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【内定後の就職先の決め方】複数内定から5ステップで就職先を決める方法!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で5年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、複数内定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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今回の記事では、内定後の就職先の決め方についてバシッと共有します!

(就職先を決める上で重要な10の評価項目も紹介するよ!)

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

内定を複数獲得したらもうひと安心、長かった就活もようやく終わりですね!

…と言いたいところですが、あと1つ大仕事が残っています。

就活の目的は「就職先を決めること」なので、最終的にどこに入社するのか決めなくちゃいけない。

 

入社できる企業は1社だけなので、逆を言うと他を全て「内定辞退」しなければいけないってことです。

これがまた悩むんですよね、どこに入社するべきなのか、どこを辞退するべきなのか。

 

そこで、日本屈指の就活マニアの僕が「最終的にどこへ入社するべきなのか」を決める方法を伝授します!

最後の大仕事を後悔なく終えるのに必ず役立つと思うので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

 

何となく、勢いで決めちゃいそうな気がしますね…。

もちろん最終的に決める時には勢いも必要だけど、最初から勢いに任せて決めるのは良くないよ。後悔しないためにも、しっかりと考えた上で就職先を決めよう!

内定後いつまでに就職先を決定する必要があるか?

 

まず大前提として、内定後いつまでに「ここに入社する!」と決める必要があるのか気になりますよね。

結論から言うと「早ければ早いほど良い」「どんなに遅くとも入社日の2週間前まで」です。

 

なぜかと言うと、内定を辞退する企業に迷惑がかかるから。

そもそも、内定を出した時点でどの企業も「この人はうちに入社する」というつもりで準備を進めていきます。

 

入社初日に配布する書類から研修資料、入社後に使用するメールアドレス、社員証などなど、相当な時間と労力を割いて1人1人のため準備を進めているはず。

もし内定を辞退することになれば、それらの努力は全て水の泡です。

 

辞退するならできるだけ早いほうが良いというのは、辞退される企業の「傷」を少しでも浅くするためですね。

入社日の2週間前というのは、法律上これ以上待てないというすれすれのライン。

民法上、雇用契約の解除は「解約通知から2週間かかる」と定められているからです。

 

同時に2社以上に在籍することはできないので、たとえばA社との雇用契約が解除されていない状態でB社に入社することはできません。

だから、どんなに遅くとも入社したい企業の入社日2週間前までには1社に絞っておく必要がある。

 

ただ、2週間前というのはあくまでも法律上の話なので、理想は1カ月以上前に連絡したほうが良いでしょう。

まとめると、内定後に就職先を決定するのは「法律上は入社2週間前まで」「できればもっと早く」ですね。

 

入社する気がない企業なら、そのまま放置してもいいのかと思ってました。

それだけは絶対にしないこと!入社日に向けて準備を進めている企業に対して、ものすごく失礼なことだからね。

内定後の就職先の決め方として重要な2つの視点

 

さて、内定後に就職先を決める時、必ず持っておいて欲しい2つの視点があります。

どちらかが欠けていると「ずるずると決められない」か「慌てて決めて後悔する」のどちらかになりがち。

次の2つの視点をしっかりと持って、就職先を決めることが非常に大事!

 

【内定後の就職先の決め方として重要な2つの視点】
  1. 結局のところ入社してみないと分からないという事実を受け入れる
  2. 入社前にミスマッチが起こらないようできる限りのことはすべき

 

①結局のところ入社してみないと分からないという事実を受け入れる

 

いきなり身も蓋もないことを言うようですが、どんなに考えに考えて、悩み抜いて決めたとしても「結局のところ入社してみないと分からない」部分は必ずあります。

 

後悔しないように情報収集しまくって、これ以上考える余地はない!と思って入社しても、やっぱり「思っていたのと違っていた…」的な部分はどうしても出てくるもの。

 

恋愛にたとえると分かりやすいと思います。

どんなに好きになって付き合った相手でも、付き合ってみると今まで知らなかった一面が見えてくるじゃないですか。

 

「たったこれだけのことで怒るんだ」と驚いたり、実はすごく自分勝手なところがあったり。

でもそういうことは、付き合う前はお互いに遠慮もあってなかなか見えませんよね。

 

就職も全く同じで、入社してみて初めて「こういう面がある企業だったのか…」とびっくりするようなことはほぼ確実に出てきます。

だから、入社してみないと分からないことがあるのは当然。

 

そういうものと割り切って、ある程度は事実を受け入れる部分も必要です。

「絶対に100%後悔しないように…」とか考えていたら、いつまで経っても就職先を決められません!

