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【合同説明会の出展料の相場は?】オンライン型も合わせて解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は"合同説明会の出展料"について解説していきます。

(僕自身、就活専門ブロガーであると同時に、会社経営者でもあり、このメディアを運営していることで人材業界とのつながりもあるので、新卒採用に関する情報も豊富だったりします。)

 

新卒採用する上で、合同説明会に出展する企業は多いですよね。

ただ、そこで気になるのが出展料の相場かと思います。

 

そこで本記事では、合同説明会の出展料について、主な合同説明会を参考に、対面形式とオンライン形式の相場について解説していきます。

合わせて、出展料を抑える工夫や注意点も共有するので、ぜひ参考にしてください。

 

これまで合同説明会に参加経験がない企業にとっては、出展料の相場が気になりますよね。

出展料は高額だからね。それに、準備や当日アテンドする社員の人件費などの費用がかかる点も注意が必要だね。

そもそも合同説明会とは?

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まずは合同説明会について簡単に解説しておきますね。

合同説明会とは「1つの会場に複数の企業が集まり、自社ブースを訪れた就活生に自社の説明を行うイベント」のこと。

 

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マイナビやリクナビなどの就活サイトのほか、自治体が実施するケースもあります。

業界に関係なく大手から中小まで何百社もの企業が参加する大規模なもの、IT系など特定の業界に特化したもの、理系学生など学部を限定したものなど種類はさまざまです。

 

また、近年はコロナの影響もあり、オンラインで開催されるケースも増えています。

オンラインの場合、時間毎に企業を分けるなどして、WEB上で企業説明が行える流れになっていますね。

 

【合同説明会の種類】

  • 対面型の合同説明会
  • オンライン合同説明会

 

対面型の合同説明会

 

みなさんがイメージする「企業ブースがいっぱいあって、そこに就活生が訪れて会社の説明を行う形」が対面型の合同説明会です。

 

従来、合同説明会はこのオフラインによる開催が主流でした。

当然就活生は知名度のある企業に集まりますが、学生の間ではあまり知名度が高くない企業も、社名や事業内容を知ってもらう絶好の機会になります。

 

また、直接的にやり取りができるので、社員の雰囲気を伝えたり、逆に就活生の雰囲気を感じ取れるのが大きなメリット。

多くの企業が採用の軸として位置付けているイベントです。

 

オンライン合同説明会

 

新型コロナウイルスの影響により、一気に広まったのがオンライン合同説明会です。

zoomなどのシステムを使って、Web上で企業の説明会を行う形式になります。

 

オンライン合同説明会には、大きく分けて以下の2つの種類があります。

 

【オンライン合同説明会の種類】

  • ライブ配信型
    リアルタイム(ライブ)で配信された映像を視聴するスタイルの合同説明会。コメント機能を使って参加者からの質問にすぐに答えられるなど、双方向のコミュニケーションが可能。

  • オンデマンド配信型
    事前に録画した説明会を、規定の時間に配信するスタイルの合同説明会。撮り直せるため作りこみが可能。1度録画すれば繰り返し配信できる。

 

双方向のコミュニケーションが可能なためか、オンンライン合同説明会ではライブ配信型のケースが採用されるケースが多いようです。

 

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参考:キャリタス就活2019「3月1日時点の就職活動調査」

 

オンライン合同説明会は移動の必要がないので、地方の就活生なども気軽に参加できるのが大きなメリットです。

企業側も自社から配信することができるため、スケジュールも立てやすいかと。

 

合同説明会に関する基本的な事項は、以下の記事でも解説しています。

就活生向けの記事ではありますが、合同説明会で就活生が感じているメリットなどもまとめているので、ぜひこちらも参考にしてくださいね!

 

 

コロナ以降、オンライン合同説明会を取り入れるところが増えていますね。

それぞれメリットデメリットがあるから、うまく使い分けることが理想だね。

合同説明会の出展料の相場

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合同説明会の基本を共有しました。

それでは次に本題である”合同説明会の出展料の相場”について解説していきます。

 

先ほど紹介したとおり、合同説明会には対面型とオンライン型がありますので、出展料についてもそれぞれに分けて解説していきますね!

