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【人材業界ランキング】売上高や平均年収など項目ごとにトップ企業を厳選紹介!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

人材業界を志望している就活生は、「どこが売上トップなんだろう?」「年収が高い企業は?」と業界でも上位の企業が気になるかと思います。

そこで今回は、売上高や平均年収など項目を分けてランキングをご紹介していきますね!

 

それぞれの指標はホワイト企業なのかを判断するための基準にもなるので、人材業界の中でもホワイト企業を目指す就活生必見です!

記事後半では、人材業界に就職するための対策も共有していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

就活生から人気の高い人材業界のランキングは気になりますね。

売上高や利益率など就活生が知っておくべき項目のランキングを共有するので、企業研究の一環としてぜひ読んでほしい!

人材業界ランキング|売上高

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さっそく人材業界ランキングに入っていきます。

10位までのランキングと、上位5社の概要について紹介していきますね!

まずは、売上高から見ていきましょう。

 

  企業名 売上高(億円)
リクルートホールディングス 28,717
パーソルホールディングス 10,608
アウトソーシング 5,693
パソナグループ 3,660
テクノプロ・ホールディングス 1,787
UTグループ 1,567
ワールドホールディングス 1,547
夢真ビーネックスグループ 1,485
ウィルグループ 1,310
10 メイテック 1,071

引用:バフェット・コード「人材サービス業界 売上高ランキング

 

1位:株式会社リクルートホールディングス

公式サイト:https://recruit-holdings.com/ja/

 

売上高1位のリクルートホールディングスは、リクナビやホットペッパーを展開する会社です。

リクルートのサービスは、就活生にも身近ですよね。

 

創業から60年以上が経ち、現在の従業員数は驚異の5.1万人!

近年では海外の売上高比率が50%を超えるなど、まさに日本を代表する大企業のひとつです。

 

2位:パーソルホールディングス株式会社

公式サイト:https://www.persol-group.co.jp/

 

パーソルホールディングスは、dodaをはじめとするさまざまな人材サービスを提供している会社です。

国内で469の拠点を構え、グループ会社の数は135社!

海外でも13ヵ国・160の拠点でサービスを展開しており、リクルートと並ぶ大企業です。

 

3位:株式会社アウトソーシング

公式サイト:https://www.outsourcing.co.jp/

 

アウトソーシングは、製造メーカーを中心に技術・サービス系の人材派遣を行っている会社です。

1997年の創業から、16年後の2013年に東証一部上場しました。

 

現在では、国内外あわせて200以上のグループ会社を構えるまでに規模を拡大しており、グローバル化に力を入れています。

多くの企業が厳しい状況を強いられたコロナ禍においても、売上高を伸ばしている急成長中の企業です。

 

4位:株式会社パソナグループ

公式サイト:https://www.pasonagroup.co.jp/

 

パソナグループは、人材派遣や人材紹介、キャリア支援など人材サービスを幅広く展開している会社です。

近年では、地方創生のために兵庫県や京都府などで、新たな事業を生み出す取り組みも行なっています。

 

2018年の3,114億円から、2022年には3,660億円と着実に売上高を伸ばしている企業です。

 

5位:テクノプロ・ホールディングス株式会社

公式サイト:https://www.technoproholdings.com/

 

テクノプロホールディングスは、技術系の人材サービスを提供している会社です。

国内で2万2000人以上のエンジニア・研究者を抱え、さまざまな企業に紹介・派遣しています。

 

日本以外にもアジアやヨーロッパに数多く拠点を構えているのが特徴。

設立から10年ほどと比較的新しい会社ですが、売上高ランキングで5位にランクインしています。

 

人材業界で有名なリクルートやパーソルは、やはり売上高が群を抜いていますね!

そうだね。売上高が高いとCMなど広告にもお金をかけられるからね。

人材業界ランキング|平均年収

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次に、平均年収について見ていきましょう。

人材派遣業界での平均年収ランキングは、以下のとおりです。

 

  企業名 平均年収(万円)
リクルートホールディングス 997
平山ホールディングス 853
ジェイエイシーリクルートメント 800
パーソルホールディングス 730
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス 719
WDBホールディングス 662
フォースタートアップス 638
シリコンスタジオ 636
テクノプロ・ホールディングス 629
10 ウィルグループ 622

引用:業界動向サーチ「人材派遣業界 平均年収ランキング

 

1位:株式会社リクルートホールディングス

 

売上高と並んで平均年収でも、リクルートホールディングスが1位でした。

平均年収は、なんと997万円!