 

②入社前にミスマッチが起こらないようできる限りのことはすべき

 

だからと言って、「結局どこでも同じ」「入社してみないと分からないのだから」と勢いで決めてしまうのはNGですよ!

入社前に調べられるだけのことはきっちり調べて、情報が出尽くした状態で決断することが重要。

 

たとえばよくあるのが、入社してみたら仕事が想像以上にハードだった、というパターン。

「それこそ入社してみないと分からないのでは?」と思うかもしれません。

 

でも、実務がどの程度忙しいのか、前もって調べる方法はいくつかあります。

入社前に口コミサイトを見ていれば、「仕事がハード」という評判を目にするチャンスはあったはず。

 

現場で働いている社員さんと会って話す機会を設けていれば、忙しそうな雰囲気を感じ取ることはできたでしょう。

 

この手の入社後のミスマッチは、入社前に調べておくことで防げるケースも非常に多い。

くれぐれも勢いで「もうこの企業でいい!」「どこに入社したって後悔する時はする!」と慌てて決めてしまわないことです。

 

入社後のギャップをある程度は受け入れつつ、やれるだけのことはやっておくということですね?

その通り。調べれば分かったはずのことを調べていなかったとなると、後悔してもし切れないからね。納得して入社を決めた!と何年か経ってからも思えるように、やるべきことはやり尽くしておくことが大事だよ!

内定後の就職先の決め方【僕がおこなった5ステップ】

 

内定後に就職先を決める時、僕が実際におこなったことを共有しますね!

僕は22社から内定を獲得して、最終的に大手食品会社に入社を決めました。

サクッと決められたかと言うと、決してそんなことはありません。

 

悩んで悩み抜いて、最終的に「ここにする!」と決めましたね。

だから、就職先の決め方に悩んでしまう人の気持ちは分かるほうだと思います。

そんな僕が実際におこなった方法なので、信頼性はバッチリです!

ぜひ次の5つのステップを取り入れてみてください!!

 

【内定後の就職先の決め方】
  1. 企業選びの軸(企業に対して求める条件)を明確化しなおす
  2. 企業選びの軸を満たす企業を抽出する
  3. 重要な項目で点数付けする
  4. 口コミサイトやGoogleマップで口コミや評判を確認
  5. 最も自分の中で評価が高かった企業に対して現場の社員さんへのOB訪問を依頼する

 

①企業選びの軸(企業に対して求める条件)を明確化しなおす

 

まずは、企業選びの軸(つまり企業に何を求めるか)を明確化しなおしましょう。

エントリーする企業を選んだ時点で、何らかの判断軸があったはず。

 

でも、選考を受けて実際に企業や社員の方々の雰囲気が分かってくると、印象が変わることもありますよね。

 

なので、入社する企業を選ぶにあたって企業選びの軸を「改めて」考えてみましょう。

僕の場合、次の4つを重要視して就職先を選びましたね。

 

【就活マンが就職先を決める上で重要視していたポイント】

  1. 平均年収が業界水準よりも高いこと
  2. 食品業界・化学業界・自動車業界に属していること
  3. 平均残業時間が月30時間以内の企業であること
  4. 3年後離職率が30%未満であること

 

なぜこの4つを重要視したかと言うと「後悔したくなかったから」です。

たとえば、平均年収が業界水準よりも低い企業を選んだとします。

 

同じ業界で同じ仕事をしているのに、どういうわけか他社の同世代のほうが給料をたくさんもらっている。

 

もしこの現実を突き付けられたら、「あっちの企業にしとけば良かった…」と後悔するだろうと思いました。

3つめと4つめはどちらも「僕にとっての働きやすさ」が判断基準になっています。

 

なぜ平均残業時間と離職率を重要視したのか。

それは僕の性格上、ブラック企業っぽいところでは働き続けられないと分かっていたからです。

 

残業が異様に多い職場って、世の中に3種類しかないと僕は思っています。

「仕事量が異様に多い」「仕事のやり方が非効率」「残業自体を美化している」のどれかですね。

 

工夫次第で残業時間は必ず減らせるし、減らせないとしたら企業として何かがおかしいと確信しています。

そういう企業ほど、たいてい3年後離職率も高い。

 

何かがおかしいというモヤモヤした気持ちを抱えて働きたくなかったので、残業時間と離職率はかなり重視していました。

その結果、最終的に残ったのが大手食品会社だったということです。

 

もちろんこれは僕の基準なので、絶対的な正解なんかじゃありません。

皆さんにも「これだけは譲れない」という条件があると思うので、まずは重要視したい企業選びの軸を書き出してみてください!

