MENU

【2024年版】今後衰退する業界20選|伸びる業界に就職するには?

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

20180401154528syukatuman-about

就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

» 就活マンとは?|運営者のプロフィールや立ち上げ経緯はこちら

20230401120248

f:id:syukatsu_man:20220103075941p:plain

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

「AIに仕事を奪われるなんて。どこに就職していいか分からないよ…」なんて悩んでいませんか?

この大きな変化が起き続ける時代において、どこの業界に身を置けるかは非常に重要です。

 

衰退産業に就職してしまうと、めぼしいスキルも身に付きませんし、10年後に路頭に迷うかもしれません。

そこで本記事では「今後衰退する20の業界」を共有します。

 

僕は7年以上、就活の研究をしており各業界についての知識も豊富です。

新しいテクノロジーについても日常的に追っているので、かなり信憑性の高い情報を提供できるはず。

 

ここでは「今後衰退する業界」について解説した後、逆に「伸びる業界」と「伸びる業界に就職する方法」まで合わせて解説します。

読めば“自分が就職すべき業界”が見えてくると思うので、ぜひ参考にしてください!

 

何が正解なのか分からなくて不安です。

不安なのは“知らないから”だよ!知識をしっかり身に付けて、安定したキャリアを築けるようにしよう!

\就活攻略論から求人サイトが生まれました!/
(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)

ホワイト企業ナビをチェック »

衰退業界はどこ?今後衰退する可能性のある業界【20選】

f:id:pafet:20210812002358p:plain

 

では「これから衰退する可能性のある業界」について解説していきます。

具体的に“避けるべき業界”が見えてくると思うので、就職を失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

 

今回は以下の基準を設けて、その基準に合致した20の業界を共有します。

 

【衰退する可能性のある業界の特徴】

  • 動画配信サービスによって、需要が無くなる業界
  • AIによって業務を代替されてしまう業界
  • “紙”を主に扱っている業界
  • 日本の人口や経済による問題で、規模が小さくなる業界
  • SDGsへの意識など、世界的問題から衰退する業界

 

こういった確実に来る問題を基準とし、当てはまった業界は以下の通り。

 

【これから衰退する可能性のある業界一覧】

  1. テレビ業界
  2. 出版・印刷業界
  3. ブライダル業界
  4. レンタルCD・DVD業界
  5. 人材派遣業界
  6. 観光業界
  7. 映画業界
  8. 金融業界
  9. アパレル業界
  10. 国内不動産業界
  11. 広告業界
  12. カメラ業界
  13. 家電量販店
  14. デパート業界
  15. 郵便業界
  16. たばこ業界
  17. 新聞業界
  18. 携帯代理販売業界
  19. パチンコ・パチスロ業界
  20. リユース業界

 

業界① テレビ業界

 

テレビ業界」は、衰退産業の代表とも言えるでしょう。

みなさんも感じていると思いますが、スペシャルばかりが放送されたり、再放送が多めになったりしています。

(スペシャルはゲストやセットが変わらないので、製作費が安く済みます。)

 

原因はやはり「動画配信サービスが普及したこと」でしょう。

YouTubeを代表とし、いつでもどこでも見られるサービスが普及したため、時間と場所を縛られるテレビは見なくなった、ということですね。

 

今後もこの流れは続きますが、完全に無くなることはないと個人的には思っています。

その理由は「国内の高齢化社会」によるもの。

 

要するに「テレビ好きな老人はまだまだ多いので、完全には無くならない」ということです。

どのあたりで踏みとどまるかは分かりませんが、国内での需要はまだまだあるはずですね。

 

業界② 出版・印刷業界

 

出版・印刷業界」も衰退産業として挙げられます。

こちらも理由は簡単で「紙を使わなくなるから」ですね。

 

従来までの紙書類はデータで管理し、新聞も本もスマホで見られる時代になりました。

また近年では「AI-OCR」という「書類をデータに変換するAI」が普及しており、企業からもどんどん紙が無くなっています。

 

現状はまだまだ「紙には紙の良さがある!」と叫ぶ業界もありますが、データの便利さに気付くのは時間の問題。

実際、印刷業界の大企業も、続々と“別事業の立ち上げ”を試みています。

 

すなわち「印刷じゃもう稼げないから、別の柱を作らなければ」と焦っているわけです。

当事者たちも行動を起こしているのですから、今後の衰退は間違いないと言えますね。

 

業界③ ブライダル業界

 

ブライダル業界」も衰退産業の1つと言えるでしょう。

こちらも想像しやすいですが、「国内の婚姻率の低下」が直接的な原因です。

 

以下、厚生労働省が発表した資料を見てみると、どんどん結婚する人が少なくなっていると分かります。

 

f:id:pafet:20220101103622p:plain

引用:厚生労働省「婚姻件数及び婚姻率の年次推移

 

当然、結婚式を開く人も比例して減っていくので、ブライダル業界が衰退することは間違いありません。

今後も国内のブライダル産業が盛り返してくることはないはずですね。

 

そもそもの原因は「少子高齢化」や「日本が貧乏になっていること」「子供を産む家庭への補助金が足りないこと」など、色々挙げられます。

問題なのは「これらの原因がほぼ解決不可能であること」なんですよね。

 

「子供を産んだら1000万円補助」のような、現実的にはあり得ないようなことが起こらない限り、この減少は加速していくと思われます。

 

業界④ レンタルCD・DVD業界

 

続いては「レンタルCD・DVD業界」。

衰退どころか、8割ほどの規模が消滅するかもしれない産業です。

理由はやはり「動画コンテンツサービスの普及」でしょう。

 

YouTubeやNetflix、Amazonプライムなど、アメリカの大企業群が押し寄せた波で、かなりの規模が崩壊しました。

ネットでいつでも無料で見られるサービスが出てきてしまったら、わざわざレンタルショップに行く理由がありませんからね。

 

さらにコロナによるおうち時間の増加もあったため、レンタルしに行く人はここ数年で急激に減りました。

今後は、動画配信サービスでは見つからないような“ヴィンテージ商品”を借りられる価値を提供することになるでしょう。

 

また、レンタルゾーンだった場所を改築し、気軽に本を読めるカフェスペースに変えている企業が多いようです。

まあどちらにしても確実に衰退することは間違いないですね。

 

業界⑤ 人材派遣業界

 

