就活生の皆さん、こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!
業界研究や企業研究を深めるうえで重要なのがOB訪問。
年々OB訪問を行う就活生は増えていますし、OB訪問専用のサイトなんかも続々とリリースされています。
でもOB訪問って企業説明会や選考とは違って基本的には1対1で行うもの。
だからこそ服装なんかも悩みますよね。
そこでこの記事では、OB訪問時の服装について解説していきたいと思います。
結論から言うとスーツがベストですが、TPOに沿った服装選びも求められるのでぜひ参考にしてください!
OB訪問で第一印象を良くすることで、その後の話し合いがスムーズにできそうですよね。
そうだね。だからこそあまりにラフな格好でOB訪問するのはおすすめしない。おすすめの服装を紹介していくよ!
- OB訪問時の服装は基本的にスーツ
- オンラインのOB訪問での服装は?
- OB訪問で「服装自由」「私服」と言われた場合には?
- OB訪問で服装指定されなかった場合の聞き方は?
- OB訪問ケース別の服装例
- OB訪問時の服装の注意点
- 本記事の要点まとめ
OB訪問時の服装は基本的にスーツ
そもそもOB訪問も就職活動の一環です。
そのため、説明会や面接同様に考えるべきです。
となると、基本的に服装はスーツということになりますよね。
OB訪問を受けてくれる社会人の方もスーツを着てきた学生に対し「なんでスーツなの?」とはなりません。
一方でカジュアル過ぎたり目上の人と会うのに相応しくない服装だったら違和感を持たれてしまうでしょうね。
何より、社会人の方は休日でない限り、OB訪問にもスーツで来るでしょうし。
「じゃあ就活生が着るべきスーツってどんなスーツ?」
こんな疑問が湧いてきますよね。
そこで就活生のスーツに関する網羅的な情報を「リクルートスーツとは?【ビジネススーツとの違いを解説】」にて解説しました!
スーツで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
OB訪問をスーツで行くことでOB側の気合も入る
ちなみにより詳しい話をすると、OB訪問をスーツで行くことで、相手側も気合が入ります。
OB訪問に私服で行くと、どうしてもラフな雰囲気になりますよね。
そのラフな雰囲気が良いという場面もあるかもしれないですが、僕が考えるにOB訪問は面接の場数を踏む(社会人との会話に慣れる)絶好の機会だと考えています。
だからこそ、スーツで行くことによってほぼ良い緊張感を生み出し、相手となれ合いにならないような会話ができるのでやっぱり僕としてはスーツをおすすめします。
なるほど。たしかにラフな私服でOB訪問をすると緊張感は薄まりますね。
そうなんだよ!OB訪問の相手によっては、馴れ合ってくるような人もいるから、こちらからスーツで行くことで、ほぼ良い緊張感を生み出すことができる。
オンラインのOB訪問での服装は?
OB訪問を対面でする場合は、スーツがおすすめだと話しました。
最近は、オンラインでOB訪問をする機会が増えているのですが、オンラインのOB訪問でも僕はスーツで参加することをおすすめします。
なぜならオンラインでOB訪問する人は、私服が多いんですよね。
僕の提唱する就活戦略は「差別化」であり、みんなが私服で参加するなら、こちらはスーツで参加して就活への前向きさ、一生懸命さをアピールすべきだと僕は思います。
ちなみに僕が就活生の時にとった差別化戦略の1部を記事で紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
» 【最重要】「倍率の高い難関企業からの内定」を獲得するために僕が取った行動を共有!
オンラインでのOB訪問では、対面でのOB訪問よりもさらに服装への意識が大切なんですね。
オンラインだからと気を抜いてはいけない。
きっちりとした服装をすることで気持ちも引き締まるからね!
OB訪問で「服装自由」「私服」と言われた場合には?
もしもOB訪問をする際、事前に「服装自由」や「私服」と言われた場合って「スーツでいいのかな?」と悩みますよね。
そもそも「服装自由」と「私服」では意味合いが異なってきます。
【服装自由】
指定がないため、スーツでも私服でもOK
【私服】
私服と指定されているため、スーツを着ていくのはNG
つまり、服装自由の場合はスーツを着ていっていいわけです。
いろいろと悩むくらいなら無難にスーツを着ていけばいいですね。
私服でもオフィスカジュアルを意識すべき
では逆に私服と指定された場合、スーツがダメならどんな服装をすべきなのか。
結論から言うと「オフィスカジュアル」を意識すべきです。
私服だからといって何でも着ていっていいわけではありません。
大学に通うときに来ているような服装なんかもリスクありですね。
また私服指定をするのは業界によって偏りがあったりします。
以下の業界は特に私服指定が多かったりしますね!
