こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は800以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
今回は新卒がハローワークを利用するべきかを徹底解説します。
ハローワークとは、厚生労働省が運営しており、「国が運営しているから良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし結論として、新卒でハローワークを利用するには注意点があります。
それは「求人の紹介は微妙」だけど、「選考支援は有益」という点ですね。
正直、ハローワークよりもおすすめのサービスは多数存在します。
ホワイト企業への入社法という記事にて、僕が考える最もおすすめのサービスも紹介しているので、ハローワークよりもおすすめのサービスを使いたい人はそちらを参考にしてくださいね。
- そもそもハローワークとは?
- 【総評】新卒がハローワークを利用するのは実際どうなのか?
- ハローワークを利用した就活生のネットの評判はどう?
- 新卒応援ハローワークのサービス内容
- 新卒がハローワークを利用するメリット
- 新卒応援ハローワークのデメリット
- 新卒がハローワークを利用前に準備するべきこと
- 実際に新卒応援ハローワークを利用する方法
- 新卒がハローワークを利用する際の注意点
- 本記事の要点まとめ
そもそもハローワークとは?
ハローワークは正式には「公共職業安定所」と言い、主に求人の紹介(職業紹介事業)をメインとした施設です。
厚生労働省が運営している点が、通常の就活エージェントとは異なります。
またハローワークの中でも、新卒の支援に特化した 「新卒応援ハローワーク」という施設があるので、新卒が利用する場合はこちらを利用しましょう。
(この新卒応援ハローワークも、通常のハローワークと同様に厚生労働省が運営をしています)
ではどんな人が利用できる施設なのか?
新卒応援ハローワークは、学歴関係なく、さまざまな人を対象として就職に関する支援を行っています。
支援が受けられるのは、以下の学校の学生や卒業生です。
【新卒応援ハローワークの支援対象者】
- 大学院
- 大学
- 短大
- 高専
- 専修学校
つまり、新卒の就活においてもサービスを受けられるということ。
全都道府県に施設があって利用料は無料です。
なるほど!ハローワークとは、国が運営する「求人を紹介してくれる施設」のことなんですね。
そうだよ!国が働く人を増やすために運営している施設と言えるね。
【総評】新卒がハローワークを利用するのは実際どうなのか?
ではハローワークの支援内容を確認したところで先に総評から。
「新卒がハローワークを利用するのはどうなの?」と悩んでいる人は多いと思いますが、結論から言うと“求人紹介はおすすめできないが、選考支援は受ける価値が高い”と言えます。
【ハローワークの良い点】
- 国が運営する非営利の施設なので、純粋な選考支援が受けられる。
(民間企業による就活エージェントの場合、紹介された求人に対する選考支援がメインとなる) - 全国に設置されているので、地方在住者も利用しやすい。
(就活エージェントは東京がメインになるので、就活エージェントを利用できない就活生も個別の支援を受けることができる)
【ハローワークの悪い点】
- 企業側は無料で求人を出すことができるので、求人の質が低い傾向にある。
(あまり儲かっていないようなブラック企業でも求人を出すことができてしまう)
以上の点を踏まえて、利用するしないを選択してください。
また僕の考えとしては、逆求人サイトが就活サービスの中でも最もおすすめです。
プロフィールを入力しておくだけで、企業側からスカウトが届くため、自分に合った企業との接点を作るのに最も有用なサービス。
就活生向けの大手3サイトは全て併用して、1つでも多くのスカウトを獲得しましょう!
【絶対に併用利用すべき逆求人サイト3選 ※すべて完全無料】
ー利用企業数が7300社を超える最強の逆求人サイト
ー経済産業省や資生堂、マイクロソフトも利用するほどの信頼性
ー利用企業数が6300社以上のこちらも大手逆求人サイト
ー21卒以降の学生が35万人も登録するほどの支持の高さ
・キミスカ
ー大手企業のグループ会社など穴場企業が多い逆求人サイト
ー サイトの使いやすさや提供する適性検査の質はピカイチ
こうした逆求人サイトで効率的に自分に合った企業を増やしつつ、ハローワークでは選考対策のための支援を受けるというのが良いですよ!