 

国税庁の調査によると日本の平均年収は443万円なので、2倍以上差があることになります。

他の業界をふまえても、かなり高い平均年収です。

 

2位:株式会社平山ホールディングス

公式サイト:https://www.hirayamastaff.co.jp/

 

平山ホールディングスは、製造業を中心に派遣・人材紹介を行なっている会社です。

また、インソーシングを行なっており、顧客企業に赴いてコンサルティングと製造を請け負っています。

そんな平山ホールディングスの平均年収は、853万円です。

 

ちなみに、有価証券報告書をみると2016年の平均年収は292万でしたが、2017年には900万まで上昇。

現在まで800万前後を推移しています。

2017年に従業員数が大幅に減っていることと関係していると考えられますね。

 

3位:株式会社ジェイエイシーリクルートメント

公式サイト:https://corp.jac-recruitment.jp/

 

ジェイエイシーリクルートメントは、管理職やハイクラス層に特化したキャリア支援を行なっている企業です。

1988年の設立から、累計で約43万人を支援してきた実績があります。

 

そんなジェイエイシーリクルートメントの平均年収は、800万円。

平均年齢は35.5歳なので、頑張り次第では若いうちから高い年収を狙えるでしょう。

 

4位:パーソルホールディングス株式会社

 

売上高2位のパーソルホールディングスが、平均年収でもランクインしました。

パーソルホールディングスの平均年収は、730万円。

 

直近の5年間の平均年収は650万円前後でしたが、2022年に一気に700万円超えまで伸びています。

 

5位:株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス

公式サイト:http://www.hitocom-hd.com/ja/index.html

 

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、人材サービス事業だけでなく、販売や観光事業の営業支援なども行なっている企業です。

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスの平均年収は、719万円。

 

2019年の平均年収は318万でしたが、翌年には平均700万まで上昇しています。

2018年以降、売上高が一気に伸びたことが影響していると考えられます。

 

高収入を得られる企業はその分倍率も高くなりやすいので、万全の対策を行った上で選考に臨もう。

人材業界ランキング|口コミ評価

 

つづいては、口コミの評価が高い人材業界の企業をご紹介していきます。

大手口コミサイト「Openwork」の情報を参考にランキングにまとめました。

 

  企業名 口コミ評価(5点満点)
アクシスコンサルティング 4.78
コンコードエグゼクティブグループ 4.36
クイック 4.35
リクルートスタッフィング 4.31
スローガン 4.11
ロバート・ハーフ・ジャパン 4.10
キージェント 4.08
レバレジーズ 4.08
顧問名鑑 4.07
10 RGFタレントソリューションズ 4.06

引用:Openwork「人材サービス業界の総合評価ランキング

 

1位:アクシスコンサルティング株式会社

公式サイト:https://axc-g.co.jp/

 

アクシスコンサルティングは、コンサルタントの転職を支援する会社です。

転職者へのサポート期間は平均3年というほど、親身にキャリア支援を行なっているのが特徴。

 

そんなアクシスコンサルティングは、Openworkのレーダーチャート評価がほぼ満点に近い4.8となっています。

口コミを見ると「顧客貢献を大事にしており、やりがいを感じる」「フルフレックスでワークライフバランスを取りやすい」などの書き込みが見られました。

 

2位:株式会社コンコードエグゼクティブグループ

公式サイト:https://www.concord-group.co.jp/

 

コンコードエグゼクティブグループは、コンサルティングファームや外資系企業への転職をサポートする企業です。

大学での講義なども行っており、さまざまな角度からキャリア支援を行なっています。

 

口コミでは、フラットな組織体制や顧客に真摯に向き合うことのやりがいについての評判が目立ちましたね。

具体的には、「風通しが良い」「ライバルのように競争するわけではなく、社内で協力する体制が整っている」などの書き込みが見られました。

 

3位:株式会社クイック

公式サイト:https://919.jp/

 

クイックは、人材紹介とリクルーティングの2つを軸に人材サービスを展開している会社です。

その他にも、Webサイトや地域情報誌の出版なども行なっています。

 

そんなクイックは総合評価4.35となっています。

口コミでは、「チームワークを大切にする」「有給やフレックス制度が利用しやすく、自分次第でプライベートとのバランスを調整できる」などの書き込みが見られました。

 

