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【Googleの採用大学は?】倍率や学歴フィルターの有無も調査!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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皆さん、こんにちは!

これまで7年に渡って書いた記事が1500を超えた就活・転職マニアこと、就活マン@syukatu_man)です!

 

Googleは日本だとどの大学から採用しているのか気になりますよね!

僕は愛知の中堅大学出身で、そもそも外資系企業に就職する人なんていませんでした。

 

そんな雲の上の存在ともいえるGoogleですが、いったいどんなエリートが入社しているのかとにかく気になる...。

 

そこで本記事では「Googleの採用大学・学歴フィルター・倍率」について徹底的に調べてみました!

Googleを目指すために必要な対策などもあわせて解説するので、ぜひ目を通してみてください。

 

天下のGoogleに入社するなんて、なんだか夢物語のように思えますね...。

確かにそうだね。でも、Googleのユニークな採用理念をちゃんと理解すれば、決して絵空事ではないかもしれないよ!

Google(グーグル)の過去の採用大学は?

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結論から言うと、Google合同会社は過去の採用大学を公表していませんでした。

 

そこで各大学の就職実績などを調査したところ、以下の大学からは過去に入社した実績があることがわかりました。

 

【Googleの採用大学】

東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、東北大学、九州大学、北海道大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、東京理科大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、東京外国語大学、電気通信大学、お茶の水女子大学、信州大学、日本大学、駒澤大学

 

また、採用人数については毎年だいたい50名程度とのこと。

いずれにしても、かなり高学歴層がだいたいを占めていることが予想されますね。

 

とはいえ、後述する後述するGoogleの採用理念を見てみると、これらの大学名はGoogleの採用活動にまったく関係ないといえます。

要するにトップ企業であるGoogleは一概に学歴だけで採用していないということが分かります!

 

人気企業を受ける際はエントリー数を増やしておくべき!

 

▼転職者向けの対策は以下から飛んでください

» 「転職で大手を受ける場合にしておくべきこと」はこちら

 

人気企業の場合、当然ですが倍率も高く、優秀な就活生が多数集まることから選考突破の壁は非常に高くなります。

そこで重要なのが「エントリー数を増やして内定確率を高めること」です。

 

 

人気企業ばかりを受けて、落ち続けていたら精神的にやられます。

毎年多くの就活生を見てきましたが、夏頃でも内定がない人に共通する特徴は”大手病”、つまり大手企業しか受けてこなかったという点です。

 

僕自身、大手食品メーカーに入社できましたが、並行して中堅企業にエントリーし、持ち駒を確保していたことによる精神的な余裕が大きかったのは間違いありません。

 

そこで僕が就活時代に実践していたのが「就活エージェントの活用」です。

就活エージェントとは、ヒアリングを元にした求人紹介から選考対策までマンツーマンでサポートしてくれるサービスのこと。

自分に合う企業の紹介、マンツーマンサポートなので内定確率は高いんですよね。

 

ただ、就活エージェントは種類が多いので、結局「どの就活エージェントを利用すれば良いのか?」と悩みますよね。

(質が低い就活エージェントを使うと、紹介される求人の質が低く、選考サポートも適当なのでどれを選ぶかはめちゃくちゃ重要です)

 

僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。

その中で、僕が今就活生なら利用するのは「ミーツカンパニー就活サポート」ですね(すべて全国対応・オンライン面談可能・完全無料なのも良い!)

他にも、就活エージェントを複数初回面談を受けて、質の高い担当者1〜2名を厳選します。

 

 

他の就活エージェントの多くは、利用者の評判が悪かったり、全然良い求人を紹介してくれないという悪い口コミも多い。

一方で、これら3つは利用者の評判が抜群に良いので、最初に利用する就活エージェントとして最適だと僕は考えています。

 

ちなみに初回面談では、担当者の質を見極めるため「自己分析を深く行ってくれるかどうか」と「自分の希望に合った求人を紹介してくれるか」の2点を必ず押さえておいてください!

