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【圧迫面接とは?】"押さえておくべき対策"や具体的な内容を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は800以上の就活マンです。

 

(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る

 

僕が大学生の時、就活を始める前に「圧迫面接」という言葉を知りました。

圧迫面接を簡単にいうと、ストレス耐性を測るために、わざと高圧的な質問や言葉で就活生を責めることを指します。

 

この言葉を聞いたとき、「圧迫面接なんてする企業には絶対に入社しない」と決意しましたw

圧迫面接をわざわざしてくる企業は、おそらく新卒がすぐに辞めるような厳しい環境だからです。

(すぐに新卒がやめてしまうから、事前に圧迫面接までしてストレス耐性を確認していると予想できる...)

 

今回はそんな圧迫面接の概要について詳しく解説していきます。

いくら圧迫面接をしてくる企業を避けようとも、当日にされてしまったら回避はできない。

 

だからこそ、この記事を通して事前に「圧迫面接とは何か?」「圧迫面接をされたらどう対応すれば良いのか」という対処法まで事前に把握しておきましょう。

 

圧迫面接をされて泣いてしまう就活生がいるとか、話を聞いたことがあります。

そうなんだよ。ただでさえ就活中はメンタルが弱いのに、更に圧迫面接をして追い打ちをかけてくる企業って正直どうかしてると思うよ...。 

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中小規模の合説で面接直結の選考に招待される:ミーツカンパニー

僕が就活生の時にミーツカンパニー経由で2社からの内定を獲得

ー全国で開催されており、かつ多数の企業が連携している

 

マッチした企業と面接直結で繋がれることが多い:オファーボックス

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圧迫面接とは何か?

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まず圧迫面接とは何かを確認しておきましょう。

圧迫面接を定義付けると、以下のように説明することができます。

 

【圧迫面接とは】

圧迫面接とは、採用面接において人事側が高圧的な態度や、責めるような質問を繰り返すことで、求職者側のストレス耐性を測る面接のこと。

 

要するに、面接でめちゃくちゃキツく当たって、その就活生のストレス耐性を測るような面接のことを圧迫面接と呼びます。

 

圧迫面接は、人事が無理やりさせられていることも多く、その面接官は心の中では「こんなことやりたくないのに...」と思っている場合があるんですよね。

 

された時は「この面接官、あとでシバいてやろうかな」と思うところですw

僕はあからさまな圧迫面接を経験したことはないですが、態度の悪い面接官に当たった時は、面接後に↓のような顔になってましたねー。間違いなく...。

 

alu.jp

 

圧迫面接の具体的な内容とは?

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まぁ、それほどにウザい圧迫面接ですが! 

具体的にはどんな内容の圧迫面接があるのかを紹介します。

 

事前に内容を把握しておけば、された時のダメージは減りますから。

よくある圧迫面接の内容としては、次の5つが挙げられます。

 

【圧迫面接の具体的な内容】

  • 怒鳴られる
  • 過剰に質問攻めされる
  • 回答を無視される
  • 回答をすべて否定される
  • 発言だけでなく人間性などを侮辱される

 

①怒鳴られる

 

まず僕が最も悪質だと思う圧迫面接が「怒鳴られる」です。

経験者に話を聞いてみると、こんな発言を面接官から怒鳴られたそう。

 

「おい!!ちゃんと大きな声で話せよ!!」

「お前、人の話聞いてるんか!!」

「やる気あるの!!なんだその態度は!!」

 

あの...完全に輩(やから)ですよね。

こんな圧迫面接をする企業は、悪い口コミが発生することを分かっててしているのか、僕からすれば完全に馬鹿な会社だなと思います。

 

②過剰に質問攻めされる

 

次に圧迫面接の内容としては「過剰に質問攻めされる」というパターンがあります。

これはまだ優しい方ですよね。

 

何かを回答した時に、「なぜ?」「ん?だからそれはなぜ?」「ん??なんでそう思ったの?」...と、ぐいぐい質問をされてしまう。

 

実際にこうした質問攻めは、営業職などになれば経験する可能性があります。

よってそこでうまく対応ができる人を、優秀な人材だと判断したい企業側も気持ちもわかるところ。

 

しかし、質問攻めされて対応できなかった時の心労は半端じゃないですよね。

「ここは過剰に質問攻めしてくるところなんだ」と割り切って考えることが重要です。

(圧迫面接をされた時の対処法もあとで詳しく解説しますね!)