4位:株式会社リクルートスタッフィング

公式サイト:https://www.r-staffing.co.jp/corporate/

 

リクルートスタッフィングは、リクルートホールディングスのグループ会社のひとつ。

人材派遣を中心に、人材紹介やアウトソーシング事業も展開しています。

「ユニット経営」という部署ごとの管理体制が特徴です。

 

そんなリクルートスタッフィングでは、「風通しがよく意見を言いやすい環境」「エネルギッシュで成長意欲の強い人が多い」との口コミが多く見られました。

 

5位:スローガン株式会社

公式サイト:https://www.slogan.jp/

 

スローガンは、就活サイト「Goodfind」を運営している企業です。

耳にしたことがある就活生も多いのではないでしょうか?

就活生向けだけでなく、ベンチャー企業向けの人材紹介や若手のキャリア支援なども行なっています。

 

そんなスローガンでは、「以前はハードワークだったが、最近はフルリモートやフレックスを導入し働きやすくなっている」「実力主義で女性の管理職も多い」などの口コミが多く見られました。

 

売上や年収ランキングとは並ぶ社名がガラッと変わりましたね。

口コミサイトをもとにしているから、口コミ件数やカテゴリーが違ったりもする影響かもね。ただ実際に働いている社員の口コミが多く評判も高い企業は、信憑性も高いから要チェックだね!

人材業界ランキング|ホワイト企業

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最後に、人材業界のホワイト企業について見ていきましょう。

キャリコネの「ストレス度の低い企業」を参考にしています。

ストレス度の低い企業ランキングは、以下の5社。

 

  企業名
リクルートスタッフィング
パーソルテンプスタッフ
パソナグループ
スタッフサービス・ホールディングス
パーソルキャリア

 

各企業の詳細については、以下の記事で詳しくまとめています。

人材業界のなかでも上位のホワイト企業について知りたい人は、ぜひ読んでみてください!

 

 

人材業界のホワイト企業については、別記事で解説してるから併せて読んでみて!

人材業界のホワイト企業の探し方

 

人材業界のホワイト企業についてご紹介しましたが、「もっとたくさんのホワイト企業が知りたい!」という人も多いかと思います。

そもそもホワイト企業と判断する基準は、人それぞれ違うものです。

 

年収が高い企業を志望する人もいれば、ワークライフバランスが取れるかを重視する人もいるでしょう。

そこで、「人材業界のホワイト企業の探し方」をご紹介しますね!

人材業界のホワイト企業を探すには、以下の4つの方法が有効です。

 

【人材業界のホワイト企業の探し方】

  • エージェントを利用する
  • 逆求人サイトに登録する
  • ホワイト企業に特化した求人サイトを使う
  • 口コミサイトを確認する

 

探し方① エージェントを利用する

 

人材業界のホワイト企業を探したいなら、就活・転職エージェントを利用しましょう!

エージェントは、面談をもとにしてあなたに合った求人を紹介してくれるサービスです。

「年収が高い会社がいい」「残業が少ない企業がいい」など要望を伝えると、条件に合った企業を紹介してもらえます。

 

また、人材業界のなかでも「人材紹介」の仕事に興味がある人は、面談に行くことで実際にどんな人が働いているのか、どんな仕事をするのかがわかるので一石二鳥。

対応やサービス、担当者の人柄をみて、魅力を感じたエージェントがあれば、その企業の選考を受けるのも一つの方法です。

 

エージェントを利用するときは、以下の流れが大切なポイント。

 

【エージェントを利用するポイント】

  1. 複数のエージェントの初回面談を受ける
  2. 親身になってくれる担当者を選ぶ

 

エージェントってサービス内容がどれだけ良くても、担当者が適当だと利用価値が本当にないんですよね。

よって、まず最初の面談に行って「親身になってくれるな」と感じるエージェントを利用しましょう。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

転職者向けのおすすめは、「就職Shop」です。

ホワイト企業への転職方法については、以下の記事で詳しくまとめているのでこちらを参考にしてください!

 

 

探し方② 逆求人サイトに登録する

 

エージェントと共に、逆求人サイトにも登録しておきましょう。

逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくとあなたに興味を持った企業からスカウトが届く求人サイトのこと。

 

プロフィールを登録してあとは待っておくだけなので、効率よく企業探しができるんですよね。

企業側からスカウトが届くので、自分だけでは見つけきれないホワイト企業と出会える機会も広がります。

 

 

おすすめの逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス)」です。

早めに登録することで、そのぶんスカウトをゲットできる確率も高まりますよ!

