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【就活のESで失敗経験を書く方法】人事にぶっ刺さる例文も共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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皆さん、こんにちは!失敗こそが自分を作る道具であるという名言を言いがちでお馴染み、就活マンです。

 

就活では様々な質問がされますよね。

その中でも「失敗体験をおしえてください」という質問は非常に多いものです。 

僕も3社に1回は面接でこの質問をされました。

 

この失敗体験に関してですが、ほとんどのサイトが「大きな目標に向かって努力して失敗をしたことを書きなさい」とすごい綺麗事を話しています。

はっきり言って9割の大学生がそこまで大きな失敗をしたことがないと思うんですよね。

 

そこで本日の記事では、特に大きな失敗をしていなくても評価されるような「失敗体験」の書き方と面接での答え方を解説していこうと思います!

 

失敗経験ってどう伝えれば良いのか、意外とその伝え方が難しいですよね...。

そうなんだよ!それでも就活では意外とよく聞かれる質問だから、この記事を通してしっかりと押さえていこう!

失敗体験のエントリーシート(ES)への書き方

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では早速ですが、失敗体験をESに書くためのポイントと書き方を紹介していこうと思います。

面接官に評価される文章を書くためには、まずは「そもそもなぜ失敗体験を聞いてくるのか?」という面接官の思考を考えることが有効となります。

 

なぜ面接官は失敗体験を質問するのか?

 

まず失敗体験を考える前に「そもそもなぜ面接官は失敗体験を聞くのか?」という視点を押さえておきましょう。

 

企業側もあなたが自社に合う人材なのかを知るために必死です。

だからこそすべての質問に意味があります。

 

では失敗体験によって面接官が知りたいことは何か。

それは次の2点です。

・失敗からの「復活方法(解決方法)」はどんなものか?

・失敗から得た「学び」は何か?

これに尽きます。

 

この2つによって何が知れるのかというと「可能性の高さ」を知ることができます。

就活攻略論では何度も言っていますが、新卒を評価する上で最も重要なポイントは「適性の高さ」と「志望度の高さ」です。

その次に重要なポイントが「可能性の高さ」となります。

つまり将来的に自社で活躍することができるのかどうかという点です。

そしてこの「可能性の高さ」を面接官に伝えるために重要なことが、「思考の深さ」をアピールすることです!

ちなみにここポイントね。)

 

要するに物事への考えが深い人に対して、面接官は「可能性」を感じやすいということです。

そして、失敗体験をどう乗り越えたのかという「復活方法(解決方法)」と、そこからどんな「学び」を得る子なのかを聞くことで、その回答によって「思考の深さ」をはかることができますよね。

その答えが深ければ深いほどに「この子は可能性がある子だ!有能そうだ!」と評価します。

 

評価をするにあたって面接官はこんなことを頭で考えているでしょうね。

失敗からの「復活方法(解決方法)」を聞いて、「工夫ができる人間なのかな?」「失敗からの復活方法がしっかりとしているかな?(結局解決していないという状態になっていないか)」。

失敗からの「学び」を聞いて、「失敗からの学びが深いかな?」「失敗を成長と捉えてくれるかな?」と面接官は回答から想像するのです。

 

失敗体験の回答の「深さ」から、その就活生の「可能性」を判断するということだね!

 

失敗体験の書き方・答え方の構成

 

ではでは面接官が評価する2点を押さえた上で、実際にどんな構成でESを書けば良いのか解説していきましょうか。

 

実際に失敗体験の例を挙げながら説明した方が良いと思うので、書いていきましょうか。

「私は大学時代に、参加していたバレーサークルを1年でやめてしまったという失敗があります。理由としては、活動の中でやりがいを見出すことができなかったためです。

冒頭はこんな感じですかね。シンプルに書いてみました。

 

次に面接官が重要視する2点をしっかりと踏まえた上で「復活方法(解決方法)」と「学び」を入れていきましょう。

この2点が抜けていると面接官から面接でツッコまれ、面接ですぐに答えられず撃沈というコースを間違いなくたどります。

 

先程の冒頭の例文に、まずは「学び」を導入しましょうか。 

「私は大学時代に、参加していたバレーサークルを1年でやめてしまったという失敗があります。理由としては、活動の中でやりがいを見出すことができなかったためです。しかしこの経験を通じて、「やりがいは常に自分で創造するものである」という学びを得ました。」

こんな感じで学びを加えてみました!