 

③回答を無視される

 

続いての圧迫面接の内容は「回答を無視される」というもの。

質問されてそれに対して回答をしても、無視されてしまうんですよね。

 

就活生からしたら「あれ?え、話聞いてますか??」と戸惑ってしまう。

こうしたトラブルが生じた時にどのような対応をするのかを、面接官は見たいのでしょう。

 

④回答をすべて否定される

 

次に圧迫面接でよくあるのが「回答をすべて否定される」というパターンです。

何か回答しても「それは違うんじゃない?」と、回答に対して否定的なことを言われてしまう。

就活生からしたら口答えすることができないから、これはこれで回答に困りますよね。

 

また否定ばかりされると、どうしてもメンタルが下がってしまい、その後の面接の回答が適当になってしまうこともあります。

否定されても粘り強く、回答を続けることが重要です。

 

⑤発言だけでなく人間性などを侮辱される

 

そして最後に、圧迫面接の中には「発言だけでなく人間性などを侮辱される」という悪質なパターンもあるようです。

 

これに至っては、犯罪なのではないか?と僕は思っていたりします。

就活って不採用が続くだけで「自分は使えない人間なのかな」って否定的な気分になるじゃないですか?

 

そこに追い打ちをかけるように、面接で人間性まで否定されたら...。

就活を苦に自殺をしてしまう人もいる世の中で、この圧迫面接をする企業は最低だと個人的には考えています。

 

圧迫面接といっても、色んなパターンがあるんですね。どれも嫌だな...。

そうなんだよ。過剰な質問攻めに関しては、就活生側の対応力を測るのに向いているとは思うけど、さすがにそれ以外の圧迫面接はやりすぎだよね。

圧迫面接をする企業の意図とは?

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ここまで圧迫面接の具体的な内容を共有してきました。

「圧迫面接ってこんなことされるんだ!」と驚いた人も多いと思います。

それに加えて、「なんでこんなひどいことをするの!?」とも思ったでしょう。

 

企業側もわざわざ就活生からの評判を悪くするリスクを負って圧迫面接をしています。

ほとんどの企業が意図があって圧迫面接をしているので、この章では「圧迫面接をする意図」について共有しておこうと思います。

 

ちなみに圧迫面接を、ただのストレス発散でするような人事が一定数いるでしょう。

そういう意図もなく圧迫面接をするような企業は論外です。

 

【圧迫面接をする企業側の意図】

  • 就活生のストレス耐性を測るため
  • トラブルへの対応力を測るため
  • ただのストレス発散

 

意図① 就活生のストレス耐性を測るため

 

まず第一に、圧迫面接をすることで「就活生のストレス耐性を測ること」を目的としていますね。

厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」によると、新入社員の3年後離職率は32%にものぼります。

 

新卒は即戦力としてではなく、採用してからじっくり育てようと考えている企業が多いので、早期離職されるのが一番ダメージが大きいんですよね。

 

よって企業側は、いかに早期離職しない人材を採用するかを重視しています。

その1つの判断材料として、圧迫面接をすることでストレス耐性があるかどうかを判定し、「ストレス耐性があるからすぐに辞めないだろう」と考える。

 

そのために圧迫面接をするという企業が非常に多いです。

 

意図② トラブルへの対応力を測るため

 

続いて、圧迫面接をする目的として多いのが「トラブルへの対応力を測るため」です。

 

怒鳴られたり、無視されたり、否定されるというトラブルに対して、どのように対応することができるのかを確認。

それによって"仕事で同じようなトラブルが発生した時に対応できる人材かどうか"を見極める目的があるんですよね。

 

圧迫面接をされて逆ギレする就活生もいます。

圧迫面接をされて泣き出してしまう就活生もいます。

 

そういう人は、仕事で同じような状況に立たされた時に対処することができないと判断することができます。

 

特に営業職の場合は、社外の人に対応することがあるので、怒鳴られたり、否定されることはありえます。

ストレスが多い職場、職種の場合は、それらに対応できる人材か測るために圧迫面接がされるんですね。

 

意図③ ただのストレス発散

 

そして最後に、面接官によっては「ストレス発散」のために圧迫面接をする人もいるでしょう。

会社に対して思い入れのない人事だとしたら、「別に新卒が集まらなくても問題ないだろ」と考えて、就活生をいじめることでストレス発散を考える人もいる。

本当に世の中、色んな人がいますからね...。

 

なるほど!圧迫面接をする目的としては、ストレス耐性とトラブルへの対応力を測ることが大きな目的なんですね。

そうだよ。とは言っても、それらを測るやり方として就活生を傷つけることはヒドイとしか思わないけど。

圧迫面接をされた時の具体的な対策法【会話例あり】

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それでは皆さんが1番に気になるであろう「圧迫面接の対策法」を共有します。

圧迫面接のパターンごとに対処法は異なるので、それぞれ解説しますね。

 

ちなみに基本的な対処法のコツは「謝ること」と「相手を肯定すること」です。

これはクレーム対応の基本であり、この逆の対応をしてしまうと、クレーム先を更に怒らせてしまいます。

 

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僕は大学時代、アパレル店員をしていたことがあります。

その時もお客様からのクレームに対しては、まずはとにかく謝ることを徹底。

その上で「そうですよね、お客様の仰ることは正しく、私自身すごい分かります。申し訳ございません...」と相手を肯定する。

 

すると、お客さんは怒ることにどんどん疲れてきて、最後には「まぁ、対応してくれるなら良いけどさ、あなたも大変だね」と優しくなっていくんですよねw

 

この基本を押さえた上で、圧迫面接の各パターンごとの対処法を考えてみましょう。

 

【圧迫面接のパターンごとの対策法】

 

怒鳴られる

→対策法:申し訳無さそうな顔をしながら謝ってから改善する

 

過剰に質問攻めされる

→対策法:質問に冷静に回答しつつ素直に対応する

 

回答を無視される

→対策法:相手が反応するまで繰り返す

 

回答をすべて否定される

→対策法:否定された内容を素直に受け入れる

 

発言だけでなく人間性などを侮辱される

→対策法:心の中ではスルーしつつとりあえず謝る

 

対策法① 申し訳無さそうな顔をしながら謝ってから改善する

 

まず、怒鳴られた場合は申し訳無さそうな顔をしながら謝りましょう。

そして、指摘されたことを改善するように心がけましょう。

 

イメージしやすいように、具体的な例文を紹介しますね。

 

【圧迫面接の対処法の例文】

 

面接官「おい!声が小さいだろ!!全然聞こえないんだよ!!」

 

就活生「申し訳ございませんっ!!ハキハキと回答するように改善致しますので、引き続き面接を宜しくお願いします!!(元気よく)」

 

こんな感じですね。

クレーム対応の基本である「まずは謝る」を行いつつ、改善する姿勢を見せることによって相手に好印象を与えることができます。

 

対策法② 質問に冷静に回答しつつ素直に対応する

 

続いて、過剰に質問攻めされるような圧迫面接の対処法について。

この場合は、質問に対して冷静に回答することと、素直に対応することを心がけてみてください。

 

この"素直に対応する"とは、例えば回答に困ってしまった場合に、ずっと悩んでいるのではなく「申し訳ございません!そこまで深く考えておりませんでした。今後考えてみます!」と回答するような。

 

わからないことはわからない。やってないことはやっていない。

このような素直な姿勢って新卒の特権だと思うんですよね。

 

中途採用になると、こうした素直さよりも「優秀さ」や「実績」ばかり見られます。

しかし新卒に関しては、素直さを示すことで仕事をすぐに覚えてくれそうだなというポジティブな印象を与えることができますよ。

 

こちらもイメージしやすいように具体例を共有してみましょう。

 

【圧迫面接の対処法の例文】

 

面接官「なぜ映画鑑賞を趣味にしているの?」

 

就活生「映画を見ることで、自分が経験したことのない状況を疑似体験できるので、考え方や視野が広がると思って探求しています。」

 

面接官「なぜ考え方や視野を広げることが重要なの?」

 

就活生「狭い視野で物事を考えることは、ミスを招きやすいと考えているからです。」

 

面接官「なぜ狭い視野だとミスするの?」

 

就活生「視野が狭いと短絡的な行動を取ってしまうのが、私の過去の経験からも分かっているからです。」

 

面接官「具体的にどんなミスをした経験があるの?」

 

就活生「すみません!そうは言うものの、すぐに具体例が浮かばず...申し訳ございません!より深く考えるようにします。」

 

とにかく回答できることは、結論ファーストで簡潔に回答していく。

回答できなくなったら素直に自分の非を認める。

こうすれば面接官も「この子は素直だな」と裏では思ってくれますよ。

 

面接は面接官を論破することが目的ではないことを、ぜひ意識しておいてください!

 

対策法③ 相手が反応するまで繰り返す

 

続いて、回答を無視されるような圧迫面接への対処法について。

これはシンプルに相手が反応するまで繰り返し回答するようにしましょう。

 

無視された時に、いじけて「もう回答することをやめてやろう、うざいから」となってしまうとそこまで。

そうじゃなくて、一生懸命に回答を繰り返すことでひたむきさや素直さを面接官にアピールすることが重要ですよ。

 

具体的な例文は以下のとおりです。

 

【圧迫面接の対処法の例文】

 

面接官「短所は何でしょうか?」

 

就活生「私の短所はせっかちなところです。エレベーターに乗ったらすぐに閉めるボタンを押さないと気が済まずに、何度も人をドアではさんだことがあります。(笑)」

 

面接官「...。」

 

就活生「せっかちなところが短所なので、今後はもう少しおおらかな気持ち、心の余裕を持って生活していきたいと考えています。」

 

面接官「...。」

 

就活生「せっかちという短所は小さい頃からで、幼稚園のバスが来る30分前からバス停で待機しているような子供だったそうです。」

 

面接官「はい、分かりました。」

 

無視されるのは、精神的なダメージが半端じゃないです。

ですが、「面接が終わったらステーキ食べに行ってやる」と面接後の楽しみを想像して乗り越えるようにしましょう。

愚直に、素直に、真面目に対応するのが圧迫面接で評価されるためには重要ですからね。

 

対策法④ 否定された内容を素直に受け入れる

 

続いて、自分の回答をとにかく否定されるような圧迫面接の対処法について。

この場合は、否定された内容を素直に受け入れるようにしましょう。

 

否定に対して否定を重ねてしまうと、もう論破することが目的になってしまいます。

何度も言うように、面接は相手を納得させることが正解じゃありません。

面接官から「この人と働きたいな」と思われる方が重要なんですよね。

 

よって否定された時は、自分の主張を貫きたい気持ちをぐっとこらえて、相手の意見を素直に受け入れるようにしましょう。

実際の会話例は以下のとおりです。

 

【圧迫面接の対処法の例文】

 

面接官「なぜ学生時代に部活動に打ち込んだのでしょうか?」

 

就活生「勉強よりも部活動から得られることの方が多いと考えていたからです。」

 

面接官「そうかな?わざわざ大学に入ったなら勉強が第一優先ではないの?」

 

就活生「そうですね。今となっては、部活だけでなくより学業にも力を入れるべきだったと強く反省しています。」

 

このように否定をされたらムキにならないことが重要。

冷静に相手の意見を受け入れることが、ベストな対応だと僕は思います。

 

対策法⑤ 心の中ではスルーしつつとりあえず謝る

 

それでは最後、圧迫面接として最低な人間性まで否定された時の対処法について。

 

これに関しては、まずは心の中でスルーするようにしてください。

「はいはい、圧迫面接ね。はいはい。」と心の中でまずは思ってください。

 

その後に、謝ることでその場をしのぐのがベストですね。

いちいち相手の言動に対して怒ったり、否定するとややこしいことになります。

冷静に対応できることの方が大人っぽくて素敵だと個人的にも思いますし。

 

【圧迫面接の対処法の例文】

 

面接官「あのさ、声が小さいのって自信のない表れだよね?どうせずっとそうやって自信なく生きてきたんでしょ?どうにかなるかって適当に生きてるんでしょ。」

 

就活生「申し訳ございません。」

 

この人間性の否定に関して、意図的にやっている場合もあまりにヒドイですよね。

ですが、そこはこらえてスルーするようにしましょう。

 

\圧迫面接をするようなブラックは避けてホワイト企業に入社する方法について!/

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圧迫面接の対処法の基本は「相手を肯定する」のと「謝る」なんですね。悔しいけど、たしかに社会人になってからのクレーム処理の基本はそれですもんね。

そうなんだよ。理不尽なクレームや不満に対して、いかに冷静に対応できるのかを面接官は見ているからね。そうやって対応するのがベストだよ。

圧迫面接を経験した就活生の声

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ここまでの解説にて、圧迫面接の内容と対処法を把握できたと思います。

より圧迫面接への理解を深めるために、実際に圧迫面接をされた人の声をネットで探してみました。

 

実際にどんな圧迫面接をされているのか、よりリアルな具体例を見ていきましょう。

 

【就活マンの見解】

自分の回答に対して、いちいち反論されて詰められるタイプの圧迫面接を経験したとのこと。

更には圧迫面接しながら面接官はニコニコしているのは、さすがにやばいですね...。

 

これだけやばそうな人を人事部に配属している企業は、個人的には絶対に入社したくないですね。

(採用という重要なポジションの人材配置が下手な企業は、他の部分の経営も下手だと予想されるので、衰退可能性が高いとも考えられるので)

 

【就活マンの見解】

これら2つの評判は、圧迫面接がトラウマになってしまったという意見。

圧迫面接で最も怖いのが、このようにトラウマになってしまって、他社の面接も怖くなってしまうことなんですよね。

そうならないためにも、圧迫面接はうまくスルーして、適当に謝ってその場をしのぐのがおすすめです。

 

【就活マンの見解】

圧迫面接で、人生を散々否定しつつ、合格ってもはやメンヘラですねw

しかし、おそらくこの方は圧迫面接された時に、うまくスルーできたんだと思います。

それに対して、面接官は「ストレス耐性が高い」と判断して合格にしたのでしょう。

圧迫面接を受けてトラウマになってしまうのが1番やばそうですね...。

そうなんだよ。他の選考にも影響するようになるのが最大のリスク。 

圧迫面接に関してよくある質問

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それではこの章にて、圧迫面接に関するよくある質問に回答しておきます。

誰もが圧迫面接について気になる質問だと思うので、ここでクリアにしておいてください。

 

【ここで回答する質問】

  1. 圧迫面接をされて帰るのはありですか?
  2. 圧迫面接によって精神的な被害を受けた場合に訴訟はできますか?
  3. 圧迫面接されやすい人に特徴はありますか?
  4. 圧迫面接をする企業一覧のリストはありますか?
  5. 圧迫面接をされたので反撃や仕返しがしたいです

 

質問① 圧迫面接をされて帰るのはありですか?

 

どうしても圧迫面接がキツイと感じた場合、帰りたくなることはありますよね。

非常に参考になるツイートがあったので、ここで共有しておきます。

 

 

このツイートの通りで、圧迫面接された時に「こんな失礼な会社は結構です」と言って帰るという選択肢はアリなんですよね。

 

そもそも就活には正解はありません。

あまりに厳しい圧迫面接なら、この記事で紹介したような「謝る+相手を肯定」せずとも帰ってしまうのは1つの選択肢になりえます。

(先に言ったように、トラウマになってしまって他社の選考に響くことが最も恐ろしいので...!)

 

あまりに失礼な圧迫面接なら、はっきりと自分の気持ちを伝えて帰ってしまう。

それも1つの選択肢として持っておくと良いですよ。

(就活というのは、就活生側も企業を選ぶ権利があります。会社は神様でもなんでもないので、自分のメンタル・気持ちを第一優先にしてくださいね!) 

 

具体的に圧迫面接をされた時に帰る流れは以下のとおりです。

 

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ポイントは、しっかりと「こんな失礼なことを言うような会社には入社する気になれません」と帰る理由を伝えること。

帰った後は、お詫びのメールや電話はしなくて良いことですね。

 

圧迫面接をされて途中で帰ることについて、更に詳しい解説は「【圧迫面接されて即帰るのはアリ?】おすすめの帰り方を共有」にまとめておきました。

「圧迫面接されたら帰ろう」と決めている人はぜひ把握しておいてください。

 

質問② 圧迫面接によって精神的な被害を受けた場合に訴訟はできますか?

 

続いて、圧迫面接によって精神的な被害を受けた時に、企業に対して訴訟をすることができるのかという質問です。

 

まずは前例があるかどうかを調べてみました。

結果、過去に圧迫面接で裁判となり有罪になったようなケースは見当たりませんでした。

 

要するに、圧迫面接をされたことで訴訟を起こすことは難しいようです。

その理由は大きく3つあります。

 

【圧迫面接に対して訴訟を起こすことが難しい理由】

  • 圧迫面接を取り締まる法律が存在しないから
  • 圧迫面接をされた証拠が残りにくいから
  • 逆に企業側から名誉毀損で訴えられる可能性もあるから

 

圧迫面接を取り締まる法律が存在しない

まず圧迫面接を取り締まる法律が存在しません。

採用方法に関しては企業の自由とされているので、ストレス耐性を測るために軽くプレッシャーをかけたと言われてしまえば、それが通ってしまう。

 

圧迫面接をされた証拠が残りにくい

また圧迫面接は証拠が残りにくいんですよね。

面接の内容を録音することは違法ではありませんが、そもそも面接内容を録音しないですよね。

よって圧迫面接されたという証拠が残らないことも、訴訟を起こしにくい理由になります。

 

逆に企業側から名誉毀損で訴えられる可能性もある

そして最後、圧迫面接は取り締まる法律が存在しなく、証拠も残りにくい。

それゆえに逆に企業側から名誉毀損として訴えられてしまう可能性が出てきます。

企業の方が資金力があるので、個人が戦うにはあまりにも不利。

 

先ほどの面接内容の録音に関しても、その音声データをSNSなどに勝手に投稿して拡散すると名誉毀損で訴えられるリスクがあるので気をつけてください。

 

以上の理由から、就活生個人が圧迫面接されたことに対して訴訟を起こすことは難しいのが、悲しいですが現実です。

よって圧迫面接でメンタルをやられてしまう前に、先に伝えたような「帰る」という選択肢を取ったりと対処することが重要ですね。

 

圧迫面接の訴訟に関しては、より詳しくは「【圧迫面接されたら訴訟できる?】訴訟するリスクや慰謝料を解説」にて解説しておきました。

訴訟を起こすことが割に合わないことが、この記事を読めば深くわかりますよ。

 

質問③ 圧迫面接されやすい人に特徴はありますか?

 

圧迫面接をわざわざするのは、ストレス耐性やトラブルの対応力があるかどうかを確かめるためだと解説しましたよね。

要するに、これらを感じない人に対して、面接官は圧迫面接をしかける可能性があるんですよ。

 

じゃあ具体的にどんな特徴を持つ人に対して「ストレス耐性やトラブルの対応力が低い」と思うのでしょうか?

 

詳しくは「【圧迫面接されやすい人の特徴5選】どんな人がターゲットに!?」で解説しましたが、特徴を以下にまとめておきます。

(圧迫面接されやすい人の特徴の反対が、圧迫面接されにくい人の特徴になりますよ)

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【圧迫面接されやすい人の特徴】

  • 声が小さい
  • 自信がなさそうな態度をしている
  • 過去に挫折した経験がない
  • 質問の度に回答に困ってしまう
  • 生意気な態度をしている

 

【圧迫面接されにくい人の特徴】

  • 声が大きくハキハキしている
  • 自信のある態度をしている
  • 過去に挫折した経験がある
  • 質問の度に簡潔に回答することができる
  • 接しやすい態度をしている

 

質問④  圧迫面接をする企業一覧のリストはありますか?

 

「圧迫面接する企業のリスト」が欲しい人は多いですよね。

しかし、残念ながら圧迫面接する企業の一覧は存在しません。

 

理由としては、そもそも企業名を晒すことに名誉毀損で訴えられるリスクがあること。

それに加えて、圧迫面接するしないは、企業単位ではなく面接官の個人単位で異なってくるからです。

(要するに◯◯株式会社のAさんは圧迫面接するけど、Bさんはしないってことがある)

 

ですが、圧迫面接をする企業の特徴は把握することができます。

圧迫面接をする目的から逆算すると、圧迫面接する企業の特徴は以下の3つです。

 

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最後の「非上場企業」について。

上場企業は株主からの監視や圧迫面接による企業のイメージダウンを恐れるため、ほとんど圧迫面接をすることはありません。

 

一方で、非上場企業は面接官が好き放題している企業も多い。

実際に5ちゃんねるなどの掲示板で、圧迫面接をしたとして晒されている企業のほとんどは非上場企業です。

 

圧迫面接をする企業の特徴について、更に詳しい解説は「【圧迫面接をする企業/しない企業リスト】どの企業が圧迫面接をしてる?」にて書いておきました。

気になる人は合わせて読んでみてください。

 

質問⑤ 圧迫面接をされたので反撃や仕返しがしたいです

 

最後に、圧迫面接に対する仕返しがしたいという声です。

これに対する回答は「絶対にやめておいた方が良い」ですね。

 

何度も言いますが、企業には資金力があります。

よって名誉毀損で裁判を起こされる可能性が現実的にありえる。

 

更には反撃や仕返しをしたところで、自己満足で終わってしまう。

その会社とは今後関わることがないにも関わらず、反撃や仕返しの時間を使うのがもったいない。

 

よって僕のおすすめとして、"ポジティブな形での反撃"を考えてみてください。

例えば「競合他社に就職してその会社の売上を根こそぎ奪ってやろう」や「起業してその会社を買収してやろう」などですね。

 

反逆心は、何か行動を起こすためのガソリンになります。

僕が幼少期の親の離婚や貧乏生活を通して、仕事へのモチベーションに変換したように、ぜひ圧迫面接されたことによる反逆心を活かしてみてくださいね!

 

なるほど!圧迫面接への仕返しとして、競合他社に入社してその会社の売上を奪うのは面白いし、結果的に自分の実績にも繋がって一石二鳥ですね。

そうなんだよ。どうせやるなら"後になにか残ること"をするべき。反逆心を活用して、行動を起こし、実績を積み上げるのは賢いやり方だと僕は思うな。

【持論】圧迫面接をしてくる企業への入社はおすすめしない

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ここまで圧迫面接についての情報は伝えきれたかなと思います。

この章では、僕の持論を皆さんに共有していきますね。

ぜひ最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

 

圧迫面接に対して、僕が思うことは1つで、「圧迫面接をしてストレス耐性を測るような企業に入社すべきじゃない」ということに尽きます。

 

この思いがあるからこそ、圧迫面接をされた時は、「もうこの会社に入社することはないから、適当に謝って、相手のことを肯定しとこ〜」と思えるんですよね。

 

そもそも僕は圧迫面接をしないといけないぐらいストレスがかかる事業を展開している会社に入社すべきじゃないと思います。

やっぱり人生において「心の余裕」がめちゃくちゃ重要だと思っていて、週に5日も費やす仕事で多大なストレスがかかってしまっていては心の余裕なんて持てません。

 

将来、家庭を持つ場合もこれが重要になります。

まず自分が幸せじゃない状態で、他人のことを幸せにすることはできない。

 

たまに「自分はいいから、奥さんや子供を幸せにしたい」って言っている人がいますよね。

一見、それは自己犠牲の精神で素晴らしい愛だなと思うところですが、自分が幸せでない状態で奥さんや子供のことを心から思うことが果たしてできるでしょうか?

 

自分がまず心の余裕を持っているから、美味しい食事を食べた時に「これを奥さんや子供にも食べさせてあげたいな」という豊かな心が持てる。

自分に余裕がなければ、そもそもそんな発想にならないんですよね。

 

長くなりましたが、要するに過剰なストレスがかかる職場は避けるべきです。

圧迫面接をする企業=離職率が高い企業」だと予想することもできるので、僕は絶対に圧迫面接をする企業は避けるべきだと思います。

 

【人事へ】圧迫面接をする企業は悪い口コミが広がりますよ

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そして最後に、圧迫面接をする企業の人事部へ。

 

圧迫面接は本当にやめた方が良いですよ。

それほど離職率が高く、人材が定着しないのであれば、採用手法を工夫するよりも、まずは労働環境や事業内容を見直すべきだと思います。

 

今後、更にAIやロボットが仕事を効率化してくれます。

将来的にはベーシックインカムが導入されて、働きたい人だけが働くような世の中になる可能性だってあります。

 

圧迫面接をするような会社の噂はすぐに広まります。

1度広まった悪い噂はなかなか消えることはなく、そういった企業に今後人が集まることはありません。

 

ぜひ圧迫面接なんてせずに、就活生を大切に扱ってください。

人間の精神なんて脆いのが当たり前で、「今どきの若いものはタフじゃねえな」とかいう考え方は時代遅れです。

(僕にしてはキツイ発言ですが、それだけ圧迫面接をされた側は辛い思いをするんですよ)

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

圧迫面接について事前理解を深めて、「圧迫面接なんて、とりあえず謝って(心の中ではスルーしつつ)相手を肯定すれば良いだけじゃん」と軽く考えられる人が1人でも増えたら幸いです。

 

就活中って、就活で人生が決まると思いがちですよね。

そんなことはサラサラなくて、人生なんていつでも軌道修正することができます。

そもそも日本に生まれた時点で勝ち組です。

 

ぜひ「心の余裕は持ちつつ、努力は最大限にする」を意識してみてください。

余裕がある人の方が、良いパフォーマンスを発揮できますからね。

この記事が就活生のそんな心持ちに繋がれば、嬉しい限りです...!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 圧迫面接とは「採用面接において人事側が高圧的な態度や、責めるような質問を繰り返すことで、求職者側のストレス耐性を測る面接のこと」を指す。
  • 圧迫面接をするのは人事側にも意図があることが多く、その意図としては「ストレス耐性を測るため」と「トラブルへの対応力を測るため」の2つが挙げられる。
  • 圧迫面接を受けた時の対処法として、基本的には「謝ること」と「相手を肯定すること」が大事。素直に対応することで、相手に好印象を与えることができる。
  • 圧迫面接がトラウマになりそうなら、「こんな失礼な会社は結構です」とはっきり伝えて帰ることも1つの選択肢として持っておくべき。
  • そもそも圧迫面接をするような企業には入社すべきじゃない。(※僕の持論)

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた800の記事があります。

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