この2つが適当な担当者は速攻切るべきですw(就活エージェントは質の低い担当者だと利用価値が非常に低いので!)

 

この3つ以外の就活エージェントに関してもおすすめはあります。

就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】」の記事にて、僕のおすすめをランキング化しておいたので、合わせて参考にしてくださいね!

 

転職で大手を受ける場合は?

転職で大手を受ける場合も同様に、中堅企業などを並行して受けておくことで、大手企業の選考に対する対策にもなりますし、精神的な余裕も生まれます。

では具体的にどうするべきか。

 

僕がもし今転職するなら「評判の良い転職エージェントだけを2〜3社使う→紹介された求人を口コミサイトで調べる」がシンプルですが最適解だと考えています。

 

 

ポイントは必ず親身になってくれる良い転職エージェントを使うことと、口コミサイトで自分でもしっかりと1社1社確認すること。

僕のおすすめの転職エージェントは、20代なら「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」です。

(理系出身者であれば「UZUZ理系」で特化する方法も併用すべきです!)

 

ITエンジニアなどのWeb業界への転職を考えている場合は「レバテックキャリア」が、僕が調べたところの口コミが最も良く、年収が上がる転職ができることが多いです。

以下の口コミにあるように、レバテックキャリアは年収が高いホワイト企業の求人も多いのが魅力です!

 

 

これらの転職エージェントは、オンライン面談にも対応しており、かつ親身な対応として口コミが非常に良いのでおすすめです。

(僕は超大手の転職エージェントを利用したことがありますが、大量の求人を押し付けられるだけだったので微妙でした...)

 

これら評判の良い転職エージェントの初回面談を受けて連携し、求人を紹介してもらったら、紹介された求人を「openwork」や「ライトハウス」といった口コミサイトで確認してください。

 

そしてその中で「これは嫌な口コミだな、情報だな」と思うことがあれば、担当者に話して事実確認を進める。

これがシンプルですが、ベストです。

 

これらの方法をステップごとに以下の記事にてまとめました。

転職で「ブラック企業だけは絶対に避けたい!」という方には絶対に実践してほしい内容なので、ぜひご覧ください!

 

▼ホワイト企業転職への3ステップ

【転職を5年研究した僕の最適解】"ホワイト企業に"転職するための具体的な方法!

 

たしかにGoogleレベルを受けるなら、中堅企業も併願しておくべきですね。

間違いないね。トップクラスの知名度、人気があるからこそ、単願で絞ってしまったり、大手だけにエントリーするのは危険だよ。

Google(グーグル)に学歴フィルターはある?

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結論から言うと、Googleに学歴フィルターはありません。 

なぜなら、以下の記事にもある通り、Googleが独自に過去の採用データを分析した結果、学歴と仕事のパフォーマンスには因果関係が見られなかったからです。

 

グーグルは当初、著名大学を卒業している若者を優秀な人材と考えて採用してきた。

しかし2006年、人事のプロとしてゼネラル・エレクトリック(GE)のグループ企業からグーグルにやって来たボック氏と人事チームはデータを集め、社員の学歴とグーグルでのパフォーマンスの相関関係を調べた。

その結果、大学のブランドと仕事のパフォーマンスにはまったく関係がなかった。 

引用:Yahoo!ニュース「これがグーグルの採用術だ!「学歴は関係ない」人事トップが語った10の鉄則 

 

上記は、2015年にGoogleの人事トップを務めていたラスズロ・ボック氏の講演や書籍から、Googleの採用理念について紹介している記事の一文です。

 

かつてはGoogleも優秀な人材を採用するため、学歴を重視していたそう。

しかし近年ではその採用基準は撤廃されています。

 

とはいえ、Googleに応募してくるライバルたちは結局のところ高学歴が圧倒的に多いでしょう。

よって学歴に自信がない場合は「差別化」が絶対的に必要になります。

僕が中堅大学から大手食品メーカーの内定を獲得するために実行した"差別化戦略"を別記事で解説したので、ぜひ参考にしてください!