ハローワークを利用した就活生のネットの評判はどう?
僕からの総評だけでなく、利用者の声も確認しておきましょう。
ツイッターで評判を確認したところ、主な評判は5つでした。
【ハローワークを利用した就活生からの評判】
- キャリアセンターよりも親身になってくれた
- 非常に優しく支援してくれた
- 合同説明会よりもハローワークの方が良い求人があった
- 支援者がパートの方だった
- 対応が流れ作業だった
①キャリアセンターよりも親身になってくれた
はじめまして!
— なのはな🌼@22卒 (@rainbow202204) January 22, 2021
わたしは地元の新卒ハロワークは、キャリアセンターより、親身になってくださるのでおすすめです。
キャリアセンターの人よりも親身になって相談に乗ってくれたとのこと。
就活は1人で不安になるので、こうした話し相手がいるだけでも嬉しいですね。
②非常に優しく支援してくれた
新卒応援ハローワークの担当さんめっちゃ優しい🥺💓
— ぽんこつ😇 (@muriponkotsu) July 7, 2020
どうしてるかな〜元気かな〜って気になって連絡してみたの〜ってもう親戚のおばちゃんレベル
こういう人に指導してもらいたかったよ切実に
こちらは担当者がとにかく優しかったという評判。
「優しいこと=支援の質が高い」とは言い切れないですが、就活における味方がいることで心の拠り所になると思います。
③合同説明会よりもハローワークの方が良い求人があった
結局新卒ハローワークと合説行ったけどまだハローワークの方が良いのがあってよかった
— らんほく2021年RSTW2/24,26,27,28 (@RMPGhokuto_GENE) December 3, 2014
合説に行ったけど微妙やった
この評判は合同説明会よりもハローワークの方が良い求人があったとのこと。
求人の良し悪しは個人によって異なるので、こうして企業探しの手段の幅を広げることは有効と言えます。
④支援者がパートの方だった
就活終わるの結構遅かったんで、精神的に追い詰められて新卒向けのハローワークとか行った
— saku (@saku_igo_317) April 28, 2018
正直パートの人等がやってるんで具体的に役に立つかは微妙
(況や求人は)
でも、たまたま凄くお人柄の良い方に当たって支えて頂いた
就活終わった時はすごく喜んで下さって嬉しかった
人との出会いは大切である
ハローワークの担当者がパートさんだという評判ですね。
パートだから支援の質が低いとは一概に言えないですが、「そもそも担当者さんは就活を成功させたことがあるのか?選考に強いのか?」という視点を持つことは非常に重要ですよ。
⑤対応が流れ作業だった
就活が始まっていると聞きますが個人的にリクナビ、マイナビは微妙だったので日曜休み希望であれば地元のハローワークをお勧めします。新卒ハローワークは流れ作業な面が大きいので私は地元のハローワークを推します。
— 羅奈💮 (@Rana_gou) March 3, 2015
新卒応援ハローワークは流れ作業だという評判ですね。
これに関しては完全に担当者によるところが大きいので一概には言えませんが。
新卒向けのハローワークについて、本当に賛否両論です!よってまずは1度行ってみて、支援内容に納得できれば継続利用するというのが賢い動き方と言えますね!
