就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
外資系企業では、実力次第でどんどん出世できたり、高い成果をあげればその分の大きな報酬をもらえたりします。
一方で、いそがしい会社が多かったり、リストラなど雇用が不安定なイメージがある人もいるでしょう。
外資系への就職を目指すなら、働きやすい会社を知りたいですよね。
そこで今回は、「総合」「高年収」という2つの軸にわけて”働きやすい外資系企業ランキング”を紹介します。
また、記事の後半では、働きやすい外資系企業の探し方や入社を目指すときの注意点もお伝えします!
外資系への就職を考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
外資系企業って探すのがむずかしいんですよね。
そうだよね。この記事では働きやすい外資系企業のランキングを共有した後、具体的な探し方についてもお伝えするよ!
- 働きやすい外資系企業ランキング【一覧】
- 総合|働きやすい外資系企業ランキング
- 高年収|働きやすい外資系企業ランキング
- 働きやすい外資系企業の探し方3選
- 外資系企業で働くメリット・デメリット
- 外資系企業に向いている人
- 外資系企業への入社を目指すときの注意点
- 本記事の要点まとめ
働きやすい外資系企業ランキング【一覧】
まずはパッと見てわかりやすいように、一覧でランキングを共有しますね!
働きやすい外資系企業ランキング一覧は、以下のとおり。
▼総合ランキング
企業名 | 総合評価点 | |
---|---|---|
1 | イケア・ジャパン | 7.57 |
1 | キャセイパシフィック | 7.57 |
3 | Booking.com Japan | 7.49 |
4 | ブルームバーグ・エル・ピー | 7.41 |
5 | エミレーツ航空 | 7.40 |
6 | ディーゼルジャパン | 7.25 |
7 | エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン | 7.02 |
8 | 日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ | 6.97 |
9 | アメリカン・エキスプレス・ジャパン | 6.86 |
10 | CFJ合同会社 | 6.68 |
▼高年収ランキング
企業名 | 平均年収 | |
---|---|---|
1 | ゴールドマン・サックス | 1,300万 |
2 | シティグループ | 1,100万 |
2 | UBSグループ | 1,100万 |
4 | BofA証券 | 1,000万 |
4 | クレディ・スイス証券 | 1,000万 |
4 | バークレイズ | 1,000万 |
7 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 890万 |
8 | ボストン コンサルティンググループ | 870万 |
9 | ベイン・アンド・カンパニー | 840万 |
10 | グーグル | 800万 |
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働きやすい外資系企業への就職をめざしている人は、就活サイトをうまく活用するのがカギ。
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「どんな外資系企業で働きたいのか」を伝えることで、要望に合う企業を紹介してもらえます。
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総合|働きやすい外資系企業ランキング
ではさっそく、「働きやすい外資系企業ランキング」を共有していきますね。
まずは、総合ジャンルにおけるランキング結果を紹介します。
今回は、企業の口コミをまとめた「OpenWork」が公表するデータを参考にしました。
社員の相互尊重・風通しの良さ・月間残業時間の3項目において企業を評価し、総合値が高かった外資系企業が上位となっています。
上位10社について、順に確認していきましょう。
【総合|働きやすい外資系企業ランキング】
- イケア・ジャパン株式会社
- キャセイパシフィック航空会社
- Booking.com Japan株式会社
- ブルームバーグ・エル・ピー
- エミレーツ航空会社
- ディーゼルジャパン株式会社
- エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社
- 日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社
- アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社
- CFJ合同会社
引用:OpenWork「働きやすい外資系企業ランキング」
1位:イケア・ジャパン株式会社
企業HP:イケア・ジャパン株式会社
総合評価点:7.57
業界:小売
事業内容:家具の設計・製造及び販売
【優良企業ポイント】
イケア・ジャパン株式会社は、1943年にスウェーデンで誕生した世界最大規模の家具量販メーカーであるイケアの日本法人です。
国内にも12店舗を展開していますし、近くに店舗がなくとも存在は認識している人が大半ではないでしょうか?