 

②企業選びの軸を満たす企業を抽出する

 

次に、①で書き出した企業選びの軸を満たす企業を抽出していきましょう。

このステップでのコツは「いったん私情を捨てること」です。

選考を受けてきた中で、企業や社員の方々に対して情が移っているところがあるはず。

 

たとえば、「この企業の人事はすごく良い人だったな」とか「面接で言ってくれた一言がとても印象に残った」といった、何らかの思いが各社にあるでしょう。

でも、ここではあえて私情を排除して「企業選びの軸を満たしているか」だけをドライに考えていきます。

 

すると「この企業、平均年収が業界内でもあまり高いほうじゃない」とか「実は残業時間がけっこう多いぞ」といったことが見えてくるはず。

少々良い印象を持っていた企業でも、企業選びの軸から外れているなら「さよなら」する企業の候補に入ります。

 

ここで「でも、けっこう良さそうな企業だったし…」とか考え込んでしまうと、ずるずると悩む原因になりがち。

あえてドライになって、企業数を絞り込んでおきましょう。

 

③重要な項目で点数付けする

 

②までのステップで残った企業をさらに絞り込んでいくのは、相当難しいはず。

どれも「企業選びの軸」を満たしている、粒ぞろいの企業ですからね。

そこで、入社して働くにあたって特に重要な項目を改めて考えてみましょう。

 

重要な項目を書き出して、各社に点数を付けていきます。

項目ごとに点数化することで、合計点が高い企業=自分にとって適した企業だとよりはっきりと分かります。

僕の場合、次の10個を評価項目として挙げましたね。

 

項目 点数
① 仕事内容が自分に合うか  
② 業界の成長性や安定性が高いか  
③ その企業の成長性や安定性が高いか  
④ その企業の事業や商品に魅力を感じるか  
⑤ 働いている社員の特徴が自分に合いそうか  
⑥ 月の残業時間があまりに長くないか  
⑦ 年間休日数があまりに少なくないか  
⑧ 離職率があまりに高くないか  
⑨ 納得できる平均年収であるか  
⑩ 自分が本当に求める福利厚生があるか  
総合得点  

 

1〜5の5段階にすると「3」が多くなりそうなら、あえて4段階評価にすると良いですよ!

こうやって点数化して企業ごとの総合得点を出していくと、より客観性の高い優先順位付けができるでしょう。

 

④口コミサイトやGoogleマップで口コミや評判を確認

 

企業を点数付けすると、割と近い点数で横並びになる企業が出てきます。

残った数社を絞り込んでいく時には、自分の考えや感覚に頼らないようにしましょう。

 

ではどうするかと言うと、口コミサイトやGoogleマップで口コミ・評判を確認して「人の意見や評判」を参考にするのがおすすめ。

ただし、口コミサイトは1つだけに絞らず、必ず複数のサイトをチェックしておくこと!

 

1〜2件のネガティブなコメントが掲載されていたからといって、その評判が本当に企業の実態を表しているかどうかは分かりません。

ところが、複数のサイトで似たような趣旨の声がいくつも確認できるようなら、それなりに信憑性が高いと判断できます。

 

僕が実際に使っていた口コミサイトは次の4つですね。

4サイト全てに同じ人たちばかりが投稿しているとは考えにくいので、口コミの信憑性を確認するためにも全て見ておくことをおすすめします。

 

もちろん全て完全無料で利用できますので、企業名を検索して口コミをチェックしてみましょう!

 

【おすすめの口コミサイト】

 

⑤最も自分の中で評価が高かった企業に対して現場の社員さんへのOB訪問を依頼する

 

①〜④のステップを経て、最も評価が高かった企業に対してOB訪問を依頼します。

実はこれが非常に重要なステップなので、変に遠慮せずに必ず実行しておきましょう!