 

対面型の合同説明会の出展料 

 

まずは対面型の合同説明会から。

借りられるブースには大型ブースや特別ブースなどもありますが、ここでは標準ブース1つを借りた場合の1日あたりの料金相場を示します。

 

▼対面型合同説明会の出展料の相場

地域 相場
東京 70万~95万円
大阪 60万~90万円
関東(東京を除く) 30万~75万円
中国 20万~60万円
九州 20万~75万円

 

なお、標準ブースはだいたい2畳程度のスペースになりますが、これは結構狭くて、就活生をそれほど呼び込めません。

そのため、標準ブースを2つにしたり大型ブースを借りたりする企業も多く、そうすると倍近い金額がかかりますね。

 

また、以下のようなオプションサービスを用意しているイベントも多く、利用にあたっては別途料金が必要です。

 

▼合同説明会のオプションサービス例

サービス 料金
事前登録者へのメール配信 10万~20万円
会場配布パンフレットへの掲載 10万~30万円
会場配布パンフレットへのチラシ等の資料封入 5万~30万円
スカウトメール 10万円
ブース位置指定 10万~20万円
ブース内備品レンタル 数千円~数万円

参考:neocareer「マイナビ就職EXPO(セミナー)の料金と特徴」キャククル「合同説明会出展のポイント・料金相場をリサーチ 」

 

こうしてみると、資金力のある企業のほうが有利になることがわかりますね。

なお、対面型の合同説明会にかかる費用には以下のような特徴があります。

 

【対面型の合同説明会の相場の特徴】

  • 開催日程や開催地域、規模によって異なり、東京や大阪などの大都市は高く、地方開催では安い。
  • 学生を呼びやすい大企業や有名企業は価格が優遇される傾向がある。
  • 年度の後半になるほど安くなる傾向がある。

 

合同説明会は大きな都市だけでなく、地方でも開催されています。

集客力が違うこともあり、地方は比較的料金が安く設定されていることが一般的です。

 

また、就活が本格化する3月ごろは高く、就活生が減ってくる年度の後半ほど安くなるのも共通していますね。

 

オンライン合同説明会の出展料

 

リアルイベントの出展料金について共有しました。

ここでは、オンライン合同説明会の出展料金について解説しましょう。

 

▼オンライン合同説明会の出展料の相場

運営主体 料金の相場 特徴
民間企業 40万~80万円

出展まで手厚いサポートが受けられることも多い

大学 2万~8万円 優秀な大学の学生に対象を絞れる
自治体 無料~10万円 対象となるのは地元の中小企業

 

運営団体によって、出展料は大きく異なります。

また、オンライン合同説明会にかかるコストには、以下のような特徴があります。

 

【オンライン合同説明会出展料の特徴】

  • 運営主体や開催規模によって料金は大きく異なる。
  • パンフレットなどの配布資料、会場までの交通費などが不要な分、リアルイベントよりコストを抑えられる傾向にある。
  • オンデマンド配信の場合は、録画を流すため採用担当者の人件費などのコストが抑えられる。

 

対面型の合同説明会に比べ、必要になるコストが限られてくるため、相場としては低くなっていますね。

また、オンデマンドであればさらにコストを抑えることができます。

 

一方で、対面型のように学生の呼び込みができないなどのデメリットもあります。

企業の知名度や集客力、資金面などによって、どの形を利用すべきかが変わってくるとかと思います。

 

こうして見ると、やはりそれなりに費用がかかりますね。

オプションサービスのほか、準備や動員する社員の人件費も必要だからね。どれだけかかるのか、事前に十分確認する必要があるね。

主な合同説明会の出展料一覧

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次にこの章では、主な合同説明会の出展料について共有します。

以下が主な合同説明会になりますが、いずれも対面型とオンライン型を併用しているため、どちらでの出展も可能です。

 

【主な合同説明会一覧】

  1. マイナビ就職EXPO
  2. リクナビ仕事万博
  3. キャリタス就活フォーラム
  4. ミーツカンパニー
  5. オファーボックス
  6. dodaキャンパスLIVE

 

①マイナビ就職EXPO

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マイナビ就職EXPOは、最大手の総合就職サイト・マイナビが実施する合同説明会です。

合同説明会に出展する場合、サイト内の自社ページで告知できるため、幅広く知らせることができます。

 

出展企業数、学生来場者数ともに非常に多く、北海道から福岡まで全国で開催されているのが大きな強み。

知名度があまりない企業であっても、当日に自社ブースにうまく呼び込むことができれば、数多くの学生と接点を持つことができます。

 

以下のように種類も豊富なので、自社の採用戦略にあった合説を選んで出展しましょう。

 

【マイナビ就職EXPOの種類】

  • マイナビインターンシップEXPO
  • マイナビMEGA就職EXPO
  • マイナビ就職EXPO
  • マイナビ就職EXPO理系
  • マイナビ就職EXPO建築
  • マイナビWEB就職EXPO など

