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【就職偏差値ランキング】計430社の入社難易度|文系/理系別

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生の皆さん、こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!

 

この記事を見たということは、就職偏差値ランキングが気になるということですね。

企業の内定取得難易度を示したこのランキングですが、1つの参考に留めることが重要です。(ちゃんと一覧は公開しますよ!)

 

なぜか?

最も重要なことは「入社が難しい企業に入社すること」ではなく、「自分に合った企業に入社すること」だからです。 

 

ちなみに僕は超人気の食品企業に入社しました。

しかし全く合わずに1年で退職して独立しています。

 

しみじみと感じましたね。

就活生からの人気度と自分に合うかどうかは全くの別物だって。

 

本記事では就職偏差値ランキングを紹介しつつ、自分に合った企業から内定を獲得する方法まで詳しく解説していきます。

ぜひ表面的な情報だけにとらわれずに、本質的な就活をしていきましょう!

 

たしかに就職偏差値が高い企業に入社しても、自分に合っていなかったら辛いだけですね。

そうなんだよ。1つの指標として就職偏差値ランキングには接するようにしようね。

そもそも「就職偏差値ランキング」とは?

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就職偏差値ランキングとは「内定獲得難易度で企業をランキング化したもの」です。

要するに内定を獲得するのが難しい企業をランキング化したものですね。

 

内定の獲得難易度は、単純に人気度だけで示すことができません。

なぜなら、応募数が少なくても高学歴の学生からの人気度が高い場合、それだけ内定の獲得難易度が高くなるからですね。

 

その点において「内定倍率ランキング」と異なります。

内定倍率は単純にエントリーした人の数が多い企業がトップにくるので。

 

倍率が低くても優秀な人ばかりが志望する企業 =内定を取る難易度が高い

応募人数が少なくても募集人数が少ない企業 =内定を取る難易度が高い

これらをしっかりと難易度化したのが「就職偏差値ランキング」である!

 

就職偏差値ランキングの製作者について

 

ちなみにこの就職偏差値ランキングは僕が作ったものではありません。

掲示板の2chの情報を元にして「就職偏差値ランキング委員会」というコミュニティが作成して発表しているランキングなんですよね。

 

あくまで国や経団連などの権威性の高い組織が作成したものではありません。

よってあくまで就職偏差値は1つの目安として、参考程度にすることをおすすめします。 

 

就職偏差値の算定方法について

 

就職偏差値に関して、押さえておくべきはその「算定方法」にあります。

何をもって就職偏差値をランキング化しているのか気になりますよね。

 

就職偏差値ランキング委員会は、以下の点を重視して就職偏差値ランキングを作成していると言われています。

 

【就職偏差値ランキングで重視されるポイント】

  • 複数内定をもらった人が入社した企業
  • 内定者の学歴
  • 就職倍率
  • 定着率
  • 職場環境(ホワイト・ブラック)
  • 企業の実績

 

まず複数内定をもらった人が、最終的に入社した企業であること。

それに加えて、内定者の学歴や内定倍率、企業の実績と幅広いポイントを考慮した上でランキング化されていることが分かりますよね。

 

就職偏差値ランキングが作成される流れ

上記のポイントを元にして、就職偏差値ランキングは作られます。

実際にどのような流れで作られるのか簡単に説明しておきますね。

 

【就職偏差値ランキングが作られる流れ】

  1. 2chユーザーが個人的にランキングを作成して掲示板に投稿
  2. ランキングを見て他のユーザーが意見をいう
    (たとえば「この企業はもっと上だと思う」「ここは人気だけど離職率が高い」「ここで働いてるけどめっちゃホワイトだよ」「ここはこんな不祥事があった」など)
  3. 意見を反映してランキングが修正される

 

最近は書き込みが減っているので精度が下がっていると言われています。

しかしランキングを見たところ、非常に的を得たランキングであることは間違いありません。

では次の章から、文系・理系別の就職偏差値ランキングを見ていきましょう!

 

就職偏差値ランキングは倍率だけでなく、内定者のレベル感も考慮されているんですね!