新卒応援ハローワークのサービス内容
では、新卒応援ハローワークのサービス内容をご紹介していきます。
支援内容は個別支援から求人の紹介まで多岐に渡りますよ。
【新卒応援ハローワークのサービス内容】
- 担当スタッフによる個別支援
- 就職活動に関するセミナーを開催
- 全国の求人情報を提供
- 書類作成の相談や面接指導
- 自習スペースの提供
支援内容① 担当スタッフによる個別支援
新卒応援ハローワークでは、担当者を決めて個別支援が受けられます。
具体的には、以下などを支援してもらえますよ。
【担当スタッフによる個別支援の内容】
- 定期的な求人情報の提供
- 就職活動の進め方の相談
- 仕事探しに関する相談
- エントリーシートや履歴書などの作成相談
- 面接指導
就職活動は、自分1人でやるべきことが多くてとても大変です。
うまく選考が進まないと、不安にも感じてしまうはずです。
少しでもサポートしてもらえたら、精神的な負担も軽減されるでしょう。
そして、新卒応援ハローワークの担当者はある程度のノウハウや資格を持っている人が多いとのことです。
(これらの資格や実績を持っているからといって、完全に信頼できるかと言われたら微妙ですが...)
【ハローワークの担当者例】
- 新卒者の就職支援を専門とする職業相談員
- キャリアコンサルティング有資格者
- 企業の人事労務管理経験者
- 臨床心理士
支援内容② 就職活動に関するセミナーを開催
時期に関わらず、就職活動に役立つセミナーも開催されています。
参加費はすべて無料です。
たとえば、以下などのイベントが開催されていますよ。
【ハローワークで実施されるセミナー例】
- 会社説明会
- 応募書類の作り方講座
- 履歴書の書き方講座
- 面接対策
- ビジネスマナー講座
- コミュニケーション講座
イベント情報や実施スケジュールは、厚生労働省のHPにて掲載されています。
各施設のHPでも確認できるので、まずはどんなイベントがあるかチェックしてみるとよいでしょう。
支援内容③ 全国の求人情報を提供
新卒応援ハローワークでは、各地域の地元企業だけでなく全国の求人情報を入手できます。
しかし僕はハローワークをそこまでおすすめしない理由がここにあります。
ハローワークは国が運営しているがゆえに、企業は無料で求人を出すことができるんですよね。
よってマイナビやリクナビに掲載料が払えない企業、就活エージェントに紹介料が払えない企業といった“儲かっていない企業”が集まりやすいという懸念点があります。
もちろん全ての求人がそうだとは言えないですが、ハローワークにて求人を紹介してもらう場合は特に注意して調べることを徹底してください。
支援内容④ 書類作成の相談や面接指導
続いて、前述した担当スタッフによる個別支援では、書類作成の相談ができたり面接指導を行ってくれたりします。
就活に慣れないうちは、特に分からないことが多いでしょう。
以下の内容は、内定をもらうために必須の知識です。
【ハローワークでの選考支援例】
- エントリーシートの正しい書き方
- 履歴書の正しい書き方
- 面接の基本的なマナー
- 面接での受け答えの仕方
- 面接前に考えておくべき内容
支援内容⑤ 自習スペースの提供
各施設にはPCが設置された自習スペースがあり、求人検索や書類の作成ができます。
「自宅ではなかなか集中できない」という方には、とてもありがたいでしょう。
作業をしている中で疑問に思うことも出てきますよね。
そんなとき、すぐに担当スタッフに相談できることもうれしいポイントです。
もちろん騒いだりしてはいけませんが、休憩するためにも利用できますよ。
就活の作業スペースとして活用することもおすすめです。
要するに、就活支援や自習室の利用にはおすすめだけど、求人の紹介はおすすめじゃないということですね。
そうなんだよ。ハローワークに集まる求人は質が低い傾向にどうしてもあるから、企業選びや企業研究が苦手な人には特におすすめできない。
新卒がハローワークを利用するメリット
ではハローワークの支援内容を確認したところで。
新卒がハローワークを利用するメリットとデメリットを明確化しておきましょう。
【新卒がハローワークを利用するメリット】
- 就活に役立つイベントに参加できる
- 各地域の求人が豊富
- 大手就活サイトでは見つからないお宝求人に出会える
- 就活のピーク時期以降でも求人がある
- 利用料が完全無料
メリット① 就活に役立つイベントに参加できる
新卒応援ハローワークの最大の利用メリットは就活に役立つイベントですね。
企業探しに役立つイベントや内定獲得のために役立つイベントなど幅広く実施されています。
通常、イベントに参加できるのは、就活サイトや大学のキャリアセンター主催のものくらいですよね。
選択肢を増やすためにも、ハローワークのイベント情報も入手しておくとよいですよ。
メリット② 各地域の求人が豊富
次にハローワークは、各地域に根差した企業の求人が豊富です。
なぜなら、ハローワークに求人を掲載するためには、企業は各施設に申し込みをする必要があるからです。
そのため、地元に密着して事業を行う企業の求人が多くあります。
特定地域や地元就職を考えている人にとってはありがたいですよね。
勤務地にこだわりがある方は、求人をチェックしてみるといいですよ。
(先にも言ったとおり、求人の質には要注意ですが!)