人材派遣業界」は“危険な可能性がある業界”として挙げています。

複雑なので1つずつ説明すると、まず人材派遣業界には今後2つの大きな波が到来します。

 

【人材派遣業界に来る大きな波】

  1. 国内労働人口がどんどん少なくなる
  2. AIによって人間の単純作業は代替される

 

まず第1の波は、「労働人口問題」。

この波は、「人が少ない」と嘆く企業が増えるため、人材派遣業にとっては有利な流れです。

 

対して第2の波は、「AIの代替現象」です。

「人間の単純仕事が奪われる」ことになるので、派遣社員にできることはAIがやる、という不利な流れになります。

(派遣社員の業務内容は、AIにもできると考えられています)

 

この2つの波がぶつかり、どちらが優勢になるかで人材派遣業界に未来は決まる。

よって、“危険な業界”として挙げられるというわけです。

 

今後、人材派遣業が生き残るためには、派遣社員ひとりひとりの能力を上げ、AIに代替されないスキルを身に付けさせることが重要になります。

しかし、大規模な派遣業者にとって、社員それぞれを育成するのは現実的に不可能ですね。

 

したがって、最近では「スキルのあるフリーランスを集めた少数精鋭の会社」も出てきている。

(最初からスキルのある人材なら、育成の必要はありませんからね)

 

このように、人材派遣業界には予測不能な波が複数押し寄せているため、現状で未来を判断することはできません。

どちらの可能性もあるので、危険な業界なんだと把握しておくと良いでしょう。

 

業界⑥ 観光業界

 

観光業界」も直近の衰退産業として挙げられます。

コロナの影響で大打撃を食らったのを、就活生のみなさんも目の当たりにしてきましたよね。

 

そんなコロナを含め、観光業界の未来を阻む壁は以下2つです。

 

【観光業界が衰退する原因】

  1. VR/ARの到来により、旅行に行かなくても気分が味わえるようになる
  2. ビジネスの商談は渡航せずとも行える

 

まず、VR/AR技術の普及が挙げられます。

家に居ながら、目の前に広がる景色を楽しめる世界がもうすぐ来るので、観光の数が減るのは確実ですね。

 

つぎに、ビジネスの商談をPC1つで行えるようになったことが挙げられます。

Zoomを使えば、わざわざ渡航しなくても商談ができてしまうわけです。

以上の理由から、観光業界も衰退することが予想されていますね。

 

業界⑦ 映画業界

 

続いては「映画業界」です。

映画の作成業者は衰退しませんが、映画館は潰れていくと思われます。

 

こちらも言わずもがな「動画配信サービス」によって淘汰され始めた産業です。

現状は「映画館の方が早く見られること」「臨場感があること」の2点から支持されていますが、これが家で体験できるようになったら映画館はかなり厳しい。

 

すなわち動画配信サービスでも公開初日に見られるようになり、家でVRを使って臨場感を味わえたら、もう映画館に行く人は相当少なくなります。

現状でも技術的には可能なので、様々な企業が動き出していますね。

 

Netflixはオリジナルの映画を作って初日に公開していますし、AppleがARスマートグラス「Apple Glass」を発売するとされている。

これが普及したときが、映画館が急激に衰退するタイミングでしょう。

 

業界⑧ 金融業界

 

金融業界」も衰退の恐れがあります。

なかでも「銀行」はどんどん淘汰されていくと予想されていますね。

理由は以下の2つ。

 

【銀行が衰退する理由】

  1. 銀行業務のほとんどはAIやシステムで代替可能
  2. 銀行口座に預金する人が少なくなっていく

 

第一に、銀行業務は事務的な要素が多いため、機械が代わりにできちゃいます

(もちろん全部ではないですが)

 

口座登録もお金のやり取りもスマホで簡単にできるところを、人が介入して手数料を貰っているのが銀行なので、AIが普及すればこの業務はやがて淘汰されます。

 

また2つ目に、「銀行に貯金する人が少なくなっていく」という流れがあります。

最近「投資始めてみませんか?」みたいな広告を頻繁に見ませんか?

 

日本は年金への不安もあり、「銀行に預けるくらいなら、投資しよう」という方が増えてきています。

そうなると銀行口座に預けられるお金は少なくなっていくため、当然銀行の規模は小さくなっていく。

 

他にも理由はあるのですが、以上2つを大きな理由に金融業界、おもに銀行は衰退していくと予想されています。

 

業界⑨ アパレル業界

 

アパレル業界」も衰退の恐れがある業界です。

今、世界で打ち出されているSDGsという概念がありますよね。

 

「持続可能な未来のために、環境に優しく生きていこうじゃないか」という試みなのですが、現状のアパレル産業ってその概念に反しているんです。

最新の流行を取り入れるため、生産スピードを早めたファッションを「ファストファッション」と呼びますが、これが環境を汚染しまくっています。

 

化学繊維という、安いけど水質汚染などを引き起こす原料を使って、世界中で服を作っているわけです。

実際、国連貿易開発会議(UNCTAD)の発表では、環境汚染産業ランキングの第2位に「アパレル産業」を指摘しました。

それほど大きな問題に発展しているんです。

 

よって「コストはかかりますが環境に優しい服を作りましょう」「服は再利用しましょう」という世界的な流れがあるため、アパレル産業の縮小はほぼ確実。

アパレル業界も、新たな形にシフトする必要があるわけです。

 

業界⑩ 国内不動産業界

 

国内不動産業界」も、衰退の恐れがある産業として挙げられます。

今すぐに衰退するわけではないですが、10年20年というスパンで見ていけば、国内の不動産価値は下がっていくと予想されます。

 

理由は、端的に言うと「みんなが欲しがらなくなるから」。

具体的には、以下2つの理由があります。

 

【国内不動産業界が衰退する理由】

  1. 日本の人口に対して、物件が多くなっていく
  2. “マイホーム”という概念が崩れ始めている

 

1つ目は現在もですが、人口に対して物件が多すぎる状況です。

それゆえ、賃貸マンションは「周りより安くするから住んでくれ」という価格競争を続けています。

価格が下がっていけば全体の規模も下がっていきますから、人口問題は不動産への暗雲なんですよね。

 

2つ目に、「大人になったら夢のマイホームを」という概念が崩れ始めている、が挙げられます。

従来は国の意図もあって“マイホーム”を購入する人が多かったのですが、「賃貸で良くないか?」と疑問を持つ声も増えてきている。

 