そうなんだよ。だからランキングの上位企業は本当に内定を獲得するのが難しい企業ばかりなんだよね。

【24卒最新】就職偏差値ランキング・文系編

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それでは就職偏差値ランキングを紹介していきます。

ランキングは「就職偏差値ランキング委員会」から出典しています。

 

就職偏差値「SSランク」

 

就職偏差値SSランクは、文系職種として特に入社が難しい企業となります。

応募者数が少ないわりに、年収や知名度が高いためにエントリー数が非常に多く、また社員も高学歴が多いのが特徴ですね。

 

【就職偏差値:69】

国際協力銀行・日本銀行・野村證券(GM)・三井不動産・三菱地所

 

【就職偏差値:68】

東京海上(SPEC)・ドリームインキュベータ・日本政策投資銀行・日本テレビ・日本取引所・野村證券(IB)・三菱総研

 

【就職偏差値:67】

三大出版社・テレビ朝日・電通・日本生命(AC)・ 野村AM・フジテレビ・三菱商事・みずほ証券(IB)・みずほFG(GCF) ・SMBC日興証券(セルトレ)

 

【就職偏差値:66】

 第一生命(FE)・大和証券(GM)・ 日本郵船・博報堂・みずほFG(GM/AM)・三井物産・三菱東京UFJ(戦財/FT)・三菱UFJモルガンスタンレー(IB)・SMBC日興証券(IB)・TBS

 

【就職偏差値:65】

アセットマネジメント・伊藤忠商事・経営共創基盤・経団連・コーポレートディレクション・商船三井・住友商事・大和証券(GIB)・大和投資信託委託・テレビ東京・トヨタ・日本財団・野村総研(コンサル)・三菱東京UFJ(GCIB)・三菱UFJ国際投信・JA共済(AC)・JICA・JR東海・NHK

 

就職偏差値「Sランク」

 

就職偏差値Sランク企業も、超大手企業が名を連ねています。

ちなみに偏差値60の「花王」でさえも、応募倍率は60〜130倍と言われており、偏差値が60でも内定難易度がいかに高いかが分かると思います。

 

【就職偏差値:64】

朝日・共同通信・国際石油帝石・ジャフコ・新日鐵住金・大和住銀投信投資顧問・日経・ニッセイAM・日本経営システム・日本証券金融・日本MAセンター・任天堂・丸紅・三井住友AM・三菱UFJリサーチ&コンサルティング・ 読売・JXエネ

 

【就職偏差値:63】

旭硝子・味の素・出光シェル・サントリー・証券保管振替機構・信越化学・ 全銀協・損保協・中電・東急不動産・東ガス・ドコモ・日証協・日本相互証券・農林中金・ホンダ・三井住友トラストAM・三菱重工・JFEスチール・NTTデータ経営研究所

 

【就職偏差値:62】

小田急・キリン・京王・経済同友会・住友不動産・損害保険料率算出機構・東急・東京海上日動・東京建物・東電・日産・日本総研(コンサル)・ 阪急 ・三菱化学・三菱UFJ信託・みずほ総研(コンサル)・JR東・JRA

 

【就職偏差値:61】

アサヒ・上田八木短資・川崎汽船・住友化学・世界貿易センタービルディング・セントラル短資・大阪ガス・大和総研(リサーチ)・ 中日・東京短資・東京流通センター・東燃・日清製粉・日本生命・バンダイ・日立コンサルティング・富士フィルム・毎日・みずほ情報総研(リサーチ)・ JR西

 

【就職偏差値:60】

花王・サッポロ・資生堂・首都高速・住友電工・双日・デンソー・トーア・再保険・東宝・豊田通商・日揮・日本郵便・JASRAC・ JT ・KDDI ・R&I

 

就職偏差値「Aランク」

 

就職偏差値Aランクになってもまだ内定を獲得する難易度は非常に高いです。

文系の偏差値ランキングのAランク末端である「村田製作所」は文系職種の倍率は20倍。

しかし、村田製作所に応募する学生の学歴は非常に高い傾向にあるので、Aランクだろうが難易度が高いことがよく分かります。

 

【就職偏差値:59】

産経・地電・電源開発・NEXCO中・NTTデータ・東レ・富士セロ・川崎重工・コマツ・森トラスト・キーエンス・キャノン・ANA・三井住友信託・武田薬品・三菱マテリアル・三菱東京UFJ銀行・預金保険機構・生保協・信託協・JA共済・信金中金・シグマクシス・ヤマハ・関電・日立

 