- Web業界
- ベンチャー企業
- アパレル業界
これらの業界の人が普段働いている姿をイメージしたらわかると思いますが、スーツで仕事をしているイメージってあんまりないですよね。
つまり、入社後もスーツを着る機会がないため、入社前から「この学生はどんな服装で働くのかな」といった視点で私服を指定しています。
特にアパレル業界なんかはセンスが問われたりもしますね。
ユニクロで見るオフィスカジュアル
ちなみに僕はユニクロが大好物です。
基本的にTシャツや靴下、パンツはユニクロで統一しているんですよねw
そんなユニクロにて「ユニクロ オフィスカジュアル」と検索すると、参考になるオフィスカジュアルのコーデが出てきます。
画像引用:ユニクロ「「セットアップ オフィスカジュアル メンズ」の関連商品一覧」
画像引用:ユニクロ「「オフィスカジュアル」の関連商品一覧」
これらを細かく見ていくと、オフィスカジュアルとは「フォーマルとカジュアルの中間」といった意味合いになります。
服装のイメージは以下のような感じですね。
- 白色のシャツ
- チノパンまたはスラックス
- ジャケット
【女性のオフィスカジュアルの例】
- ワンピース
- ミモレ丈のスカート
- 落ち着いた色のブラウス
- ジャケット
ちなみにオフィスカジュアルスタイルの洋服は、本当にユニクロやGUで十分!
安く買えますし、品質良し。経済的にもありがたいのでおすすめです!
▼インターンにおけるオフィスカジュアル
▼会社説明会におけるオフィスカジュアル
基本的にはスーツで、企業やOBから指定された場合は私服で訪問したらいいんですね。
その通り。
服装を指定された場合は相手がなんで指定してきているのか考えて服装を決めるべき。
特にアパレル業界なんかは自分の会社のブランドイメージに合う服装をしているかなどをチェックしている可能性があるからね!
OB訪問で服装指定されなかった場合の聞き方は?
「服装自由」と「私服」の違いについてはご理解いただけたかと思います。
でも絶対にOB訪問で服装について案内があるわけではありません。
むしろ何も言われないことの方が多いと思います。
そんな時はさっきも言った通り、スーツで行くのが無難。
でもどうしても「スーツでいいのか」気になる人もいますよね。
そんな時はOB訪問をする社会人の方に事前確認しても大丈夫ですよ。
方法としてはメールが最も適しているかと思います。
それほど重要な案件ではないですし、急を要しているわけでもないので電話を使ってまで社会人の方の時間を奪う必要は全くありません。
以下で服装を聞く際の簡単なテンプレをご紹介しておくので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
【メールで服装について聞く際の例文】
◯月◯日ご訪問に関するお問い合わせ ◯◯大学 就活太朗
(~件名)
株式会社◯◯◯◯
総務部人事課 主任 ◯◯ ◯◯ 様
(~宛名)
いつも大変お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部◯◯学科の就活太郎と申します。
◯月◯日のご訪問に関してご連絡いたしました。
当日御社にご訪問させていただく上でどのような服装でお伺いすべきでしょうか。
御社の社員の方々はスーツではなくオフィスカジュアルで勤務されているかと思います。
学生の立場である私も同様の服装で良いかお伺いしたく、ご連絡いたしました。
お忙しいところこのようなご質問をしてしまい、大変申し訳ございません。
お手すきの際にご返信いただければ幸いです。
(~本文)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯◯大学 ◯◯学部◯◯学科 ◯年
就活 太郎
TEL:000-0000-0000 Email:◯◯◯@◯◯.co.jp
(~署名)
この程度のことをわざわざ聞くのもちょっと違う気がしますね。
そうなんだよ。
受け取る側の考え方によってはマイナス印象にもなりかねないからね。
もし指定がないなら、無難にスーツを着ていくことをおすすめするよ!
OB訪問ケース別の服装例
OB訪問の服装は、先輩社員との関係性や訪問する日程によっても変わってきます。
この章では、ケース別のOB訪問の服装例をまとめてみました!