加えて、アメリカの大企業達が不動産業界に参入し、破壊的に安い価格で賃貸を提供することも予想されています。

結果、総じて国内の規模が徐々に衰退していく、というわけです。

 

他に比べればまだまだ大丈夫ですが、“一生安泰”はあり得ないでしょう。

 

業界⑪ 広告業界

 

続いて挙げられるのは「広告業界」です。

広告と言っても、ネットではなく主に紙を扱う広告ですね。

理由は単純で「ネット広告の方がメリットが大きいから」。

 

新聞や街頭の広告は、「こういう人に見てほしい」というターゲティングもできなければ、「どれほどの効果があったのか」も確認できません。

さらに、家に居ながら色々なことができる時代になりましたから、外の広告はよりパワーを持たなくなっています。

 

一方のWeb広告は、ネット人口が増えたことから、動画・サイト・ゲームあらゆる場面で見かけますよね。

要するに「紙広告は、ネット広告に圧倒された」ということ。

これからもこの構図は崩れないまま、インターネットを使った広告が規模を広げていくでしょう。

 

業界⑫ カメラ業界

 

カメラ業界」も衰退産業の代表例ですね。

今に始まったことではないですが、みなさんお持ちのスマホが完全に代替しています。

 

さすがにまだカメラの方が性能は良いですが、スマホの画質でも全然問題ないですよね。

どこかに旅行に行くときや、趣味で好きな人などに限って使われる、というのが今のカメラの立ち位置でしょう。

 

今後については、やはりカメラというものが残り続けるのは難しいのではないか、というのが僕の所感です。

スマホのカメラ機能がより充実するか、あるいはスマホに変わるスマートデバイスが普及するか、いずれにしてもより利便性の高いものが残っていくと思われますね。

 

業界⑬ 家電量販店

 

家電量販店」も衰退の恐れがある業界の1つです。

現在はまだ規模を保っていますが、衰退すると考えられる理由はそのビジネスモデルにあります。

 

従来、家電量販店は家電メーカーから家電を入荷し、元値よりも高い値段で売ることで、利益を得ていました。

しかし現在は、誰もがインターネットで元値を簡単に知れるようになり、家電量販店は安い値段で売らざるを得ない状況になった。

 

現在は、元値より低い値段でメーカーから仕入れられるよう契約していますが、家電量販店に人が集まらなくなれば、協力してくれるメーカーも減っていきます。

 

さらに言えば、VR/AR技術が到来し、家に居ながらサイズを気にせず洗濯機を買える日が来るかもしれません。

(VR/ARグラスをかけると、洗濯機の置き位置を自動で測定し、それに合う洗濯機を何ケンカ提示してくれるイメージです)

 

そうなると、家電量販店の価値は次第に無くなっていく。

現在は、“家電量販店だからこそ出せる価値”を模索している段階ですが、やはりAmazon等の波には勝てないと考えられますね。

 

業界⑭ デパート(百貨店)業界

 

デパート(百貨店)業界」も衰退産業の1つです。

理由は以下2つですね。

 

【デパート(百貨店)業界が衰退する理由】

  1. ネットショッピングの普及
  2. 地方人口の減少

 

まずネットショッピングの普及により、デパートに行かずとも、デパートで見るより多くの商品から選べるようになりましたよね。

そうなると、デパートならではの価値を提供するのはなかなか難しいです。

 

加えて地方人口はどんどん減少していることから、地方デパートには人が集まらない状況が続いている。

首都圏は富裕層をターゲットに粘っていますが、ここ5年ほどは規模が縮小し続けていますね。

 

現在は、ネットとリアル店舗を連携することでデパートならではの価値を模索している状況です。

リアルとデジタルをどう繋げるかによって、これから生き残れるか否かが決まってきますね。

 

業界⑮ 郵便業界

 

続いては「郵便業界」ですね。

言うまでもなく郵便も衰退産業の1つです。

衰退する理由は以下2つ。

 

【郵便業界が衰退する理由】

  1. メール・SNSの普及で、手紙・年賀状のやり取りが少なくなった
  2. 住所を明かす人が少なくなり、手紙を送れなくなった

 

これらの理由で、手紙や年賀状は減少傾向が続いています。

一番枚数が多かったのは2003年で、そこから20年近くで半数以下に減ってしまいました。

 

これからは“年賀状”という言葉すら知らない子たちも生まれてくるので、どんどん廃れていく産業と言えますね。

 

業界⑯ たばこ業界

 

たばこ業界」も衰退産業の1つです。

考えてみれば、街角にあったたばこ屋はかなり減少していますし、喫煙できる飲食店の方がむしろ少なくなってきました。

たばこの値段上昇により、金額を理由にたばこを辞める人も増えてきましたよね。

 

日本たばこ協会によると、1996年のたばこ販売数3483億本をピークに、2020年には3分の1以下まで減少したようです。

国内では「たばこは健康を害する」として、あらゆる方向から禁煙を促しており、結果的にこの大幅な縮小まで取り付けた状態ですね。

 

すなわち国内ではたばこに対する規制も多いことから、日本でのたばこ産業はどんどん衰退していくと考えられます。

それゆえ、JT等たばこ産業を生業とする企業は“グローバル戦略”に着手しているようですね。

 

しかし長い目で見れば、寿命に直接影響するたばこが永劫続いていくとは考えづらいので、世界的に見ても徐々に厳しくなっていくでしょう。

 

業界⑰ 新聞業界

 

新聞業界」、こちらも衰退産業としては筆頭です。

紙ベースでの産業はデジタルの波にのまれて次々と衰退しており、もちろん新聞も例外ではありませんね。

 

理由はやはり「スマホで何でもできるようになったから」。

人々の生活様式はスマホによって様変わりし、今や“すべてのことをスマホで行いたい”というのが大きなニーズになっています。

 

そのニーズに合わせてたくさんのニュースアプリ・YouTube動画が作成され、いつしか紙の新聞を持つ人はかなり少なくなった。

実際、一昔前までは電車で新聞を広げるおじさん達が多かったのですが、最近ではそんな人も見かけなくなってきました。

(学生の皆さんはピンとこないかもしれませんが)

 

また、大手新聞社らはデジタルへの移行を続々と進めており、紙媒体で失った収益を、デジタルコンテンツで確保しようとしている状況です。

今後の新聞業界は、この“デジタル移行で成果を収められるか”という観点で動くと考えられ、紙新聞の需要はますます薄まっていくでしょう。

 