【就職偏差値:58】

SMBC・JFC・MS海上・NKSJ・第一生命・3Mジャパン・日東電工・森ビル・NEXCO東西・三菱倉庫・メタルワン・ 神戸製鋼 ・伊藤忠丸紅鉄鋼・旭化成 三井化学・ IHI・三菱電機・ADK・ソニー・ブリジストン・プルデンシャル生命・アビームコンサルティング・キッコーマン・ ヤクルト・ハウス食品・松竹・エイベックス

 

【就職偏差値:57】

みずほ銀行(OP) ・あいおいニッセイ同和・明治安田生命・住友生命・商工中金・郵貯銀行・NTT東西・野村不動産・阪神高速・JX金属・JSR・豊田織機・リコー・NTTコム・クラレ・帝人・富士通総研・日本能率協会コンサル・SBIC・三井不動産ビルマネジメント・三菱地所ビルマネジメント・オリエンタルランド・吉本興業

 

【就職偏差値:56】

JR九州・昭和電工・古河電工・島津製作・ニコン・鹿島・住友金属鉱山・宇部興産・住友倉庫・ソフトバンク・かんぽ生命・パナソニック・富士通(SE除く) ・日本総研(IT) ・全信組連・新生銀行・JCB・マネックス・QUICK・ NTTファシリティーズ・サンシャインシティ・東京ビッグサイト・村田製作所

 

就職偏差値「Bランク」

 

就職偏差値Bランクは文系編では公開されていませんでした。

末端の偏差値を「56」として、「55」以下の企業は集計されていません。

ここまで紹介したとおりで、もはや「就職偏差値ランキングに掲載されている企業は難易度がどれも高い」という特徴がよく分かったと思います。

 

ちなみに、これら就職偏差値の高い企業は学歴フィルターがかかりやすい。

なぜなら応募者があまりに多いので「まずは学歴で振り分ける」と判断されやすいからですね。

 

僕も中堅大学だったのでよく分かりますが、こうした就職偏差値が高い企業ばかりを受けるのは内定ゼロリスクが高いのでおすすめしません。

 

それよりも僕としては、働きやすいホワイト企業を探すことにこだわることをおすすめしています。

ホワイト企業を探す方法の1つとして、ホワイト企業ナビという求人サイトも運営しているので、ぜひ活用してみてくださいね!

 

\就活攻略論から求人サイトが生まれました!/
(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)

【24卒最新】就職偏差値ランキング・理系編

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では「就職偏差値ランキング・文系編」に続いて、次は理系編を共有していきます。

こちらは主に理系職種(研究職やアナリスト・プログラマーなど)での入社を想定したランキングとなります。

 

就職偏差値「SSランク」

 

就職偏差値ランキング・理系編のSSランクは、入社が超困難な企業です。

知名度も待遇も良いグローバル企業4社が名を連ねており、特殊スキルや突出した経験がないとなかなか内定を獲得することはできません。

 

【就職偏差値:70】

IBM(基礎研) ・Google(ソフトウェアエンジニア) ・Intel ・JAXA

 

就職偏差値「Sランク」

 

就職偏差値Sランクの企業も、理系職種として超難関ばかりです。

どの企業も高い年収や待遇の良さから、高学歴の理系学生から圧倒的な人気を誇っていますね。 

 

【就職偏差値:69】

上位研究所(MRI/NTT持株/豊田中研/鉄研/電中研/産総研)

 

【就職偏差値:68】

上位金融(数理専門)・ NHK(放送技術)

※数理専門とは、クオンツやアナリストなどの職種を示します。
(クオンツ:高度な数学的手法によって市場を分析したり、さまざまな金融商品や投資戦略を分析したりする職種)

 

【就職偏差値:67】

JXエネルギー・JR東海・Microsoft

 

就職偏差値「Aランク」

 

就職偏差値Aランクとしては偏差値60〜66の企業が該当します。

偏差値60であろうと、森永製菓やパナソニックなどの超高倍率企業が名を連ねているので、入社難易度は非常に高いですね。

 

【就職偏差値:66】

ドコモ(中央)・ 新日鐵住金・ INPEX ・TV局・ 武田薬品

 

【就職偏差値:65】

JR東・サントリー・味の素・アサヒ・キリン・東京ガス・昭和シェル・旭硝子・ ANA(技術)・ 日揮・ 三菱重工・ 第一三共・キーエンス・トヨタ

 

【就職偏差値:64】

JR西・日清製粉・三菱化学・東燃・信越化学・日産・JFE・アステラス・エーザイ・任天堂

 

