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【ブラック企業の特徴15選】回避方法やホワイト企業の探し方まで共有!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

ブラック企業は、就活や転職時に誰もが避けたいと考える存在だと思います。

これから企業探しをする人のなかには、どうしたらブラック企業を避けられるだろうと不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

 

ブラック企業を避ける上で重要となるのは、共通する特徴を知ることです。

悪質な企業には共通する特徴がいくつもあるので、これらを押さえておくと優良かブラックかを見極めやすくなるんですよね。

 

この記事では、就活を7年以上研究してきた僕が考えるブラック企業の特徴を15個まとめました。

加えてブラック企業を避けて就活を進める方法、優良企業だけを探す方法なども共有するので、企業選びに失敗したくない人はぜひご覧ください。

 

特徴を知っておけばブラック企業を避けられますね!

そうなんだ。この記事ではブラック企業に共通する特徴のほかに、回避する具体的な方法まで踏み込んでお伝えするよ!

ブラック企業の特徴15選

 

もったいぶらずに早速ブラック企業の特徴を共有していきますね。

エントリーする企業の候補を探しているとき、もしこれらの特徴を見つけたらブラック企業でないか?と疑いの目を向けるのがよいかと。

 

各特徴の詳細について、順に確認していきましょう。

 

【ブラック企業の特徴15選】

  1. 3年後離職率が高い
  2. 平均勤続年数が短い
  3. 残業時間が長い
  4. 年間休日が少ない
  5. 有給取得率が低い
  6. 基本給が低い
  7. 福利厚生が手薄い
  8. セクハラやパワハラが横行している
  9. 求人にアットホーム・やる気などの言葉が使われている
  10. 慢性的な人手不足で常に求人を出している
  11. 精神論の話をよくされる
  12. 面接の結果がその場で出る
  13. 明確な評価制度がない
  14. 研修制度がほとんどない
  15. 社内イベントなどへの参加を強要される

 

特徴① 3年後離職率が高い

 

ブラック企業の特徴1つ目は、3年後離職率が高いことです。

ブラック企業は社員にとって心地よい環境ではないので、自然とすぐにやめる人材が多くなるんですよね。

よって離職率を見ると、ブラック度を判断できることがあるわけです。

 

そしてなかでも新卒者が見るべきなのは、入社してから3年以内にやめた人の割合を示す3年後離職率のデータ。

自分と似た境遇の人がどんな行動を起こしているか確認することで、よりリアルに入社後のシミュレーションができるからですね。

 

では、どのくらいの数値であればブラック度が高いといえるのか。

数値の基準を考えるときには、一般的な平均値を参考にするのがおすすめです。

 

引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します

 

厚生労働省が公表する資料によると、大卒者の3年後離職率平均は31.2%でした。

高卒者や中卒者を見ると、もっと高い値になっていることもわかりますね。

 

よって離職率を見たときに平均値を超える会社は、少し怪しんだほうがよいかと。

個人的には、大卒者の場合は3割以下を基準にするとブラック企業を避けやすくなると考えているので、1つの参考にしてみてください。

 

特徴② 平均勤続年数が短い

 

離職率と似たデータとして、平均勤続年数の長さも判断材料になります。

当たり前の話ですが、労働環境や待遇が悪いブラック企業では長く働きたいと考える社員も少なくなるんですよね。

ゆえに、平均勤続年数のデータも自然と短くなるわけです。

 

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査の概況」を参考にすると、全体(男女計)の平均勤続年数は12.3年でした。

勤続年数の長さを判断する際は、この平均値を基準にするのがよいかと思います。

 

なお、平均勤続年数を判断するときには、企業の設立年度もチェックすべきです。

ベンチャーなどの歴史が浅い会社では平均勤続年数も当然短くなるので、その点も考慮して適切な判断をしましょう。

 

特徴③ 残業時間が長い

 