業界⑱ 携帯代理販売業界

 

続いては「携帯代理販売業界」です。

こちらも数年前から徐々に衰退している業界の1つですね。

理由を端的に言うと「もうみんなスマホを持っているから」。

 

スマホが爆発的に普及した2012年あたりがピークでしたが、今ではスマホを持っていない人の方が珍しいため、新たに販売しようとしても売れないのが実情です。

こういった“一種のインフラを販売するビジネス”にありがちですが、最初の爆発的な普及をピークに、普及後はだんだんと縮小していくんですよね。

要するに「出オチ」ってことです。

 

国内の携帯販売大手企業らは、スマホと親和性の高い決済・IoTなどの新事業に参入しています。

スマホ販売での収益が見込めないため、今後の策として新たな市場を掘り起こしているわけです。

 

今後も携帯代理販売業は弱火になっていくでしょう。

ただし、スマホに変わるような革新的なデバイスが現れれば、また代理販売業で名を上げられる日が来るかもしれませんね。

 

業界⑲ パチンコ・パチスロ業界

 

続いては「パチンコ・パチスロ業界」です。

こちらも2013年をピークに、どんどん衰退している産業の1つですね。

その原因は主に3つ。

 

【パチンコ業界が衰退する理由】

  1. パチンコ依存症の社会問題化
  2. 国による規制強化
  3. 若者のパチンコ離れ

 

3つと言っても、「社会問題化→規制強化→パチンコ離れ」というように、直接的につながっています。

パチンコで人生を棒に振ってしまう人もいますから、だんだん人口が少なくなっていくのは当然のことでしょう。

 

そもそもですが、実はパチンコって法的には微妙なゾーンなんですよね。

日本では国が運営しないギャンブルは禁止されていますが、パチンコは唯一、民間企業が運営しているギャンブルなんです。

 

様々な側面があって粘り強く生き残っていますが、今後の規制強化なども見込めるため、やはり大きく衰退していく産業と考えられますね。

 

業界⑳ リユース業界

 

最後に「リユース業界」も危険な業界の1つです。

細かく言うと、フリマアプリなどを提供している会社は伸びますが、自社でリユース事業を手掛けている会社が危険、という解釈ですね。

 

“リサイクル”が大きく叫ばれるようになった2010年あたりから、業界全体の規模はどんどん上昇しています。

これはメルカリなどのフリマアプリが普及したことにより、個人間の取引が莫大に増えたためです。

 

ネットオークションによる後押しもあり、まさにデジタルで拡大した市場の1つと言えるでしょう。

 

しかしその一方で、個人間で取引を簡単に行えるようになったため、中間に居た業者などはかなり淘汰されてしまいました。

今後もデジタルへの移行がトレンドになるため、リユース業界の中でもIT企業が力を伸ばしていくはずですね。

 

【補足】将来性がない会社の特徴

 

業界だけでなく、衰退していくだろうと予測できる会社もあります。

今後衰退していくと判断できる会社には、それぞれ特徴があるんですよね。

 

そこで補足として、「将来性がない会社の特徴」を共有します。

以下に当てはまる会社は、いずれ衰退していくと予測できるので要注意です。

 

【将来性がない会社の特徴】

  • 新入社員の離職率が高い
  • 社会の変化に対応できていない
  • 事業の柱が一つしかない
  • 不測の事態に備えていない
  • 不透明な理由で事業の一部を売却している
  • 20代〜30代の社員がいない
  • 有給休暇取得率が低い

 

就活生が入社前に気づける特徴としては、上記が挙げられます。

企業研究をするときは注意してチェックしてみてくださいね。

 

なお、将来性がない会社には他にも特徴があります。

入社してからわかる特徴もありますが、以下の記事で解説しているので参考までに読んでおいてください。

将来性がない会社への入社を避ける方法もお伝えしています)

 

 

なるほど!テクノロジーや環境問題によって、多くの業界が衰退しているんですね!

そう、特にテクノロジーによる破壊は大きいよ。これからもより勢いが強くなるから、予想すらしなかった業界が飲み込まれることもあるかもね。

これから伸びる業界例一覧【10選】

f:id:pafet:20210719155359p:plain

 

これから伸びる業界」についても解説します。

伸びる業界が分かれば、今度は“就職すべき業界”が見えてきますからね。

 

伸びる業界の特徴としては、以下の項目が挙げられます。

(まるっきり「衰退業界の特徴」の逆です)

 

【伸びる業界の特徴】

  • 動画配信サービスによって、需要が加速する業界
  • AIによって代替されにくい業界・加速する業界
  • “デジタル”を主に扱っている業界
  • SDGsへの意識など、世界的問題から加速する業界

 

前章と同じく、上記の基準を用い、伸びる業界を10コ選定しました。

選定した業界一覧は以下の通りです。

 

【これから伸びる業界一覧】

  1. IT業界
  2. インターネット広告業界
  3. エンタメ業界
  4. 農業業界
  5. 介護福祉業界
  6. ドローン業界
  7. 化学業界
  8. 医療業界
  9. 代替食品業界
  10. その他最新テクノロジー業界

 

業界① IT業界

 

まずは言わずもがな「IT業界」ですね。

もはや“IT業界”という一言では表せないくらい様々な領域が出てきましたが、主に以下を指します。

 

【IT業界の定義】

  • Web業界
  • 通信業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界
  • システム業界

 

どの分野も繋がっており、通信が伸びればソフトウェアの性能も上がりますし、ハードウェアにはソフトウェアが仕込んであるのが通常です。

またWeb上で動作するクラウドアプリは通信技術で成り立っていますし、ネットにつながった状態のデバイスIoTなんかも時代のトレンドですよね。

 

これらの業界はまだまだ歴史が浅いため、今後も品や形を変えながら、どんどん力を伸ばしていくでしょう。

その分変化に対応し続ける力を常に求められますが、競争しながら世界を引っ張っていく業界になること間違いないです。

 

業界② インターネット広告業界

 

続いては「インターネット広告業界」。

こちらもWebを使ったものなのでIT業界とも言えそうですが、爆発的に規模を伸ばしている業界の1つです。

 