【就職偏差値:63】

JT・電源開発・日清食品・大阪ガス・中電・出光・住友鉱山・住友電工・JX金属・コマツ・日立(非SE) ・KDDI・東レ・住友化学・千代田化工・キャノン・ホンダ・ JAL(技術) ・川崎重工・富士フィルム

 

【就職偏差値:62】

ニコン・資生堂・ユニチャーム・東邦ガス・関電・豊田自動織機・ファナック・花王・SCE・HP・日本IBM(SE)・ NTTデータ・ソニー・ 三井化学・旭化成 ・ゼロックス・IHI・ 明治 ・三菱マテリアル・ 三菱電機・デンソー

 

【就職偏差値:61】

 昭和電工・板硝子・東洋エンジ・ NTTコミュニケーション・大手ゼネコン ・帝人・JSR・東京エレクトロン・ヤフー・サッポロ・王子製紙・古河電工・三井金属・神戸製鋼・NRI・日東電工

 

【就職偏差値:60】

 NTT東西・HOYA・ダイキン・日本製紙・コニカミノルタ・富士通(非SE)・住友重機械・カシオ・DIC・大日本スクリーン・宇部興産・積水化学・マツダ・森永製菓・ソニーモバイル・クラレ・大陽日酸・リコー・パナソニック

 

就職偏差値「Bランク」

 

理系編では就職偏差値Bランクの企業まで公開されています。

就職偏差値58〜59の企業が該当しますが、東芝やブラザー工業など人気企業ばかりだと分かると思います。

(Bランクと言うと低い感じがしますが、そもそも就職偏差値ランキングは上位企業のみが該当するレベルの高いランキングなので)

 

【就職偏差値:59】

エプソン・ヤマハ発動機・ブリジストン・テルモ・ DNP・凸版・クボタ・日新製鋼・村田製作所・浜松ホトニクス ・日立ハイテク・日立金属・フジクラ・三菱瓦斯化学・東ソー・カネカ・日立化成・住友ベークライト・島津製作所

 

【就職偏差値:58】

富士重工・京セラ・オリンパス・オムロン・東芝・NEC・アイシン・ダンロップ・スズキ・大同特殊鋼・DOWA・日本軽金属・トクヤマ・日本電気硝子 ・三菱レイヨン・日本触媒・日本ゼオン・日産化学・関西ペイント・ブラザー工業

 

そもそも就職偏差値ランキングにランクインするだけで、入社が超難しい企業となってますね。

そうなんだよ!しかし「入社難易度が高い=良い企業」ではないことに注意しようね。

就職偏差値ランキング上位企業からの内定を獲得する方法

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ここまで就職偏差値ランキングを見てきました。

そして気になるのが「ランクインしている企業からの内定を獲得する方法」だと思います。

 

これに関してまず言えるのが、「SSランクとSランク企業への対策」と「Aランク以下の企業への対策」が少し異なってくること。

 

SSランクとSランク企業への対策

→就活だけでのテクニックではどうにもならない

 

Aランク以下の企業への対策

→就活に関するテクニックや対策によって内定可能性がある

 

SSランクとSランク企業から内定を獲得する方法

 

まず最初にSSランク、Sランク企業からの内定を獲得するには、高い学歴に加えて学生時代の経験や特殊スキルが必要になってきます。

 

要するに、エントリーシートの書き方や面接での話し方など、表面的な対策をしてもなかなか内定を獲得することが難しい。

 

大学時代に長期インターンシップに参加して、圧倒的な実績を残した。

学生時代に起業経験がある。学生時代に株取引で莫大な利益を上げた。

 

このような学生時代の経験、特殊スキルがないと評価されにくいでしょう。

 

Aランク以下の企業から内定を獲得する方法

 

一方でAランク以下の企業からの内定であれば、就活に関するテクニックや対策によって内定を獲得できる可能性があります。

 

実際に僕は、Bランクの「ヤクルト」よりも倍率が2倍ほど高い食品メーカーに入社することができました。

(僕の出身大学は偏差値50の中堅私立大学です)

 

そして僕の知り合いの中には、中堅大学からAランク企業へ入社をした人が数人いるんですよね。

 

よってAランク以下の企業なら、誰もが狙うことができるので対策しましょう。

もちろん就職偏差値ランキング内の企業のみにエントリーすることは、内定ゼロになるリスクがあるのでおすすめしません。

あくまで内定獲得難易度の高い企業から低い企業まで、分散させてエントリーすることが重要です。

 