 

\中堅大の僕が実行した差別化戦略をまとめました!/
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学歴フィルターがある企業・ない企業

中堅大学やFラン大学の場合、学歴フィルターってめちゃくちゃ気になりますよね。

僕自身、中堅大学出身なので常に気にしていました。

 

そもそも学歴フィルターがあるのに、そのことを知らずに選考を受けても時間の無駄になってしまいますからね。

 

ただ、学歴フィルターの有無を見分けるには、いくつかのポイントがあるんです。

それらの特徴を押さえておけば、ある程度見分けることが可能。

 

そこで今回、就活を7年研究し続けた僕が学歴フィルターがある企業とない企業を別記事にてまとめました。

中堅大学出身という学歴だからこそ、同じく学歴に不安を持つ就活生が実践できるように徹底的にこだわりました。

 

「高学歴じゃないから学歴フィルターがない企業を知りたい」「学歴フィルターを気にせず就活をしたい」「学歴フィルターのない大手企業を知りたい」といった就活生は必見です。

 

 

なるほど。学歴フィルターがないのには、ちゃんと根拠があるんですね。

その通り!過去のデータを分析して、不要な基準は取り除く。ある意味Googleらしいとも言えるね。

Google(グーグル)の採用倍率は?

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続いて気になるのが「Googleの採用倍率」ですよね。

日本で最も倍率が高いのは明治で2000倍を越えますが(これは異常すぎw)、Googleはどのぐらいの倍率か気になるところ。

 

しかし残念ながら、Googleは新卒の採用倍率を公表していません。

 

ですが、先ほど紹介した採用理念に関する記事によると、全世界の求職者は毎年200万〜300万人。倍率にして1000倍にもなると言われています

世界的に名の知れた企業ですから、圧倒的な倍率になるのもうなずけますね...。

 

学歴フィルターがないからといって、採用が甘くなるわけではないんですね。

そうだね。むしろ学歴以上に本人の資質が大事になってくるから、学歴重視の企業より厳しいんじゃないかな。

Google(グーグル)が求める人物像は?

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では、それだけの倍率を勝ち抜いてGoogleに就職する人たちは、いったいどんな部分を評価されているのでしょうか? 

 

Googleが求める人物像として、以下の要素が挙げられます。

これら1つ1つの求める人物像について確認していきましょう。

 

【Googleが求める人物像】
  • Googleが求める「4つの要件に合致する」
  • 情熱的に取り組める
  • 常に学習を続けられる
  • 過去の体験から学んだことを論理的に説明できる

 

求める人物像① Googleが求める「4つの要件」に合致する

 

まず最初にGoogleが求める人物は、設定している4つの要件を満たすこと。 

Googleは独自の採用基準を設けており、以下の4つの要件は超重要です。

 

【4つの要件】
  • 一般的な認知能力
  • リーダーシップ
  • Googleらしさ
  • 職務に関連した知識

参考:Google re:Work「採用する人材の要件を定義する

 

一般的な認知能力

一般的な認知能力とは、僕の解釈だと「高度な問題解決能力」といえます。

Googleは、常に時代の最先端を走るトップ企業です。

よって、普通の人には想像し得ないような難題を解決する能力が求められます。

 

例えば、これほど「検索」が世界中に浸透したのも、Googleが数々の難題を解決してきたからこそです。

つまり、現実の問題を把握し、それを解決するための努力を惜しまない人材を求めていると考えられますね。 

 

リーダーシップ

このリーダーシップとは、就活でよくある「バイトリーダー」や「サークルの部長」といった経験が求められる、ということではありません。 

Googleでは、在籍するすべての従業員が常に何かしらの分野においてトップのスキルを持っている必要があるということです。

 