 

次に「復活方法(解決方法)」を導入します。

「私は大学時代に、参加していたバレーサークルを1年でやめてしまったという失敗があります。理由としては、活動の中でやりがいを見出すことができなかったためです。しかしこの経験を通じて、「やりがいは常に自分で創造するものである」という学びを得ました。バレーサークルでの活動を振り返った時に、もっと試合の開催数を増やして欲しいという不満が大きく、週1度の活動では物足りなさを感じていたのですが、それは自分で積極的なメンバーをコミュニティ化して追加実施すれば解決したのではないかと反省したのです。この経験から現在、「シリコン“バレー”」というバレー愛好会を開き週に3回バレー活動を主催しています。

このように「復活方法」もきちんと導入できました!

 

そして、最後はうまく締めていきましょう!

最後の締めのおすすめ方法ですが、「〜この経験による学びを常に大切にし続けていこう、そう誓っております。」だいたいこれでなんとかなります。笑

 

ではこの締めで、しっかりと文章を創り上げます。

「私は大学時代に、参加していたバレーサークルを1年でやめてしまったという失敗があります。理由としては、活動の中でやりがいを見出すことができなかったためです。しかしこの経験を通じて、「やりがいは常に自分で創造するものである」という学びを得ました。バレーサークルでの活動を振り返った時に、もっと試合の開催数を増やして欲しいという不満が大きく、週1度の活動では物足りなさを感じていたのですが、それは自分で積極的なメンバーをコミュニティ化して追加実施すれば解決したのではないかと反省したのです。この経験から現在、「シリコン“バレー”」というバレー愛好会を開き週に3回バレー活動を主催しています。この経験による学びを常に大切にし続けていこう、そう誓っております。」

このように、面接官の知りたい「復活方法(解決方法)」と「学び」を順番に導入していけば面接官が必ず納得する文章構成を書くことができますよ! 

 

面接官が何を聞きたいのか最初から想定しておくこと。そしてその答えを事前に用意しておけば、ESだけでなく面接でもサラッと答えることができるよね。

 

他人が書いた「失敗体験」を読んで良い部分を取り込む

 

基本的な文章構成がわかれば、間違いなく通過するエントリーシートを書くことができます。

しかし中には、「どんなテーマで書けばよいのかわからない」という人や、「自分が書いた文章が果たしてどのぐらいのレベルなのかわからない」という方もいるかと思います。

 

そこでおすすめなのが、「他人が書いた失敗体験」を読み込むことです。

自分が書いた文章だけでなく、他人が書いた文章を読むことで客観的に自分の文章を評価することができます。

更には「この人の文章は素晴らしいな!」と感じた文章の特徴を真似して、自分の文章に取り入れることができますよね!

 

しかし、なぜほとんどの就活生が他人の文章を読まないのでしょうか?

それは読む方法が分からないからです。

たまに先輩のESを借りたりする就活生がいますが、あまり効率が悪すぎます。

 

 

▼就活ノートで閲覧できるES ©就活攻略論

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この就活ノートの具体的な使い方については『就活マンが唯一おすすめする6つの無料サービス』の記事に書いているので、ぜひ参考にして利用してみましょう!

 

この就活ノートを活用している人と、していない人では情報格差が激しくなります。

今回の記事で解説している「失敗体験」以外にも、何か迷った質問があれば積極的に他人の文章を参考にしていきましょう! 

 

失敗体験の面接での答え方

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ではエントリーシートへの失敗体験の書き方をマスターしたら、次に知って欲しいのが面接での答え方です。

基本的にはエントリーシートに書いたことと変わらないのですが、面接では「なぜ?」という質問によって深掘りされます。

エントリーシートは書いて送れば終了ですが、面接ではその場で面接官から追加質問されますよね。

 

そこで面接官からの追加質問への対策をお教えします!

 

面接で聞かれる追加質問の9割が「なぜ?」

 

これは「失敗体験」だけの話ではないのですが、面接でされる質問は9割が「なぜ?」をベースとした質問です。

先程エントリーシートへの文章例を紹介しましたよね。

あのエントリーシートを送った場合に面接で聞かれる質問としては以下が予想されます。

【面接でされる質問の想定(バレーサークルを早期にやめたという失敗体験に対しての)】

・なぜバレーサークルを選んだのですか?