ケースごとに分けて解説しているので、自分に当てはまるものを参考にしてみてください。
- リクルーターにOB訪問する場合→スーツ
- OB訪問の依頼をして繋がった場合→どちらでもOK
- 知り合いの先輩にOB訪問する場合→私服
- 休日にOB訪問する場合→どちらでもOK
- 夏の暑い時期にOB訪問する場合→シャツまたは私服
OB訪問の服装例① リクルーターにOB訪問する場合
リクルーターにOB訪問する場合は、スーツを着用して行きましょう。
リクルーターとは、人事担当とは違った立場で採用に関わっている社員を指します。
簡単に説明すると、就活生に自社の魅力を知ってもらうために、採用のサポートに回っている社員のこと。
基本的には若手社員がリクルーターに選ばれることが多く、このリクルーターの評価を選考の参考にする企業もあるんです。
こうしたリクルーター制度は、就活の本格化を前にあらかじめ優秀な学生を確保しておくために大手企業が活用していて、自社に対する志望度を高めさせるという狙いがあります。
リクルーターは自社の魅力を就活生にアピールしたり、業務内容を詳しく伝えたりする存在です。
このように企業に関する話をするのはもちろんですが、場合によっては選考対策の相談にのってくれることもあるんです。
つまり、リクルーターは人事とは別のポジションではありますが、選考に関してかなり重要な立ち位置にいることは間違いありません。
そんなリクルーターに好印象を残すためにも、きちんとスーツを着用して訪問するのがベストです!
OB訪問の服装例② OB訪問の依頼をして繋がった場合
企業にOB訪問の依頼をして繋がった場合の服装は、スーツでも私服でもどちらでもOKです。
基本的にはスーツを着用して訪問するのが好ましいですが、私服でもいいと言ってくれる先輩社員も少なくありません。
その場合は厚意に甘えて、オフィスカジュアルな服装で訪問しましょう。
OB訪問の服装例③ 知り合いの先輩にOB訪問する場合
サークルの先輩やアルバイト先の先輩など、知り合いにOB訪問する場合は私服で大丈夫です。
もちろんスーツでも構いませんが、堅苦しくならないように私服でいいと言ってくれる先輩が多いと思います。
ただし、いくら知り合いだからと言っても軽装は避けるべきです。
私服といっても遊びに行く感覚の服装ではなく、きちんとした印象を与えられるオフィスカジュアルを意識しましょう。
OB訪問の服装例④ 休日にOB訪問する場合
先輩社員の中には、休日のプライベートの時間を使ってOB訪問を受け入れてくれる人もいます。
休日にOB訪問する場合は、スーツでも私服でもどちらでもOKです。
もし服装に迷ったら、スーツを着用して行くのが無難かもしれません。
なぜならスーツを着て来た就活生を見て、不快に思う人はいないから。
先輩社員に「私服でよかったのに~」と言われたとしても、それは気遣いで言ってくれているだけなので気にする必要はありません。
OB訪問の服装例⑤ 夏の暑い時期にOB訪問する場合
夏の暑い時期にOB訪問する場合の服装は、シャツまたは私服でOKでしょう。
ただ、念のためにジャケットを着て行った方が安心ですね。
僕が考える理想としては、一般的なスーツスタイルで訪問して、先方の了承を得てからジャケットを脱ぐ形です。
というのも、クールビズに対する考え方は企業によって異なり、ジャケットやネクタイを身につけていない就活生を失礼だと判断する企業もあるんです。
夏の暑い時期の就活は大変ですが、接触冷感タイプのシャツを用意したり、涼しい場所で休憩したりしながら乗り切りましょう!
相手との関係性によって服装の考え方も変わってくるんですね!
TPOに合わせた服装選びはビジネスマナーの基本でもあるからね。
悪い意味で印象に残っても意味がないので、マイナスのない服装選びを心掛けよう!
