こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は「合同説明会」について、基本的な部分を解説していきます。
就活を進める上で、ほとんどの就活生が一度は合同説明会に参加するかと思います。
ただ、規模の大きさだったり参加企業の種類、運営している会社によって参加価値は大きく異なるんですよね。
そこで本記事では、合同説明会のメリットやデメリットのほか、僕が考える「うまい回り方・使い方」についても共有していきます。
合同説明会とはそもそもどんなイベントなのか?参加すべきか気になります!
合同説明会は参加に時間がかかるから、ちゃんと理解して参加すべき!ぶっちゃけ参加すべきか解説していくよ!
- 合同説明会とは?
- 就活生が合同説明会に参加するメリット【3選】
- 就活生が合同説明会に参加するデメリット【3選】
- 【結論】就活生は合同説明会に行くべきか?
- 就活マンが考える合同説明会のうまい回り方・使い方
- 合同説明会の企業の出展目的とは?
- 合同説明会に出展するための費用と就活生側の参加料金
- 合同説明会に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
合同説明会とは?
合同説明会とは、複数の企業が集まり、会社の概要や求人内容について説明するイベントのことを指します。
就活を進める上で、マイナビなどの就活サイトを使う就活生は多いですよね。
ただ、ネット情報だけだと、どうしても浅い情報に限られてしまいます。
その点、合同説明会は採用担当者と直接やりとりができるので、より深くリアルな企業の姿を知ることができます。
また、多くの企業が同じ場所に集まるので、もともと知らなかったり興味のなかった企業と出会えるチャンスがあるのも大きなメリットですね!
数ある企業の中から受ける先を選ばなければならないため、視野を広げることは重要です。
ちなみに、視野を広げるには「逆求人サイト」も有益ですよ!
逆求人サイトとはプロフィールを登録しておくと、企業からスカウトが届くサイトのこと。
大手の求人サイトとは違って、企業側からアプローチがあるので、今まで知らなかった企業と出会えることもめずらしくありません。
また、スカウトが届いた企業は書類選考が免除になるなど、選考を有利に進められるケースもあるんです!
幅広くさまざまな企業を知るきっかけにもなりますし、内定獲得にも有効なので使わない手はありませんよ。
これまで200以上のサイトを見てきましたが、僕がいま就活生だったら「キミスカ」を利用しますね。
キミスカはスカウトが3種類にわかれており、企業の本気度が見分けやすいのがメリット。
「ゴールド」と「シルバー」のスカウトのみに対応すると、効率よく自分に合う企業を見つけられますよ。
規模は大小さまざま
合同説明会の規模は、マイナビやリクナビなどが主催し何百社も参加する大規模のものから、数社程度の小規模なものまでさまざま。
傾向として、大規模のものは都市部の大きなイベント会場なんかが使われていますね。
また、自治体や商工会議所なんかが主催するものは地場企業のみが参加したり、業界特化型の説明会なんかもあります。
合同説明会は企業とのマッチングだけではない
合同説明会のメインは、企業ブースに就活生が訪れて交流するマッチングです。
ただ、これ以外にも会場ではイベントが開催されています。
例えばプロのアドバイザーに就活相談ができたり、エントリーシートの添削や女子学生向けの就活メイク講座などもあるんです。
こういった面からも、特に就活のスタート段階で合同説明会に参加すれば、一度に多くのことを学ぶ機会になりますよ!
やはり採用担当者を直接会って話せるのは大きなメリットですよね。
そのとおりだね。合同説明会で印象に残れば顔も覚えてもらえるし、社員の雰囲気なんかも知ることができるんだ!
就活生が合同説明会に参加するメリット【3選】
就活生の中には、「合同説明会は時間のムダ」「意味がない」という人もいますが、僕はそう思いません。
合同説明会は、目的をもって参加すればしっかりとメリットが得られるイベントです。
合同説明会に参加することで得られるメリットは、以下の3つです。
【合同説明会のメリット】
- 企業や業界を知れる
- 効率的に情報収集ができる
- 企業とのコネを作れる
メリット① 知らなかった企業や業界を知る機会となる
合同説明会の最大のメリットは、何といっても「今まで知らなかった企業や業界を知れること」ですね。
日本には400万を超える企業があるから、企業選びって本当に大変なんですよね。
特に就活をスタートしたばかりの人は大きな悩みになります。
そもそもどんな業界や企業があるのか知らない状態であれば、当然ですよね。
合同説明会に参加することで業界ごとの仕事内容や具体的な企業名を知れるので、自分が興味のある業界や企業に求める要素を洗い出せるようになります。
合同説明会への参加がきっかけで、就活の方向性を見つけられる学生も少なくはありません。
今まで知らなかった業界や企業を知れるのは、一気に多くの業界や企業を比較できる合同説明会ならではのメリットです。
「視野を広げたい」「就活の方向性を決めたい」という学生には、非常におすすめのイベントですね!
