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【完全攻略】グループディスカッションの課題解決型テーマの進め方!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

本日の記事では課題解決型のグループディスカッションについて詳しく解説します。

グループディスカッションは就活ならではの選考ですし、今まで経験したことがない人ばかりだと思います。

だからこそ、事前に知識として進め方や立ち回りを理解しておきましょう。

 

また「これだけ読めばグループディスカッション対策が完了する」というまとめ記事も別で用意しています。

ぜひこちらの記事と合わせて読んでくださいね!

 

 

グループディスカッション(GD)とは?

 

グループディスカッションとは、与えられたテーマを元に複数人のグループで話し合い結論を出すというものです。

「ディスカッション」は直訳すると、討論や討議という意味。

 

しかしここでは「アイデアの出し合い」や「一つの問題を解決するために話し合う」という意味で解釈するとわかりやすいですね。

「グループでアイデアを出し合う」「グループで一つの問題を解決するために話し合う」というまさに言葉の通りの意味を持っています!

 

数人の就活生がグループに分かれてそれぞれテーマに対する結論を発表するものですよね!

そのとおり!面接官はグループディスカッションを通して集団における動き方を見たいんだよ!

 

グループディスカッション(GD)での課題解決型テーマとは何か?

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「課題解決型テーマ」とは、各グループに対して「課題」が与えられるタイプのグループディスカッションのことを指します。

 

他にも、「選択肢型のテーマ(ex無人島に持っていくならナイフかライターか?)」「討論型のテーマ(ex残業時間は減らすべきか否か)」「自由発想型のテーマ(ex仕事の定義トとは?)」などが存在しますね。

 

ですが最も出題される頻度が多いのが、今回の記事で解説する「課題解決型テーマ」なので、本日の記事を通して理解していきましょう! 

 

グループディスカッションで出される課題解決型テーマの実例

 

では続いて、 課題解決型テーマのグループディスカッションで出題される例題を紹介していこうと思います。

以下のような例題が各グループに出されて、結論を出すためにグループメンバーで話し合うという流れになりますね。

 

【課題解決型のテーマ例】


・スーパーの売上を1.5倍に伸ばすための案を考えてください!

・社員の満足度を上げるための施策を考えてください!

・若者から自社商品の認知を上げるためには?

・AIに代替されないためにはどんな能力を付けるべきか?

・パワハラをなくすにはどうすればよいか?

・CM以外を使った広告手段を考えてください!

・自社のインフラを活用して新規事業を立ち上げてください!

・若者の物欲を高める施策を考えてください!

・企業の残業時間を減らすための施策を考えてください!

・過労自殺をゼロにするためにはどうすればよいか?

・人口の現象を食い止めるための施策を考えてください!

・貧困に苦しむ国を救う方法を考えてください!

・ブラック企業をなくすための施策を考えてください!

 

就活生に課題解決を求めることで、どんな思考やどんな話し合いの順序をするのか、そういった視点で面接官は判断するのですね。

そうだね。課題を与えてその課題を解決する話し合いが上手であれば、仕事での活躍も期待できるからね!

 

▼GDのテーマ例はこちらの記事でも詳しく解説しています!
» グループディスカッションのテーマ50例【対策法やポイント解説】

 

課題解決型テーマのグループディスカッション(GD)の進め方

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ではここからは課題解決型テーマの具体的な進め方について解説します。

まずはじめにグループディスカッションの流れは大きく7つに分解することができます。この流れに沿って、それぞれ解説しますね。 

①役割の決定(司会や書記など役割分担する)

②時間配分の決定(話し合いの大まかな時間配分を行う)

③課題の本質や前提決め(課題の本質を見極めてから議論する)

④グループでの目標設定(どんな問題に対してどう結論を出すのか決める)

⑤話し合い(司会を中心にして議論をする)

⑥結論まとめ(グループとしての結論を最後にまとめる)

⑦発表(グループとしての結論を発表する)

 

①役割の決定

 

まず最初にすべきことは「役割の決定」です。

最低限必要な役割は「司会」「書記」「タイムキーパー」の3つでして、まずは司会から決めていきましょう。

司会が決定したら、司会を中心にして他の書記とタイムキーパー役を決めていきます。

(この際におすすめの役割については次の章で解説します。)

 

ここでよく困ることとしては、司会を立候補する人がいないことですね。

ちょっとでも「これは司会を誰もやらなそうだぞ」と思ったのなら、ぜひ自分が立候補してください。

なぜなら司会が決まらずにグダグダしていると、それだけでそのグループ全体の評価が下がってしまうからです。

グループ全体の評価が下がり、自分も評価されなくなってしまうのなら失敗しても良いから司会に挑戦してみるというマインドを持っておきましょう。

 

もし司会をやることになった場合に備えて、この記事を読み終わったらでも良いので、司会の進め方もぜひ合わせて読んでおいてくださいね!