・なぜ1年でバレーサークルをやめてしまったのですか?

・なぜバレー愛好会を開こうと思ったのですか?

・なぜ「シリコンバレー」という変わった名前にしたのですか?

これを見たらすぐにわかりますよね。

ほとんどがなぜをベースにした質問です。

 

まさに面接で聞かれる質問の9割が「なぜ?」をベースにした質問なのです!

 

エントリーシートを書き上げたら事前に「なぜ?」の深掘りをしておく

 

面接で聞かれる質問のほとんどが「なぜ?」をベースにした質問だとわかれば、あとは簡単です。

エントリーシートを作成したら、事前に自分が面接官の立場になって「なぜ」を問いかけてください。

その手順は以下です。

①「失敗体験」に関するエントリーシートでの文章を作成

②書いた文章に対して「なぜ?」をベースに質問を想定する

③想定した質問に対しての答えをノートに書き出してアウトプットしておく

④アウトプットしたノートを面接前に読んでおく

これで面接対策は完璧です。

 

ちなみに「なぜ?」をベースとした質問は、事前に考えておかないとなかなか答えることができません。

それはなぜかというと、人はほとんどの行動や意思決定を「なんとなく」で決めているからです。

例えば「なぜあなたは今日の朝食に◯◯を食べたのですか?」と突然聞かれたら、すぐに答えることって難しくないですか?

つまり「なんとなく」で朝食を選んでいるからこそ、言語化するのが難しいのです。

 

よって面接で「なぜ?」をベースにした質問をされた時に思考停止になって、グダグダにならないためにも事前に考えておくことをおすすめします。

 

「大きすぎる失敗体験」は評価されないのか

 

ここまでで「失敗体験」の書き方、面接での答え方は理解したと思います!

次に、失敗体験の書き方を考える上でよくこんな質問をされます。

「失敗体験でも、そこまで大きく失敗した経験を書くとマイナスに受け取られるのでは?」

 

結論から言います! 

大きな失敗体験も全然書いてオッケーです!

 

皆が「大きな失敗体験を書くとマイナスに受け取られる」と思って大きな失敗体験を書かないのであれば、自分は逆に大きな失敗体験を書いてしまおうという逆転の発想が面接官の記憶に残すための武器になります。

 

では、大きな失敗経験とはどのようなことがあるか。

多くの人に経験があることとして、人間関係での失敗が多いのではないでしょうか。友達を失ったり家族を傷つけたりという経験ですね。

このような人間関係に関する大きな失敗は、コミュニケーション力を疑われるかもしれないとして多くの人がESでは書いたり面接で言おうとしません!

 

だから敢えて書くのです。目立つためにね!

先程言った心配事項であるコミュニケーション力を疑われるということに関しては、しっかりと文末で自分の考えを書いて弁明すれば問題はありません。

 

どんなにマイナスに受け取られそうな失敗体験でも、むしろ面接官の印象に残るために積極的に書いてしまおう!

 

失敗体験で書いていけないテーマなどない!

 

先日、こんな質問もいただきました。

「過去の病気のことは書かないほうが良いですか?」

「お金の失敗はまずいですか?」

「家庭崩壊は失敗体験には重すぎでしょうか?」

 

こんな質問も頂いています!

 

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(こちらの質問への回答としては、「今、僕の質問箱に投げたことをそのまま言えばいいんです! 「健康的でないと思われるかもしれませんが、たしかに治りはしない病気ですが、健康に全く問題ないのでご安心ください!」って面接官に直接言えば全く問題ありません。 不安要素は直接伝えて、面接官に納得してもらうことが一番重要ですよ。」とお答えしました。)

 

今回の記事を読んで頂ければ分かるとおり、どんな性質の失敗体験でも、どんな深刻度でも書いてはいけない失敗などありません!!

 

大事なのは、何度も言いますが次の2点が押さえられていることです。

・失敗からの「復活方法(解決方法)」はどんなものか?

・失敗から得た「学び」は何か?