 

▼マイナビ就職EXPOの出展料

地域 ブース数 金額
東京 1ブロック
2ブロック
75万~95万円
130万~190万円
北海道・東北 1ブロック
2ブロック
50万~60万円
90万~95万円
関東 1ブロック
2ブロック
65万円
90万円
甲信越 1ブロック
2ブロック
50万円
90万円
東海 1ブロック
2ブロック
50万~75万円
90万~140万円
関西 1ブロック
2ブロック
60万~90万円
95万~170万円
四国・中国 1ブロック
2ブロック
50万~60万円
90万~100万円
九州 1ブロック
2ブロック
50万~75万円
90万~140万円

参考:neocareer「マイナビ就職EXPO(セミナー)の料金と特徴

 

②リクナビ仕事万博

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マイナビと並んで就職サイト最大手である、リクナビが実施する就職フェアです。

マイナビ同様、その知名度や大学との連携力により、就活生の参加数や企業の出展数も非常に多くなっています。

 

【リクナビの合同説明会の種類】

  • インターンシップ&仕事研究LIVE
  • 企業発見&選考準備LIVE
  • リクナビ企業&仕事万博
  • 合同WEBセミナーLIVE
  • 理系、機械・電子、情報系、Uターン、グローバルなど特定の属性に限定したイベントも開催

 

▼リクナビ仕事万博の出展料

地域 ブースタイプ 金額
東京 標準ブース
大型ブース
95万円
180万円
新潟 標準ブース
大型ブース
30万円
60万円
大阪 標準ブース
大型ブース
65万円
125万円
福岡 標準ブース
大型ブース
45万円
85万円

参考:RECRUIT「合同企業説明会・イベントの参画料金

 

③キャリタス就活フォーラム

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マイナビ・リクナビに次ぐ大手就活サイトのキャリタスが開催する合同説明会です。

参加企業は50~100社ほどと、イベントの規模は中レベルになります。

 

リアルイベントのほかオンラインでも数多く開催して、2つ合わせると年間で300回以上に及びます。

通年で開催していて、出展料は時期やエリア、規模などで異なります。

 

▼キャリタス就活フォーラムの出展料

地域 ジャンル 金額
札幌 総合 40万円
仙台 総合 35万円
東京 総合
理系学生のみ
55万円
90万円
名古屋 総合
理系学生のみ
50万円
70万円
大阪 総合
理系学生のみ
理系・建築系学生のみ
50万円
90万円
90万円
岡山 総合 40万円
広島 総合 50万円
福岡 総合 50万円

参考:neocareer「キャリタス就活フォーラム

 

④ミーツカンパニー

 

ミーツカンパニーは、株式会社DYMが主催する中小規模の合同説明会で、オンライン合説のほかリアルイベントも実施しています。

 

少数精鋭が特徴で1回あたりの参加企業数が少なく、座談会形式で実施されることが特徴的なイベントですね。

僕自身、就活生のときに参加して2社から内定をいただくことができたイベントです。

 

会場内にはキャリタスPITCHと呼ばれる特設会場があり、7分間PRできるので、自社の魅力を存分に伝えられるかと思います。

 

京都大や大阪大など特定の有名大学でキャンパスフォーラムも開催しており、優秀な学生と直接接点を持つことができます。

そのほか、理系、高学歴、体育会・営業職、地方学生選抜などのテーマごとに特化した説明会も実施しています。

 

▼ミーツカンパニーの出展料

種類 回数 料金
基本料金 1回 40万円
イベント参加パスポート 4~7回 160~280万円
イベント参加パスポート 8~10回 300~375万円
イベント参加パスポート 11回 385万円~
イベント年間パスポート 月2回まで 600万円
イベント年間パスポート 月3回まで 810万円

参考:neocareer「Meets Company(ミーツカンパニー)

 

⑤オファーボックス

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オファーボックスは、登録学生のプロフィールを読んで興味を持った相手に企業からオファーを送る逆求人サイト。

登録学生数は18万5000人に及び、就活生の実に3人にひとりが利用しているといわれる人気サービスです。

 

利用する企業も続々と増えており、今年からオンライン合同説明会も実施するようになりました。

プロフィールをしっかりと入力し、サイトへのログイン頻度も高い登録学生が優先的に参加できるしくみなので、就職意識の高い就活生の参加が期待できます。

 

ただ、出展料は非公開となっており、わかりませんでした。

気になる企業の方は、ぜひ一度問い合わせてみてください!

