなんだよ。そういった調べてもわからない質問は直接質問する価値があるよね。とりあえず質問することが大事って言う人もいるけど、悪い質問は逆効果だよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
開催されているオンライン合同説明会を一覧で把握できたと思います。
あくまで合同説明会は絶対に参加しないといないものではなく、新しい業界や企業と出会うための手段に過ぎません。
しかし参加することで、これまで知らなかった企業と出会う機会が得られるのは大きなメリットですよね。
ちなみに僕は就活生の時、マイナビが主催する超大型の合同説明会に参加したことがありますが、15分ぐらいで帰りました。
どの企業も表面的な説明しかしない、良い側面ばかりを語り、とにかく新卒からのエントリーを集めることに必死なだけだったからです。
企業側は合同説明会に出展料を払って参加しています。
なぜなら新卒からのエントリーを増やして、自社に合う人材を採用するためです。
ここを把握できていれば、良い側面ばかりを語りがちという裏事情が見えてくる。
そこを理解した上で、参加して企業を判断することが僕は重要だと考えています。
ぜひ本記事で解説した注意点を押さえつつ、自分に合った企業かどうかを見極めていきましょう。
その接点としての合同説明会を知るきっかけにこの記事がなったのなら嬉しい限りです。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 合同説明会とは複数の企業が参加して、会社の説明や求人内容について説明を行うイベントのことを示す。
- 新型コロナウイルス禍において、オンラインで対応可能な合同説明会が主流となっており、自宅から気軽に参加できる一方で、採用担当者とのコネ作りとしての要素が薄くなっている。
- おすすめのオンライン型の合同説明会としては、まず大手が運営している説明会がおすすめである。(理由としては参加企業数が多いことや、ウェブ配信環境が整っており参加しやすい点が挙げられる)