そんなイケア・ジャパンは、働きやすい外資系企業ランキングで1位に入りました。
月の残業時間は17.5時間と全体で見るとやや多めです。
しかし、社員の相互尊重や風通しの良さの指標においてかなりの高評価となっています。
HPを見ると多様性やジェンダー平等など、年齢や性別・国籍の違いなどに関わらず働ける環境作りにも力を入れている印象でした。
「より快適な毎日を、より多くの方々に」という想いに共感できる人は、イケアへの就職を検討してみてください。
1位:キャセイパシフィック航空会社
企業HP:キャセイパシフィック航空会社
総合評価点:7.57
業界:空運
事業内容:航空運送事業、旅行事業
【優良企業ポイント】
キャセイパシフィック航空会社は、香港を拠点として航空運送事業などを手がけている会社です。
日本の7都市から香港への飛行機も毎日20便以上運航しているので、アジア圏への旅行者は利用したことがあるかもしれません。
そんなキャセイパシフィック航空も、イケアと並んでランキング1位となりました。
社員の相互尊重のポイントが全体でもっとも高く、月の残業時間も7.5時間とかなり少なくなっています。
またイケアと同じく、ダイバーシティやジェンダー平等などを優先事項としている点も印象的でした。
なにより社員を大切にする雰囲気がある外資系企業で働きたい人には、おすすめの企業です。
3位:Booking.com Japan株式会社
総合評価点:7.49
業界:サービス
事業内容:宿泊施設を中心とするオンライン旅行予約
【優良企業ポイント】
Booking.com Japan株式会社は、オランダのアムステルダムに本社を構えるオンラインの旅行代理店Booking.comの日本法人です。
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念として、IT技術を駆使して旅行サイトを運営する会社ですね。
Booking.com Japanは、働きやすい外資系企業ランキングで3位に入りました。
風通しの良さが全体でトップの数値となっており、月の残業時間も6時間とかなり少なめです。
人事部の方が公表する情報を見る限り、実力主義が取り入れられていたり自由な社風であったりと、外資系ならではの雰囲気があるようです。
Booking.comが手がける事業に関わってみたい人は、より詳しい情報を集めてみるとよいでしょう。
4位:ブルームバーグ・エル・ピー
企業HP:ブルームバーグ・エル・ピー
総合評価点:7.41
業界:情報・通信
事業内容:通信社
【優良企業ポイント】
ブルームバーグ・エル・ピーは、1981年にニューヨークで誕生した総合情報サービス会社である同グループの日本法人です。
「情報を通じて世界の資本市場の透明性を高めよう」という信念を持ち、全世界の金融・ビジネス・政治に関わる人たちに判断材料を提供している会社ですね。
そんなブルームバーグ・エル・ピーは、全体のランキングで4位となりました。
特徴としては、風通しの良さが全体でトップクラスに高い数値となっています。
ほかの外資系企業と同じでに、ダイバーシティやインクルージョンにも力を入れていました。
データの力を使って世界を変えるきっかけとなる事業に関心がある人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
5位:エミレーツ航空会社
企業HP:エミレーツ航空会社
総合評価点:7.40
業界:空運
事業内容:航空運送事業
【優良企業ポイント】
エミレーツ航空会社は、アラブ首長国連邦のドバイに本社を構えて事業を展開する会社です。
世界的なハブ空港であるドバイをベースに、効率性と快適さもかね備えた航空機をグローバルに運航している外資系企業ですね。
エミレーツ航空は、働きやすい外資系企業ランキングで5位に入りました。
全体的なバランスがよく、残業時間を見ても月に6.4時間とかなり少ないです。
世界最大規模の国際航空会社であるエミレーツ航空は、160カ国以上の出身者で構成され質の高いサービスを提供しています。
航空業界を先導するするような外資系企業で働いてみたい人は、ぜひ入社を目指して行動してみてください。
6位:ディーゼルジャパン株式会社
企業HP:ディーゼルジャパン株式会社
総合評価点:7.25
業界:アパレル、商社
事業内容:DIESEL関連製品の輸入及び販売
【優良企業ポイント】
ディーゼルジャパン株式会社は、1978年にイタリアで設立された同グループの日本法人です。
日本では120店舗以上を展開しており、世界で見てもヨーロッパ・アジア・アメリカに20の小会社をも持つ大規模なグループですね。
ディーゼルジャパンは、外資系企業の総合ランキングで6位となりました。
項目別に見ると、とくに社員の相互尊重が高い点が特徴です。
日本法人は大阪に本社を構えており、過去の採用データを見るかぎ販売職とグローバル総合職の2つで人材が募集されています。
アパレル以外に音楽・アートなどのカルチャー分野にも幅を広げているディーゼルジャパンに関心がある人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
7位:エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社
企業HP:エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社
総合評価点:7.02
業界:小売
事業内容:衣料品の販売
【優良企業ポイント】
エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社は、ファストファッションブランドのH&Mを手がける同グループの日本法人です。
日本でもあちこちに店舗があるので、知らない人のほうが少ないくらいではないでしょうか?
エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社は、働きやすい外資系企業ランキングで7位に入りました。
各項目のバランスがよく、月の残業時間を見ても12.2時間と少なめです。
日本法人の設立自体は2007年とまだ間もないので、ほかの外資系企業と比べても取り組むべきことが多くあるかもしれません。
アパレル業界の外資系企業で働くことに興味がある人は、H&Mへの入社を目指してみるのもよいでしょう。
8位:日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社
企業HP:日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社
総合評価点:6.97
業界:電気機器
事業内容:日本アイ・ビー・エム株式会社、その関連会社及び他の会社からの受託事業
【優良企業ポイント】
日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社は、アメリカのIT系企業であるIBMの日本法人のバックオフィスを支える会社です。
2002年に日本IBMの100%小会社として設立され、販売活動や管理業務をおこなっている会社ですね。
日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社は、外資系企業の総合ランキングで8位となりました。
全体的な項目のバランスがよく、1つ例をあげると風通しの良さがとくに優れた値となっています。
IBMの日本法人の傘下にある企業であることからも、ダイバーシティやオープンコミュニケーションが重視されているようです。
フレックスタイム・短時間勤務・在宅勤務制度なども導入されているので、自由な働き方も実現しやすいでしょう。
9位:アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社
総合評価点:6.86
業界:金融
事業内容:各種金融サービスおよび旅行代理業
【優良企業ポイント】
アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社は、通称アメックスと呼ばれるクレジットカードを手がける同グループの日本法人です。
クレジットカード事業のほかにも、旅行事業や法人向け銀行事業なども展開している外資系企業ですね。
働きやすい外資系ランキングでは、全体で9位に入りました。
アメリカン・エキスプレス・ジャパンも多様性や平等性に力を入れており、社員の相互尊重や風通しの良さに関する数値が高めになっています。
柔軟な働き方も積極的に取りいれており、職務やビジネスニーズに応じて在宅勤務と社内勤務をうまく使いわけているようです。
世界110カ国以上に社員がいるグローバル企業なので、関心がある人はぜひ応募してみてくださいね。
10位:CFJ合同会社
企業HP:CFJ合同会社
総合評価点:6.68
業界:金融
事業内容:消費者金融業
【優良企業ポイント】
CFJ合同会社は、アメリカの大手金融グループであるシティグループの日本法人です。
東京に本社を構えて、消費者金融業をおこなっている会社ですね。
そんなCFJ合同会社は、働きやすい外資系企業ランキングで10位となりました。
10位とあって3項目のバランスがよく、残業時間も月18.9時間となっています。
採用情報を見ると、CFJ合同会社もふくめたシティジャパングループとして人材が募集されていました。
新卒・中途ともに人材が募集されているので、金融系の外資系企業で働いてみたい人はぜひ応募してみてください。
名前を聞いたことがあるような企業ばかりでした!やはり有名な外資系企業は働きやすい環境もしっかりと整備されているんですね。
社員の相互尊重や風通しの良さを重視する会社は、間違いなく働きやすそうだよね。残業時間についても、全体的に見てかなり少なめになっていたよ。
高年収|働きやすい外資系企業ランキング
つぎに、高年収で働きやすい外資系企業ランキングを紹介します。
収入重視で外資系企業を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください!