肩書き的には「リーダー」という名前が付いていなくても、特定の事柄に責任を持って取り組み、結果に貢献したということが大事です。

 

Googleは全社員に自由な裁量を与えることで有名ですが、その分、各個人の責任も段違いに大きいという特徴があります。

よって生半可なリーダーシップでは、Googleに見合う人物像とは言えないでしょう。

 

Googleらしさ

「Googleらしさ」とはなかなか曖昧な表現ですが、4つの要件のなかで最も重要な要件といえます。

なぜなら、どんなに優れた人材でも、「Googleらしさ」が欠けていればGoogleには入社できないからです。

この「Googleらしさ」について、公式では以下のように定義されています。

 

Google では、応募者が Google で能力を発揮できるかどうかを判断する物差しとして、あいまいさを許容できる性格、積極的な行動力、協調性の 3 つを持ち合わせているかどうかに注目しています。

引用:Google re:Work「採用する人材の要件を定義する

 

僕の解釈で言えば、物事に対して柔軟であることが「Googleらしさ」といえます。

そもそもGoogleは、従来の企業とは一線を画す方法で進化してきたからこそ、こうして世界のトップ企業となったわけです。

 

したがって、どんなときも謙虚に学び、固定観念にとらわれず常に新しいことに挑戦できる姿勢が「Googleらしさ」と解釈できるでしょう。

 

職務に関連した知識

Googleのようなトップ企業では、当然、仕事をこなすための高い知識とスキルが求められます。

例えば、Googleのエンジニアになりたいなら、コーディング技術は早いうちに磨いて、あらゆる質問に答えられるようにするのがベストです。 

自分がやりたい仕事に対して100%の知識で臨めるかどうかが問われるのが、Googleが定義する「職務に関連した知識」といえます。

 

求める人物像② 情熱的に取り組める

 

次にGoogleが求める2つ目の人物像が情熱的に取り組めること。 

Googleは物事に深い興味を持ち、それに対して情熱的に没頭できる人材を常に求めています。

 

なぜなら「情熱的に取り組める人物は、将来的に高い成果を生み出す」という期待ができるからです。

 

Googleの考え方や働き方について経営陣が著した書籍『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』では、情熱という点について以下のように述べられています。

 

すべてを投げうって没頭する姿勢といった情熱家の資質は、履歴書でははかれない。

また必ずしもすでに成功しているとは限らない。

何かに本物の情熱を抱いている人は、最初はうまくいかなくても努力を続ける。

引用:2017年 日経ビジネス文庫 『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』 P.178より

 

このように情熱的な人は成功するまで諦めないという資質を持っていると評価されるのです。

 

求める人物像③ 常に学習を続けられる

 

Googleが求める3つ目の人物像は「常に学習を続けられる」ですね。

情熱的に取り組めると同時に、常に学習を怠らない姿勢も求められます。

 

競合他社の状況や、時代の流れから常に学習する姿勢がないと、世界を相手にビジネスを手がけるGoogleでは取り残されてしまう。 

ちなみに、Googleでは年齢や肩書きにかかわらず、常に貪欲に学び続ける人を「ラーニング・アニマル」と呼んでいます。

参考:2017年 日経ビジネス文庫 『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』 P.180

 

優れた「ラーニング・アニマル」となるべく、日頃から興味のある物事に対して貪欲に学ぶことを心がけていきましょう。 

 

求める人物像④ 過去の体験から学んだことを論理的に説明できる

 

そして最後、Googleが求める4つ目の人物像は「過去の体験から学んだことを論理的に説明できる」です。

 

Googleでは、過去の成功や失敗から学んだことを論理的に説明することが求められます。 

なぜなら、その人が入社後も成長できる人材か見極めるためにこの要素が問われるからです。

 