メリット③ 大手就活サイトでは見つからないお宝求人に出会える
企業の中には、ハローワークでのみ求人を掲載しているところがあります。
これは、大手就活サイトとハローワークで求人掲載のコストが大きく異なるからです。
大手就活サイトでは、求人掲載に数十万円~数百万円がかかるといわれています。
どの企業も、採用コストを抑えたいと考えるのは当然のことですよね。
ハローワークでのみ求人を掲載している企業の中には、独自の技術力があり、高い利益率のところも少なくありません。
(こうしたお宝求人がある場合もありますが、反対に儲かっていない企業の求人があるなど、玉石混交ではあります...)
メリット④ 就活のピーク時期以降でも求人がある
新卒応援ハローワークには、就活のピーク時期以降でも継続して求人があります。
これは就活のピーク時期が過ぎてから採用活動を行う中小企業の求人が多いからです。
中小企業は、内定辞退を想定して大企業と採用時期をずらしています。
早い時期の選考がうまくいかなかった場合は、新卒ハローワークで求人を探すのは1つの手段としてありだと言えますね。
メリット⑤ 利用料が完全無料
新卒応援ハローワークの利用には、お金がかかりません。
書籍を購入したり、有料のセミナーなどに参加したりしなくても、手厚いサポートが受けられるのはメリットですね。
お金に余裕がない学生の方でも、安心して利用できるのが嬉しいところ。
新卒応援ハローワークのデメリット
この章では、新卒応援ハローワークの悪い部分をご紹介します。
サービスを有効活用するためには、ネガティブな部分も知っておくことが大切です。
2つのデメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【新卒がハローワークを利用するデメリット】
- 担当者によってサービスの質が異なる
- 求人情報だけでは企業の詳細が分からないことが多い
デメリット① 担当者によってサービスの質が異なる
どのサービスにもいえることですが、ハローワークも担当者によってサービスの質が異なります。
新卒応援ハローワークの担当者は、必ずしもキャリアコンサルタントの資格を持っているとは限りません。
アドバイスをもらったときには、自分の頭でしっかりと考えることが大切です。
また、相手も人ですから、自分と相性の悪い方が担当になることもあるでしょう。
あまりにも対応がひどいと感じたら、他の職員に相談してみるとよいですよ。
サービスを受ける立場とはいえ、担当者によって質が異なることを事前に知っておきましょう。
デメリット② 求人情報だけでは企業の詳細が分からないことが多い
ハローワークの求人には、募集職種や待遇といった基本的な情報しか書かれていないことが多いです。
そのため気になる企業を見つけたら、追加で情報収集をしないといけません。
ハローワークにある求人は中小企業が多く、口コミサイトに掲載されていない場合も多いので、面接などで詳しく社内の情報を聞くことをおすすめします。
現場の社員さんと話す機会を作ってもらうことも有効ですよ。
新卒がハローワークを利用前に準備するべきこと
ここまでは、新卒応援ハローワークの概要とサービス内容についてご紹介してきました。
この章では「新卒応援ハローワークの利用前に準備すべきこと」について解説していきます。
多くの方が疑問に思う内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
具体的には、以下の3項目についてお話していきます。
【事前準備の内容】
- 利用に必要な持ち物を準備する
- アクセス方法と営業時間を確認する
- 質問したいこと、相談したいことを整理する
①利用に必要な持ち物を準備する
初めて施設を利用する方は、何を持参したらよいか分からないでしょう。
必要な持ち物は、以下の通りです。
在学中の方:学生証、卒業見込証明書(写し)
既卒の方:卒業証書
新卒応援ハローワークを利用するためには、窓口での登録が必要です。
登録の際に、上記のような学歴を確認できる書類が必要になります。