【高年収|働きやすい外資系企業ランキング】
- ゴールドマン・サックス
- シティグループ
- UBSグループ
- BofA証券(旧:メリルリンチ日本証券)
- クレディ・スイス証券
- バークレイズ
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティンググループ
- ベイン・アンド・カンパニー
- グーグル
引用:転職エージェントenworld「【業界別】外資系企業の平均年収ランキング」
1位:ゴールドマン・サックス
企業HP:ゴールドマン・サックス
平均年収:1,300万円
業界:証券、商品先物取引
事業内容:投資銀行業務
【優良企業ポイント】
ゴールドマン・サックスは、1869年にニューヨークで創業した同グループの日本法人です。
世界の主要な金融市場に拠点を構えており、投資銀行業務・セールス&トレーディング業務をメインとして幅広い金融サービスを提供している企業ですね。
そんなゴールドマン・サックスは、平均年収が1,300万円で全体のランキングでも1位となりました。
インセンティブ込みの収入ですが、かなり高額な報酬となっています。
ゴールドマン・サックスでは、エンジニアリング・グローバルマーケッツ部門・投資銀行部門・アセットマネジメント部門など、さまざまな職種で人材を募集しています。
世界的な金融グループで働くことに興味がある人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
2位:シティグループ
企業HP:シティグループ
平均年収:1,100万円
業界:金融
事業内容:法人向け銀行業務、投資銀行業務、市場業務、証券サービス業務など
【優良企業ポイント】
シティグループは、世界160以上の国と地域で約2億もの顧客口座を保有しているグローバル金融企業です。
日本の金融市場にも120年以上前に参入し、さまざまな分野で金融サービスを提供している外資系企業ですね。
そんなシティグループは、外資系企業の平均年収ランキングで2位となりました。
平均年収は、インセンティブ込みで1,100万円となっています。
外資系のグループとあってか、ダイバーシティやインクルージョンにも強く力を入れているとのこと。
シティグループが手がける事業に携わってみたい人は、検討してみるとよいでしょう。
2位:UBSグループ
企業HP:UBSグループ
平均年収:1,100万円
業界:銀行
事業内容:投資銀行兼証券会社
【優良企業ポイント】
UBSグループは、スイスに本社を構えるグローバルな金融機関です。
世界の50を超える国や市場に拠点を構えている、大規模なグループ。
メインとなる「投資銀行・証券業務・富裕層向けウェルスマネジメント/資産運用業務」においては世界有数の地位を占めています。
そんなUBSグループの平均年収は、1,100万円でした。
外資系企業のなかでは、シティグループと同じく2位にランクインする高い年収となっています。
すべての活動において「お客様第一」の姿勢を徹底しているUBSグループでは、主体性・責任感・問題解決能力のある人材を求めているとのこと。
チームワークを重視するUBSグループに魅力を感じる人は、選択肢の1つとして検討してみてくださいね。
4位:BofA証券(旧:メリルリンチ日本証券)
企業HP:BofA証券
平均年収:1,000万円
業界:証券
事業内容:証券、商品先物取引業
【優良企業ポイント】
BofA証券は、世界最大規模の総合金融サービス会社であるバンク・オブ・アメリカの日本法人です。
2020年に商号が変更され、メリルリンチ日本証券からBofA証券へと商号が変わりました。
そんなBofA証券は、外資系企業の平均年収ランキングで4位にランクイン。
平均年収は、インセンティブ込みで1,000万円となっています。
採用情報を見ると、インターンシップの募集ページがみつかりました。
オンラインで参加できる実践・体験型のプログラムなので、業務や雰囲気を肌で感じたい人はぜひ応募してみましょう。
4位:クレディ・スイス証券
企業HP:クレディ・スイス証券
平均年収:1,000万円
業界:証券、銀行
事業内容:証券・投資銀行業務
【優良企業ポイント】
クレディ・スイス証券は、世界でも有数の金融機関であるクレディ・スイスの日本法人として、総合的に証券・投資銀行業務を展開している会社です。
具体的には、株式・債券・コーポレート・アドバイザリーなどのサービスを提供しています。
そんなクレディ・スイス証券の平均年収は、BofA証券と同じく1,000万円でした。
外資系企業の全体では、4位に入る高年収です。
文化・芸術支援活動の1つとして、アート分野での取りくみに力を入れている点が、めずらしい特徴ですね。
気になる人は、ぜひクレディ・スイスの事業や取り組みについて調べてみてください。
4位:バークレイズ
企業HP:バークレイズ
平均年収:1,000万円
業界:銀行
事業内容:個人向け銀行業務・各種支払いサービス、フルサービスの法人向け銀行業務、投資銀行業務など
【優良企業ポイント】