「ネット広告費がついにテレビ広告費を追い抜いた」なんてことを聞いたことがあるかもしれませんが、まさにその通り。

2013年ごろの急激なスマホ普及をきっかけに、新聞・雑誌・ラジオを置いてけぼりにし、2019年にはとうとうテレビ広告費を追い抜いた、という経緯ですね。

 

f:id:pafet:20220101103711p:plain

引用:電通「2019年 日本の広告費

 

ただ、ネット広告にもまだ課題もあります。

みなさんも感じたことがあると思いますが、たぶん広告ってウザイですよね。

 

広告は、パワーはありますが、本当に欲しい商品でないと煙たがられてしまうんです。

したがって、「消費者が欲しいときに、欲しいものを」宣伝する広告を目指す必要があります。

 

ポジティブに捉えれば、まだまだ改善点が多く伸びしろのある市場なので、やはり今後も拡大していく市場と言えるでしょう。

 

業界③ エンタメ業界

 

続いては「エンタメ業界」。

こちらも広いので定義すると、以下の通り。

(伸びる市場を定義しています)

 

【エンタメ業界の定義】

  • 映像(映画・アニメ・動画コンテンツ)
  • ゲーム

 

まずは映像ですが、これは近年のYouTube, Netflix, Amazon プライムビデオなど、スマホで簡単に見られるプラットフォームが増えたためですね。

おうち時間の促進もあり、一種のインフラとして定着しました。

 

続いてがゲームで、これがもっとも爆発的に伸びる分野だと予想できます。

聞いたことあるかもしれませんが、“ブロックチェーン”という技術により、デジタル上のアイテムに価値がつくようになったのです。(NFTと言います)

 

難しい話は割愛しますが、要するに「ゲームでお金を稼げる時代が来る」わけです。

イメージしやすいところで言うと、ゲーム上でゲットしたレアアイテムをネット上で簡単に売れる、感じですね。

 

これはまだまだ序の口で、とてつもなく大きな変化が起き始めているのがゲーム業界。

相乗して、エンタメ業界はこれからまた爆発的に伸びていくでしょう。

 

業界④ 農業業界

 

農業業界」もこれから伸びる業界と予想できます。

近年は「後継者不足問題」とか「災害に弱い脆弱性」などを指摘されており、廃業する農家も存在していますが、徐々にその形も変わっていくはずです。

 

理由は以下3つ。

 

【農業業界が伸びる理由】

  1. 民間参入によって若者の雇用が増えてきている
  2. 外国人労働者の受け入れが進む
  3. ドローンやAIによる技術的支援も進む

 

2009年の「農地改正法」により、民間企業が農業ビジネスに参入できるようになったことから、近年では若者の雇用も高い水準で推移している。

また、国内人口の縮小を予見して外国人労働者をどんどん受け入れ始めています。

 

さらに、ドローンやAI、ロボットなどを用いることによって、追い風が吹きます。

問題視されていた「後継者不足」や「災害への脆弱性」はある程度緩和され、今後も着々と規模を伸ばしていくと考えられますね。

 

業界⑤ 介護福祉業界

 

介護福祉業界」も伸びる産業の1つです。

理由は単純に「高齢者が増えるから」ですが、まずは2021年の日本の人口統計を見てみましょう。

 

f:id:pafet:20220101103727p:plain

引用:総務省「将来推計人口

 

時を追うごとにこの真ん中の層が高齢者となっていくため、介護を必要とする人口も比例して伸びていきます。

それを見越して介護業界に参入する企業も増えており、それに応じて外国人人材の雇用も活発化してきました。

 

したがって、需要が大きすぎるため、業界として伸びることは間違いないでしょう。

不安な点はむしろ、「人口がどんどん減っていく中、高齢者の介護を務める人が果たして足りるのか?」という観点です。

 

参入者が疲弊してしまう恐れもありますが、どんどん雇用者を増やしていきたい産業ですね。

 

業界⑥ ドローン業界

 

ドローン業界」も莫大な成長可能性を持つ産業です。

さきほど農業の分野でも出てきましたが、その有用性は非常に高い。

 

例えば、以下のような用途が挙げられます。

 

【ドローンの用途】

  • 農業:農薬や肥料の散布
  • 測量:空撮画像による地図作成
  • エンタメ:ダイナミックな映像撮影
  • 物流:危険地域への輸送
  • メンテナンス:橋やダム、プラントなどのメンテナンス
  • 捜索・報道:災害時の緊急対応
  • 警察・警備:監視や事故現場の確認

 

特筆すべきポイントは「危険な場所にも構わず行けること」です。

人間では命が危ぶまれる場所でもモノを届けられますし、映像確認ができますし、むしろ人命を救助できることもあります。

 

今まで小規模ながらも人間がやっていたこれらの業務がドローンで代替されれば、こういった作業で命を落とす人を救うこともできる。

こんなに革新的な技術を使わない手はないため、市場として今後どんどん伸びていくと考えられます。

 

業界⑦ ロボット業界

 

ロボット業界」も拡大傾向のある産業です。

ドローンもロボットの一部ですが、ここでは業務自動化を進める「産業用ロボット」に焦点を当てます。

 

経済産業省の発表によると、産業用ロボットの生産高は2018年をピークに少し下落しています。

もともとロボット業界は中国の大きな自動化需要を受けて伸びてきたのですが、2019年の米中貿易摩擦深刻化により、減少に転じたという経緯です。

 

ピークから少し足を止めたものの、今後の世界的な需要拡大はほぼ確実だと予想できます。

 

中でも注目すべきは「協働ロボット」という、人とロボットが協働で作業するためのロボット。

導入費用を抑えながら、スペースも取らないため、今後数年で追い風を吹かす技術だと考えられます。

 

長い目で見ればすべて自動化する未来が来るかもしれませんが、直近の火付け役はこういった費用が安いロボティクスになるでしょう。

日本はもともと“ものづくり”が得意分野なので、世界的な競争激化にもついていけると考えられますね。

 

業界⑧ 医療業界

 

医療業界」もこれから伸びる業界として挙げられますね。

医療は昔から拡大し続けていますが、この流れは今後も変わらないと考えられます。

理由は以下の通り。

 

【医療業界が伸びる理由】

  1. 医療は人生と切っても切り離せない
  2. ウイルスへの意識の高まり
  3. AIによる新薬開発促進

 