 

探し方③ ホワイト企業に特化した求人サイトを使う

 

次におすすめなのは、ホワイト企業に特化した求人サイトを使うこと。

ホワイト企業だけを厳選して掲載している「ホワイト企業ナビ」を利用してみてください。

ホワイト企業ナビは、僕が新しく運営を始めた新しい求人サイトです。

 

 

たくさんの求人の中からホワイト企業を探すのは、めちゃくちゃ時間も手間もかかりますよね。

しかし、ホワイト企業ナビであれば、はじめからホワイト企業しか載っていないので優良求人をスムーズに探せます。

ホワイト企業ナビで掲載しているのは、以下の3項目の基準を満たした企業だけです。

 

 

求人は各企業の事業内容からホワイトなポイントまでまとめており、かなり濃い内容になっています。

これからもっと求人数も増えていく予定なので、人材業界のホワイト企業を見つけたい就活生はぜひブックマークしておいてください!

 

» ホワイト企業ナビの求人を見てみる

 

探し方④ 口コミサイトを確認する

 

4つ目は、口コミサイトを確認する方法。

口コミ評価をもとにしたランキングもご紹介しましたが、実際に働いている人や以前働いていた人のリアルな書き込みが見られるのがメリットです。

 

引用:Openwork「アクシスコンサルティング

 

口コミサイトのランキングで上位の企業を探すのも良いですし、気になった企業を口コミサイトで確認するのもいいでしょう。

会社のHPや求人内容だけではわからない内情や社風をつかめるので、口コミサイトは必ずチェックしてください。

 

企業数・口コミ数ともに多い「Openwork」と「ライトハウス」がおすすめです。

無料で利用できるので、ブラック企業を避けるためにもぜひ使ってくださいね!

 

ホワイト企業はいろいろな探し方があるんですね!

そうなんだよ。とくに紹介した4つの方法は企業探しを効率化できるから、忙しい就活生ほどぜひ実践してほしい!

人材業界に入社するための必須対策

 

さまざまな項目別に人材業界のトップ企業をご紹介しましたが、ランキング上位の企業ほど人気も高くなるので、競争率は激しくなります。

業界トップ企業に入社するには、以下の4点を押さえておきましょう。

 

【人材業界に入社するための必須対策】

  • 徹底した差別化戦略を実践する
  • 自己分析を徹底する
  • 業界・企業研究を徹底する
  • 就活3大質問に対して説得力のある回答を用意する

 

対策① 徹底した差別化戦略を実践する

 

人材業界の企業に入社するためには、「差別化戦略」が必須です。

知名度も人気もある企業の場合、当然倍率は高くなるし、選考を受ける就活生のレベルも非常に高くなります。

 

よって、いかにその中で採用担当者の印象に残るかが内定の有無を分けます。

僕自身、中堅大学出身だったこともあり、この”差別化”の1点に集中した戦略を実践した結果、倍率100倍を超える大手食品メーカーから内定を獲得しました。

 

今回、差別化戦略を以下の記事にすべてまとめました。

一般的な選考対策だけでは通用しない大手企業の選考ほど威力を発揮する戦略になるので、ぜひみなさん実践してくださいね!

 

\中堅大の僕が実行した差別化戦略をまとめました!/
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対策② 自己分析を徹底する

 

就活において何よりも優先すべきなのが、徹底的な自己分析です。

自己分析は選考対策をする上ですべての基本となるものであり、結果に直結する部分でもあるからです。

 

自己分析が浅いと、採用担当者の心を動かすESや面接での受け答えはできません。

説得力のある回答でライバルたちと差をつけなければ、内定を勝ち取ることは困難でしょう。

 

「自分はどのような業界に興味があるのか」「どのような業務がしたいのか・適性があるのか」などを客観的に知るためにも、自己分析は時間をかけて行いましょう。

なお、自己分析のやり方は以下の記事で解説しているので、具体的な方法がわからない就活生はぜひ参考にしてください。

 

\自己分析のやり方をどこよりもわかりやすく解説!/

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対策③ 業界・企業研究を徹底する

 

徹底した業界・企業研究も内定を獲得する上で必要不可欠です。

選考において企業がチェックするポイントのひとつに「就活生の自社への志望度」が挙げられます。

 