ブラック企業には、残業時間が長い特徴もあります。

一般的なイメージとしても、長時間残業が常態化している印象があるかもしれません。

 

もちろんなかには、たくさん残業したいと考える人もいるとは思います。

ただ社員に多くの労働をさせるような会社は、社員の働きやすさ改善に力を入れているとは決していえないんですよね。

 

 

Openworkの「日本の残業時間定点観測」によると、日本全体の平均残業時間は24時間程度でした。

よって残業時間でブラック度を判断するときには、月の平均残業時間が24時間より短いかどうかを見るのがよいかと。

 

数年前と比べると全体平均は減少傾向にありますが、まだまだ長時間残業が当たり前となっている会社は多くあります。

とくにプライベート重視で働きたい人は、欠かさず確認しておくようにしましょう。

 

特徴④ 年間休日が少ない

 

4つ目の特徴は、年間休日数が少ないこと。

1年で何日の休みがあるかの数値ですが、悪質な会社は休日を少なくして社員にたくさん働かせようとするんですよね。

 

年間休日のカウント時には、有給休暇や特別休暇は含まれません。

よって年間休日が多いほど、純粋により多くのプライベート時間を確保できます。

 

厚生労働省の資料によると、年間休日の全体平均は115日でした。

平均値は企業規模によっても異なり、従業員が1,000名以上の大手企業では119.1日が平均となっています。

 

引用:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査の概況

 

ちなみに労働基準法では、企業に対して105日の年間休日を設けることが義務付けられています。

よって単に平均を下回る会社を避けるだけでなく、年間休日が105日に近い会社は確実に候補から外すのが無難といえるでしょう。

 

特徴⑤ 有給取得率が低い

 

ホワイト企業では、社員のプライベート充実を尊重してくれます。

一方、ブラック企業は社員のプライベートより仕事を優先させるので、自由に有給休暇を取得することができません。

その結果として、有給取得率の値も低くなりやすいわけですね。

 

厚生労働省の調査結果を見ると、有給取得率の平均は58.3%でした。

また取得日数の平均値は、10.3日となっています。

 

引用:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査の概況

 

よって有給に関するデータでブラック度を判断する際には、取得率58%・取得日数10日がひとつの基準になってくるかと。

法律では年5日の有給取得が企業に義務付けられているので、この下限値も同じく基準として持っておくといいですよ。

 

特徴⑥ 基本給が低い

 

ブラック企業では、基本給を低く設定されていることもよくあります。

純粋に給料が低いと、社員側としては待遇がよいとは感じられないですよね。

 

また、ここで「給料」ではなく「基本給」が低いとしたことにも実は意味があります。

給与水準を見るときには、総支給額ではなく基本給をチェックすべきなんですよね。

 

というのも、ボーナスや退職金などの計算では基本給が基準となるから。

総支給額とすると見かけ上の数値は高く思えますが、基本給が低いと「基本給×◯ヶ月分」と計算されるボーナスなどが少なくなるんですよね。

 

 

ブラック企業なんかは上記の仕組みを利用していて、あえて基本給を記載しないで総支給額だけを書いているところもあります。

「基本給を書いていない=基本給は低いから」という可能性も十分あるので、給与水準を見る際には基本給を確認するようにしてくださいね。

 

特徴⑦ 福利厚生が手薄い

 

7つ目の特徴は、福利厚生が手薄いことです。

そもそも福利厚生には、法定福利厚生と法定外の福利厚生があります。

 

前者は会社に対して定めると決められているもの、一方で後者は各会社が社員のために独自に定める福利厚生です。

つまり法定外の福利厚生は会社の気持ち次第であり、ホワイト企業ほどこの部分を充実させているものなんですよね。

 

 

ただ、社員を大切にしないブラック企業は法定外の福利厚生に力を入れません。

経営状態に余裕がないなどの理由で充実させられない現実があるかもしれませんが、社員側からするとうれしい話ではないですよね。

 