体験から分析し、学ぶことができる人材は、Googleの仕事においてもデータの分析・向上ができると評価されます。

よって、ボランティア経験や学業成績をアピールするだけでは、Googleが求める人材かどうかは判断できません。

アピールする体験について何を学んだかを深く説明できる人が、Googleが求める人材にふさわしいといえます。

 

想像以上に細かい観点で採用しているんですね...。

Googleは人材採用に一切妥協しないからね。Googleを目指す学生のみんなは、早い段階からGoogleが求める人物像について理解しておく必要があるよ。

Googleの選考を受けるための必須対策4つ

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前の章ではGoogleが求める4つの人物像について解説しました。

それらを知識として蓄えておくことは必須ですが、その上で具体的にどんな対策をすれば良いのか踏み込んで考えることがより重要です。

 

この章では、僕が考えるGoogle向けの必須対策を4つ共有します。

これをやれば絶対に受かるわけじゃないですが、確実に近づくことは可能。

どれもやって損はしないので、ぜひ行動に移してください。

 

【Google向けの対策】

  1. ビジネスレベルの英語を習得する
  2. コーディングを勉強する
  3. インターンシップに挑戦する
  4. Googleに関する書籍を熟読する

 

対策① ビジネスレベルの英語を習得する

 

Googleは世界中に拠点があり、海外の社員ともコミュニケーションを取る機会が多いため英語力は必須です。 

具体的には、英語でビジネスの会話ができるレベルでないと厳しいでしょう。

 

TOEICで高得点を目指すのも勉強としては有効ですが、実際に会話ができないと面接ではまったく評価されません。

 

よってGoogleの選考対策としては、英会話教室やネイティブとのコミュニケーション機会を増やすといった手段が最も効果的です。

  

対策② コーディングを勉強する

 

Googleの技術職ではコーディングテストが実施されます。

そのため、Googleの技術職を目指すのであれば対策は必須です。

 

コーディングテストの対策サイトとしては、有名どころでは「LeatCode」や「Atcoder」などが挙げられます。

これらを利用して、早めに対策しておくべきです。

 

また、Googleでは必ずコンピューターの問題解決について、なかでも特に「データ構造とアルゴリズム」に関する知識が問われます。

 

一部の大学では授業で専攻することも可能ですが、学部によっては授業が取れないという人もいるでしょう。

そのため書籍やプログラミングスクールで学んでおくのがおすすめです。

  

対策③ インターンシップに挑戦する

 

Googleは学生向けにさまざまなインターンシップを実施しており、Google入社を目指すなら利用しない手はありません。

以下は、2020年8月に開催されたインターンシップの詳細です。

 

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引用:ONE CAREER「Google Consultant Academy|イベント情報

 

上記は実際にGoogle社員と一緒に、広告やマーケティングビジネスを体験できるインターンシップです。 

ただし、このインターンシップの参加自体にも選考テストがあります。 

テストでは論理的思考が問われるため、SPIなどの就活用テストを徹底的に勉強しておくのがおすすめです。

 

対策④ Googleに関する書籍を熟読する

 

どんなに優秀な人材でも、Googleの人物像に合致する人でなければGoogleには採用されません。

そのため、先ほどGoogleが求める人物像で解説した「4つの要件」のうち、特に「Googleらしさ」について、隅々まで理解しておく必要があります。

 

「Googleらしさ」を深く理解するには、ネットで調べるだけでなく、Googleに関する書籍を読むのがおすすめです。

 

 

 

【Googleに関するおすすめ書籍】

  • 『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』 日経ビジネス文庫 2017年
  • 世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』 朝日新聞出版 2018年
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法』 英治出版 2016年

  

これらの書籍は、Google社員の働き方や考え方が詳細に書かれているため、「Googleらしさ」を深く知るのにかなり役立つと思います。

 

対策すべきことがわかれば、Googleに入るのも夢じゃない気がしてきました!しかし技術職の場合は、コーディングに関するスキルが必須だったりと、いきなり目指してなれるものではなさそうですね。

そうだね。でもイメージだけで諦めるのはもったいない。企業についてちゃんと調べてみれば、具体的にやるべきことも見えてくるよ!