もともと医療と人生は切り離せないものでしたが、コロナの影響もあって世界的にウイルスに対して関心を持つようになりました。

ハイペースでのワクチン開発も経験したため、これからの創薬スピードもどんどん上がっていくと考えられます。

 

そこに拍車をかけるのがAI。

新薬開発は現在、さまざまな元素を色んな形で組み合わせることによって開発していますが、人力では時間がかかってしまうのが課題でした。

 

医療分野のAIが発展すれば、この幾千もの組み合わせパターンをものすごいスピードで進められます

結果、医療業界はさらなる盛り上がりを見せ、市場として拡大していくことが予想されるわけですね。

 

業界⑨ 代替食品業界

 

続いては「代替食品業界」。

「ヴィ―ガン」や「大豆代替肉」などを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

そういった世界的な食への問題意識を受けて、伸びていくと予想されます。

現在、代替食品として代表的なのは以下のとおり。

 

【代替食品の代表例】

  • 大豆ミート
  • ライス乳
  • モチ粉チーズ
  • お米風ブロッコリー

 

「もともと動物性由来だったものを植物性由来のモノに変えよう」という動きで、近年かなり市場を伸ばしています。

まだこの文化が根付いていない日本でも、代替食品産業は2010年度から3.7倍ほどに成長しているんです。

 

SDGsなどで環境への意識が高まっているため、今後も代替食品の需要は高まると予想できます。

 

業界⑩ その他最新テクノロジー業界

 

最後に「その他最新テクノロジー業界」について共有します。

代表的なのは以下のようなものです。

 

【最新テクノロジーの例】

  • AI
  • ロボット(ドローン)
  • 3Dプリンティング
  • ブロックチェーン

 

中でも特筆すべきは「ブロックチェーン技術」で、2008年に生まれたテクノロジーです。

ブロックチェーンとは簡単に言うと「仮想通貨を実現した技術」で、データの改ざんを極めて厳しくできるものです。

(ちょっと難しいので、詳しく知りたい方は調べてみると良いかもしれません。)

 

ここ10年ほど進化を続けてきましたが、ここ数年でかなり動向が活発化してきました。

特に「仮想通貨」をサービスの基盤として、まったくもって新しいサービスを作り出しています。

 

実際、世界的にも優秀なエンジニアたちが自社を去って、このブロックチェーン業界に身を投じる、というケースが出てきています。

かなり最新では「Googleからの人材流出」という話題もあるくらいです。

 

普及までに多少時間はかかりますが、中長期的に見るとこれらの市場の拡大は確実と言えるでしょう。

 

新しい技術が上手く絡むと、市場も拡大していくようですね!

その通り!現在のトレンドとして、テクノロジーと相性の良い業界ほど伸びる、という特徴があるんだ!

20230620105037

伸びる業界に効率よく就職する方法

f:id:pafet:20210619163040j:plain

 

次に、「伸びる業界に就職する方法」について解説します。

3ステップで効率的に就職できる方法なので、ぜひ実践に移してもらえばと思います!

 

【伸びる業界に効率よく就職する方法】

  1. 伸びる業界を見極めて希望業界を定める
  2. 有益な就活サイトに頼る
  3. 選考を突破して内定を勝ち取る

 

ステップ① 伸びる業界を見極めて希望業界を定める

 

まずは伸びる業界を見極めて、希望業界を定めましょう

ここまでに解説した内容で、具体的にどこの業界・業種が危ないのか、あるいはどんな職業だとAIに代替されるのかまで把握できたと思います。

 

消去法的に考えれば、ある程度希望する業界は定まるはず。

本当は「この業界が良い!」という強い思いがあると一番いいのですが、そんな学生はなかなかいません。

 

よって、安定した職業に就きたいなら、伸びる業界から見定める方が効率的でしょう。

伸びると分かっている業界の方が楽しいですしね。

 

就活における業界の絞り方については「【就活での業界の絞り方は6ステップ】就活マンが解説する!」にて詳しく解説しています。

こちらを参考にしながら、業界を見定めてください!

 

ステップ② 有益な就活サイトに頼る

 

次に、「有益な就活サイトに頼る」というステップを踏みます。

これは最も効率的な方法ですね。

 

現在は、さまざまな就活サイトが出てきていますが、それも学生側は無料で利用できるサービスばかりで、デメリットはほぼ皆無。

中でも、伸びる業界に就職するために使うべきサービスは以下2つです。

 

【伸びる業界に就職するために使うサービス】

  • 就活エージェント
  • 逆求人サイト

 

就活エージェント

まず利用すべきは「就活エージェント」ですね。

就活エージェントとは、就活生一人一人に“エージェント”がつき、内定獲得までをサポートしてくれるサービスです。

もちろん、「今後伸びる業界はどこか?」なんて疑問にも答えてくれるでしょう。

 

f:id:pafet:20210904230242p:plain

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

この中でも、「自分に合った求人の紹介」と「面接後のフィードバック共有」はかなり心強い。

 

f:id:pafet:20210904230315p:plain

 

求人サイトには載っていない非公開求人も就活エージェントはもっています。

なので、自分だけでは見つけきれない相性の良い企業を見つけられることもあります。

 

もちろん無料で利用できますし、長年培ったプロのノウハウを持っていますから、利用価値は本当に高いです。

 

僕はこれまで様々なエージェントを見てきましたが、その中でもっともおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」ですね。

オンラインに対応していますし、全国の就活生が利用できます。

これまで50以上の就活エージェントを見てきましたが断然1位。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

 

また僕がオススメする就活エージェントは「就活エージェントオススメランキング【1位~18位】」にてまとめています。

少しでも就活に関して困っていることがあるなら、自分に合うサービスに気軽に連絡してみてくださいね。

 

逆求人サイト

就活エージェントと合わせて使うべきなのは、「逆求人サイト」。

逆求人サイトとは、就活生のプロフィールを企業の担当者が見て、気になる就活生にスカウトを送るタイプのサイトです。

企業側からスカウトが届くので、1度登録しておけば企業と繋がれるのが魅力です。

 

f:id:pafet:20210904230522p:plain

 

スカウトが届いた企業には、いきなり個人面接から参加できるなど、選考を有利に進められることもあります。

よって、効率的に内定獲得を目指せるんですよね。

 

また、興味を持っていなかった企業からもスカウトが来ることがあるため、視野が狭くなっている就活生には他業界も見る良い機会になります。

 

僕は逆求人サイトもかなり幅広く見てきましたが、中でも絶対に利用すべきはOfferbox(オファーボックス) です。

登録企業数は1万6,000社を超えるほど大手逆求人サイトなので、一度登録してみてくださいね!