ちなみに個人的には、住宅手当の有無を欠かさず確認するようにしていました。

法定外の福利厚生のなかでも金額が大きい部分・かつ毎月発生するものなので、住宅手当があるだけで手取り金額が大きく増えるからです。

 

ブラック企業では、法定外の福利厚生がまず充実していません。

もちろん法定福利厚生がない場合も間違いなくブラックといえるので、企業の良し悪しを判断する際にはチェックしておきましょう。

 

特徴⑧ セクハラやパワハラが横行している

 

ブラック企業では、セクハラなどのハラスメントが横行していることもあります。

企業に待遇改善を求める労働組合などがないことも多いので、ハラスメントを取り締まる仕組みもないケースがあるんですよね。

結果として、セクハラ・パワハラ・モラハラなどが見逃されていることがあります。

 

ハラスメントのない会社を見極めるには、専用の相談窓口を設けるなど何らかの対策をしているかHPで確認するのが有効かと。

コンプライアンス意識の高い会社であれば、何らかの対策をおこなった上で会社のHPで公開しているケースが多い印象です。

 

また、口コミサイトでハラスメントの声がないか確認するのもおすすめです。

匿名で投稿できる口コミサイトには会社の悪い情報も隠さず書かれているものなので、情報収集の手段として活用するとよいでしょう。

 

特徴⑨ 求人にアットホーム・やる気などの言葉が使われている

 

ブラック企業の特徴として、求人に抽象的な言葉が使われていることもあります。

具体的には「アットホームな職場です」「やる気のある人材を応援します」「若手が活躍中です」といった文言ですね。

 

抽象的な言葉が使われるのは、別の表現で会社の魅力を伝えるのが難しいからです。

そもそもブラック企業は魅力がない・少ないものなので、具体的な言葉で会社の強みや特徴を伝えることができないものなんですよね。

 

企業探しをしていて、ふわっとした表現を用いる求人に出会ったときは要注意です。

求人を見ていると意外と多く目にするものなので、危険要素の1つとしてアンテナを張っておくようにしましょう。

 

特徴⑩ 慢性的な人手不足で常に求人を出している

 

労働環境が悪いブラック企業では、長きに渡って働く社員が少ないです。

3年後離職率が低い、平均勤務年数が短いなどとも共通する話ですね。

 

よってブラック企業では、人手不足の状況が慢性的に続いていて、採用情報を見ると常に求人を出されていることがよくあります。

すぐに退職する社員が多くいるので、その代わりとなる人材を確保するために常に動き続ける必要があるわけですね。

 

つまり応募側からすると、常に人材を募集するような会社は避けるべきなんです。

同じ理由で、選考ステップが極端に少ない会社・選考結果がその場ですぐに出る会社も怪しさがあります。

慢性的な人手不足ゆえの動きを少しでも感じることがあれば、その企業に対して疑いの目を向けるようにしましょう。

 

特徴⑪ 精神論の話をよくされる

 

ブラック企業では、選考に進むなかで精神論の話をよくされます。

「やる気」「根性」「熱意」など、具体的な内容ではなく根性論のような話を大事にされるイメージですね。

 

これは、ブラック企業で具体的なノウハウや体制が構築されていないことが原因かと。

成果を上げるための仕組みや知見が伝承されていないので、選考段階でも根気などがあるかどうかをとくに重視されるわけです。

 

個人的な印象ですが、圧迫面接をする会社は上記のような精神論を重視しているイメージがありますね。

具体的な話より精神論を重視していると感じたときには、ブラック企業なのでは?と怪しむことをおすすめします。

 

特徴⑫ 面接の結果がその場で出る

 

常に求人募集していることと同様に、面接結果がすぐに出る場合も危険です。

面接結果がその場で出るということは、とにかく人手不足であり合格ラインを厳粛に設けていない可能性もあるからですね。

別の言い方をすると、何より人材の確保を目的としているようなブラック企業の可能性があるわけです。

 