 

▼司会の進め方について詳しくはこちら!
» 【7ステップ】グループディスカッションの「司会の進め方」を解説!

 

②時間配分の決定

 

では役割分担が終わったら続いて「時間配分の決定」を行います。

グループディスカッションは必ず制限時間が設けられています。そしてほとんどの企業で「制限時間内でいかに結論をまとめられるのか」という点を重視しているので、必ず制限時間に合わせて時間配分を決定する必要があります。

 

具体的に時間配分をする対象は、この次のステップである③〜⑦に関してですね。

残り時間が仮に20分ならば、次のように時間配分をしていきましょう。

 

【時間配分の例】

 

・課題の本質や前提決め:3分

・グループでの目標設定:2分

・話し合い:10分

・結論まとめ:2分

・発表:1分

・予備:2分

 

ポイントとしては必ず予備の時間をあらかじめ作っておくことです。

大抵の場合は最初に計画した時間よりも長くなってしまう場合が多いので、最後結論がまとまらないという事態を避けるためにも、こうした余白を作っておくことが重要です。

 

余談ですが、これから皆さんが社会人となりプレゼンを行うことになった場合も、この予備時間を設けることが重要です。「バッファ」とも呼びますが、要するに余裕をもった時間設計をすることで不測の自体に備えることができるのです。

 

ちなみにこうした「予備の時間を作りましょう!」という発言を面接官が聞いていた場合は、「この子はリスク管理ができる子だ!先を見て行動できる子だ!」として評価してくれますw

 

③課題の本質や前提決め

 

時間配分が決まったら、次にすることは「課題の本質や前提決め」です。

これは与えられた「抽象的な課題(ぼんやりとした課題)」を「具体的な課題」に変換する作業だと理解するとわかりやすいです。

 

わかりやすいように課題として「コンビニの売上を2倍にしてください」という課題が与えられたとしましょう。

 

この時に評価されないグループはいきなりアイデア出しから始めます。

「新商品をレジの横に配置しよう!」「駐車場を大きくしよう!」こんな感じで思いついたアイデアをどんどん発言していくのが評価されないグループの特徴です。

 

では評価されるグループはどんなことから始めるのか?

それは「課題の本質や前提を決めること」を始めるんですよね。

 

先程「駐車場を広くしよう!」というアイデアがありましたよね。

これも例えば田舎のもともと駐車場が広い店舗では全く意味がありません。もともと広い駐車場を更に広げても意味がないですから。

ちなみに「新商品をレジの横に配置しよう!」というアイデアも的外れです。なぜなら「売上を“2倍”にするため」にはそんな小さな工夫では達成できないからです。

 

よって課題の「本質」や「前提」をまずは決めることが必須なんですよ。

「コンビニの売上を2倍にする」という課題が与えられた場合には、例えば本質と前提は次のように言えるかもしれません。

 

【与えられた課題】

コンビニの売上を2倍にせよ

 

【本質】

・2倍にするということは小手先の工夫では達成できない

・売上は「客数×客単価」である

 

【グループで決めた前提】

・売上は全国全店舗の売上とする

・まだオンライン販売と宅配を行っていないコンビニとする

 

このように本質と前提を洗い出すことができれば、例えば「客数を2倍にするために、店舗の数を2倍にする」というアイデアが生まれ、グループとしては「店舗数を2倍に増やすためにはどうすれば良いか?」という話し合いができるようになります。

 

【与えられた課題】

コンビニの売上を2倍にせよ

【グループが解決すべき課題】

店舗数を2倍にするためにはどうすれば良いか?

 

こうすることで、「売上を2倍にするためには?」という抽象的すぎる課題を、「店舗数を2倍にするためには?」というより具体的な課題へと変換して話し合いを進めることができるようになるのです。

 

この作業と一緒にぜひ覚えておいて欲しい言葉があります。

16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンが残した言葉です。

「6時間で木を切れと言われたら、最初の4時間は斧を研ぐのに使うだろう。」

 

グループディスカッションが下手なグループはすぐに木を切り始めます。

しかし優秀なグループはまずは斧を研ぐことから始めるのです。

 

優秀なグループはアイデア出しからすぐに取り掛かるのではなく、その後の話し合いをスムーズに進められるような準備、思考から始めるのですね!