メリット② 1度に効率的に企業情報を得ることができる
1度に多くの企業情報が得られるのも、合同説明会のメリットです。
すでに進みたい業界が決まっていたとしても、実際にエントリーする企業を見極めるために何社もの個別説明会に参加するのは、時間も労力もかかることです。
忙しい就活生にとって、個別でエントリーして各企業に足を運ぶことは大きな負担になりますよね。
合同説明会であれば、興味がある企業の情報も興味が薄い企業の情報も1日で一気に得られるため、短期間で効率的に情報収集できる点はうれしいポイントですね。
メリット③ 知名度の低い企業だとその場でコネを作れる
合同説明会に参加すれば企業の人と直接話せるので、コネを作ることができます。
個別の企業説明会よりもフランクな雰囲気で進む合同説明会では、採用担当者と学生が直接話すチャンスがたくさん用意されています。
できるだけ空いている時間を狙ってブースに行けば、座談会形式でフランクに話す時間を取ってもらえる可能性が非常に高く、特に知名度が低い企業は狙い目ですね!
来場する学生が少ない分、話しているときにしっかりと熱意をアピールできれば、担当者の印象に残って選考のとき有利に働く可能性もありますよ。
ただ参加するだけではなく、自分から行動することが大切ですね。
間違いないね。しっかりと事前準備をして計画を練った上で参加すれば、合同説明会の価値を最大化することができるんだよ!
就活生が合同説明会に参加するデメリット【3選】
合同説明会はメリットが豊富な一方で、参加するデメリットがあることも事実です。
ここでは、そのデメリットと回避方法について解説します。
【合同説明会のデメリット】
- 表面的な説明しか聞けない
- 説明の内容が物足りない可能性がある
- 開催場所までの交通費や時間がかかる
デメリット① 表面的で企業の良い側面ばかりを聞く可能性がある
合同説明会に限ったことではありませんが、説明会では企業の良い側面ばかりをアピールされる可能性があることに気をつけてください。
企業は、なるべく自社の魅力を伝えようと説明会の内容を考えています。
短時間で多くの学生に「エントリーしたい」と思わせるためには、仕事のやりがいや企業の魅力をしっかりと伝える必要があります。
その結果、会社の良い側面ばかりを詰め込んだ内容になってしまい、大変な面や課題が全くわからない説明会になってしまうケースが多いのです。
「給料は高いが残業が多い」「やりがいはあるが体力が必要」など、仕事には良い面と悪い面の両方があることが当たり前です。
良い側面ばかりを求めて入社すると早期退職の原因となるため、悪い側面についてもしっかりと把握するようにすべきですね。
デメリット② 1企業ごとの説明に物足りなさを感じやすい
合同説明会に参加する企業は、1日に何度も繰り返し説明会を開催します。
より多くの学生に説明を聞いてもらうために回転率を重視する企業も多いので、1回あたりの説明内容が薄くて物足りなく感じてしまう学生もいるかもしれません。
個別説明会では1~2時間かけてじっくりと説明を行うのに比べ、合同説明会では1回あたり20分程度で説明を行います。
合同説明会は1つの企業を深く知るというよりも、「多くの企業を比較して選択肢を広げる」というのが目的なので、この点は理解しておいてください。
「物足りない、もっと知りたい」と思った企業には、積極的に質問したり個別説明会に申し込んだりと、次のアクションを取るようにするのがおすすめです!
デメリット③ 開催場所までの交通費や時間がかかる
参加するために会場まで行かなくてはいけないのも、合同説明会のデメリットですね。
合同説明会の会場は大規模な展示場などが多いため、高い交通費や長い移動時間をかけて会場へ向かう必要がある学生も多い。
就活の時期は証明写真やスーツ、エントリーシートの用意などにお金と時間がかかるので、できるだけ交通費や時間を節約したいですよね。
経済面でいうと、合同説明会への参加はデメリットになります。
オンライン合同説明会なら交通費も一切かからない
コロナの影響もあって、最近急激に増えているのがオンライン合同説明会です。
パソコンを使って自宅から参加できるので、気軽に短時間で説明会に参加できるのは大きなメリットですよね。
地方の学生も参加しやすく、企業側も会場費なんかがいらないので、今後もオンライン合同説明会の数は間違いなく増えるかと!