 

なぜ現場の社員さんと話してみることが大事かと言うと、「現場の空気感」が圧倒的に伝わりやすいからです。

どんなに企業情報をリサーチしても、社員さんと直接会って話したことで得られる情報量にはかないません。

 

OB訪問当日に最もよく見極めて欲しいポイントは「この人と一緒に働きたい!と思えるかどうか」ですね。

心から自然にそう思えるなら、その企業に入社を決めても大きな間違いはないでしょう。

 

逆に「何か決定的に違うかも…」と感じるようなら、再びステップをさかのぼって優先度の高い企業にOB訪問を依頼しましょう。

ここまでやっておけば、「入社してみたら全然イメージと違った」ということにはなりにくいはず。

 

5ステップを実践するにはそれなりの時間と手間がかかりますが、最終的に入社する企業を決めるための重要なプロセスです。

面倒くさがらずに、必ず実践してくださいね!

 

たしかに、ここまでやっておけば「もっと調べておくべきだった…」という後悔はかなり防げそうですね。

そうだね。入社する企業を決めるのは、とても重い決断だよ。手間を惜しまずに考え抜いておくことで、本当に納得できる就活になるはず!

就職先を決める上で重要な10の評価項目

 

先ほど3つめのステップで紹介した「10の評価項目」を、もう少し深掘りしていきますね。

業界を問わず活用できると思うので、絞り込んだ企業を次の項目で評価してみてください!

 

【就職先を決める上で重要な10の評価項目】
  1. 仕事内容が自分に合うか
  2. 業界の成長性や安定性が高いか
  3. その企業の成長性や安定性が高いか
  4. その企業の事業や商品に魅力を感じるか
  5. 働いている社員の特徴が自分に合いそうか
  6. 月の残業時間があまりに長くないか
  7. 年間休日数があまりに少なくないか
  8. 離職率があまりに高くないか
  9. 納得できる平均年収であるか
  10. 自分が本当に求める福利厚生があるか

 

項目① 仕事内容が自分に合うか

 

入社後に担当する仕事が自分に合うかどうか、今いちど冷静に考えてみましょう。

就活中はけっこう企業の知名度とかイメージに惑わされがちです。

 

有名企業で競争倍率が高いところから内定を獲得すると、やっぱり嬉しいですからね。

(僕自身、大手企業から内定通知が届いた日は今でもはっきり覚えているぐらい、すごく嬉しかったです。)

 

ところが実際に入社して働いてみると、びっくりするぐらい地道な仕事だったりすることも少なくない。

だから、知名度とかイメージはいったん抜きにして、「自分は本当にその仕事がしたいのか?」を考えてみることが重要です。

 

たとえば、「外資系金融ってエリートっぽくてカッコイイ」という気持ちがどこかにあるとしましょう。

実際に入社して働き始めたら、地道にアポ取りをする日々が待っています。

 

お客さんが見つからなければ金融商品を提案できないので、とにかく人と会わないといけない。

そのためにはアポイントを絶やさないようにしないといけません。

 

見込み客リストを常に更新して電話をかけ続け、アポイントを取った相手と会って話をする毎日。

…どうでしょう?意外と根気が必要で、地道な営業活動ですよね。

 

「まさにイメージ通り!そういう仕事がしたかった」という人は問題ありませんが、「え、イメージしていたよりもずっと地味だし大変そう」と感じるようなら要注意。

 

入社してみたら「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性大です。

企業の知名度とかイメージではなく「仕事内容」を基準にして、自分に合うかどうかをじっくり考えてみましょう!

 

項目② 業界の成長性や安定性が高いか

 

業界全体として成長性や安定性が高いかどうかも客観的に評価しておきましょう。

僕の場合、大手食品会社に入社を決めた理由の1つが「安定性」でした。

 

人がものを食べるという行為そのものが消滅することはないので、需要が衰えることがありませんからね。

ではもし「テレビ局」から内定をもらっていたとしたらどうでしょう?

 

テレビはどの家庭にもあるので、需要が衰えることはなさそうに思えますよね?

ところが、テレビの広告費はじわじわと下がっていて、今やインターネット広告費がテレビの広告費を上回っているのです!

参考:2021年 日本の広告費

https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0224-010496.html

 

広告費はメディアにとって収入源の柱なので、その広告費が下がっている=業界としての成長性が心配、と考えられますね。

 

業界のイメージとか印象ではなく、実際に業績や市場規模を確認して判断することが非常に重要です。

業界の成長性や安定性を客観的に分析・評価してみましょう!