 

▼オファーボックスで内定を獲得した人の声

 

また、「他の逆求人サイトも見てみたい」という学生のために、ランキング形式でまとめた別記事を用意しました。

もっと吟味したい方はぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。

 

 

ステップ③ 選考を突破して内定を勝ち取る

 

最後に「選考を突破して内定を勝ち取るステップ」です。

おそらく今後伸びるような業界は人気な企業も多いと思うので、倍率は高くなるはずです。

(先を見据えた優秀な学生が集まってきます)

 

そんな中で成功・失敗を分けるのは、「どれだけ事前準備ができたか」。

受かる人たちは事前の努力を惜しまず、やれることはすべてやっているため、受かるべくして受かっているパターンが多いです。

 

例えば、以下のような準備を欠かしません。

 

【受かる人たちが行っている準備】

  • ESや面接等の選考対策をプロと一緒に行う
  • OB訪問で現場の生の声を集める
  • 参加する企業について深くリサーチする
  • 得た知識から「自分はどう考えているか」を深堀する
  • インプットした内容をすぐに練習する

 

こういった準備を面倒くさがらずに行えれば、倍率の高い企業でも内定を獲得できるはずです。

頼れるものは全て頼りながら、どんどん成長していってくださいね。

 

ちなみに僕が就活生時代に実際に行った「内定獲得のための戦略」については別記事にて解説しています。

僕は中堅大学出身ですが、この戦略を確実に実行することで20社以上の企業から内定を獲得しました。

 

間違いなく有益なので、「学歴は無いけど、将来性のある企業に就職したい!」という方はぜひ読んでみてください。

 

\中堅大の僕が実行した差別化戦略をまとめました!/
20210519171458

 

確かにプロに頼るというのは合理的ですね!

使う人と使わない人では知識に差が出る。無駄に失敗を重ねないためにも、頼れるものはどんどん頼ろう!

これから人手がいらなくなる職種【5選】

f:id:pafet:20210523180509j:plain

 

次に「これから人手がいらなくなる職種」を解説しますね。

今度は業界よりも小さい“職種”という観点で見ていき、自身のキャリアをより明確にイメージできるようにしましょう。

 

【これから人手がいらなくなる職種】

  1. 事務員
  2. 配達・運送ドライバー
  3. レジ係・窓口店員
  4. 銀行員
  5. 経理事務員

 

職種① 事務員

 

まずは「事務員」ですね。

事務はもともと単純作業ですから、AIに代替できる業務。

あるいはAIでなくとも、自動化できるシステムを作れば人手はいらなくなります。

 

以降に紹介するのにも当てはまりますが、こういった“間違いが許されない”ような業務はAIの方が適している

間違いも減りますし、間違った疑いのある業務に関してはアラームを鳴らすこともできます。

 

精度・スピード・コストの3つの面で人力より性能が高いため、今後5~10年でどんどん代替されていくと予想できますね。

 

職種② 配達・運送ドライバー

 

配達・運送ドライバー」もAIに代替される職業です。

 

“自動運転”という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、現在世界的に開発が進められている分野です。

国土交通省の発表でも、2025年までに高速道路の完全自動運転化が予見されています。

 

f:id:pafet:20220101103749p:plain

引用:国土交通省「自動運転のレベル分けについて

 

また関連して、都内タクシーの自動運転化も予測されており、タクシー運転手も後に無くなると考えられていますね。

まだイメージしづらいですが、車から運転席が無くなる日がいつか来るわけです。

 

職種③ レジ係・窓口店員

 

レジ係・窓口店員」も人手がいらなくなると予見されています。

コロナの影響もあって、すでにコンビニにもセルフレジが導入されている。

 

またユニクロのセルフレジでは、服をボックスに投入するだけでバーコードを読んでくれるシステムが導入されています。

このように、徐々にレジ・窓口の扱い方が変わってきており、人手がいらない状態になっていくわけですね。

 

ちなみにですが、最終的には“レジ”という場所すらなくなってしまうんです。

以下、「Amazon Go」というレジの無いコンビニを見てみましょう。

 

f:id:pafet:20220101103802p:plain

引用:engadget「Amazon Goでレジ無しショッピングを体験

 

駅の改札のような入り口で、通り過ぎるだけで決済が終わる仕組みになっています。

現在は品出しの店員さんがいますが、レジだけでなく、店員さんすらいなくなる未来は近いわけです。

 

職種④ 銀行員

 

銀行員」も人手がいらなくなる職業の1つです。

銀行については前述しましたが、業界が危ないのはもちろん、業務も機械で代替できる職種ですね。

 

現状は、国内に高齢者の方も多いため、窓口で丁寧に対応する人がまだ必要ですが、これも時間の問題だと思われます。

また、振込や口座開設などはスマホで行えるようになるため、わざわざ窓口に行く必要が無くなる

(高齢者がスマホ対応にどこまでついてこれるかが不透明ですが)

 

その未来がくることは銀行側も分かっているため、近年は投資信託や資産相談に力を入れ始めています。

銀行というよりも証券会社のような位置づけで動いているわけですね。

 

職種⑤ 経理事務員

 

最後に、「経理事務員」もAIに代替される業種の1つです。

「仕訳」と呼ばれる会計処理がおもな業務になりますが、これはAIが介入しやすい分野です。

「まだ一部の仕訳についてはAIが加入できない」というのが現状ですが、徐々にその流れも断ち切られていくでしょう。

 

また似たような業種に「公認会計士」というのがありますが、会計士はまだまだ生き残れそうです。

というのも、会計士の仕事は単なる仕訳業務のみではなく、経営者・銀行とのコミュニケーションや、AIにはできない深い考察なども必要になるんです。

 

むしろ、一部の雑務をAIに任せることで、会計士はより人間らしい仕事に従事できる、と考えられています。

この“人間らしい”というのが、AIが代替するかどうかで非常に重要なポイントなわけですね。

 

業界・業種どちらの観点からも確認できたので、より明確に理解できました!

複雑だから難しいと思うけど、「どういう職業が危ないのか」まで掴めると漠然とした不安が無くなるはずだよ!