むしろ今後はコロナの影響で集合型の合同説明会は開催しづらいので、オンライン合同説明会が主流になっていきますよ。
僕がおすすめするオンライン合同説明会については、以下の記事でランキング形式にてまとめているので、ぜひ参考にしてください!
たしかにマイナビやリクナビもオンライン合同説明会を開催していますね!
そうなんだ。大手はもちろん、小規模のものであってもオンライン開催がメインになってきてるんだ!
【結論】就活生は合同説明会に行くべきか?
ここまで就活生が合同説明会に参加するメリットとデメリットを解説しました。
それらを通して、結局知りたいのは「合同説明会に行くべきか」ということですよね。
僕が考える結論は以下のとおりです。
【合同説明会に行くべきか?】
- 学内合同説明会には参加すべき
- 大型の合同説明会は人事に直接話して名刺をもらう積極性がある人は参加すべき
まず学内合同説明会は、その大学の学生を積極的に採用しようとする企業が来ます。
実際にその大学からの採用実績の多い企業が集まる傾向があるのと、更には学生の参加人数もそこまで多くないケースが多いので、参加価値が高いんですよね。
次に、大型の合同説明会ですが、これは僕は参加価値が低いと考えています。
なぜなら人事が「その企業の良いところばかり話す+コミュ力が高い良い感じの人事が参加する傾向にあるのでその会社の社員が良い人ばかりだと勘違いしてしまうから」です。
合同説明会に参加する企業は、わざわざ出展料を払って採用目的で来てます。
それゆえに自社の良いところばかり話すので、まじで意味ないですね。
(ちゃんと企業研究をしない人は、入社後のミスマッチに繋がります!)
合同説明会に関しては、シンプルに以上が結論です!
直接人事と会うことができるので、そこで1:1のコミュニケーションが取れるような積極性のある人は参加すべきですが、そうじゃないなら非効率ですね。
なるほど!たしかにその企業の説明を聞くだけなら、求人サイトや企業のホームページ、口コミサイトで事足りますよね。
そうなんだよ。求人サイトやホームページで調べる以外に、何か得られると確信できる人は参加すべきだけどね。説明聞きにいくだけなら効率悪すぎる。
就活マンが考える合同説明会のうまい回り方・使い方
ここからは、僕が考える合同説明会のうまい回り方と使い方について解説します。
せっかくのチャンスをムダにしないように、合同説明会を120%活用していきましょう!
【就活マンが考える合同説明会の回り方・使い方】
- 自分が知らない業界の企業の説明を聞く
- 東証一部上場企業などのネット情報が豊富な企業の説明はあえて聞かない
- 積極的に採用担当者に話しかけてコネを作る
①自分が知らない業界の企業の説明を聞く
合同説明会の参加するときは、志望度が高い企業よりも自分が知らない業界や企業の説明をメインに聞くようにしましょう。
先述したとおり、合同説明会で行われる説明は表面的な内容が多いです。
そのため、志望度が高い企業のブースに行っても聞きたいことの説明を受けられず、結局あとから個別説明会に参加する必要が出てきてしまうんです。
個別説明会でも聞く内容を、わざわざ合同説明会で聞く必要はありません。
それよりも、今まで知らなかった業界や企業を知るチャンスとして活用したほうが、合同説明会のメリットを最大化できます。
他業界・他企業をできるだけ多く比較し、各業界についての理解を深めることに注力しましょう。
②東証一部上場企業などのネット情報が豊富な企業の説明はあえて聞かない
東証一部上場企業などの大手企業の情報は、インターネットでも比較的手に入れやすい傾向にあります。
近年は口コミサイトの情報も充実してきたので、社風や給料などについてもリサーチしやすくなりました。
こういった情報が手に入る企業の説明は、あえて合同説明会で聞かないようにするのもひとつの手です。
説明できる時間と内容が限られた合同説明会では、企業の深い説明を聞くことはできません。
調べて情報が出てくる企業の説明を聞くよりは、インターネット上に情報が載っていない企業の説明を聞いたほうが有意義な時間にできますよね。
参加前に出展企業一覧を確認し、インターネットの情報が豊富な企業とそうでない企業をある程度振り分けておけると、当日の時間を有効活用できますよ!