Googleが募集している職種は?

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ここまでGoogleへの対策を見ていきました。

加えて気になるのが「募集職種」ですよね。

 

この章では、どんな職種でGoogleに応募できるのかを見ていきましょう。 

Googleの新卒向け求人は、大きく分けて以下の2つの職種があります。

 

【Google新卒向け求人】 
  • エンジニアリング&テクノロジー部門
  • ビジネス部門

 

エンジニアリング&テクノロジー部門

 

エンジニアリング&テクノロジー部門は、簡単に言うと技術職に当たります。

ソフトウェアやプロダクトの開発、システムデザインなどを行う、Googleにとって最も重要な部門です。

参考:Google人材募集「エンジニアリング&技術系の職務

 

2021年6月1日現在、この部門では「データセンターテクニシャン」というポジションの求人があります。

参考:Google人材募集「データセンターテクニシャン、新卒採用 2022 年

 

この「データセンターテクニシャン」とは、ざっくり言うとGoogle社内のネットワークインフラ保守を担当する職種ですね。

 

Linuxツールの使用経験や、英語力は必須条件ですが、「学士号を取得していること」とあるため、文系理系問わず応募は可能です。

 

ビジネス部門

 

Googleのビジネス部門は、営業や広告事業、人事や会計といったポジションに該当します。

残念ながら、2021年6月1日時点でビジネス部門の新卒向け求人はありませんが、こちらもGoogleの基幹事業を担う重要な部門です。

 

気になる人は、ビジネス部門の職種について目を通しておくと良いでしょう。

参考:Google人材募集「ビジネスの職務

 

Googleの事業は多岐に渡って展開されているのがわかるね。職種で迷わないためにも、自分がGoogleに入って何がしたいのか明確にしておこう!

Google新卒採用の選考フローについて

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応募職種の次は選考フローも合わせて確認しておきましょう。  

Googleの選考フローは、他の企業に比べて細かい面接が多いのが特徴です。

 

トータルの面接回数は4〜5回ほど。

そのうち1、2回目の面接は電話やオンラインで実施されます。

 

序盤の面接が終わると、実際に小規模のプロジェクトに取り組むことになります。

この模擬プロジェクトによって、問題解決力などを評価されるのです。


プロジェクト選考を通過すると、今度はいよいよ最終段階の面接に進みます。

ここでは序盤の面接とは違い、より厳正な選考が行われるのが最終面接の特徴です。

 

また、この細かい選考フローを勝ち抜くためには、面接練習は必須。

就活サイトや就活エージェントなどを利用して、練習相手になってもらうのも有効です。

\おすすめのサイトやエージェントを全て紹介しています!/

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Googleへの就職に関してよくある質問

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最後に、Googleへの就職における疑問点を解消しておきましょう。

世界トップ企業の内情を調査してみたので、参考にしてくださいね。

 

疑問① Googleの社風は?

 

冒頭で「世界一働きたい企業」第一位に選ばれたこともあると述べましたが、その最も大きな要因はGoogleの社風にあります。

 

とはいっても、実のところ本当にそんな優れた環境なのか、気になるところ。

ここで、実際にGoogleで働く人たちの口コミを見てみましょう。

 

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引用: OpenWork「Google合同会社の組織体制・企業文化

 

このように、社員の口コミから見ても、かなりオープンで風通しの良い環境であることは間違いなさそうです。

 

ただ、オープンな環境だからこそ、自分の意見をはっきりと論理的に述べることができないと、評価に繋がらないことも見て取れますね。

 

よって、向上心のある人や、さまざまなプロジェクトに好奇心旺盛に取り組める人なら、Googleは最高の環境といえるのではないでしょうか。

 

疑問② 年収や福利厚生は?