その他には、必須な持ち物はありません。
とはいえ、何かあっても記録できるように、メモ帳や筆記用具があると安心でしょう。
服装は基本私服でOK
服装の指定はありません。
窓口での相談や作業スペースの利用であれば、基本的に私服でOKです。
まれに、一部のセミナーや面接指導ではスーツの着用を求められることがあります。
ですが、初めて施設に行くときには、普段着で大丈夫ですよ。
②アクセス方法と営業時間を確認する
新卒応援ハローワークの利用を考えている方は、施設の場所や営業時間を確認しておきましょう。
新卒応援ハローワーク一覧には、全国に56箇所ある施設の情報が掲載されています。
しかし、現在はコロナウイルスの影響により、開庁日・時間が変更になっている場合があるとのこと。
「現地に行ったのに休みだった」とならないためにも、利用する新卒応援ハローワークに直接確認することがおすすめです。
営業日や営業時間は、施設によっても異なります。
平日のみ開庁している施設が多いですが、土曜日に営業している場所もありますよ。
時間をむだにしないためにも、アクセス方法と営業時間は確認しておきましょう。
③質問したいこと、相談したいことを整理する
新卒応援ハローワークへ行く前に、質問したいことや相談したいことを整理しておきましょう。
意外に思う人も多いかもしれませんが、施設はけっこう混雑しています。
そもそも利用の目的が明確でないと、施設の方にも迷惑をかけてしまいますよね。
スタッフの方も、何をサポートしたらよいか分からないからです。
「無料でサポートが受けられる」といった受け身の姿勢では、就活も成功につながりません。
施設の利用を考えている方は、事前に相談内容を整理しておきましょう。
実際に新卒応援ハローワークを利用する方法
この章では「実際に新卒応援ハローワークを利用する時の流れ」について解説していきます。
ほとんどの方は、ハローワークを利用した経験はないでしょう。
初めて施設を利用するときには、不安を感じる方も多いはずです。
実際の流れを詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【初めて利用する時の流れ】
- 登録手続きを行う
- 施設の利用方法や求人の検索方法を教えてもらえる
- 相談したいことがあれば担当者に話す
- 求人検索や相談が終わったら帰宅する
【初回手続き後の流れ】
- 気になる求人について窓口で相談する
- 書類作成や面接対策を行う
- 選考に進む
初めて利用する時の流れ
①登録手続きを行う
新卒応援ハローワークの利用には、窓口での登録が必要です。
まずは受付窓口に行き、初めて利用する旨を伝えましょう。
すると、学生証など学歴を確認できる書類の提出が求められます。
その後は、登録のための用紙が渡されるので、個人情報や希望の職業などを記入していきましょう。
記入が完了したら職員に用紙を渡します。
担当者のデータ入力が終わったら内容を再度確認し、問題がなければ登録完了です。
②求人の検索方法を教えてもらえる
登録が完了したら、施設の利用方法や求人の検索方法を教えてもらえます。
新卒応援ハローワークの利用ガイドなどをもらえるので、しっかりと話を聞いておきましょう。
特に、求人検索はたくさん行うことになるはずです。
分からないことがあれば、その場で質問してくださいね。
③相談したいことがあれば担当者に話す
ひと通り施設の説明を受けたら、個人的な相談事項を聞いてもらえます。
事前に相談内容を整理してきた方は、このタイミングで話をしてみましょう。
ハローワークの方も忙しいので、こちらから質問をしないとなかなか有益な情報は得られません。
就活に対して不安に感じていることなど、気軽に相談してみるとよいでしょう。
④求人検索や相談が終わったら帰宅する
施設の説明や相談が終わったら、自由なタイミングで帰宅してOKです。
そのまま求人検索をしたり、追加で質問事項があればスタッフに相談してみましょう。
さっそく自習スペースを活用してみるのもいいですね。