 

④グループでの目標設定

 

次にグループでの目標設定を行います。

「課題の本質や前提決め」のステップにて、与えられた課題をより具体的な課題へと変換することができましたよね。

その作業ができれば、「私たちのグループでは店舗数を2倍にするためにはどうすればよいか、という課題に対しての方法を3つ挙げましょう!」のように目標を設定することができます。

 

【与えられた課題】

コンビニの売上を2倍にせよ

【グループが解決すべき課題】

店舗数を2倍にするためにはどうすれば良いか?

【グループでの目標設定】

店舗数を2倍にするためのアイデアを3つにまとめること

 

このような流れで目標を設定することができますよね。

するとグループ全体でやるべきことが明確化されて、メンバー全員の意思が1つの方向にまとまります。最初に与えられた「コンビニの売上を2倍にせよ」は抽象的な課題なので、メンバーの意思が1つにまとまりません。

意思がまとまらないからこそ、それぞれが思いつきのアイデアを出しまくるという非常にカオスな状況になってしまいます。必ず目標を設定するようにしましょうね。

 

⑤話し合い

 

ここは説明するまでもありませんが、設定した目標に沿って話し合いを行います。

課題を解決するための具体的な話し合いを行う過程です。

話し合いにおいてはいくつか注意点があります。

 

【グループディスカッションでの話し合いの注意点】

 

・他のメンバーの意見を真っ向から反対や批判をしないこと

・高圧的な態度を取らないようにする

・発言できていない人にも話を振ってあげる

・他のメンバーの話はめっちゃ真剣に聞いてあげる

・司会がうまく進行できていなかったらサポートしてあげる

・「なぜ」による深掘りによって曖昧なアイデアはクリアにする

 

これらの注意点を意識しながら話し合いを進めてください!

最後の「なぜによる深掘りによって曖昧なアイデアはクリアにする」とは、例えば店舗数を2倍にしようとなった時に、他のメンバーが「店長との仲を深めよう!」というアイデアを出したとしますよね。

すると一見どういう意味か分かりにくい。

 

そこで「なぜ店長との仲を深めることが店舗数の増加に繋がるのでしょうか?」と質問してみてください。(高圧的にならないようにね!)

すると「コンビニ店長と仲良くなることで、知り合いつてでコンビニオーナーを集めてくれるかもしれないから」といったそのメンバーの真意を知ることができますよね。

真意がクリアになることで「なるほど!店長をフックとして新しいコンビニオーナーを開拓するのは面白いですね!」という会話に繋がります。

 

⑥結論まとめ

 

では話し合いが一通り終わったら、いよいよグループとしての結論をまとめましょう。

これまでの話し合いの流れを整理すると下記のようになります。

 

【与えられた課題】

コンビニの売上を2倍にせよ

【グループが解決すべき課題】

店舗数を2倍にするためにはどうすれば良いか?

【グループでの目標設定】

店舗数を2倍にするためのアイデアを3つにまとめること

【グループとしての結論】

・出展場所を決めるチームの人員を増やす

・コンビニの新規出展キャンペーンとしてオーナー負担額を減らす

・コンビニオーナーに対してオーナー紹介制度を作る

 

いかがでしょうか。

店舗数を2倍に増やすという目標を達成するために3つのアイデアをまとめることができました。

ちなみにこの時、アイデアの実現可能性に関してはそこまで重視しなくて大丈夫です。

それよりも、ここまでの話し合いの流れがグループディスカッションにおいては重要です。“アイデアコンテストではない”ということを、しっかりと把握しておきましょうね。

 

⑦発表

 

最後の発表ですが、発表の時間はある時とない時があります。

最後に発表がある場合は事前に人事から言われると思うので、その場合は役割分担の時に「発表者」を決定しておきましょう。

 

ここまでの話し合いは非常に論理的に進めることができたので、発表の際は論理的に発表することを心がけてください。

わかりやすいように発表の内容を挙げてみましょうか。

 

【発表内容】

 

「私達のグループでは、コンビニの売上を2倍にするためには小手先の工夫では達成できないと判断しました。そして売上は「客数×客単価」なので、客数を増やすことに着目しました。よって私達のグループでは、店舗数を2倍にすることで売上を2倍にするという方法を採用しました。そして店舗数を2倍にするための施策として3つまとめました。それは「出展場所を決めるチームの人員を増やす」「コンビニの新規出展キャンペーンとしてオーナー負担額を減らす」「コンビニオーナーに対してオーナー紹介制度を作る」の3つです。この3つの施策を実施することで、コンビニの店舗数を2倍に増やし、売上を2倍に引き上げます。」

 

このように論理的に発表できれば間違いなく評価されます。

発表者の役割になった人が、こうした論理的な発表ができると限らないので、発表前にはこのような論理的な発表の仕方ができるように、発表内容を確認しておくことが重要になりますよ!