 

Googleは高待遇とは聞きますが、具体的に、日本のGoogle社員がどれくらいもらっているのか気になりますよね。

そこで今回は、「OpenWork」の口コミからGoogle合同会社の平均年収を調査しました。

 

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引用:OpenWork「グーグル合同会社の採用|就職・転職リサーチ

 

上記の通り、平均年収は1558万円と、かなり高水準であることがわかりますね。

 

また、Googleの福利厚生はかなり充実しており、特にオフィス環境はとてもユニークです。

 

【オフィス設備の代表例】
  • 3食無料の食事付きカフェ
  • フリードリンク/フリースナック
  • マイクロキッチン
  • ジム
  • 診療所
  • 休憩所

  

このように、優秀な社員のために高待遇を惜しまないのが、Googleの特徴です。

 

疑問③ 試験に超難問が出てくるって本当?

 

Googleの入社試験で有名なのが「奇問・難問」ですが、近年はそういった理不尽な試験問題は撤廃されています。

 

確かに、かつてのGoogleでは「フェルミ推定」などを用いた超難問が試験で出題されており、ネットでもたびたび話題となっていました。

 

しかし、Googleが採用データを分析した結果、突拍子もない難題では求職者が優秀かどうかは判断できないことが分かったのです。

 

とはいえ、Googleが世界最高の人材確保に全力を注いでいる以上、選考において高度な問題解決力が求められることは間違いありません。

 

よってGoogle入社を目指す学生のみなさんは、先ほど挙げた対策を参考に、できるだけの準備はしておきましょう。

 

疑問④ コネ採用はある?

 

結論から言うと、新卒でGoogleにコネ採用されることはまずありません。

仮にGoogleの社員に知り合いがいたとしても、そのツテだけでGoogleの選考に参加することはほぼ不可能です。

 

これまで見てきた通り、Googleは人材採用にあたってかなり厳正な選考を行います。

他の企業ですでに実績がある優秀な社員が紹介されることはありますが、その場合も他の求職者と同様の選考フローを通過しなければなりません。

 

優秀なビジネスマンですらコネだけでは通過できないのですから、実績のない新卒がコネで内定をもらうことはあり得ませんよね。

 

よって、通常の企業にあるようないわゆる「コネ採用」「縁故採用」といったものは存在しないといえます。

  

【補足】Google(グーグル)の概要

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 引用:公式ホームページ「Google人材募集

 

Googleは世界最大の検索エンジンを中心に、数々のIT事業を手がけるトップ企業です。

GmailやGoogleマップのような、誰もが日常的に利用するサービスはもちろん、広告事業なども非常に幅広く展開しています。

 

本社はアメリカですが、 日本では2001年から「Google合同会社」として、東京に拠点を置いています。

 

日本の学生がGoogleを目指すなら、まずはこのGoogle合同会社に入ることを目指すのも一つの手段といえそうです。

 

テレビやネットで、よく綺麗なオフィスが紹介されていますよね。

日本の拠点は渋谷ストリームと六本木ヒルズの2箇所。どちらも最高のロケーションだね!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

Googleは独自の採用基準を定めており、大学名は問われないことがわかりましたね!

 

ただし、その分求職者に求められる能力はかなり高度で、結果として世界中から優秀な学生が集まります。

 

他の優秀な学生との競争に打ち勝つためにも、早い段階からGoogle向けの採用対策を徹底していきましょう!

では最後に、本記事の要点をまとめて終わりたいと思います。

 

【本記事の要点】

  • Googleは過去の採用データを分析した結果、大学名と仕事のパフォーマンスに関連性がないことが分かったため、実質学歴フィルターは存在しない
  • 学歴フィルターはないが、いずれにせよ世界的人気の企業であり、超高倍率の狭き門である
  • 採用基準はかなり細かく、Google独自の基準をいくつもクリアする必要がある

 

今回の記事が少しでもあなたの役にたったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/