③積極的に採用担当者に話しかけてコネを作る
合同説明会のメリットは、エントリー前に採用担当者と話せてコネを作れることです。
「話しかけてもいいのかな?」「こんなこと聞いたら迷惑かな?」と遠慮せず、どんどん採用担当者に話しかけて印象に残るようにしましょう。
もちろん、やみくもに話しかけることや調べてわかるようなことを聞くのはおすすめしません。
「御社での業務に活かすために〇〇の資格を取ろうと思っていますが、ほかに勉強しておくべき知識はありますか?」
「競合他社のなかでも営業力に強みがあるという印象を受けましたが、実際に働いている方が考える自社の強みはありますか?」
このように企業説明会や企業情報を自分の中に落とし込み、自分が抱いた意見とともに話を切り出せると、「優秀な学生だ」と思わせることができますよ。
これらは実際に僕が就活生時代に実践してきたことだよ!そのおかげで22社からの内定という結果にもつながったからこそ、本当におすすめできるんだ。
合同説明会の企業の出展目的とは?
次に、企業が合同説明会に出展する目的について解説していきます。
学生にとってのメリットが多いように見える合同説明会ですが、企業はボランティアで行なっているわけではありません。
むしろ、企業は目的を持って合同説明会に参加しています。
大きな目的は以下の2つです。
【企業が合同説明会に出展する目的】
- 自社への興味を持ってもらうため
- 就活生からのエントリー数を増やすため
- 優秀な就活生を見つけるため
目的① 自社への興味を持ってもらうため
企業にとっての合同説明は、自社に興味を持っていなかった学生を振り向かせるチャンスの場です。
そもそも、ナビサイトの企業ページや企業の個別説明会には、その企業に興味を持ってくれた学生しか来てくれません。
知名度のない企業だとなかなか学生が集められず、優秀な学生を採用するチャンスが減ってしまう危険性があります。
そういった企業が合同説明会に出展すれば、今まで自社を知らなかった学生にも興味を持ってもらえるようになります。
目的② 就活生のエントリー数を増やすため
知名度が低い企業でも、合同説明会に出店することで学生にアピールできます。
学生に「エントリーしてみようかな」と思わせることができ、結果的に応募してくれる学生が増えて優秀な人材の採用が実現しやすくなるんです。
実際、僕が合同説明会に参加したときは、企業がビラを配ったり学生に声をかけたりして積極的にアピールしていましたね。
ついつい目当て以外の企業にも立ち寄ってしまって、「今まで知らなかったけど、この会社もいいな~」なんて目移りしていました。
目的➂ 優秀な就活生を見つけるため
ナビサイトなどからエントリーしても、企業側は就活生のプロフィールくらいしか把握できないですよね。
一方、合同説明会であれば直接会って人柄を確認することができます。
そこで企業としては、担当者が自分の目でみて「優秀だ!」と感じる学生を見つけたいんですよね。
その就活生がエントリーしてくれれば、採用ニーズに合致した人材を獲得できますからね。
つまり、就活生側も合同説明会にただ参加するのではなく、採用担当者の印象に残るような工夫をすることで、選考にも好影響を与えることができますよ!
企業はとにかくマッチングを期待してるんですね!
そうだね。ネットやチラシじゃ伝わらない魅力を直接伝えることで、より多くの就活生から関心を持ってもらい、より優秀な人材を確保しようと考えてるんだ。
合同説明会に出展するための費用と就活生側の参加料金
学生にとっても企業にとってもチャンスが豊富な合同説明会ですが、参加するときに料金が必要なのか気になりますよね。
ここでは、合同説明会の費用について見てみましょう。
企業|合同説明会ごとに出展料は異なる
企業が合同説明会に出展するときは、出展料がかかります。
イベントによって出展料は異なるので一概にはいえませんが、以下に主なイベントの出展料目安について簡単にまとめておきました。
主催者 | イベント規模 | 大型ブース | 標準ブースの料金 |
---|---|---|---|
リクナビ | 大型イベント (東京ビックサイト) |
130万円 | 65万円 |
通常イベント (展示場など) |
60万円 | 30万円 | |
マイナビ | 就職EXPO ※東京 |
130~300万円 | 75~95万円 |
その他 | 中小規模イベント | 20~40万円 | 10~20万円 |
参考:
リクルートキャリア「合同企業説明会・イベントの参画料金」
ネオキャリア「マイナビ就職EXPO(セミナー)の料金と特徴|出展時の活用方法」
イベント規模や地域によって料金は上下しますが、大手ナビサイトの出展料は非常に高額になりやすく、規模やブースが大きくなるごとに出展料も比例して高くなります。
対して、地域や業界ごとに開催されている中小規模のインベントは、10万円前後で出展可能なケースが多い傾向にありました。
なかには出展無料のイベントもあったので、中小規模の合同説明会における出展のハードルは比較的低いでしょう。
出展料が高い大きなイベントには有名企業からの出展多く、出展料が安いイベントには中小企業や地元企業の出展が多くなる傾向にあります。
学生は、目指す会社の規模に合わせて参加するイベントを選ぶことが大切ですね。
就活生|参加料金は完全無料
就活生が合同説明会に参加するときは、完全無料ですべてのサービスが受けられます。
入場はもちろんのこと、会社説明や講座、個別の相談会に参加しても一切料金がかかることはありません。
僕が参加したときは、個別ブースの企業説明会に参加するだけでクオカードがもらえたこともあります。
このようにプレゼントされることはあっても、料金を請求されることは絶対にないので安心して参加してくださいね!