 

オファーボックス企業問い合わせページ:

https://offerbox.jp/company/

 

⑥dodaキャンパスLIVE

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dodaキャンパスはオファーボックス同様、企業から興味を持った学生にオファーを送る逆求人サイトで、ベネッセが運営しています。

通常の採用ではなかなか望む資質を持った就活生と接点が持てないと悩む企業から、大きな支持を得ているサービスです。

 

そのdodaキャンパスが実施しているオンライン合同説明会が、dodaキャンパスLIVE

dodaキャンパスに登録している学生が参加します。

 

大きな特徴は、企業説明と座談会の実施後に、参加した学生から興味のある企業にオファーリクエストができる点。

企業はオファーリクエストをしてきた学生のなかから良いなと思った相手にオファーを送ることができ、そのまま選考に移行することも可能です。

 

出展するには、dodaキャンパスを利用している必要があります。

定額プランに申し込んでいれば、オンライン合同説明会の参加費用はかかりません。

 

出展料は主催企業によってばらつきがありますね。

集客力も違ってくるからね。費用対効果の高いイベントを選ぶことが肝要だね。

合同説明会の出展料を抑えるには

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合同説明会の出展料の相場や主な合同説明会の料金を共有しました。

これだけコストが掛かるとなれば、少しでも出展料を抑えたいはずです。

 

よって、この章では出展料を抑える方法について解説していきます。

少しでもコストを抑えるために参考にしてくださいね。

 

【合同説明会の出展料を抑える方法】

  1. 自社に合ったイベントを厳選する
  2. 必要なオプションのみ利用する
  3. 自治体からの助成金を活用する

 

方法① 自社に合ったイベントを厳選する

 

合同説明会にはリアルイベントとオンラインとがあり、2000社以上の企業が集まるような大規模なものから数社程度の小規模のものまでさまざまです。

また、業界を問わないものもあれば、特定の業界や学部に絞ったものもありますね。

 

当然、それぞれ出展料は大きく違うので、まずは自社の採用コンセプトやニーズを明確にし、それに合ったものを慎重に選ぶことが不可欠です。

 

たとえば、就活生が多数集まる大規模イベントに出展すると効率よく学生に出会えるように思えますが、必ずしもそうとはいえません。

大手企業や有名企業が多数出展していて、競合する企業も多いからです。

 

うまく自社ブースに呼び込めないと、多額の費用をかけたわりにめぼしい収穫がなかったといった結果になりかねないでしょう。

 

一方で特定の業界や学部に絞った合同説明会では、来場する学生の総数は減るものの、業界についてよく理解している就職意識の高い就活生に出会えるチャンスといえます。

よって、自社が求める人材像を把握し、マッチする就活生の来場が期待できるイベントを慎重に選ぶことが重要です。

 

方法② 必要なオプションのみ利用する

 

当然ですが、オプションの厳選も重要なコスト抑制方法になります。

オプションは使えば良いというわけではありません。

 

自社の規模感や知名度によって必要性は変わってきます。

まずは必要性を吟味し、優先度の高いオプションから使っていくのがおすすめです。

 

方法③ 自治体からの助成金を活用する 

 

自治体によっては、市内の中小企業を対象に合同説明会の出展料を負担する助成金制度を設けています。

以下にざっと例を挙げますね。

 

自治体名 助成対象 助成金額
愛知県刈谷市 合同説明会の出展費用 同一事業者について1年度に30万円が限度
茨城県水戸市 オンライン合同説明会 対象経費の1/2以内
1社あたり3万円まで
三重県四日市市 就職フェア 対象経費の2/3以内
1回につき上限30万円、1年度2回まで
鹿児島県薩摩川内市 企業説明会などの出展料ほか 対象経費の2/3以内
1回につき上限50万円、1回限り

※詳細は自治体に確認してください

 

意外と知られていない制度かと思います。

すべての自治体で実施しているわけではありませんが、事業所を置く自治体を調べ、助成制度があるならぜひ活用しましょう。

 

採用戦略を踏まえ、必要なサービスを選択することが大切だね。

合同説明会に出展する際の注意点

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ここまで出展料一覧やコスト抑制について解説してきました。

それでは最後に、合同説明会の出展に関する注意点を共有しておきますね。

 

【合同説明会に出展する際の注意点】

  1. 事前告知を徹底しておく
  2. ブースは目につくような装飾を施す
  3. 説明時間は長くならないようにする
  4. オンライン型はWebに合わせた見せ方をする