もちろん選考に進んで合格通知を受け取ることはうれしいと思います。

でも明らかに早く結果が出る場合は、採用するかどうかを十分に吟味していない可能性も考えられるんですよね。

 

合格をもらえた企業のことを否定するのは、簡単なことではないと思います。

ただ、疑いの目を向けなかったゆえに働き始めてから後悔する可能性もゼロではないので、少しでも違和感を覚えたら真摯に向き合うようにしましょう。

 

特徴⑬ 明確な評価制度がない

 

ブラック企業の特徴として、明確な評価制度がないこともあげられます。

社員のがんばりを評価する仕組みがなく、どれだけ力を入れて仕事で結果を出しても相応の評価を受けられないケースが多くあるようです。

適切な評価を受けて給料などに反映されないと、続けて成果を上げるためのモチベーションがわかないですよね。

 

評価制度に関しては、各企業のHPに記載されていることが多いです。

OB訪問や会社説明会を利用して実際に働く社員に尋ねる方法もあるので、ぜひ状況に応じて情報を集めてみてください。

 

特徴⑭ 研修制度がほとんどない

 

ブラック企業では、研修制度が充実していないこともよくあります。

そもそも研修するような知見が蓄積されていなかったり、研修に割くほど人材のリソースに余裕がなかったりするんですよね。

新たに入社する立場からすると、研修なしでいきなり現場に立たせられるような環境は最悪でしかないでしょう。

 

ホワイト企業であれば、入社後に限らず3年後・5年後など節目のタイミングでも研修制度が設けられているものです。

研修制度に関しても企業HPや会社説明会時の会話が情報源となるので、アンテナを張って確認しておくとよいでしょう。

 

特徴⑮ 社内イベントなどへの参加を強要される

 

最後15個目は、社内イベントなどへの参加を強要されること。

具体的には、社内の飲み会やバーベキュー大会などのイベントのことですね。

 

前提として、自分が本心で参加したいと思っているなら何も問題ありません。

ただこういったイベント系って、暗黙のルールで参加を強制されるものなんですよね。

参加費も支払う必要がありますし、本心では参加したくないと思っている人にとっては最悪でしかありません。

 

古くからの慣習が残っている会社では、上記のようなイベントにも強制的に参加させられることが多い印象です。

ブラック企業の特徴の1つとして、事前に認識しておくとよいでしょう。

 

ブラック企業と呼ばれるような会社には、共通する特徴がいくつもあるのですね。

これらの特徴を頭に入れておけばブラック企業は避けやすくなるよ。とくに3年後離職率などの明確な数値が出るものはわかりやすいから、ぜひ判断材料にしてみてね!

ブラック企業を排除した求人サイト|ホワイト企業ナビ

 

ブラック企業に共通して見られる特徴を計15個共有しました。

悪質な企業を避ける上では、これらの特徴を指標として持っておくことも有効です。

 

ただ「ブラック企業を避ける」という目標に対しては、そもそも優良企業だけを探す方法を知ることのほうがより効果的なんですよね。

とはいえ、その方法がわからないから特徴を探していた人がきっと大半ですよね。

 

そこでおすすめしたいのが、ブラック企業を排除して優良企業の求人だけに特化した就活サイト「ホワイト企業ナビ」の活用です。

ホワイト企業ナビは僕が運営するサービスですが、まさに優良企業だけを探せる求人サイトがないことに課題を感じて立ち上げを決意しました。

 

▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!