 

項目③ その企業の成長性や安定性が高いか

 

さらに、企業ごとの成長性や安定性も評価しておきましょう。

企業の成長性は「売上高成長率」で確認できます。

 

【売上高成長率の計算方法】

売上高成長率(%)=(当期売上高−前期売上高)÷前期売上高

 

売上高成長率がプラスになったら成長している企業、マイナスになったら衰退している企業と判断できる。

直近の数年間だけじゃなく、10年分ぐらいを調べておくことをおすすめします。

 

ここ数年間はたまたま業績が良かっただけで、それ以前は業績が悪かったかもしれないからです。

成長性に加えて、安定性も確認しておきましょう!

 

同じ業界の競合他社と比較した時、独自の強み(USP)があるかどうかが重要です。

USP(ユニークセリングプロポジション)があれば、簡単に他社に負けることはない。

 

つまり、業績が今後も安定し続ける可能性が高いと判断できます。

たとえば、ダイソンの掃除機には「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」という確固としてUSPがありますよね。

 

これがもし「現状、吸引力が一番強い掃除機」だったら、近い将来他社がもっと吸引力の強い掃除機を製造し始めるかもしれない。

 

吸引力が「変わらない」という独自の技術力があるからこそ、他社の追随を許さない独自のポジションを維持していられるのですね。

このように、成長性+安定性に注目してそれぞれの企業を点数化していきましょう。

 

項目④ その企業の事業や商品に魅力を感じるか

 

客観的な業績などを確認しておくことも大事ですが、自分自身がその企業の事業や商品に魅力を感じているかどうかも非常に重要。

 

もっとストレートに言うなら、「自分自身がその企業のファンかどうか」ということですね。

その企業の主力商品や事業内容を詳しく調べていく中で「これはたしかに便利そうだ!」とか「自分もぜひ使ってみたい!」と思えるかどうか。

 

これは直感的な部分が大きいので、世の中でどう評価されているかとか、実際に売れているかどうかは度外視して考えてOKです。

なぜなら、実際に入社するとしたらその商品を「自社の商品」としてお客さんに勧めないといけなくなるからです。

 

自分自身が「正直微妙だと思うけど、仕事だから勧めるしかない」と思って扱っている商品。

自分自身が「本当にすごく良いと思うので、ぜひ試して欲しい!」と思って扱っている商品。

 

どちらが売れるでしょうか?どちらが仕事を通じて充実感を得られるでしょうか?

これはもう、明らかに後者ですよね。

 

「入社して商品知識を身につけていくうちに分かってくる長所や魅力もある」と言う人もいますが、入社前の直感も大事にしたほうが良いと僕は思いますよ。

その企業の事業や商品に魅力を感じるか、その企業のファンになれそうか、それぞれの企業を点数化してみましょう!

 

項目⑤ 働いている社員の特徴が自分に合いそうか

 

実際にその企業で働いている社員の特徴が自分にとって合いそうかどうかも大事な評価項目の1つです。

 

実際に入社すれば毎日のように顔を合わせる方々なので、明らかに合わないタイプの人だと苦痛に感じてしまうでしょう。

注意して欲しい点として、ここで言う「社員」は選考中に接点のあった人事や面接官に限りません。

 

たまたま面接官の感じが悪かったというだけで、その企業全体のイメージが悪くなってしまうことがあります。

たしかに面接官の印象は大事なポイントではあるのですが、入社先を決める段階で面接官=その企業全体のイメージと捉えてしまうのはリスクが大きい。

 

実際には、人事や面接官以外にもその企業では多くの人が働いていますからね。

働いている社員の特徴を判断するには、次の点をチェックしておくと良いと思います。

 

【社員の特徴を判断する方法】

  • 求人情報の「求める人物像」を参考にする
  • 企業HPや採用ページに掲載されている先輩社員インタビューを参考にする
  • 口コミサイトの「働きがい」や「仕事のやりがい」で多い意見を確認する
  • OB訪問で実際に社員と話してみる

 

僕の場合、バリバリの体育会系とかは無理なので、そういう傾向のある企業は避けていました。

人によって合う・合わないは必ずあると思うので、「自分に合いそうかどうか」という肌感覚を信じて点数化していきましょう!