では具体的な対策を紹介していきますね。

以下の2つの対策は最低限おこなうようにしてください。

 

【就職偏差値ランキング企業からの内定を獲得する方法】

  • 徹底的に自己分析を深める
  • 就活3大質問を徹底的に深堀りしておく

 

徹底的に自己分析を深める

まずは自己分析をして就活の土台を作っておく必要があります。

そもそも面接官に対して、自分のことを説明するためには(何を聞かれても答えられるレベルに)自己理解が必要ですよね。

 

人って案外、自分のことを理解していません。

人間は普段の行動を「習慣化」することによって、思考力を最小限に減らしています。

 

なぜ自分がその行動をしたのか、なぜ自分の長所がこれなのか、なぜ自分はこれを選んだのか、などなど、日常を振り返っても「なんとなくの行動」がほとんどじゃないですか?

 

よって就活になって、いざエントリーシートや面接で「なぜ?」と聞かれると、戸惑ってしまうんですよ。

なぜって聞かれても、なんとなくで行動しているから答えられない。

 

そこで改めて自己分析という工程によって、自己理解を深める必要があります。

自分はどんな性格なのか、なぜその性格になったのか、どんな企業が合うのか、なぜそういった企業が合うと思うのか、こんな具合に自己理解することが必要です。

 

この自己理解を深める作業が自己分析ですが、もっと具体的な話をすると、自己分析は「過去の出来事から自分の性格や価値観をアウトプットすること」だと僕は定義しています。

 

自己理解という言葉は少し抽象的なので、「自己理解=自分の性格や価値観を理解すること」だとここでは覚えておいてください!

 

ちなみにここまで解説したことが分かると、面接が得意な人についての理解が深まります。

面接が得意な人と苦手な人は、単純に「人見知りかどうか」だけではありません。

人見知りせず、よく話すタイプの人でも面接が苦手な人は多い。

 

なぜか?

それは面接の得意不得意は「自己理解ができているかどうか」だからです。

 

面接が苦手ってのはつまりは、聞かれたことに対して簡潔に回答ができないってこと。

簡潔に回答ができないのは、頭の中に回答がないってことですよね。

 

面接が得意な人)

長所は何ですか?

↓ 頭の中に回答が“既にある”からサクッと回答できる

はい。私の長所は◯◯です。なぜなら・・・。

 

面接が苦手な人)

長所は何ですか?

↓ 頭の中に回答がないから悩んで回答できない

えっと、私の長所は、、、。

 

いきなり人見知りを克服するのは無理ですが、このように自己理解を深めて回答をしやすくすること、回答の質を高めて自信を付けることは可能です。

この自己理解を深める作業こそが自己分析であり、就活の土台になります。

別記事で詳しいやり方を解説しているので、そちらをマスターしましょうね!

 

\自己分析の具体的なやり方をマンガで解説してみました!/

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就活3大質問を徹底的に深堀りしておく

次の対策は就活攻略論では何度も念押ししていることです。

とにかく就活3大質問(自己PR・志望動機・学生時代に最も打ち込んだこと)は徹底的に深堀りしておきましょう。

 

ほとんどの就活生は質問への回答を作成して「はい!おしまい!」です。

いや、それじゃ甘いですよ。深堀りっていうのは、他の就活生が驚くレベルまで掘らないといけません。

そうじゃないと差別化できない。

 

具体的な深堀りの方法はツイートしたとおりです。

作成した文章に対して、あらゆる角度から「なぜ?」という質問をしてください。

 

 

「なぜ?」という質問は、深堀りのためのショベルです。 

事前になぜによる深堀りができていれば、面接で何を聞かれても答えることができます。

 

5W1Hってありますよね。

そもそも面接でされる質問は、この5W1Hが軸になります。

「あなたの長所は?」と聞かれたとしましょうか。

 

What(なにを)→回答が簡単

長所はなに?→常に笑顔でいることです

 

Where(どこで)→回答が簡単

どこでその笑顔が発揮される?→初対面の人と会った時

 

Who(だれと)→回答が簡単

だれに笑顔を見せる?→全員

 

When(いつ)→回答が簡単

いつ笑顔を見せる?→いつも笑顔です

 

Why(なぜ)→回答が難しい

なぜ笑顔が長所になった?→笑顔によって初対面の人とのコミュニケーションが円滑になることを小学生の転校した時に知ったから

 

How(どのように)→回答がやや難しい

どのように笑顔を作れるようになった?→まずは無理やりでも笑顔で接することに徹した。まずは演技で良いから常に笑顔でいるように振る舞っていたら、笑顔が当たり前になった

 

こうして見ると一目瞭然ですよね。

質問の中で回答が難しいのは「Why」がダントツ。次に「How」が難しい。

 

よってこの2つによって、自分の回答を事前に深堀りしまくっておくことで、エントリーシートでより深い内容が書けたり、面接でサラサラ答えることが可能になるのです!