バークレイズは、イギリスのロンドンに本拠を構える総合金融機関です。
日本法人においても、国内トップクラスの投資銀行として債権・投資銀行サービスなどを提供している企業ですね。
バークレイズの平均年収は1,000万円でした。
BofA証券・クレディ・スイス証券と同じ平均年収となっており、全体でも4位にランクインしています。
パークレイズは「尊敬すること・誠実であること・奉仕すること・卓説していること・管理責任を果たすこと」という5つの価値観を重視して事業を展開しています。
パークレイズの価値観に共感できる人は、ぜひエントリーしてみてくださいね。
7位:マッキンゼー・アンド・カンパニー
企業HP:マッキンゼー・アンド・カンパニー
平均年収:890万円
業界:サービス
事業内容:経営コンサルティング
【優良企業ポイント】
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、アメリカに本社を構える大手コンサルティング会社の日本法人です。
世界60カ国に105以上の支社をもつコンサルファームのノウハウを活かして、さらなる成長促進に貢献している外資系企業ですね。
そんなマッキンゼー・アンド・カンパニーの平均年収は890万円でした。
金融系の企業には劣るものの、外資系コンサルのなかではトップの待遇となっています。
採用情報をみると、ビジネスアナリスト職では新卒だけでなく、第二新卒も募集されていました。
定期的にインターンシップなどのイベントも開催されているので、興味がある人はこまめに企業の採用情報をチェックしておきましょう。
8位:ボストン コンサルティンググループ
企業HP:ボストン コンサルティンググループ
平均年収:870万円
業界:サービス
事業内容:経営コンサルティング
【優良企業ポイント】
ボストン コンサルティンググループは、アメリカに本社を構えてコンサルティング事業を展開する会社です。
世界50カ国90以上の都市に拠点を構えており、マッキンゼーと同様にコンサル業界を牽引している外資系企業ですね。
そんなボストン コンサルティンググループの平均年収は、870万円。
平均年収ランキングで8位に入りました。
日本法人は東京・名古屋・大阪・京都・福岡の5ヶ所にオフィスを設けています。
キャリアセミナーなどのイベントも開催されているので、興味がある人はぜひ参加してみてください。
9位:ベイン・アンド・カンパニー
企業HP:ベイン・アンド・カンパニー
平均年収:840万円
業界:サービス
事業内容:経営コンサルティング
【優良企業ポイント】
ベイン・アンド・カンパニーも、アメリカに本社を置くコンサル会社です。
世界38カ国に63拠点を構えており、東京にも1982年にオフィスを開設しています。
そんなベイン・アンド・カンパニーの平均年収は840万円でした。
マッキンゼーやボストンコンサルティングには劣るものの、外資系コンサルのなかでは高い年収です。
国内の新卒採用ページを見ると、応募資格として日本語・英語ともにビジネスレベルであることが求められていました。
サマーインターンも開催されているので、少しでも気になる人は追加で情報を集めてみるとよいでしょう。
10位:グーグル
企業HP:グーグル
平均年収:800万円
業界:IT
事業内容:インターネット・ソフトウェア・ハードウェア
【優良企業ポイント】
グーグルは、アメリカに本社を構えてインターネット関連サービスを手がけている会社です。
「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」を使命として事業を展開する、世界でも有数のIT企業ですね。
そんなグーグルは、外資系企業の平均年収ランキングで10位となりました。
平均年収は、インセンティブ込みで800万円。
採用ページを見ると、応募前にすべきことや内定を得るまでのプロセスがていねいに書かれていました。
仕事を通じてグーグルと関わってみたい人は、入社を目指して本気で対策を進めてみてくださいね。
年収という軸で見ると、外資系のなかでも金融系の会社が上位に入るのですね。
たしかに上位は金融系の企業ばかりだったね。どれも有名企業でかんたんには内定をもらえないけど、本気で入社したい人はすこしずつ対策を進めてみるといいよ。
働きやすい外資系企業の探し方3選
ランキング上位は有名企業ばかりだったので、あまり参考にならなかった人もいるかもしれません。
有名企業は入社難易度も高いので、どうしてもハードルを感じるものですよね。
そこで、「働きやすい外資系企業の探し方」を共有していきます。
ここでは、僕が考える方法を3つピックアップしました。
以下3つの方法について、順に確認していきましょう。
▼転職者の方は以下
【働きやすい外資系企業の探し方】
- ホワイト企業ナビを活用する
- 就活エージェントに条件に合う会社を紹介してもらう
- インターンを開催する外資系企業を調べてみる
探し方① ホワイト企業ナビを活用する
まずおすすめしたいのが、「ホワイト企業ナビ」を活用すること!