 

項目⑥ 月の残業時間があまりに長くないか

 

月の平均残業時間を改めて調べて、あまりにも長くないか確認しておきましょう。

僕の場合、月30時間に収まっていれば「普通」、それよりも残業時間が短いほど高評価にしていました。

 

ちなみに、過労死ラインとされているのは月80時間です。

1カ月に20日出勤するとして、1日4時間の残業ですね。

18時が定時の企業なら、毎日22時頃まで仕事をしていることになります。

 

そこから帰宅して、就寝する頃には0時を回っているでしょう。

翌朝6時に起きるとすれば、睡眠時間は6時間取れるかどうかですね。

この生活を何十年と続けたら…、心身に支障をきたすのも無理はないでしょう。

 

そもそも、残業時間は工夫次第で減らすことができます。

ただでさえ、今後は労働人口が減っていくことが確定している時代です。

社員が長時間労働に耐えることで維持できているような企業は、将来性という点でかなり厳しいのではないかと僕は思っています。

 

働きやすさの面でも残業時間を把握しておくことは大事ですが、企業としての将来性の面でも絶対にチェックしておきたいポイント。

企業ごとの平均残業時間は「就職四季報」でも確認できるので、必ず確認しておきましょう!

 

項目⑦ 年間休日数があまりに少なくないか

 

残業時間と同じ理由で、年間休日数もチェックしておきましょう!

基本は年間120日を下回っていないかを確認すればOKです。

 

年間120日が、完全週休2日+年末年始休暇を合わせた休日数だからですね。

ちなみに、労働基準法で定められている法定休日を合計すると、だいたい年間105日。

 

つまり、年間休日が105日を切っているようなら、もうその時点で…ということです。

年間休日を少なくする企業が存在する理由って、何となく想像がつくでしょうか?

 

正社員は月給制で雇用されているので、経営者からすれば「出勤させても休ませても給料は同じ」です。

だから、経営者によっては「同じ給料を払うなら、できるだけ多く出勤させないと損だ」と考える。

 

ただ、この発想は「人を使う側」の論理であって、「働く側」の論理からすれば的外れだと僕は思います。

休日数が少ない職場で働いていると、くる日もくる日も同じ職場・同じ顔ぶれ・同じ仕事という環境で過ごすことになる。

 

プライベートを充実させたいという願いも叶わず、職場以外の環境に触れるチャンスもすごく限られてしまうでしょう。

同じことばかり繰り返していると、人はどうしても視野が狭くなっていきます。

 

すると、新しいアイデアとか面白い発想はなかなか出てこなくなってしまう。

発想が凝り固まってしまうと、仕事にも新鮮味がなくなってモチベーションが下がっていく。

 

こうして、「年がら年中忙しくしている割には業績が良くない企業」が出来上がってしまうのです!

長い目で見て成長し続けていく組織を築こうとしている経営者ほど、しっかりと社員を休ませていますよ。

 

年間休日数を見れば、その企業が社員をどう扱っているのかが透けて見えてしまう。

だからこそ、就職先を決める時には年間休日数を必ずチェックしておきましょう!

 

項目⑧ 離職率があまりに高くないか

 

離職率も、就職先を決めるにあたって絶対に見ておきたい重要なポイントの1つ。

とくに3年後離職率が30%未満に収まっているか、必ず確認しておきましょう。

 

離職率という数字は嘘をつくことができません。

企業ホームページや求人情報でどんなに魅力的な企業のように見せていても、どれだけ高尚な理想を掲げていても、多くの社員が「NO」を突き付けた企業かどうかが分かってしまう。

 

そもそも、せっかく頑張って就職した企業をたった3年で辞めてしまう人が多いこと自体、普通のことではないと僕は思います。

下手をすれば、就活に取り組んだ期間よりも短期間で辞めてしまっているかもしれない。

 

これでは、何のために必死に就活をしたのか分かりませんよね。

離職率が異様に高い企業には「辞めたいと思わせてしまう何か」があるはず。

だから、企業の印象とかイメージとかはいったん横に置いておき、客観的に離職率をチェックしておくことが大事です。

 

 

項目⑨ 納得できる平均年収であるか

 

社員の平均年収を確認した上で、「自分自身が納得できるかどうか」もチェックしておきましょう。

就職先を選ぶにあたって、年収は最優先の条件ではないと僕は考えています。

 

ただ、あまりにも年収が低いようだと、それはそれで問題だとも思いますね。

たとえば、猛烈なプレッシャーに耐え続けなければならず、高度な知識とスキルが求められていて、しかも割と頻繁に転勤がある企業に入社したとしましょう。

 

それだけいろいろ犠牲にして働いているのに、年収がいまいち高くなかったとしたら、皆さんは納得できるでしょうか?