 

 

こうした細かい選考対策によって、就職偏差値ランキングにランクインするような企業からの内定獲得の可能性は出てくるからね。

就職偏差値ランキングに関する懸念点

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ちなみにここまで紹介した就職偏差値ランキングは完全ではありません。

2chユーザーが独断と偏見で作成したランキングなので、これだけを見て「ランクインしていない企業は難易度が低いんだ」と判断しないようにしてください。

 

細かい話をすると、就職偏差値ランキングには以下の2つの欠陥があります。

このように完全ではない情報であり、すべてを網羅していないことを頭に入れた上で参考にすることが重要ですよ。 

 

 

【就職偏差値ランキングの欠陥】

  • 職種が考慮されていない
  • 学歴フィルターが考慮されていない

 

①就職偏差値は職種が考慮されていない

 

就職偏差値ランキングの問題点1つ目は、職種が考慮されていないことです。

 

文系の例をご紹介します。

たとえば、就職先として人気の総合商社。

 

文系からだと、営業職・一般職などがあると思います。

しかし就職偏差値ランキングでは、たとえば「伊藤忠商事」とだけ名前が載っていて、それが伊藤忠商事のどの職種の募集に対する偏差値なのか不明瞭なんですよね。 

なぜ職種が考慮されていないと問題なのか?

 

職種によって内定取得難易度は大きく違うが考慮されていない

まずは内定取得難易度の観点から説明します。 

大手総合商社の一般職は、倍率が非常に高くなっており、一流大学出身の優秀な学生ばかりが採用されています。

おそらく営業職より倍率が高いのではないでしょうか。

 

それなのに、ランキング上では「伊藤忠商事」という大きな括りでしか掲載されていません。

これは就職偏差値ランキングの欠陥といえますね。

 

職種によって働きやすさが違う点が考慮されていない 

次に、職場環境の観点からもご説明します。

就職偏差値ランキングは「内定取得難易度」だけでなく「職場環境」「離職率」などの情報も反映されています。

入社したあとも過ごしやすい、働きやすい会社が「偏差値が高い」わけです。

 

しかし先程の伊藤忠商事の例で考えると、営業職と一般職では仕事内容も悩みも全く異なります。

営業職は海外の取引先とやり取りするのが大変だったり、一般職は取引先からの問い合わせ対応などで慌ただしかったり。

 

会社全体に共通する雰囲気はあると思いますが、職種によって違う部分も大きいと思うんですよね。

それなのに職種関係なしに、会社名だけでランキング化するのは、何かおかしい気がします。

 

しかし、職種に関する就職偏差値ランキングの欠陥を考えると次のことが言えます。

就職偏差値ランキングの上位にあったとしても、就職偏差値が高い職種に引っ張られている可能性があるので、職種によってはそんなに偏差値が高くない可能性がある。

 

「ここ行きたかったけど、難しいのか・・・自分には無理かも」

ランキングを見て諦めてかけていた人も、職種によってはワンチャンあります!

自分でもしっかり調べる必要がありますよ。

 

②学歴フィルターの有無が考慮されていないから

 

就職偏差値ランキングの問題点2つ目は、学歴フィルターが考慮されていないことです。

学歴フィルター」とは応募人数が多いときに、大学のレベルで応募者を選別し、人数を減らしたりすることです。

 

就職偏差値ランキングは、残念ながらこのあたりがあまり考慮されていません。

偏差値が高ければ高いほど「東大・京大出身者しか受からない」あるいは、「すごい才能があったり、相当魅力がないと合格しない」ことになりそうですが、そうでもないみたいなんですよね。

 

就職偏差値ランキング上位でも、地方大学出身者が多く受験にきていたり、逆に下位にあるのに東大・京大出身者ばかり面接に来ていてびっくりすることがあります。

 