「就活生がホワイト企業を効率よく見つけられるサイトをつくりたい!」という想いから、立ち上げたサイトです。
僕はもともと「就活生のため」という想いを第一に、いま読んでもらっている”就活攻略論”を長年に渡り運営してきました。
ただ、発信だけではなく「質の高い求人サイトをつくることで、より就活生の役に立てるのではないか?」と思ったんですよね。
そこで立ち上げたのが、ホワイト企業ナビです。
▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!
ホワイト企業ナビでは、名前のとおり企業をかなり厳選しています。
具体的には、働きやすさに直結する次の3条件をすべて満たす企業しか掲載していません。
【ホワイト企業ナビに掲載している企業の条件】
- 残業時間が月25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
編集部が1社1社ていねいにヒアリングして求人を作成しているので、「何がこの会社の魅力なのか」を理解しやすい点も強みの1つです。
大手サイトに比べると求人数は少ないですが、厳選したホワイト企業の求人のみを載せています!
これからどんどん求人数も増えていく予定なので、ぜひ一度のぞいてみてください!
探し方② 就活エージェントに条件に合う会社を紹介してもらう
2つ目に紹介するのは、就活エージェントを活用する方法です。
就活エージェントとは、面談をとおして担当者があなたに合う求人を紹介してくれるサービスのこと。
求人を紹介されて終わりではなく、内定まで親身になってサポートしてくれるのが魅力です。
エージェントは就活市場に精通しているプロなので、希望を伝えると条件にあう会社を的確に紹介してくれます。
企業の特徴を理解したうえで紹介してもらえるため、自分で企業を探すよりもはるかに効率的なんですよね。
なにより就活生は完全無料で使えるので、正直活用しない理由がありません。
▼就活エージェント利用者の声
ただ、世の中にはたくさん就活エージェントが存在するので、どのサイトに登録すべきかよくわからないと思います。
質が低いエージェントを使ってしまうと、合わない求人をゴリ押しされたり、サポートも適当だったりするので、サイト選ぶは慎重におこなうべきです。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方③ インターンを開催する外資系企業を調べてみる
外資系企業では、内定を得る上でインターン参加が必須となっているところが少なくありません。
また、選考直結型のインターンを開催する企業が大多数となっています。
よって、外資系企業に就職したい人は、インターン情報をチェックすると自分に合いそうな会社を見つけやすいですよ!