僕なら「何かおかしくない?」「同年代の社会人より頑張っていると思うけど、どうして年収がそう高くないの?」と理不尽に感じるでしょうね。

 

社員の給料は企業にとって「コスト」なので、会社の業績が好調でも社員の給料が安いという事態は起こり得ます。

逆に、業績が大きく伸びたわけじゃなくても、社員のモチベーションアップのために給与アップに踏み切る経営者もいる。

 

つまり、社員の平均年収は「従業員の頑張りに対して、企業としてどれだけ応えようとしているか」が表れているのです。

もし平均年収を見た時に「思ったほど高くない」「この仕事内容なら、もっと支払われていても良さそう」と感じるようなら、入社後に後悔する可能性ありですね。

 

平均年収は業界水準と比較しておくことも大事ですが、それ以上に「自分の中で納得できるかどうか」を重要視してみてください!

 

項目⑩ 自分が本当に求める福利厚生があるか

 

どんな福利厚生があるかもチェックして欲しいのですが、その中でも「自分が本当に求める福利厚生があるか?」という視点を持ちましょう。

いろいろと良さげに見える福利厚生を用意している企業はたくさんあります。

 

よくあるのは、全国各地の保養施設に格安で宿泊できる!といった福利厚生ですね。

ただ、僕の経験上、保養施設にそんなに頻繁に宿泊するかと言えば「数年に1回あるかどうか」のレベル。

 

それに、保養施設が自社所有でなければ、割と人気があってすぐに埋まってしまったりする。

もし実際に利用するなら、半年以上前に予約しておかないと取れないこともあります。

 

これは実際に聞いたことがある話ですが、「半年先の仕事が読めないので、保養施設を利用したくてもできない」という人が割といたりしますね。

では、福利厚生が「住宅補助」の場合はどうでしょう?

 

月2万円の住宅補助が支給されるとしたら、家賃が2万円お得になるのは確実です。

見方を変えると、年収が24万円上がるのと全く同じことですよね。

こんなふうに、経済面のメリットがある福利厚生なら効果が高い可能性があります。

 

もちろん住宅補助だけを重視するべき、というつもりはないのですが、自分にとって本当に「利用できる」「意味がある」福利厚生かどうかはチェックしておくことをおすすめします!

就職先の決め方については、次の記事でも詳しく解説しているのでぜひ読んでみてくださいね!

 

 

何か1つの決め手に頼るのではなく、いろいろな角度から企業を判断することが大事ですね。

まさしくその通り。最後の最後で後悔しない就活にするためにも、5つのステップを参考に就職先を厳選しておこう!

内定後の就職先の決め方に関してよくある質問

 

内定後に就職先を決める際、よくある疑問をQ&Aにまとめました。

迷いやすいポイントばかりなので、必ず目を通して疑問を解決してくださいね!

 

【内定後の就職先の決め方に関してよくある質問】
  1. 内定辞退した企業に対して再度入社をお願いすることはできる?
  2. 内定後にどうしても就職先を決めきれない場合はどうする?
  3. 入社した企業が合わずに早期退職するのはやばい?

 

質問① 内定辞退した企業に対して再度入社をお願いすることはできる?

 

少し前に内定を辞退したけれど、今考えるともったいなかったなと…。再度入社をお願いすることはできますか?

 

結論から言うと、入社できる可能性は薄いです。

なぜなら、内定を辞退した時点で「入社予定者」から外されてしまっているから。

 

タイミングにもよりますが、その企業はすでに辞退者の穴を埋めるための選考を進めているかもしれません。

内定辞退した企業に再度入社をお願いしても、基本的には「可能性は薄い」と考えたほうが良いでしょう。

 

ただ、可能性がゼロというわけじゃない。

「どうしても採用したかった」「辞退ということになって本当に残念だ」と今でも思ってもらえていれば、「考え直してくれて良かった」と言ってくれるかもしれません。

 

なので、ダメ元で再度入社をお願いしてみるというのはありですね。

すんなりと入社できる可能性は決して高くないので、そのつもりでお願いしてみるのであればやってみる価値はあるでしょう。

 

質問② 内定後にどうしても就職先を決めきれない場合はどうする?

 

最終的に2社に絞ったのですが、どちらに入社するべきかどうしても決めきれません。どうすれば良いでしょうか?