 

注意点① 事前告知を徹底しておく

 

出展料を払って合同説明会に出ても、就活生が訪れなければ意味がありません。

事前に出展の予定があることは、さまざまな媒体を使って告知しておきましょう。

 

手段としては、自社サイトの採用情報ページへの掲載や学内ガイダンスでのアナウンスなどがあります。

就職情報サイトを利用している場合は、自社のページ内に大きく告知するとともに、エントリーしている就活生にメールでも告知しておきましょう。

 

その際は、ブースの位置や当日のタイムスケジュール、プログラムを明記しておくと、学生も時間に合わせて訪れやすくなります。

LINEやTwitterなどのツールもうまく活用すると良いでしょう。

 

注意点② ブースは目につくような装飾を施す

 

会場では複数の企業のブースがずらりと立ち並びます。

よって、自社のブースを目立つように装飾することが欠かせません。

 

装飾物として使われるものには、主に企業ポスターやバナースタンド(のぼり)、椅子カバー、テーブルクロスなどがあります。

ポスターなどは真正面に貼るのではなく、通りすがりの就活生の目に入るようブースの横壁に貼るのがポイントです。

 

ほかのブースとの比較が容易な環境なので、奇抜なだけでは悪目立ちして学生に避けられてしまう可能性があるので、注意しましょう。

スマートな装飾をするためには、専門業者に製作を依頼するのも1つの方法です。

 

「誰に」「自社のどのような魅力」を伝えたいのか、採用コンセプトを固めたうえで装飾に反映するようにしましょう。

パンフレットなどの資料も豊富に用意し、手に取ってもらえるようにすることが大切です。

 

注意点③ 説明時間が長くならないようにする

 

ブースを訪れた学生への説明は、長くても20~30分程度に収めましょう。

理由としては、合同説明会に参加した就活生は複数の企業の話を聞きたいと考えているケースがほとんどだから。

 

企業の説明があまりに長いと嫌がられる可能性があります。

企業側も1回の説明が長くなるほど会える就活生の総数が限られてしまいますしね。

 

注意点④ オンライン型はWebに合わせた見せ方をする

 

オンライン型はWebに合わせた見せ方をするのが重要です。

なぜなら、リアルイベントとはちがって就活生との間に距離があるから。

 

ライブ配信型であればチャット機能などを使えば双方向のコミュニケーションもできるものの、リアルイベントほどその場にいる就活生を巻き込むことはできません。

就活生の反応もわかりづらいでしょう。

 

例えば、スライドを見せる場合、1枚当たりの情報や文字量は少なめに、伝えたいポイントだけ記載する、読み上げるときも、通常よりも身振りを大きくすることを意識することなどが大切です。

 

【補足】出展にはサイトへの掲載が必要なケースがある

 

就職情報サイトが主催するイベントの場合は、サイトに求人を掲載している企業のみ出展できるケースもあります。

その場合、余分に数十万円の費用がかかることも少なくありません。

 

掲載が必要かどうかは時期や開催地域などにもよるため、出展を検討する段階で確認しましょう。

以下の記事では主要サイトの掲載料が掲載されているので、参考にしてください。

 

 

合同説明会を成功させるには綿密な準備が必要みたいですね。

ただ出展するだけでは就活生が訪問しない可能性が高い。企業理念や魅力がわかりやすく伝わるような工夫が大切だね。

本記事要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

合同説明会の出展料や注意点などについて、理解いただけたのではないでしょうか。

 

採用活動にはさまざまな方法があり、費用や時間をかけても優秀な就活生と出会えるかわからないところがあり、悩みますよね。

ただ、合同説明会は出会える就活生の幅が広く、直接企業の魅力をアピールできるなど、間違いなくメリットの大きいイベントです。

 

ぜひとも有効に活用し、自社を担う人材を見つけてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 合同説明会には対面型とオンライン型の2種類がある。
  • 合同説明会の出展料の相場は、開催地域や時期、種類などによって違いがあり、東京などの大都市では100万円を超すこともある。
  • オンライン合同説明会は、対面型に比べ費用が抑えられる傾向にある。
  • 合同説明会の出展料を抑えるには「自社に合ったイベントを厳選する」「必要なオプションのみ利用する」「自治体からの助成金を活用する」などが重要である。
  • 大規模なもの、小規模なもの、特定業界に特化したものなどさまざまな種類があるので、自社の採用コンセプトを踏まえ、出展する合同説明会を選ぶことが大切である。

 

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