志望度が高い企業に入社した就活生は、内定辞退や早期離職のリスクが低く、向上心を持って業務に取り組んでもらえる可能性が高いからです。

採用担当者は志望度を測るために、「他社ではなくなぜうちの企業がいいのか」「働く上で貢献できると思う理由は何か」など踏み込んだ質問をしてきます。

 

このような質問の際に業界・企業研究に基づいたロジカルな答え方ができれば、好印象を得られるでしょう。

決して楽な作業ではありませんが、将来の自分のためにも必ず行ってくださいね。

 

 

対策④ 就活3大質問に対して説得力のある回答を用意する

 

就活3大質問に対する回答の用意も非常に重要です。

就活3大質問とは「自己PR」「志望動機」「学生時代に最も打ち込んだこと」のこと。

これらの質問は、採用選考で必ずといっていいほど聞かれます。

 

そのためほとんどの就活生が十分に推敲した内容の回答を用意してきているため、差をつけられないためにも事前対策が必要です。

もちろん他の質問もされますが、ここで質の高い回答ができれば確実にプラスに働きます

 

それぞれの質を高める方法は別記事で解説しているので、現段階で回答に自信がない就活生は必ず目を通しておいてください。

 

 

内定を勝ち取るためには、膨大な事前準備が必要なんですね。

何から手をつけていいのかわからなくなるかもしれないけれど、まずは上記で説明した基本的な事項に取り組もう。ここをいかに対策できるかが、最終的な差別化につながるよ!

【補足】人材業界の主な事業内容

 

人材業界の具体的な事業内容について解説します。

人材業界の事業は、主に以下の4つに分類できます。

 

【人材業界の主な事業内容】

  • 人材紹介
  • 人材派遣
  • 求人広告
  • 人材コンサルティング

 

人材紹介

人材業界の事業で最も代表的なのが「人材紹介」です。

就活エージェントや転職エージェントがここに該当します。

 

人材紹介は、人を採用したい企業と仕事を探している求職者の仲介役を行うビジネスモデルです。

求職者には希望に合った求人情報を提供し、企業には条件に見合った人材を提供します。

 

人材紹介での主な仕事として「リクルーティングアドバイザー」と「キャリアアドバイザー」が挙げられます。

リクルーティングアドバイザーとは、「人材を求める企業」のサポートをする仕事。

 

企業の求める人材要件についてヒアリングを行い、ポジションや給与、スキルなどの人材像を明確化したうえで、その人材像にマッチした求職者を紹介します。

将来の企業の売上を左右し、企業にとっては大きな決断となる“採用”の部分に関わることができるのは、大きなやりがいとなるでしょう。

 

一方、キャリアアドバイザーは、「仕事を求める求職者」のサポートをする仕事です。

企業のときと同様に求職者に対してヒアリングを行い、希望職種や給与、活かしたいスキルなどを把握。

その後、その条件にマッチする求人を紹介します。

 

求職者は正社員として就職することになるため、多くの時間をその企業で過ごすこととなります。

人生における大きな決断をサポートできるという点が、キャリアアドバイザーの人気の理由です。

 

【代表的な企業例】

リクルートエージェント、マイナビエージェント、パソナキャリア、doda、ビズリーチ、キャリアカーバー、キャリアチケット、Jobspring、キャリアパーク就職エージェント など

 

人材派遣

人材派遣は人材紹介と同じく、人を採用したい企業と仕事を探している求職者の仲介役を行うビジネスモデルです。

パソナやパーソルがここに該当します。

 

人材紹介と大きく異なるのが、「派遣」という雇用形態です。

派遣とは、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、実際に働く企業(派遣先)で就業する働き方です。

派遣会社は自社に登録したスタッフをクライアントである派遣先に派遣します。

 

就業先の紹介や就業中のサポート、派遣先との交渉(給与・勤務時間など)は、派遣会社の仕事です。

また、就業者の雇用主は派遣会社になるため、給与の支払いや福利厚生も派遣会社が担います。

 

【代表的な企業例】

リクルートスタッフィング、パソナ、テンプスタッフ、スタッフサービス、アデコ、ランスタッド、マンパワーグループ など

 

求人広告

求人広告は、企業の求人情報をWebページなどのメディアに掲載して求職者を集めるビジネスモデルです。

就活でおなじみのマイナビやリクナビがここに該当します。

 

企業が優秀な人材を獲得するためには、多くの人に選考を受けてもらう必要があります。

その際に活躍するのが求人広告です。

 