 

大前提として、入社してみないと分からないことはゼロにはできません。

どんなに考え抜いても、どんなにリサーチを重ねても、入社してみたら「想像と違っていた」ということは1つや2つは出てきます。

 

入社後に後悔する可能性を完全にゼロにすることはできません。

このことを踏まえて就職先を決めるとしたら、最終的には「直感」で良いと思います。

 

もちろん、調べられるだけのことは調べ尽くして、OB訪問も済ませた上での話ですよ。

それでも決めきれないということは、本当に差がつけがたい企業の可能性がある。

 

だったら、最終的には「社名の響きが気に入った」ぐらいのことで決めても大きな問題はないと思います。

むしろ、ずるずると迷い続けて辞退の連絡を入れるのが遅くなるほうが問題。

 

就活には勢いも大事です。

十分に調べて考え抜いた末に決めきれないなら、最後の最後は「直感」と「勢い」で決めてしまってください!

 

質問③ 入社した企業が合わずに早期退職するのはやばい?

 

いろいろ考えて入社したのですが、やっぱり自分には合わないと感じてしまいました。早期退職するのはやばいでしょうか?

 

本当に決定的に合わないと思うなら、早期退職もありだと思います。

ただ、辞めるのは非常に簡単なことなので、本当に辞めるかどうかは慎重に考えたほうが良いでしょう。

 

たとえば、まだ実務を経験していない研修期間に辞めるのはさすがに時期尚早。

配属されて実務に入ってみたら、研修期間とはまた違った印象を受けるかもしれない。

 

それに、大手企業の場合は数年おきにジョブローテーションでいろいろな部署を回ります。

今の時点では「合わない」と感じていても、別の部署に異動したら自分に合う仕事が見つかるかもしれません。

 

見切りを付けて早期退職するとしたら、企業としての事業方針や社風が根本的に合わないと感じた時ですね。

実際、僕も大手食品メーカーを1年で退職しました。

 

あらゆることがカチッと決まっていて、自分じゃなくても良いのでは?と思えてしまう環境が僕には合わなかったんですね。

仕事が仕組み化されていて、ある意味「誰でも務まる」状態になっているのは、見方によっては恵まれた環境とも言えるでしょう。

 

それだけビジネスの仕組みがきちんと確立されていたのですから。

おそらく、僕がその食品メーカーであと何年か勤務していたとしても、急に仕事が仕組み化されなくなるとか、創意工夫がものすごく求められる環境に変わるということはなかったはず。

 

だから、1年で退職という典型的な早期退職をしたことに対して全く後悔していません。

もし早期退職したとしても、第二新卒として転職することは可能です。

 

ただその場合、退職してから転職先を探すのではなく、在職中に転職活動を進めて転職先を確定させてから辞めるようにしましょう。

退職後に転職活動に取り組むのは気持ちの面で非常にプレッシャーになるので、職がある状態でじっくりと転職活動を進めるのが断然おすすめです!

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

この記事では、内定後の就職先の決め方と、具体的な決め方のステップを共有してきました。

 

最終的にどの企業へ入社するか決めるのは、とても重い決断です。

だから、迷いが生じるのはある意味で当然のこと。

 

ただし、いつまでも無制限に悩めるものではないので、今回のポイントを参考に「決めてしまう」ことを意識してみてください。

 

考え抜いた末に決めた就職先なら、入社後に壁にぶつかるようなことがあっても、きっと「自分で決めたのだから」と思って乗り切れますよ!

 

とても難しい判断かと思いますが、ぜひ就職先をバシッと決めてくださいね!

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょう!

 

【本記事の要点】

  • 内定後いつまでに就職先を決めるかは早ければ早いほど良いが、どんなに遅くとも入社日の2週間前までには必ず決める必要がある。
  • 就職先は、結局のところ入社してみないと分からないことも多いという事実を受け入れた上で、ミスマッチが起こらないようにできる限りのことはしておくというスタンスで決めることが大事。
  • 内定後の就職先の決め方は「企業選びの軸を明確化し直す」「企業選びの軸を満たす企業を抽出する」「重要な項目で点数付けする」「口コミや評判を確認」「OB訪問をする」の5ステップで決めよう。
  • 就職先を決めるにあたって自分の中で重要な評価項目を決めておき、客観的にどの程度当てはまっているか?を改めて調べ直して決めていくと良い。

 

今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。

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