 

ホワイト企業ナビの最大の特徴は、取り扱い企業をかなり厳選していること。

具体的には、次の3条件をすべて満たす企業の求人しか掲載していません。

 

【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】

  • 残業時間が月25時間未満
  • 3年後離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

 

掲載時点で企業をかなり厳選しており、就活生はホワイト企業ナビを使うだけである程度の働きやすいが保証された企業だけを閲覧できます

もちろん掲載する企業は事業内容や職場環境などの条件もじっくり確認しており、優良と判断できた会社だけを掲載しています。

 

プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、見やすさ・かゆいところに手が届く情報の質にも強くこだわっていますね。

現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。

 

サイトを見てもらえたら、一般的なサービスとの違いを感じてもらえるはずです。

これまで優良企業を探すのに苦戦していた人、上記の概要を見て少しでも興味を持ってくれた人はぜひ一度サイトを覗いてみてくださいね!

» ホワイト企業ナビの求人一覧を見る

 

ブラック企業を避けて求人を探したい人には本心でおすすめできます。かなり力を入れて立ち上げたサイトなので、ぜひうまく活用して就活を進めてみてね!

ブラック企業を避けて就活を進める方法

 

次にこの章では、ブラック企業を避けて就活を進める方法を紹介します。

ブラック企業の特徴を知る・ホワイト企業ナビを使う以外にも効果的な方法はいくつか考えられるんですよね。

 

僕が考える5つの方法について、順に見ていきましょう。

 

【ブラック企業を避けて就活を進める方法】

  • ブラック企業が多くなりやすい業界を把握しておく
  • ブラック企業の見分け方を参考にする
  • 口コミサイトをじっくりチェックする
  • 内定獲得後にOB訪問する
  • そもそも優良度の高い会社だけを探す

 

方法① ブラック企業が多くなりやすい業界を把握しておく

 

悪質な企業を避けたいなら、ブラック企業が多くなりやすい業界を把握しておいて損はありません。

企業単位ではなく業界単位でもブラック度合いにはある程度の傾向があり、ブラック業界を知ると悪質な企業も避けやすくなるんですよね。

 

これは、同じ業界では似たビジネスモデルを構築していることが多いから。

利益の出し方はビジネスモデルに依存しやすいので、同業界の会社では似た境遇のところが多くなります。

よって利益を出しにくい業界では、ブラック企業も生まれやすいわけですね。

 

【ブラック業界ランキング】

1位:飲食業界

2位:運送業界(トラックやタクシー運転手)

3位:宿泊業界(ホテルや旅館)

4位:教育・学習支援業界(塾など)

5位:介護業界

6位:美容師業界

7位:営業代行業界

8位:小売業界(スーパー・デパート・アパレルなど)

9位:ブライダル業界

10位:派遣業界

11位:投資用不動産業界

12位:娯楽業界(映画館やパチンコなど)

13位:引っ越し業界

14位:証券業界

15位:IT業界(ベンチャー)

16位:広告代理店業界

17位:保険業界

18位:自動車販売業界

19位:金融業界(銀行の個人営業)

20位:建設業界

 

上記は、僕が考えるブラック業界ランキングです。

あくまで僕の主観的なランキングなので、その点は適切に理解してくださいね。

(もちろんランキング上位の業界のなかにも、ホワイト企業は存在します。)

 

僕が考えるブラック業界については、以下の記事でより詳しくまとめました。

上位の業界がブラックと考える理由なども共有しているので、より詳細な情報を得たい人はぜひあわせてご覧ください!

 

 

方法② ブラック企業の見分け方を参考にする

 

ブラック企業の見分け方に関する情報を参考にするのもアリですね。

応募先の候補がある程度絞れた段階で見分け方を参考にすると、エントリーすべきかどうかを効率的に判断できるかと。

 

僕が考えるブラック企業の見分け方は、以下のとおりです。

 

【ブラック企業の見分け方】

  1. 残業時間が極端に長くないか
  2. 3年後離職率が極端に高くないか
  3. 年間休日数が極端に少なくないか
  4. 有給消化率が極端に低くないか
  5. 達成が厳しいノルマが設定されていないか
  6. 福利厚生があまりに不十分でないか
  7. 女性の働きやすさに配慮されていないか
  8. 参入障壁が低く競争が激しい業界でないか
  9. 業界水準と比較して利益率が低くないか
  10. 労働集約型のビジネスモデルでないか
  11. 衰退傾向にある業界でないか
  12. 対応する顧客が「個人」でないか
  13. ブラック業界だと知れ渡っていて常に人員不足でないか

 

この記事で紹介した「ブラック企業の特徴」と重複する内容もありますが、上記を参考にすれば見分けられる可能性は高まるかと。

各項目の詳細は別記事で整理しているので、気になる人はぜひ一読してみてください!