外資系にしぼってインターン情報をチェックし、気になる企業の詳細を調べるなかで働きやすい外資系企業を見つけるイメージですね。
就活攻略論では、外資系企業20社のインターン情報をまとめた記事も用意しています。
インターンの選考対策や参加メリットなども詳しく共有しているので、外資系企業に関心がある人はぜひ一度目を通してみてくださいね。
転職者は「転職エージェント+口コミサイト」の活用がおすすめ
この記事の読者には、就活生だけでなく転職希望者の方もいると思います。
よって、転職者向けのおすすめ対策も共有していきますね。
結論、転職者の方には「転職エージェント+口コミサイト」の活用がおすすめです。
まずは、評判の良い転職エージェントを2〜3社だけ登録する。
その上で、紹介された求人を口コミサイトで調べるのが最効率と考えています。
まず意識したいのは、必ず評判が優れた転職エージェントに登録すること。
評判の悪いサービスは質が低い可能性が高いので、登録先は知名度ではなく口コミベースで選ぶことが重要です。
もし僕が転職希望者だとしたら、20代なら「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」を利用します。
(理系出身者であれば「UZUZ(理系特化) 」を併用しますね。)
ITエンジニアやWeb業界への転職希望者であれば「レバテックキャリア」一択です。
転職エージェントに登録すると専任の担当者がつきます。
ただ、どうしても相性の良し悪しはあるので、3つほどを併用して信用度が高そうな方を見極めるのは必須です。
転職エージェントで求人を紹介してもらったら、口コミサイトでも確認しましょう。
質の低い担当者はてきとうに企業を紹介してくる可能性がありますし、自分の希望がうまく伝わっていない可能性もあるからです。
口コミサイトは「openwork」や「ライトハウス」を使うのがよいですよ。
もし紹介された求人に違和感を覚えるようなことがあったら、担当者に遠慮せずに正直に感じたことを伝えてください。
お互いの認識をすり合わせるためにも、正直な思いを共有することが大切です。
ここで紹介した内容のより詳しい解説は、以下の記事にまとめました。
転職活動を成功させて今よりも豊かな生活を送りたいと考えている人は、ぜひ一度目を通してみてくださいね!
たしかにランキング上位の外資系企業は有名なところばかりだったので、自分でも取り組める探し方があると実践的でありがたいですね。
外資系以外の企業を探すときにもそのまま応用できるし、ぜひ行動に移してみるといいよ。
外資系企業で働くメリット・デメリット
次にこの章では、外資系企業で働くメリット・デメリットを改めて紹介します。
デメリットを知らずに外資系への就職を決めてしまうと、就職・転職してから後悔してしまう可能性もゼロではありません。
ある程度は把握している人が多いとは思いますが、それぞれ簡潔に紹介していくのでさくっと確認しておきましょう。
外資系企業のメリット
外資系企業で働く主なメリットは、以下のとおりです。
【外資系企業の主なメリット】
- 給与水準が高い傾向がある
- 多様性や平等を重視していて若手でも裁量権がある
- プライベートの時間を確保しやすい
日系企業と比べると、外資系企業は給与水準が高いといわれています。
実力主義を採用していることが基本であり、成果を出すことができれば若手でも高い報酬を得られることは少なくありません。
また年齢や性別などを問わずに裁量権が与えられるので、自分の実力や努力次第では若手のうちからでも大きく活躍できます。
オンオフをはっきりと区別する雰囲気があるので、日系企業で働く場合と比べてプライベートの時間を確保しやすい点もメリットですね。
外資系企業のデメリット
次に、外資系企業で働くデメリットを紹介します。
【外資系企業の主なデメリット】
- 成果を出せないと安定的に働けない
- 福利厚生は手厚くないことが多い
- スピード感が求められる
メリットの裏返しでもありますが、実力主義を採用する外資系企業では成果を出せないと高い報酬はあまり期待できません。
社員の評価制度も明確なので、成果を出せていないと解雇されることもあります。
社員にとっても会社にとっても転職が当たり前の環境なので、長期に働くことが前提となるような手厚い福利厚生などがないことも基本です。
業務スピードも早さが求められるので、自分のペースでじっくりと仕事を進めたい人もギャップを感じる可能性があると知っておくとよいでしょう。
やはり日系企業とは異なる雰囲気・特徴があるといえそうですね。
メリット・デメリットがあるのは外資系に限った話ではないけど、後悔しないためにも特徴を知った上で就職を目指すことが大切だよ。
外資系企業に向いている人
「外資系にはどんな人が向いているんだろう?」と気になる人も多いかと思います。
以下に当てはまる人は、外資系企業が向いているでしょう。
【外資系企業に向いている人】
- 向上心が強い
- 結果にコミットできる
- 積極性がある
- 自分の意見を主張できる