ランキングを作成しているのは2chユーザーで、実際に自分が受験したわけではないことが多いです。

そのため、実態を知らずにネットの情報や思い込み、想像、イメージでランキングを作成している可能性があります。

 

学歴フィルターの有無が反映されているところもあれば、全然反映されておらず「実態と全然違った!」ということがありえるのです。

 

就職偏差値ランキングは個人がつくったものなので、大規模調査で実態を調べることはできません。

全ての企業を受験して、内部事情を調べることも絶対できません。

事実に基づくランク付けもあれば、完全に憶測の部分もあります。

だから、過信は禁物なんですね。

 

しかし就職偏差値ランキングの価値とは、ユーザーたちが意見を出し合ってランキングを作成していることにありますね。

 

こうした欠陥もありますが、非常に参考になるデータであることは間違いありません。1つの参考として確認するぐらいに留めておきましょう。

【就職偏差値ランキングから見る】難易度が高い業界まとめ

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この章では、就職偏差値ランキングから分かる入社難易度が高い業界を共有します。 

S〜Bランクを見てわかるように、特に就職が難しい業界は以下の通りです。

 

【就職偏差値から分かる入社難易度の高い業界】

  • 総合商社
  • 不動産業界
  • 金融

 

①総合商社

 

総合商社が特に就職するのが難しいと言われているのが、高学歴の応募者が殺到しているからです。

総合商社は平均して100人~200人程度の採用人数となっていますが、そこに応募するのは約1万人と倍率が非常に高くなっています。

 

ただ、応募人数が多いから就職難易度が高いというわけではありません。

難易度だけで見れば他のメーカーの方が圧倒的に高いですが、高学歴の応募者が殺到しているので就職しにくいのです。

 

東大卒、早稲田卒、慶応卒など絵に描いたような高学歴の応募者が集まるため、勝負を避ける就活性も多いとか。

ただ、それを補って余りある安定性や年収の高さが魅力となっています。

 

その年収の高さは30代で1000万円を超える可能性があるほどです。

海外で勤務することもあるので、海外の言語に精通しているなら年収は倍以上の2000万円~3000万円になることも少なくありません。

非常に細い勝ち筋を見つけて無事に就職できたその時こそ、勝ち取れる座だと言えます。

 

②金融業界

 

日本銀行を初めとする金融業界は最難関中の最難関と言われるほどで、就職するためには自分の持てる力を全て出し尽くして数ミクロンの勝ち筋を見つけていかなければなりません。

 

特に政府系の金融業界は民間の金融機関と比べて採用人数が少ない上に高学歴かつ年収が高く、事業スケールも段違いなど様々な特徴があります。

 

政府系金融は民間の金融機関ではできないことをやっているため、ビジネススケールが圧倒的に大きいです。

新型コロナウイルスの影響下で倒産する企業が増えている中、政府系金融が倒産する心配がないのも安定性を求める就活生におすすめです。

 

③不動産業界

 

不動産業界は引く手数多の業界であり、金融業界や総合商社と比べてあまり仕事が忙しくないにもかかわらず最高レベルの学歴が求められます。

特に三井不動産や三菱地所は大手中の大手であり、総合商社とほぼ同じ年収で事業も安定しています。

 

ちなみにこれとは別に、「ホワイト業界」という視点で業界をまとめた記事も以前書いています。

大事なことは入社難易度よりも働きやすさだと僕は考えているので、ぜひ合わせて目を通してみてくださいね。

 

 

なるほど!これらの業界は人気企業が多く、それだけ就職偏差値が高いんですね!

そうだよ。就職偏差値の上位を見ても、これらの業界の企業が多いことが分かるよね。 

就職偏差値ランキングに加えて「中小企業」も視野に入れよう

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この記事の最後に、ぜひ「エントリー企業の幅」について考えてみてください。

就活生は「知名度が高く、入社難易度が高い企業に入社することがすごい」と考えがちですが、そもそも人生においての幸せを決めるのは自分自身です。

 

就職偏差値ランキングの上位企業に入社しても鬱になった人も大勢います。

それゆえに就活の目的を履き間違えないことが重要なんですよね。

 

人間は「他人との比較」によって、判断をしがちです。

ですが何度も言うように、自分が幸せかどうかは他人と比較することじゃない。

 