高い出展料を払って大規模イベントに参加している企業は、それだけ新卒採用にも熱心だといえるんだ!だからこそ、業界を絞らずいろんな企業の話を聞くだけの価値があるといえるね。
合同説明会に関するよくある質問
最後に、合同説明会に関するよくある質問にお答えしていきます。
これから参加する予定だという学生は、必ずチェックしておきましょう!
質問① どんな服装で参加すれば良いですか?
合同説明会に参加するときの服装は、リクルートスーツが基本です。
スーツであれば何でもいいわけではなく、黒やダークグレー、濃紺などの落ち着いた色で、ストライプなどの柄が入っていないオーソドックスなものを選びましょう。
ちなみに、「服装自由」「私服でお越しください」と指定がある場合は、フォーマル寄りの私服であるオフィスカジュアルで参加しても構いません。
質問② 合同説明会に必要な持ち物は何ですか?
合同説明会に参加するときに持ち物については指定がないため、何を持っていけばいいかわからず悩んでしまう学生は多いかもしれません。
何度も合同説明会に参加した経験のある僕が必要だと思うのは、以下の持ち物です。
【絶対に必要な持ち物】
- 就活カバン
- スケジュール帳
- 筆記用具
- メモ帳
- もらった資料を挟めるクリアファイル
【あると便利な持ち物】
- 記入済みの履歴書
- 折りたたみ傘
- スマホの充電器
- 常備薬(とくに花粉系)
ポイントは、記入済みの履歴書を用意しておくことです。
企業によってはその場で選考に進めるケースもあり、このときにサッと履歴書を出せると意欲をアピールできます。
また、気になる企業と話せたときに履歴書を見せれば印象に残りますよ!
質問③ 合説では積極的に質問をすべきですか?
ここまでの説明で積極的な質問や人事との会話について触れてきたとおり、合同説明会で積極的な質問をすることは非常におすすめです。
意欲をアピールできて人事の印象に残りやすくなるだけではなく、説明会を聞くだけではわからない情報を引き出して、エントリーシートや面接のネタにできるためです。
ただし、ネットなどで簡単に手に入る情報についての質問はすべきではありません。
調べてもわからない、ここでしか聞けないことを質問するようにしてくださいね。
質問④ 名刺をもらった場合にどう対応すれば良いのか?
採用担当者は、気に入った学生に名刺を渡して個別にコンタクトを取ろうとすることがあります。
決してすべての学生に名刺を渡しているわけではないので、名刺をもらえたら大きなチャンスだと考えていいでしょう。
この場合は、担当者の熱が冷めないうちにすぐアクションを取ることが大事です。
帰宅後は当日のうちにメールを送って、「志望度が高いので選考にすぐに参加したい」という旨を連絡しておきましょう。
このとき、企業を志望している理由や説明会で学んだことを一緒に伝えられると、さらに効果的です。
積極的に質問したりアピールしたりすれば誰でも名刺はもらえる可能性があります。
合同説明会で志望度が高い企業に出会えたときは、名刺をもらえるよう工夫しながら積極的に行動しましょう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
合同説明会自体は、多くの就活生が利用すると思います。
ただ、事前にどれだけ目的意識を持って参加するかで、得られるメリットや成果は全然違うんですよね。
忙しい就活期間において、同じ時間を使うのに得られる成果の違いは、そのまま就活の結果に直結します。
よって、この記事にてお伝えしたように「目的意識」を持って、合同説明会に参加してくださいね!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 合同説明会とは「複数の企業が1箇所に集まり、会社の概要や求人内容について説明するイベント」のことである。
- 企業の出展目的は「就活生とのマッチング」である。
- 合同説明会のメリットは「知らない業界を知れること」「企業担当者とコネを作れること」である。
- 今後主流になる「オンライン合同説明会」は必ず押さえておくべき!
- 僕がおすすめした回り方・使い方のように、目的意識を持つことで周りの就活生と差別化できる。