 

 

方法③ 口コミサイトをじっくりチェックする

 

3つ目に紹介するには、口コミサイトを活用する方法です。

口コミサイトには、企業で実際に働く人・過去にその企業で働いていた人のリアルな声が投稿されています。

 

よって投稿された口コミを見ると、自分が実際に働く前に企業内部の実態に近いリアルな情報を集められるんですよね。

匿名で投稿できるゆえに悪い口コミも集まりやすいですし、ブラック企業を避けるという意味では活用しない理由は一切ないですよ。

 

【おすすめの口コミサイト】

 

ただし口コミはすべて主観的なものなので、過信しすぎないように注意が必要です。

1つ口コミがあっても企業全体にいえる話ではない可能性もあるので、口コミ全体を見て総合的に判断することが重要ですね。

 

方法④ 内定獲得後にOB訪問する

 

就活をしていると、企業に関するさまざまな情報が集まると思います。

人事から聞いた情報・ネットで見つけた情報・説明会で聞いた情報など、嫌でもさまざまな情報が入ってくるものですよね。

 

ただ、これらのなかでも僕がもっとも信頼性が高いと考えているのは、会社で実際に働く社員さんから直接聞いた情報です。

直接聞いている以上捏造できない内容ですし、話し方の雰囲気なども踏まえて総合的に情報を判断できるからですね。

 

そして社員さんから直接情報を得る上で有効なのが、OB訪問なんですよね。

しかし、OB訪問ってアポ取りからやり取りして会うまでに多くの時間がかかるので、内定を獲得できた企業に対してするのが効率的だと考えています。

応募前の段階でOB訪問をすると時間が溶けてしまいますし、仮に内定獲得まで至らなかったら時間を無駄にしかねないからです。

 

内定をもらった上で入社を迷っている企業があれば、OB訪問は間違いなく有用です。

OB訪問に役立つサービスは以下の記事でまとめているので、気になる人はこちらを参考にぜひ取り組んでみてください!

 

 

方法⑤ そもそも優良度の高い会社だけを探す

 

そもそも優良度の高い会社だけを探す方法がないか深く考えることも大切です。

前章ではホワイト企業ナビの存在を共有しましたが、そもそも優良企業だけ候補にできていたらブラック企業の見極めは不要なんですよね。

 

もちろん、そんな方法は簡単に見つからないから諦めていた人が大半かと思います。

でも、ホワイト企業ナビのように有用なサービスはいくつかあるんですよね。

 

次章では、ホワイト企業ナビ以外にもおすすめのサイトをまとめています。

意外と大手ナビサイトだけしか使っていない就活生は多い印象なので、自覚のある人はぜひ続けて目を通してみてくださいね。

 

ブラック業界を知ったり、口コミサイトをじっくり確認したりすれば、ブラック企業をより避けやすくなりそうですね。

ブラック企業を避けるために実践できることは多くあるよ。すべてに取り組むのは大変だけど、将来の後悔を防ぐためにも時間の許す限り実践してみてね。

優良度の高いホワイト企業の探し方|新卒向け

 

ではこの章では、優良度の高いホワイト企業の探し方を紹介します。

まずはホワイト企業ナビの活用をおすすめしますが、それ以外にも利用価値の高いサービスがいくつかあるんですよね。

それぞれの概要について、順に確認していきましょう!

 

ちなみに、転職者向けのおすすめ戦略は「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」でまとめています。

有用なおすすめサービスも共有しているので、転職希望者の方はこちらをぜひ!