OB訪問時の服装の注意点
ここまでOB訪問における服装について解説してきました。
最後に注意すべき点をまとめていこうと思います。
OB訪問時の服装で注意すべき点は以下の5つです。
【OB訪問時の服装で注意すべき点】
- カジュアルすぎる服装はNG
- 華美なアクセサリーはNG
- 高価なブランド物はNG
- リュックサックはNG
- コートは建物に入る前に脱ぐ
注意点① カジュアルすぎる服装はNG
OB訪問の服装が私服の場合、私服なら何でもOKというわけではありません。
普段着のようなありのままの私服では、カジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
以下に避けるべき服装例をまとめたので、参考にしてください。
- ジーンズ
- カーゴパンツ
- ハーフパンツ
- Tシャツ
- ジャージ
- ウィンドブレーカー
- 帽子
- サンダル
- スニーカー
NGとされる私服は業界・企業によって異なりますが、基本的には上記のようなカジュアルすぎる服装は避け、清潔感を重視したオフィスカジュアルを意識しましょう。
注意点② 華美なアクセサリーはNG
OB訪問時には、指輪や時計といったアクセサリー類は外しておきましょう。
私服の場合は華奢なネックレスやブレスレットであれば、絶対にNGというわけではありません。
しかし、たとえ私服であっても華美なアクセサリーや高価な時計は避けるべきです。
OB訪問はオシャレをして行く場ではないので、アクセサリー類はつけずに臨みたいですね。
注意点③ 高価なブランド物はNG
OB訪問をする際は、ハイブランドのバッグや時計など高価なアイテムを持って行くのはやめておきましょう。
というのも、社会人の中には大学生が高価な物を持っているのを見て、生意気だと感じる人もいるからです。
たとえそれが必死にアルバイトをして買った物でも、「学生らしくない」と思われてマイナスな印象を与えることも…。
持ち物が原因で悪目立ちしないように、OB訪問時に持つアイテムは紳士服の量販店で買える価格帯の物にしておきましょう。
注意点④ リュックサックはNG
OB訪問をする際は、バッグにも注意を払いましょう。
OB訪問をする服装がスーツの場合は、就活用バッグでOKです。
私服の場合は革製のトートバッグなど、オフィスカジュアルスタイルに合うA4サイズの書類が入るバッグを用意しましょう。
リュックサックやエコバッグなど、カジュアルすぎるバッグは避けるべきです。
また、キーホルダーや缶バッジなど、就活に関係ない装飾品は外しておいてください。
の注意点⑤ コートは建物に入る前に脱ぐ
寒い時期のOB訪問では、コートやマフラーを着用することになります。
それ自体は何の問題もありませんが、注意したいのはコートを脱いだり、マフラーを外したりするタイミングです。
OB訪問はカフェやレストランなど、基本的に建物の中で待ち合わせをします。
コートやマフラーは、必ず「建物に入る前に脱ぐ」と覚えておきましょう。
社会人のマナーとして、コートは建物に入る前や人と対面する前に脱ぐ必要があります。
くれぐれも先輩社員の前でコートを脱ぐことのないように、待ち合わせの前に脱いでおいてくださいね。
ちなみに脱いだコートやマフラーは、畳んでから腕にかけておきましょう。
服装に気を配ることでよりOB訪問を充実したものにできるんですね。
服装に関する注意点は多いけれど、これも就活をより良いものにするため。
きちんとした服装で臨み、OB訪問を受け入れてくれた先輩社員に失礼のないようにしたいね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
OB訪問における服装について一通り解説してきました。
ここで本記事の要点を再確認しておきましょう。
【本記事の要点】
- OB訪問の服装は基本的にスーツ一択。
- 私服指定された場合はオフィスカジュアルが良い。
- オンラインでもOB訪問でもスーツを着ることで真剣さをアピールできる。
- OB訪問相手が親しくてもある程度しっかりした服装でOB訪問する。
- リクルーターとのOB訪問はもはや一次選考。
- TPOに合わせた服装選びを心掛ける。
- 過度なアクセサリーを避けるなど最低限のマナーは押さえておく。
ただ服装選びはあくまで準備段階の話であり、OB訪問の目的ではないですよね。
OB訪問で最も重要なのはそこでしか得られない情報であったり、人との繋がりです。
こういった目的を確実に達成するためにも、服装選びなどの準備が邪魔にならないようにしておくべき。
そう思ってこの記事を書きました。
OB訪問を成功させるための情報として、いくつか記事を書いているので参考にしてみてください。
きっとあなたのOB訪問成功の助けになると思います!
▼OB訪問で気をつけることまとめ
» OB訪問で気をつけること総まとめ【相手選びから訪問後まで!】
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