よって就職偏差値ランキングにこだわらず、“いかに自分が将来幸せでいれるか”という点を重視して欲しいと僕は心から思っています。

 

そのためにも、ぜひ就活では人気企業だけでなく、中小企業などエントリー企業に幅を持たせるようにしましょう。

その方が心の余裕を持って就活することができますからね。

この章では中小企業に入社するメリットと探し方も合わせて紹介しておきます。

 

中小企業に就職するメリット

 

中小企業に就職するメリットは意外にも多いです。

中小企業に就職するメリットは大きく4つあります。

 

【中小企業に入社するメリット】

  • 事業規模が小さい
  • 意思決定までのスピードが速い
  • 転勤や異動が少ない
  • 社内の雰囲気が良い

 

事業規模が小さい

まず、大手企業と比べると中小企業は事業規模が小さいです。

事業規模が小さいと言うことでそれだけ倒産するリスクが少なからずあると言えますが、業務が極端に細分化されていないので全体的な業務フローを把握しやすいのがポイントです。

全体像を把握した上で業務に臨むのと、業務の一部しか携われないのではモチベーションに大きな差が生まれるでしょう。

 

意思決定までのスピードが速い

また、事業規模が小さいために社内で働く人数が少ないため、意思決定までのスピードが速いので仕事がサクサク進められます。

大手企業では意思決定を行う人数が多く、本格的に業務を開始するまでに多くの時間を要してしまいます。

すぐに業務に取り掛かれるのが中小企業の醍醐味ですね。

 

転勤や異動が少ない

転勤や異動が少ないのも大きなメリットです。

転勤によって家族と離れることになるケースも多く、慣れない地で仕事をこなさなければならないというのは肉体的・精神的にもかなりキツイです。

 

せっかく業務に慣れてこれからが頑張り時だと言うのに、異動になってまた一から仕事を覚えなければならないことを考えると、多くのストレスを抱えることになりかねません。

 

しかし、中小企業なら転勤や異動が少ないため、ずっと慣れた土地・場所で仕事を続けることができます。

家族と離れる必要性もありませんし、覚えた仕事で様々な業務をこなしていくだけでいいというのは、考えている以上に働きやすいです。

 

社内の雰囲気が良い

さらに、大手企業に比べて社内の雰囲気が良い傾向にあるのもポイントです。

中小企業は大手企業に人員数が少ないため、従業員や社長との距離が近いので積極的にコミュニケーションを取ることができます。

 

大手企業は人員数が非常に多いので社員同士のコミュニケーションが希薄になりやすく、あげくの果てには社員同士の面識がない場合もあります。

自然と近くの社員同士で仲良くなるか、何かきっかけがないとコミュニケーションを積極的に取るのは難しいかもしれません。

 

 

なるほど!就職偏差値の上位企業にこだわり過ぎず、しっかりと自分に合うような中小企業まで視野に入れることが重要なんですね。

そうだよ。そうした中小企業からの内定が結果的に心の余裕に繋がり、就職偏差値が高い企業も落ち着いて選考を受けることができるからね。

おわりに

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

就職偏差値ランキングと最低限すべき選考対策について理解できましたか?

 

特にさっき紹介した、「なぜ」と「どのように」の深堀りは超重要。

これができている人とできてない人とでは、面接の通過率に2倍以上の差ができると言っても過言ではありません。いや、本当に。

 

就職偏差値ランキングは参考の1つに留めつつ、自分が偏差値の高い企業を狙っているならあらゆる選考対策を考えましょう。

 

そこで育った思考力や、「なんでもやってやるぜ」という精神がこれからの社会人生活だけでなく、あなたの人生すべてに良い影響を与えると僕は思います。

 

就活で大事なことって、そういう「ずっと役立つこと」を手に入れること。

小学生の時に習った「歴史の年号」みたいに、就活が終わったら役立たないことだけを覚えても仕方ない。

就活を通して身につけたずっと役立つ考え方や価値観を大事に、一緒に就活を攻略していきましょうね!!

 

また就活において就職偏差値の高い「勝ち組企業」と呼ばれる企業に入社することがすべてではありません。

人それぞれ価値観は違うし、あくまですごいのは「その企業の社員」よりも「その企業自体の歴史やビジネスモデル」だったりします...。

このあたりの価値観について、別記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせて読んでもらえると嬉しいです!

» 【就活で勝ち組と言われる基準は?】本質的な考え方とともに解説します!

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。