初回手続き後の流れ
①気になる求人について窓口で相談する
初回手続き後は、基本的な就活の選考と同じ流れになります。
まずは希望に合う求人を探し、気になるものがあれば窓口で相談してみましょう。
窓口で相談をすると、ハローワークが企業とコンタクトを取ってくれます。
通常の就活では、個人でやり取りを行う必要がありますよね。
間にハローワークが入ることで、スケジュール管理などが不要になりますよ。
そのほか、企業のリアルな評判などを教えてもらえることもあります。
少しでも気になる点があれば、気軽に質問するとよいでしょう。
②書類作成や面接対策を行う
よい求人を見つけたら、まずはエントリーシートや履歴書を作成しましょう。
書類作成の際は、担当者が相談にのってくれたり添削してくれたりしますよ。
相手は就活のプロなので、アドバイスは真摯に受け入れることが大切です。
面接対策に関しても同様です。
基本的なマナーの指導や模擬面接をしてくれるので、うまく活用して入念に準備をしましょう。
③選考に進む
書類作成ができたら、実際の選考に進んでいきます。
面接では、事前に準備をした成果を存分に発揮しましょう。
慣れないうちは緊張してしまい、なかなかうまくいかないものです。
ある程度経験も必要なので、積極的に挑戦してみることをおすすめします。
新卒がハローワークを利用する際の注意点
最後に、新卒応援ハローワークを利用する前に知っておくべき注意点をご紹介します。
これらを知らないと、サービスを受けられなかったり、就活がうまくいかなくなったりします。
以下の3つを解説しますので、利用する際は注意してくださいね。
【新卒がハローワークを利用する際の注意点】
- 一部サービスは事前申し込みが必要
- 利用する時間に注意する
- ハローワークだけを頼らない
①一部サービスは事前申し込みが必要
エントリーシートの添削やセミナーへの参加などには、事前申し込みが必要なことがあります。
申し込みが必要かどうかは、職員に直接聞くか、インターネットで確認をすれば分かりますよ。
サービスを利用するときには、事前に確認をしておきましょう。
②利用する時間に注意する
ハローワークの営業時間は、平日の朝から夕方までであることがほとんどです。
土曜日に空いている施設は多くありません。
また、午後の遅い時間になると受付が止まってしまうこともあります。
確実に受付をしてもらうなら、午前中に足を運ぶとよいでしょう。
③ハローワークだけを頼らない
この記事でお伝えしてきた通り、新卒応援ハローワークを利用すれば、就活に関する有益な情報を入手できます。
しかし、ハローワークだけを頼ってしまうと、得られる情報は限られてしまいます。
たとえば、求人の情報が少ないと、自分に合った企業に出会える可能性も低くなりますよね。
あくまでも「ハローワークは1つの情報源」という意識で利用することをおすすめします。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
新卒がハローワークを利用するのはどうなのか?
それに対する僕の意見やネット上での意見について把握できたと思います。
無料で求人を出せるがゆえに、求人の質が低い傾向にあるのが懸念点ですが、選考支援や各種イベントなどの利用価値が高い側面も多いです。
まずは1度行ってみて、自分で利用価値があるか判断することがおすすめですね!
無料で利用できるので、試すだけなら大きなデメリットはありませんから。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点】
- 新卒がハローワークを利用する最大のメリットは、全国に設置されており、個別に選考支援を受けられる点にある。
- 新卒がハローワークを利用する上で最大の懸念点は、集まっている求人の質が低い傾向にあるため、しっかりと各求人について調べる必要性があること。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/