- 臨機応変に動ける
- コミュニケーション能力が高い
- 語学力がある
外資系企業は、ほとんどが実力主義。
年齢や入社何年目かは関係なく、成果を出した人が評価されます。
そのため、「どんどん上り詰めていきたい!」といった向上心が強い人や、結果にしっかりコミットできる人は向いているでしょう。
また、指示されたことをこなすだけではなく、自分からチャンスを掴みにいく積極性や自分の意見を主張できることも重要です。
指示待ちするだけの受動的な人や、意見を言えない人は外資系企業には向いていないでしょう。
(入社したとしても、つらくなる可能性が高い)
また、グローバルに展開している外資系企業は、仕事が進むスピードもはやく、いきなり方向性が変わる、なんてことめずらしくありません。
急な変化にも臨機応変に対応できる人は、外資系企業に向いていますね。
働き方や社風、求められる人物像は企業によってもちろん違います。
気になる外資系企業については、しっかり情報を集めて研究しておきましょう。
安定を求める人は、外資系企業には向いていませんね。
そうだね。安定や指示されることをコツコツやりたい人なんかは、日系企業が向いているよ。
外資系企業への入社を目指すときの注意点
最後に本章では、外資系企業への入社を目指すときの注意点をお伝えします。
以下の内容を押さえていないと、就職してから後悔したり選考のチャンスを逃してしまったりするかもしれません。
いずれも簡潔に紹介するので、最後にさくっと確認していきましょう。
【外資系企業への入社を目指す際の注意点】
- 自分が外資系に向いているかどうか確認しておく
- 選考スケジュールや募集要項を早めに確認しておく
注意点① 自分が外資系に向いているかどうか確認しておく
外資系企業には、日系企業にはない特徴があります。
外資系企業の特徴を知らないまま就職をめざしてしまうと、適正がなくてミスマッチが生じてしまうかもしれません。
日系企業よりも高収入が得られやすいなどの傾向もありますが、裏返しとなるようなデメリットも確実にあります。
年収以外にも、働き方や空気感・評価制度などは日系企業と大きく異なりますよ。
とくにデメリットの部分は考慮しておかないと、後悔する可能性が高まります。
外資系志望の人は、じぶんに適正があるかを一度確認しておいてくださいね。
注意点② 選考スケジュールや募集要項を早めに確認しておく
外資系企業では、一般的な日系企業とはちがうスケジュールで選考されていることがあります。
インターンも長期のものがほとんどですし、8月頃から始まるものが多いなどの特徴があるんですよね。
よって選考スケジュールや募集要項をはやめに確認しておかないと、応募を考えはじめたときにはもう選考に進めない可能性もあります。
選考に進みたいのに応募すらできない状況だと、むなしさしかないですよね。
上記のような事態を防ぐには、はやいうちに気になる外資系企業の募集要項などを確認しておくしかありません。
就活中は忙しくなりやすいですが、外資系に関する選考情報は早めに集めて、機会損失が生まれないようにしましょう。
やはり外資系企業はかなり特徴的なので、適正をよく確認しておくべきなんですね。
そのとおり。よくも悪くも日系企業とは異なる点が多くあるから、外資系を志望するなら事前の準備やリサーチが重要になってくるよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
外資系企業には、社員同士がお互いを尊重しあっていたり風通しがよかったりと、働きやすい環境の会社が多くあります。
残業時間が月に数時間程度の会社や、高収入が得られる会社も少なくありません。
しかし、ランキングで上位に入る外資系企業はかなり人気が高いので、穴場の外資系企業の探し方を知っておくことが大切です。
この記事で紹介したような情報を参考にして、ぜひ心から納得できるような外資系企業から内定を勝ち取ってくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【優良企業ランキング50選】5つの指標別に働きやすい企業を共有!」も読んでみてください。
外資系には限定していませんが、残業時間・3年後離職率・平均年収など、就職先に求めることが多い5つの指標別に優良企業をランキング化しています。
就職先に求める条件は人それぞれかと思いますが、「働きやすい会社」を探している人にとっては何かしら得られることがあるはずです。
日系企業のなかにも働きやすい優良企業はあるので、現時点で外資系だけに絞っていない人はぜひ参考にしてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 外資系企業には、働きやすい環境が整った会社が数多くある。
- 有名な外資系企業は入社難易度も高く、また就職先に求める条件は人によって異なるので、自分に合った働きやすい企業の探し方を知っておくことも大切である。
- 外資系企業はよくも悪くも特徴的なので、自分に適性があるか事前によく確認しておくべきである。