 

【優良度の高いホワイト企業の探し方】

  • 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
  • 逆求人型サイトを使って優良企業との接点を増やす

 

探し方① 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう

 

1つ目は、就活エージェントを活用する方法です。

就活エージェントとは、人材会社が無料で次のような支援してくれるサービスのこと。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

 

サイトに登録すると、まずは担当者との面談の時間が設けられます。

その際、自身の現状や過去の経歴・就職先に求める希望条件などを伝えると、求人紹介や面接対策など必要とするサポートを受けられるんですよね。

 

相手は就活市場に精通したプロなので、もし企業の候補が見つかっていない場合は希望条件を踏まえて優良度の高い会社をピックアップしてくれます

一般には公開されていない求人を保有していることもあるので、優良企業の持ち駒を増やす意味でも有用度が高いと僕は考えていますね。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

探し方② 逆求人型サイトを使って優良企業との接点を増やす

 

逆求人型サイトを使って優良企業との接点を増やすのもおすすめですね。

逆求人サイトとはプロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く求人サイトのこと。

 

 

就活生側は、サイト登録時にプロフィールを入力する必要があります。

ただ登録後は基本放置できて、プロフィールを魅力的に感じてもらえてスカウトが送られてきたときに、気になる企業であれば返事をするだけでOKです。

 

もちろん自分にとって微妙な企業からもスカウトは届きますが、逆に大手や有名企業からオファーが届くことも決して珍しくないですよ。

何より待ちの姿勢で使えるので、エントリー先の持ち駒を効率的に増やすという観点ではうまく活用すべきサイトですね。

 

▼逆求人サイトの最も賢い運用方法

 

結論からいうと、僕は大手の「Offerbox(オファーボックス)」がベストだと考えています。

上記以外の逆求人型サイトはランキング形式で紹介しているので、気になる人はぜひ合わせて一読してみてください!

 

 

マイナビやリクナビのほかにも、効率的に優良企業を探せるサイトがあるのですね。

有用なサイトを使いこなせば企業探しは確実に効率化できるよ。悪質な企業を避ける意味でも、便利なサービスを最大限活用して就活を進めていこうね。

ブラック企業に入社するデメリットとは?

 

次にこの章では、ブラック企業に入社するデメリットを改めて紹介します。

ブラック企業には誰もが入りたくないと思うはずですが、デメリットを知ると改めて避ける重要性を理解できるものなんですよね。

 

ブラック企業を避けるために対策を打つことは、労力がかかり大変です。

だからこそ対策のモチベーションを維持するためにも、絶対に入りたくないという思いにつながるデメリットを頭に入れておきましょう。

 

【ブラック企業に入社するデメリット】

  • 新卒という貴重な機会を失ってしまう
  • メンタルをやられてしまう可能性がある
  • 心身ともに余裕がなくなり正常な判断ができなくなる

 

デメリット① 新卒という貴重な機会を失ってしまう

 

1つ目は、新卒という貴重な機会を失うことです。

新卒などの年齢が若いころは、ポテンシャルに期待されて少し難易度の高い会社からも採用されることがあります。

ただ、年齢を重ねるにつれてポテンシャルにも期待されにくくなるんですよね。

 

よって新卒でブラック企業に入ってしまうことは、自分にとって少し入社が難しいような会社に入るチャンスを減らすことにもなるわけです。

もちろんその後のがんばり次第では、転職で入社できる可能性もゼロではありません。

とはいえ、新卒カードの使い方としてはやはりもったいないといえるでしょう。

 

デメリット② メンタルをやられてしまう可能性がある

 

深刻なデメリットとして、メンタルに悪影響が及ぶ可能性があります。

「ブラック企業ならすぐにやめればいいや」と考える人もいますが、少しの期間でもメンタルをやられてしまう人は決して少なくありません。

 