今後10年で起こる産業変化のトレンド

f:id:pafet:20210612025620j:plain

 

今後10年でどんな産業変化が起きるのか」を把握しましょう。

このトレンドを把握することによって、どういう業界・職種が危ないのか、自分で考えることができますからね。

 

未来は常日頃変わっていきますから、「自分で考える力」を蓄え、何が最高の選択肢なのかを編み出せるようにしましょう。

 

起こるトレンドは3つ、「AIの代替」「GAFAの侵略」「新職業の出現」です。

それぞれ確認していきましょう。

 

【今後10年で起こる産業変化のトレンド】

  1. 単純作業はAIが代替する
  2. GAFAがこれまでのサービスを一新する
  3. 新テクノロジーで新しい職業が生まれる

 

トレンド① 単純作業はAIが代替する

 

まず「人間がやっている単純作業のほとんどは、AIによって代替」されます。

よくある「AIに仕事を奪われる」というのはこのことですね。

 

単純作業とは、以下のようなものを指します。

 

【AI・ロボットに代替される単純作業】

  • 事務作業
  • レジ会計
  • 運転手
  • 工場作業 など

 

AIにできること・できないことを語ると長くなるので、端的に言うと「人間が簡単にできること」は大体できます

もっと言うと、「間違えないことが当たり前」という作業は、AIに代替される可能性が高い分野です。

 

したがって、人間は“人間にしかできない仕事”をすることになります。

例えば、人の心を動かす営業や、アイデアを生み出すクリエイティブな仕事、その他、娯楽・スポーツ・芸術などですね。

 

これがひとつ、今後10年の大きな変化となるでしょう。

 

トレンド② GAFAがこれまでのサービスを一新する

 

次いで起こるトレンドが「GAFAがこれまでのサービスを一新する」です。

GAFAとは、Google, Apple, Facebook, Amazonの頭文字を取った呼び名ですね。

(Facebookは社名を“メタ”に変えましたが。)

 

これらの世界を率いる企業は、もともとネットサービスやハードウェアを売る「IT企業」と呼ばれる類でしたが、彼らはすでに色々な産業に乗り出しています。

 

【GAFAが乗り出している産業】

  • 自動車業界
  • 金融業界
  • 小売・流通業界
  • エンターテイメント業界など

 

膨大なお金とデータを持って、次々と既存業界をジャックしに来ているわけですね。

もはや「業界」という隔たりなんて無いも同然です。

 

考えてみれば、僕たちの生活はすでにGAFA無しでは成立しないですよね。

それほど、人々の生活すべてを飲み込もうとしているわけです。

 

さらに言うと、実はGAFAすらも喰おうとしている組織も続々と出てきています。

話が膨らみすぎるので割愛しますが、一番大事なのは「これまでの当たり前が、一気に変わること」。

 

これからは、固定概念に縛られない新しい発想が求められるということですね。

 

トレンド③ 新テクノロジーで新しい職業が生まれる

 

3つ目の大きなトレンドは「新テクノロジーで新しい職業が生まれること」です。

「AIに仕事を奪われるー!」と不安がっていた方、少しホッとして大丈夫ですよ。

 

実はインターネットが普及したときも、「インターネットに仕事が奪われる」という流れがあったのですが、インターネットによって生まれた職業はたくさんありますよね。

実際、ここ数年でも新しい職業って増えていませんか?

 

【ここ数年で現れた職業】

  • YouTuber
  • インスタグラマー
  • TikToker
  • eスポーツ選手

 

このように、人間は仕事を奪われ続けるわけではなく、もっと“人間にしかできない職業”を生み出していく

そして、今後10年も最新テクノロジーの発展は止まらないので、職業はどんどん増えていくことが予想されます。

 

現にアメリカでは、“ブロックチェーン”技術を皮切りに、どんどん新しい職業が生まれていますしね。

(前述した通り、ブロックチェーンとはごく簡単に言うと「仮想通貨を実現した技術」です。もっと知りたい方は、ちょっと調べてみるのがおすすめですよ。)

 

他にも、AI・3Dプリンター・ロボットなどなど、技術革新は止まりません。

それに応じて、新しい職業や業界が出現するというのは、ひとつ大きな流れとして挙げられます。

 

時代の大枠が分かった気がします!

大きな流れを掴むと理解しやすくなる!自分で未来を考えられるようにもなるから、ぜひ最高の選択肢を作り出してほしい!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

ここからの時代は何が起こるか分からないため、就活もどの業界を選べばいいのかが本当に分かりませんよね。

 

ただこの記事を読んだことで、どんな業界が衰退するのか伸びるのか、時代はどう動いていくのか、をある程度掴めたと思います。

大切なのはここから“自分で考えられるようになること”。

 

本記事にも書いてなかったようなことが平気で起こるのが現代なので、その際に「自分はどうあるべきか」を考えられると、安定したキャリアを送れるはずです。

 

ぜひ色々な技術やニュースに興味を持ち、世界ではどんなことが起こっているか、視野を広げていただければと思います。

そうなれば結果的に「この学生、すごい考えているな」と評価を受け、選考を軽々突破できますからね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【ホワイト企業の特徴とは?】重要な15の特徴を一覧で共有!」も読んでみてください。

今後伸びる業界の多くは経営も安定していることから、売上を社員に還元し、社員を大切にしています。

そんなホワイト企業を見極めるためのポイントをまとめた記事なので、衰退業界を避けたい就活生に必ず役立つ内容ですよ!

 

それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点まとめ】

  • これから衰退する業界は「テレビ業界」「出版・印刷業界」「ブライダル業界」「レンタルCD・DVD業界」「人材派遣業界」「観光業界」「映画業界」「金融業界(銀行)」「アパレル業界」「国内不動産業界」「広告業界」「カメラ業界」「家電量販店」「デパート業界」「郵便業界」「たばこ業界」「新聞業界」「携帯代理販売業界」「パチンコ・パチスロ業界」「リユース業界」の20業界。
  • これから伸びる業界は「IT業界」「インターネット広告業界」「エンタメ業界」「農業業界」「介護福祉業界」「ドローン業界」「ロボット業界」「医療業界」「代替食品業界」「その他最新テクノロジー業界」の10業界。
  • テクノロジーと環境問題の2つの面から考えると、衰退する業界や無くなる職業が分かる。
  • 変化の速い現代では、知識を持って”自分で考えられること”が大切である。