 

全体的な進め方をばっちり理解することができました!たしかにグループディスカッションの進め方をこうして理解していなかったら、アイデア出しからスタートしてしまいますね。

そうだね。グループディスカッションは「知識」と「場数」で誰でも評価されることができる選考。だからこそそこを落とすのはもったいないよね。

 

課題解決型テーマでおすすめの役割

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進め方は分かりました!グループディスカッションでおすすめの役割ってありますか?

僕がおすすめしているのは「書記」の役割なんだよね!就活生の時もほぼ全て書記の役割をして通過率は100%だったよ!

 

では課題解決型テーマの進め方の流れを把握したところで、 おすすめの役割を紹介します。

僕がおすすめしている役割は「書記」です。

一見書記と言われると、記録を取るだけの地味な役割だと思いますよね?

しかしそれが肝なんですよ。

 

面接官を含めたほとんどの人が「書記は記録係」と認識している。

だからこそ、簡単に期待値を超えやすいのです。

つまり記録をしっかり取るだけで、活躍としては100点を取れる。そこに他の書記がしないであろう行動を加えることで簡単に書記としての周りからの期待値を超えて、100点を超えることができるのです。

 

では具体的に書記としてどんな立ち回りをすれば期待値を超えられるのか。

会話の記録に加えて、以下の2つを実施してください。

・箇条書きで議事録を取るのではなく樹形図で議事録を取る

・途中で一度まとめの時間を作る

 

一見どういうことか分からないと思います。

それぞれ詳しく解説していきますね。

 

箇条書きで議事録を取るのではなく樹形図で議事録を取る

 

このテクニックは僕が就活生の時に編み出したテクニックなのですが、「考える技術・書く技術」という名著に書かれていた「ロジックツリー」という概念を知ってから、「これはグループディスカッションの書記として活用できる!」と考えて実施したものです。

 

 

普通の書記は記録を取る際に「箇条書き」で書いていきますよね。

そこで箇条書きではなく「樹形図」でまとめていくというテクニックです。

わかりやすいように実際の図で紹介します。

普通の書記は下記のとおり箇条書きで記録を取りますよね。

 

▼箇条書きで記録を取った場合

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そこで箇条書きではなく「樹形図」で記録を取るとこうなります。

▼樹形図で記録を取った場合

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樹形図にすることで、課題を解決するための方法をうまくグループ分けができたり、似たアイデアを近くに書くことでパッと見て「現状どんな解決策が出ているのか?」が見て分かりますよね。

 

グループディスカッション中は面接官が各テーブルを回りながら、話し合いの様子を見ていますが、その中であなたが書いている議事録だけが樹形図で書かれていたら。あなたが面接官ならどう思うでしょうか?

「機転が利く子だな」「論理的に考えられる子だな」「工夫ができる子だな」そんなことを思うはずです。

 

ただ議事録の書き方を工夫するだけで、他の書記と差別化して評価されるので絶対に実行すべきですよ。ちなみにいきなり樹形図で書くというテクニックができるようになるには1度は練習をするべきなので、本記事の最後で紹介する「GDの練習法」を参考に練習をしてみてくださいね!

 

途中で一度まとめの時間を作る

 

続いて、書記はこれまでの会話の全体像を正確に把握できる唯一の役割です。

司会や他の人もこれまで出た会話を覚えているかもしれませんが、記録として取っている書記にかないませんよね。

つまり「書記は司会以上にこれまでの会話を理解している役割である」と言うことができるのです。そこで書記に許される行動が「途中でこれまでの整理やまとめの時間を作ること」なんですよね。

 

これはどういうことかと言うと、例えば「コンビニの売り上げを上げる」という課題が出ているとするならば、それに対する解決案が話し合いによって複数出ますよね。

それらの解決策はその特徴によってグループ分けができる状態にあるはずです。

 

例えば「現状、解決策としてはそもそも客足を増やすという目的のために◯◯と◯◯という案。次にリピーターを増やすという目的のために◯◯と◯◯という案が出ています。他にも◯◯と◯◯という案が出ていますが、この班としてはそもそもの客足を増やすことと、リピーターを増やすこと、この2つに焦点を絞って話していきませんか?」のような感じですね。

 

これまで出たアイデアや意見を一度その目的や特徴ごとにまとめてあげて、その後の話し合いの方向性を提案するという行動です。

もちろんこれはかなり高等テクニックなので、慣れが必要なので練習は重ねてください。しかし議事録を樹形図で取るだけでも評価されますので、余裕があって、これまでの会話をまとめられそうだったらまとめる程度の心持ちでいれば大丈夫です。

 

議事録を樹形図でとるというテクニックは想像もつきませんでした。それに加えて司会よりも話の内容を理解しているからこそできる書記の立ち回りがあるなんて...。書記に可能性を感じました!