精神的にやられてしまうとすぐに立て直しができないこともありますし、その後の人生を考えたときにもよいことは一切ないです。

ブラック企業で働くことを決して軽視しないで、よりよい人生を送るためにも待遇の優れた会社を目指すことをおすすめします。

 

デメリット③ 心身ともに余裕がなくなり正常な判断ができなくなる

 

ブラック企業で働いていると、自分自身がその環境に慣れてしまうことがあります。

一般的な感覚ではブラックと思えても、それが当たり前の環境で過ごしていると、自分でも徐々に違和感を持てなくなることがあるんですよね。

 

すると本来はおかしい環境なのに、疑問を持てずに働き続ける可能性があります。

ブラックな環境で働き続けることで心身の余裕がなくなり、徐々に正常な判断ができなくなることがあるわけですね。

 

ここまで進んでしまうと、状況を変えることがかなり難しくなってしまいます。

長く働くとこのケースのように洗脳されてしまうことがあるので、やはり最初からブラック企業は避ける努力をすることが最善ですね。

 

メンタルをやられてしまったり、ブラックな環境に染まって正常な判断ができなくなったりすることはとても怖いですね。

人生に悪影響しかないとわかるよね。ブラック企業を甘く見ると後悔する可能性があるし、企業探しの段階でできる限り妥協せずに対策を実践してみてね。

補足:そもそもブラック企業とは?

 

最後に本章では、補足としてブラック企業の定義にも触れておきます。

この記事ではブラック企業の特徴について主に解説しましたが、前提となる定義によっては話も変わってくるんですよね。

定義がないと認識は人によってバラバラになるので、そもそもどんな企業に当てはまる特徴かも曖昧になるわけです。

 

ただ、結論をいうとブラック企業に明確な定義は存在しません。

厚生労働省や国は、ブラック企業に対して明確な定義をしていないわけです。

 

でもこれでは「じゃあ何をブラック企業と捉えたらいいの?」となりますよね。

よって僕個人が考える定義を共有しておくと、僕が考えるブラック企業は「社員を大切にしていない会社」のことです。

 

基本給を低くする会社も、残業時間を長くする会社も、抽象化すると社員を大切にしていない会社といえるんですよね。

もちろん僕の定義を100%とする必要はないですが、前提となる考えがないとそのほかの話もあまり意味をなさなくなってしまいます。

 

少し難しい話ですが、自分なりの考えも一度整理してみてくださいね。

なお、ブラック企業の定義については「【ブラック企業とは?】定義や共通する特徴と合わせて見抜く方法も徹底解説!」にてより詳しくまとめています。

 

たしかにブラック企業の定義によっては特徴なども当てはまらなくなりますね。一度時間を設けて自分なりの考えも整理してみます!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

ブラック企業の特徴15選や優良企業に特化して会社を探す方法、悪質な企業の避け方などについて網羅的に共有しました。

 

ブラック企業には、3年後離職率が高い・残業時間が長い・年間休日が少ないといった共通する特徴がいくつもあります。

よってこれらの特徴を指標とすれば、ブラック企業は避けやすくなるかと。

 

ほかにもホワイト企業ナビを使ったり、ブラック企業が多くなりやすい業界を把握したりと対策できることはいくつもあります。

ブラック企業のデメリットはかなり大きいので、決して軽視することなく対策を進めて、自分が心から納得できる企業を目指してみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

ブラック企業を避ける以外にも就活全体では意識すべきことがあるので、全体最適を考えられていない人はぜひ一読してみてくださいね。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • ブラック企業に共通する特徴を知っておくと、優良度を見分ける際に判断材料になる。
  • ブラック企業を避けたいなら、ホワイト企業ナビの活用がおすすめである。
  • ブラック業界を知る、口コミサイトを活用するなどの対策も有効である。
  • ブラック企業に入ると、新卒機会を失う・メンタルをやられるなどの大きなデメリットがある。