人材紹介や人材派遣と同じく、人材紹介でも企業や求職者の要望を聞き、それぞれに合った人材や仕事を紹介します。

求人広告は新卒採用や転職、派遣だけでなく、アルバイトの募集にも利用されるのが特徴です。

 

【代表的な企業例】

リクナビ、マイナビ、学情、ディスコ、doda、エン転職、indeed など

 

人材コンサルティング

人材コンサルティングは、企業の人事戦略の立案や実行をサポートし、主に人事課題に関する提案を行うビジネスモデルです。

外部からアドバイスをするだけでなく、実際に人事部の現場で指揮をとりながら問題を解決する場合もあります。

 

コンサルティングの内容は多岐にわたり、新人社員へのマナー研修や現役社員への社内研修、組織コンサルタントなどさまざま。

中でも「人事組織(制度)コンサルティング」「採用コンサルティング」「人材育成・教育コンサルティング」の3つが代表的です。

 

人事組織コンサルティングでは、人事制度の構築や組織構造の改革を行います。

企業の経営戦略に基づいた現状の分析や具体的施策の考案、導入・運用・効果測定などが仕事です。

 

採用コンサルティングでは、企業の人材採用における課題解決のサポートを行います。

企業が行う採用活動の計画・運営に対し、採用の専門家としてノウハウに基づいた提案やアドバイスを行うのが仕事です。

 

人材育成・教育コンサルティングでは、従業員のスキル・パフォーマンスの向上や組織力強化を図ります。

人材育成方針の策定や仕組みづくり、施策の導入・運用を行うのが仕事です。

 

人材コンサルティングでは、どの仕事においてもクライアントと深く関わりを持つことになります。

そのため、人事や組織、採用の専門的知識が求められるのはもちろん、クライアントとよい関係を築くためのコミュニケーション能力も必要になります。

 

【代表的な企業例】

リンクアンドモチベーション、ワイキューブ、タワーズワトソン、リクルートマネジメントソリューションズ、アクセンチュア など

 

人材業界の魅力

 

次に、人材業界の魅力についてご紹介します。

人材業界の魅力は、なんといっても就職・転職といった人生の一大イベントに携わることができる点です。

求職者が自分の紹介した企業で活躍している姿を見ると、やりがいを感じられます。

 

また、人とかかわることが好きな人にとっては、多くの人々と出会う機会がある点も魅力に感じられるでしょう。

クライアント先の企業や求職者の悩みに親身に寄り添って仕事をすることになるため、コミュニケーションが得意な人には向いている職業ともいえます。

 

これらの魅力に惹かれる人は、一度人材業界に目を向けてみることをおすすめします。

また、人材業界のネガティブな面について書いた記事もあるので、よければ参考にしてください。

 

 

人材業界と一言でいっても、さまざまな業務内容があるんですね。

そうだよ。だからこそ、人材業界を志望するときは「具体的にどのような仕事に携わりたいか」を考える必要があるんだ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

人材業界は人気が高く、特にリクルートなどのリーディングカンパニーは毎年かなりの倍率になります。

よってランキング上位の企業に入社したいなら、十分な対策をした上で選考に臨まなくてはいけません。

 

とくに、記事後半でお伝えした基本的な対策は、入念に行う必要があります。

その上で採用担当者の印象に残るために差別化戦略を実践すれば、内定の確率はグッっと高まります!

 

楽ではない作業ですが、理想の企業で社会人生活をスタートさせるためにもここで努力をしておきましょう。

なお、「【ホワイト業界ランキング14選】僕がおすすめするホワイト業界を紹介!」でホワイトな業界について詳しくまとめています。

「人材業界だけでなく他の業界についても知りたい」「働きやすいホワイトな業界を教えてほしい」という人は、こちらもぜひ読んでみてください!

 

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 人材業界の売上高は「リクルートホールディングス」と「パーソルホールディングス」が圧倒的に高い。
  • 人材業界の平均年収ランキング上位の企業は700〜900万と、国内の平均年収の2倍近くになる。
  • 人材業界のホワイト企業を探すなら、「就活エージェント」「逆求人サイト」「ホワイト企業に特化したサイト」「口コミサイト」の4つの利用はマスト。
  • 人材業界に入社するには「差別化戦略」「自己分析の徹底」「業界・企業研究」「就活3大質問の準備」などの対策を行うのが必須。
  • 人材業界の事業内容は「①人材紹介」「②人材派遣」「③求人広告」「④人材コンサルティング」の4つに分けられる。