人が想像をしていないことをすることで、期待値を超える。これは就活攻略論の根幹だからね。就活だけじゃなくて、人生のあらゆる場面で使える考えだと思っているよ。

 

▼書記の詳しい立ち回りはこちらにも詳しく書きました!
» グループディスカッションでの役割のおすすめは「書記」|立ち回り解説

 

課題解決型のグループディスカッションの評価ポイント

 

あの、そもそもグループディスカッションでは面接官はどんな点を評価の対象にしているのですか?

グループディスカッションの評価ポイントはいくつかある。説明していくね!

 

おすすめの役割を把握したら、次にグループディスカッションでは面接官はどんな点に着目して評価しているのかを簡単に説明したいと思います。

評価ポイントに関してはこのようにツイートしました。

 

GD(グループディスカッション)の評価軸は、「段取り力(時間配分やゴールの設定など)」「積極性(発言量や発表への参加)」「協調性(他人の意見を取り入れた上で議論を深める)」「本質理解力(そもそもという言葉を使って議論の路線を元に戻す)」「発想力(新たな視点の導入)」の5つだと思う。

 

特にわざわざグループディスカッションを実施する企業は、「段取り力」や「本質理解力」を重視している傾向にありますね。

これらについては、進め方で説明した手順が実行できればしっかりと評価されるので安心してください。

 

ちなみにこれらの評価ポイントの中でどれを重視しているかは、もちろん企業によって異なります。よって最高の立ち回りができたと思っても評価されないことはザラにあるので気にせず他の企業の選考を進めていきましょうね!

 

課題解決型テーマのグループディスカッション(GD)の練習法

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ここまでの説明で課題解決型のグループディスカッションについて理解が深まりました!しかし、「知っている」と「できる」には大きな差がありますよね...?実際にこれらの進め方ができるようになるための練習法はありませんか?

全くその通り!実際にできるようになるためには、1度でも良いから本選考以外でグループディスカッションをする機会を設けるべきだね。

しかし、僕の大学ではグループディスカッションの練習ができるイベントが開かれません。一体どうすれば...。

そこで僕が絶対におすすめしているのが「スカウトイベント」への参加なんだ!! 

 

ここまでの解説によってグループディスカッションへの理解が深まったと思います。

しかし当然、それができるようになるためには経験が必要となります。

 

僕の大学ではグループディスカッションの練習講座などはなかったので、どうしようと考えていた時に出会ったのが「スカウトイベント」でした。

 

▼スカウトイベントの様子

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スカウトイベントとは、企業の合同説明会にグループディスカッションのよる選考が加わったイベントですね。

数社の企業が集まって、企業説明をしたあとに、グループごとに分かれてグループディスカッションが行われてそれを元に参加企業が学生をスカウトするという神イベントです。 

 

グループディスカッションの練習の場になるだけでなく、今回解説した立ち回りができれば実際に内定にも繋がるので、一石二鳥だと考えて僕は参加していました。

 

スカウトイベントなら「ミーツカンパニー」がとくにおすすめです。

僕自身、このイベントに参加してグループディスカッションの力を磨きました。

さらに、ミーツカンパニーに2度参加して2社から内定をもらいました!

 

グループディスカッションの練習をしつつ、企業とつながれるチャンスもある。

オンライン開催もされているので、ぜひ参加してみてくださいね。

 

【ミーツカンパニーの参加方法】

  1. ミーツカンパニー公式サイト」にアクセス
  2. 30秒無料エントリーをクリックし、参加したいイベントを選択
  3. メールの案内に沿って当日イベントに参加する

 

こんなイベントがあること知りませんでした。大学が開催するようなグループディスカッションの練習の場では内定に繋がらないですし、本当に一石二鳥ですね!

本当に参加すべきものしか、この就活攻略論では紹介していないからね。ぜひ参加してグループディスカッションの通過率を100%に高めよう! 

本日の要点まとめ

 

本日の記事はいかがだったでしょうか!

途中でも話したとおり、グループディスカッションは「知識」と「場数」によって評価されるようになります。

そんな性質をもった選考ゆえに知識や場数が少なくて不採用になるのは本当にもったいないと思います。

ぜひこの記事を通して知識を付け、志望度の高い企業のグループディスカッションで不採用とならないように努力しましょうね!

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。

 

ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー