皆さん、こんにちは!好きなラーメンは断然トンコツでお馴染み、就活マンです。
おかげさまで事務職の志望動機の記事が大人気です。
こちらの志望動機の書き方の記事にも書いたとおり、事務職を志望する場合はとにかく他の就活生と差別化することが重要です!
なぜ差別化する必要があるのでしょうか。
それは単純な話で、事務職の倍率が非常に高いからです!
別の記事で詳しく書きましたが、新卒の一般事務の求人倍率は0.35倍です。
つまり3人に1人しか一般事務として採用されません。
これが大手企業になれば、もうとんでもない倍率となります。
よって、本日の記事では自己PRで差別化する方法を紹介していきたいと思います。
こんな自己PRはつまらない!
Googleで「新卒 事務職 自己PR」と調べて出てきたサイトを見ると、こんなことばかり書かれていました。
誠実さ、真面目さ、責任感、コミュニケーション能力、柔軟な対応力をPRしましょう。
ありきたりですねー。あくびが出てしまいました。笑
僕らはこんなありきたりな能力を自己PRとして書いている他の就活生を横目に、差別化するという戦略を取りましょうよ。
Aくん「私には、責任感があります!」
Bくん「私には、責任感があります!」
Cくん「私は、真面目さが取り柄です!
Dくん「私には、柔軟な対応力があります!」
Eくん「私には、責任感があります!」
私「私は、社員の皆さんの元気をワンランクアップさせます!」
あなたが面接官だったらどうでしょうか?
みんなが「誠実さ、真面目さ、責任感、コミュニケーション能力、柔軟な対応力」などのありきたりな自己PRをしている中で、誰も言わないような差別化されたPRを聞いたらどうでしょうか?
ん?どういうこと??と気になりますよね。
気になってしまった時点で、面接官の負け、あなたの勝利です。
事務職は人気職種であると先程お話しました。
しかし、敵が多いほど差別化は効果を発揮します。
「今までの事務職志望者とは何か違うな」面接官にこう思わせたのなら、敵が多いほどに印象つけることができるんですよね。
事務職は人気職種!だから敵が多い!
そこで敵が多いほど効果を発揮する「差別化」を使うべきなんだね!
差別化できるおすすめの自己PR10選
差別化の重要性がわかったなら、もうここからはどんな自己PRであれば差別化することができるのかを把握していくだけです。
ちなみに僕が事務職にとって必要な能力としているのは、「雑務の処理力」ではなく、「社員さんの元気つけ」だと考えています。
正直言って、雑務の処理能力なんてのは最低限できれば良くて、事務職の人に求めているのは愛嬌だったり、愛され力なんですよね。
ですが就活生はそれを理解していないので、雑務の処理能力をアピールするような自己PRを作ります。この就活攻略論では、そうではなく「社員さんの元気つけ」ができる能力をアピールすることをおすすめします!!
(詳しくは冒頭に紹介した志望動機の記事に書いています。)
ではでは、これ以上余計なことは書かずに、僕が考えるおすすめの自己PRを10個紹介していきましょう。
①社員の皆さんの元気をワンランクアップさせます!
例「私は、社員の皆さんの元気をワンランクアップさせることができます!というのも、どれだけ相手が気持ちよく過ごせるかを考えることが大好きで、挨拶ひとつ取っても、どんな挨拶が相手にとって気持ち良いのか考えます。」
このように他人を勇気づける、元気付ける能力をアピールすることによって、この子が社内にいることで会社が明るくなると面接官にイメージさせることが大事です。
具体的に元気づける方法としては、とにかく気持ち良い挨拶をすることができるであったり、小さいことで言うと目があったときに笑顔になれるといったことを自己PRとしてアピールできます。
これはすごい当たり前の事ですが、ほとんどの就活生は着目していない点なので、差別化することが可能なんですよね。
実際、僕の友人の事務職で働いている人は自己PRとしてこんなことを話したそうです。
「関わったすべての人の名前を覚えています。名前を呼ばれることは相手に安心感を与えたり、信頼を構築する上で一番に重要なことだからです!社員さんの名前をただちに覚えて、信頼される存在になりたいです!」
この自己PRは面接官にめちゃくちゃウケたそうです。
雑務の処理能力ではない視点を持つことが重要だと分かりますよね!
②社員の皆さんに1日で一番幸せな時間を提供できます!
例「私は、社員の皆さんに1日で一番幸せな時間を提供できます!なぜなら今相手が何をして欲しいのか、何をされたら喜ぶのかを意識することが得意でして、例えば仕事に疲れているなら相談に乗ったり、お腹が空いてそうならお菓子をあげる。そうして関わる人を幸せにすることが、そもそも大好きなんですよね。」
例文としてはかなり大げさに書いてみたが、このぐらい“相手のこと想い”なアピールをしても全く問題ない!
③プラス一声で相手を幸せにできます!
例「私は、プラス一声で相手を幸せにすることができます!どういう意味かと言うと、例えば挨拶をした時に、挨拶にプラスして「最近調子どうですか?」だったり「◯◯の趣味は楽しんでますか?」であったり、そういった雑談をプラスすることで人間関係が積み上げられると考えています。こうした雑談で貴社の社員さんとぜひ早く信頼を作りたいと思っています。」
相手に雑談という気遣いをすることで、信頼を構築しつつ相手を幸せにする。そんな能力をアピールすることができるPRです!
④元気な挨拶でスタートダッシュを活発にします!
例「私は、元気な挨拶で貴社の社員さんの毎日のスタートダッシュを活発にします!とにかく毎朝誰かから元気に挨拶されると、その日1日がやる気に満ち溢れると思うんです。そこで私が一番の挨拶で社員の皆さんを元気つけて、更に活発な雰囲気を作り上げます!!」
僕は就活において「挨拶」はめちゃくちゃ使える魔法の言葉だと思っています。
なぜなら誰もがすることであり、挨拶の効能って結構大きいからです。
挨拶は日常的なことで当たり前なことだけど、それに意味を持たせてあげてアピールの材料にする。それができるとどんなことでもアピール材料になると気づくはずです!
⑤誰よりも愛されるような存在になります!
例「私は、誰よりも愛されるような存在になります!なぜなら事務職に大事なことは、雑務の処理能力はもちろんのこと、そこにいて安心感を与えられるような存在になることだと考えているからです。そうなるためにも、相手が欲しいものを先出しできるようにしたり、相手の想定の少し上のものを提供したりと行動していきます!」
愛される存在になることこそ、事務職に必要な素養だと僕は考えています。
愛されるためにはどんなことが重要なのかを自分なりに考えて、それができる人間だとアピールしていきましょう。
コツは「自分がどんなことをされた時に相手を愛するか」考えることです!
⑥お願いするのが気持ちいいと言われる人になります!
例「私は、お願いするのが気持ちいいと言われる人になります!事務職はとにかく他の職種の社員さんが働きやすいようにサポートすることだと考えていて、そのためには第一に「この子ならお願いしやすいな」と思ってもらえることだと思います。そこで相手が話しかけやすいような雰囲気作りや、自分から積極的に会話することなどを徹底していきたいと思います。」
これは意外におすすめな自己PRです!言いやすいですし!
でも非常に重要な視点で、事務職は雑務やサポートをする役割だからこそ、そもそも「お願いしやすい人」である必要もありますよね。
ここまで働いているシーンをイメージしている就活生は少ないので、面接官からの印象は最高に良いと思いますよ!ぜひ使ってみてください。
⑦一人ひとりに一番好きなお菓子を届けます!
例「私は、一人ひとりに一番好きなお菓子を届けます!これは冗談とかではなくて、関わった人、一人ひとりの好みを把握することが非常に大事だと考えているんです。相手に対して関心を寄せることは、信頼作りの基盤となると考えていますし、今後も徹底していきたいことの一つにしています。」
これは最初に「え?どういうこと?」と思わせて興味を引き、その後しっかりとした意味を伝えるというテクニックを使いました。
一人ひとりの好みを把握するということは、相手に関心を寄せることに繋がる、それが信頼を構築すると思っているんですという考えの論理が立っていて、面白い自己PRになると思います。
⑧悩みを一番に相談できる存在になります!
例「私は、悩みを一番に相談できる存在になります!雑務の処理はもちろんのこと、事務職に重要なことは、社員さんのサポートだと思います。そこで悩みを相談できるような、そんな存在になりたいと思います。なぜなら相談に乗って解決した時の、相手の笑顔が大好きだからです。」
これも重要な視点ですよね。社員さんをサポートする立場だからこそ、悩みにも乗れる存在になりたいとアピールする。
更にこの自己PRには狙いがあって、相談役がいることで社員の離職率が下がる可能性がありますよね。
あなたが入社することで、社員の離職率が下がれば、あなたを採用する人事部や経営者にとっては最高です。ここを狙った自己PRです。
⑨社員さんのストレスを少しでも減らしたいです!
例「私は、社員さんのストレスを少しでも減らしたいです!雑務の処理はもちろんのこと、事務職に重要なことは、社員さんのサポートだと思います。そこで例えば雑談や悩みを聞くことを通して、社員さんのストレスを少しでも下げることのできる存在になりたいとも思っています。」
⑧と似ていますね!社員さんのストレスを下げることは離職率の低下に繋がるのでそこをアピールしていきましょう!
⑩君がいて良かったという心の拠り所になります!
例「私は、君がいて良かったという心の拠り所になります!というのも、事務職として重要な役割は社内に一番の味方がいるような存在になることだと思うのです。常に社内にいることの多い事務職だからこそ、社員さんのメンタルをケアできるように、挨拶やちょっとした雑談、悩み相談までできるようになりたいです!」
「心の拠り所」というキャッチーな言葉を使うことで、面接官は確実にあなたのことが印象に残るでしょう。更に「こんな子がいてくれたら良いな」と思うことも間違いありません。
(僕が面接官なら即採用します。笑)
「差別化できる自己PR」+「雑務の処理は当たり前」
上記した10の自己PRは「社員さんの元気つけ」をアピールするための自己PRです。
ここに着目している就活生はほとんどいないので、差別化することができます。
他の就活生は「雑務の処理能力」をアピールすることに注目しています。
そこで「雑務の処理能力なんて当たり前のこと過ぎて、自己PRとして語るまでもないぜ!」というスタンスを取りに行きましょう。
具体的な方法としては、自己PRとしてこう言うのです。
「私は、社員の皆さんの元気をワンランクアップさせます!(10選で紹介したPR)
事務職として雑務の処理を徹底することは当然であり、それ以上に社員さんを元気つけることが重要だと考えています。
+(冒頭でアピールした能力の説明)」
もう面接官は一発KOです!
雑務の処理能力を頑張ってアピールしていた就活生も一発KOです!
面接官はこう思うでしょうね。
「うわお!もはや雑務の先にある社員への元気つけまで考えているのか!こんな子が社内にいてくれれば、うちの会社は輝きをはなつだろうな...うふふ♡」と。
ぜひ面接官をこう思われるように誘導してやってください。
本日紹介した手法を使えば簡単ですw
ではこの記事の最後に。
紹介した10選の自己PRが全てではありません!
自分がアピールできる能力は何かないか!考え抜いてください。
ありきたりなことでも良いのです。
声が大きいなら「社員の士気を高める」でも良いですし、甘えるのが得意なら「疲れた社員さんを元気つけてあげる」でも良いです。
とにかく「誠実さ、真面目さ、責任感、コミュニケーション能力、柔軟な対応力」などのありきたりな自己PR以外を考えましょう!
事務職の自己PRは差別化が鍵を握っているのですから。
ちなみに事務職の仕事のイメージがまだあまり付いていないという人は、事務職に関する本を読むことをおすすめします!
これまで事務職に関する本を、合計8冊ほど読んだのですが、その中で抜群におすすめな本が、「最新 小さな会社の総務・経理の仕事がわかる本」という本です。
ぜひ参考に!!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー
【ぜひ他の記事も読んで、就活攻略力を上げようね!】
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