 

失敗体験がない人はどうすれば良いのか

 

ここまでは「失敗体験がある人」の書き方を説明してきました。

当然「失敗体験がありません」という方も存在すると思います。

 

失敗体験がないってすごいな!どんな人生を歩んできたんだよ!と突っ込みたい気持ちはさて置き。

失敗体験が思いつかない人には一つの特徴があることが分かりました。

失敗体験を書いたり答える時は大きな失敗ではないといけないと思い込んでしまっていますね。

 

「大きな失敗体験は書いてはいけないのではないか?」と思っている人がいる一方で、「失敗体験は大きな失敗でないとテーマにしてはいけないのではないか?」と思っている人もいるという面白い現象が起こっています。

 

しかしこれが分かると「失敗体験がない」という人に一つの答えを提供することができます!

テーマはめっちゃ小さい失敗でも良いよということです。

 

要するに、「失敗体験がない」と言っている人は、ほぼ全員が大きな失敗をテーマにしないといけないと思い込んでいるのですが、テーマは小さい失敗でも大丈夫です!

 

小さい失敗ってどんなこと!?というと、例えば僕の今日の1日でもこんな失敗がありましたね。

 

・ダメだと分かっているのに二度寝してしまった!

・すれ違った人に挨拶しようとしてできなかった!

・飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れた!

 

え?これらを失敗体験のテーマにするのは無理でしょ? 

いやいや、就活攻略論の手にかかればこれらの本当に小さな失敗も輝かすことができます。


例えテーマが小さいことでも、それに対する解決策が素晴らしかったり、学びが深ければ面接官は必ず評価します。(ここがポイントです)

 

実例を出した方が早いので「飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れた!」という小さな失敗をテーマとして一つ文章を書いていきましょうか。

 

まずは冒頭を書いてみましょう。

「私の失敗体験は小さいことですが、飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れたということです。

 

次に「復活方法(解決策)」を導入しましょうかね。

「私の失敗体験は小さいことですが、飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れたということです。この時「お金を払ったのだから、皿を洗ってもらって当然だ」とどこかで思ってしまっていたのです。これを戒めに次回から必ずお礼を言うことを徹底しました。

 

次に「学び」を導入していきます。

「私の失敗体験は小さいことですが、飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れたということです。この時「お金を払ったのだから、皿を洗ってもらって当然だ」とどこかで思ってしまっていたのです。これを戒めに次回から必ずお礼を言うことを徹底しました。ここに書くべきではないほどの本当に小さな失敗体験かもしれませんが、ここで得た『当たり前のことにこそ感謝を忘れてしまう』という学びは私の人生を輝かす大切な気付きです。なぜなら当たり前なことにこそ感謝をするだけで、毎日が絶対に幸せになります。晴れてるだけでありがとう!と感謝すると幸せな気持ちになります。これはただのポジティブ思考だと思われるかもしれませんが、「感謝による幸せの力」は人生において欠かせないものだと自信を持って言うことができます。

 

最後はしっかりと締めていきましょう。

「私の失敗体験は小さいことですが、飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れたということです。この時「お金を払ったのだから、皿を洗ってもらって当然だ」とどこかで思ってしまっていたのです。これを戒めに次回から必ずお礼を言うことを徹底しました。ここに書くべきではないほどの本当に小さな失敗体験かもしれませんが、ここで得た『当たり前のことにこそ感謝を忘れてしまう』という学びは私の人生を輝かす大切な気付きです。なぜなら当たり前なことにこそ感謝をするだけで、毎日が絶対に幸せになります。晴れてるだけでありがとう!と感謝すると幸せな気持ちになります。これはただのポジティブ思考だと思われるかもしれませんが、「感謝による幸せの力」は人生において欠かせないものだと自信を持って言うことができます。よって今後も当たり前なことにこそ感謝をし続けていこう、そう誓っております。」

 

いかがでしょうか??

「飲食店で皿を返却する時にお礼を言い忘れた!」という本当に小さな失敗体験からも、その人の個性や考え方、素晴らしい性格が伝わってきませんか?

付け加えておくと、小さなテーマは「復活方法(解決策)」よりも、「学び」を重視することがポイントです!

 

これをマスターすることで、「失敗体験に関して書くことがない!」と思っていた人も必ず書くことができるようになります!

ぜひ一度、小さな失敗はどんなものがあったかな?と振り返ってみてください。

あなたのことを面接官に伝える素晴らしい種がきっと落ちていますから!

 

ではここまでお疲れ様でした!

失敗体験の書き方をマスターしたところで、次に取り組んで欲しい『4つの行動』があるので、ぜひマスターしたらこちらに進んでください。

» 【12/8更新】20卒が3月までに絶対にすべき4つの行動

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。

 

ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー