----------------
★本日の就活フルコースお品書き
- 自己PRの作成法について
- 自己PRは400文字での入力+写真・画像
- OpenESは文章力だけで天と地の差が生まれる
- 『事実』ばかり書いてある自己PRでは評価されない
- 『理由』を中心とした自己PRの書き方
- 理由付けができると何でも自己PRとして書ける
《本フルコースが解決する悩み》
・OpenESの「自己PR」の項目の書き方がわからない
・自己PRでもっと面接官から評価される文章を書きたい
「読むだけで就活を圧倒的有利にする快感。ぜひご堪能くださいませ。」
----------------
皆さん、こんにちは!就活中に友達の「自己PR」を添削してあげたところ、その後に受けた3社で全て内定を獲得したという自己PRオタクでお馴染み、就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
最初に断言します。
本記事を読めばOpenESでの自己PRの書き方をマスターすることができます。
OpenESに記入する項目の中でも、『自己PR』と『学生時代に最も打ち込んだこと』は入力文字数が400文字も必要になります。
400文字も必要となると、ほとんどの就活生はこんな行動を取ります。
『とりあえずどうにかして400文字を埋めよう!!』と。
(本当に“立ち止まって戦略的に考える”という思考をしない人ばかり...。だから差別化できるんだけどね。)
結果として、読み手である面接官に何もアピールできない文章。
むしろ、自己PRが鬱陶しくてマイナス評価されてしまう文章が出来上がるのです。
これは教育の中で『戦略的な文章力や思考法』を学んでこなかったので仕方ないことだと思います。
しかし安心してください。
この就活攻略論に出会った就活攻略生の皆さんだけには、僕から面接官の記憶に残り、絶対に評価される自己PRの書き方をお教えしますから。
自己PRを使う場所はOpenESだけにとどまらない!
面接やグループディスカッションでも使うので、ここで最高の自己PRを完成させておこう!
自己PRの作成法について
自己PRをまだ作成していないという方が多いとのことで、自己PRの作成法に関してのまとめ記事を用意しました。
この記事を読めば5ステップで自己PRを作成することができます。
▼5ステップで完了する自己PRの作成法はこちら!
【自己PRの書き方は5ステップ!】新卒向けの自己PR作成法!
そもそもまだ自己PRが作れていないという方は、まずは上記の記事を読んで作成してからこの記事を読むという順番をおすすめしています。
自己PRは400文字での入力+写真・画像
では基本的なところから。OpenESの記入欄を改めて確認していきましょう!
『自己PR』までに出題された質問項目と大きく違う点は、その入力文字数です。
自己PRの一つ前の質問項目である「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」でさえも、入力文字数は250文字以内の入力です。
これに比べて自己PRは400文字以内の入力と、大きく入力文字数が増えています。
入力文字数が増えることが一つ注意があります。
入力文字数が増えれば増える程に、文章力に差が出る。それに伴って面接官からの評価にも莫大な差が生まれる。
例えば入力文字数が100字以内の文章にはそこまでの差が出ないかもしれません。
しかし入力文字数が今回のように400文字となると、「読みやすさ」「伝わりやすさ」は圧倒的な差として出てきます。当然です。
ここで「俺は文章苦手だからなぁ」と諦めていてはそれまで。試合終了。
思考停止で諦めたことにより就活がうまくいかなくても、後悔するのは自分なのですから何も問題ありません!
就活攻略生はそんな甘ったれた根性は持っておらず「俺は文章が苦手だけど、どうにかしてOpenESぐらいは評価される文章を書くぞ!!」そう思ってくれるような人ばかりだと願っています。
(そして僕はそういう就活攻略生が大好きです!!)
OpenESは文章力だけで天と地の差が生まれる
まず最初に頭に入れておいて欲しいことがあります!!
これまで100以上のOpenESの添削をしてきました。
面白いことに、内容が同じでも書く人によって月とスッポン...いや、太陽と消しゴムのカスほどに「読みやすさ」「伝わりやすさ」に違いが出ます。
そして当然ですが、自己PRに書く内容(例えばアピールしたい長所)が同じでも、より読みやすく、人柄が伝わりやすい人の方がOpenESの通過率は格段に上がります。
つまり評価されるってことですよね。
しかし、ここで一つ面白いことがありまして...。
実際会ってみると、OpenESが糞でも優秀そうな人は多い。
これは本当にもったいない。会って話してみると、本当に優秀な人にも関わらずOpenESの書き方が下手だからOpenESの段階で落選してしまう。
(面接までいけば内定を獲得できていたかもしれないのに。)
そして要するに何が言いたいのかと言うと、
自分の能力とは関係なく、書き方(=文章力)を極めるだけで90%以上通過するOpenESを書くことができますよ!!
ということ。
もちろんOpenESで通過することが就活の全てではありません。
しかし、OpenESを通過しないことには「面接」というステージに立つことすらできないのです。
「文章力」がいかに重要か分かったかな?
そしてここからは「OpenESに特化した文章力の高め方」を紹介していこう!
『事実』ばかり書いてある自己PRでは評価されない
ここまで読んできた皆さんはこんなことを考えているのでしょう。
「文章力の重要性は分かったけど、そんな突然に文章力を上げることなんてできないよ。」
おっしゃる通りで、文章力を突然上げるのは難しい。
しかし、自己PRの書き方に特化した文章力の向上は可能です!!
自己PRはどんなことを書けば良いのか(内容)、どう書けば良いのか(書き方)を知り、身につけることを今からやってもらいます!
「難しそうだよ」って?
いやいや、超簡単です。面接官に評価されるような自己PRは次の法則をマスターすれば書くことができますから。
【10倍評価される自己PRの書き方】
評価される自己PRを書くためには『事実』はほとんど書かず、『理由』を中心に書くこと。
これさえ徹底すれば自己PRは完璧です。
色んなサイトに書いてあるようなごちゃごちゃしたテクニックは必要ありません。
この法則に関しての理解を深めてもらうために、例を挙げて説明していきますね。
『海外留学をしていた人』を例にして自己PRを書いてみますか。
おそらく99%の凡人就活生は、このように書くと思います。
【評価されない凡人就活生の文章例】
「私は大学在学中の1年間、アメリカへ留学していました。アメリカのニューヨークで過ごしたのですが、現地では日本の人がほとんどおらず、ほとんど英語でしかコミュニケーションを取ることができません。そんな環境の中だったからこそ、英語力が自然と身につき、帰国後はTOEICで850点を取ることができました。この力をぜひ貴社で活かしていきたいと思います。」
一言いいですか。
あー、これよく見るわー。
こういう留学経験者めっちゃいるわー。
英語力自慢、オツでーす!!
ん?英語ができるという自己PRができてて素晴らしいじゃないかって??
たしかにTOEICで850点を持っているので、英語力が活かせることは伝わります。
しかし、「こいつと一緒に働きたい!!」とは微塵も思いません。
それはなぜか。
この自己PRの文章には事実しか書かれていないのです!!
先程の例を見てみましょう。
「私は大学在学中の1年間、アメリカへ留学していました。(事実)
アメリカのニューヨークで過ごしたのですが、(事実)
現地では日本の人がほとんどおらず、(事実)
ほとんど英語でしかコミュニケーションを取ることができません。(事実)
そんな環境の中だったからこそ、英語力が自然と身につき、(事実)
帰国後はTOEICで850点を取ることができました。(事実)
よって私はグローバルの仕事にしたいと考えており、力になれるかと思います。(希望・思い)」
すごくないですか!?
ほぼ事実しか書いてありません!!
これではただの箇条書き。
「あなたがどんな人なのか?」が伝わらず、結果として「会って話してみたい」「この子の考えは自社に合っているな」というOpenES通過の動機は面接官の中では全く生まれないのです。
『理由』を中心とした自己PRの書き方
では先程の例を改善するためにはどうすれば良いでしょうか。
その前に評価される自己PRの法則をもう一度確認しますね。
【10倍評価される自己PRの書き方】
評価される自己PRを書くためには『事実』はほとんど書かず、『理由』を中心に書くこと。
つまり『事実』ではなく『理由』を中心に書き換えれば良いだけ!
そのためには『理由』を明確にする必要があります。
下記の記事で紹介した『圧倒的なぜ』の技法を使っていきましょう。
【OpenES攻略①】OpenESの書き方の必勝法“圧倒的なぜ”について - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
この『圧倒的なぜ』を簡単に説明すると、伝えたい事実に対して「なぜ?」を徹底的に問い詰める作業のことです。
実際にやってみますね!
「私は大学在学中の1年間、アメリカへ留学していました。(事実)
に対して、「なぜ?」と問う。
すると例えば、
「世界中にある英語のデータや情報にアクセスして自分の知識のデータベースを広げるため」
と答えが出せますよね。
これこそが『理由』です!
事実に対して「なぜ?」と問い詰めた答えが理由なのです。
この『理由』がなぜ大切なのか。
それは単純なことで、事実は誰もが一緒だが理由はオンリーワンだからです。
(「留学に行ったこと」や「TOEICが850点」という事実は、それを持つ人ならば全員一緒のことですよね。事実ですから。)
ですが、それらの事実は同じだからこそ差別化できない。
つまり「こいつと働きたい」という理由にはなりません。
しかし「留学に行ったこと」という事実を持つ人の中でも、「なぜ留学に行ったのか?」という理由には個人差が生まれ、価値観が生まれます。そこに面接官は魅力を感じる。あなたらしさを感じる。
これこそが、事実ではなく理由を中心に書くべき本質になります。
更に超重要なポイントを言います。
この『理由』がよりオンリーワンなものであればあるほど、それだけ読んだ人に興味を持たせ記憶に残すことができる。
これがめちゃくちゃ大切です。
僕が中堅大学だったにも関わらず内定を22社獲得した理由はここにあると言っても過言ではありません。(まぢです。)
つまり、『理由』の内容がカスだと結局評価されませんよ!ということです。
簡単に説明します!
先程の「私は大学在学中の1年間、アメリカへ留学していました。(事実)に対して、「なぜ?」と問うた時に、「外人と話したかったから!!」なんて稚拙な、誰でも答えるようなカスな理由付けをしていては何も評価されないのです。
この場合は先程説明した『圧倒的なぜ』を実行します。
『圧倒的なぜ』は就活攻略論の中でも屈指の最強テクニックであり、「なぜ?」によって深掘りしていくと、どんどんオンリーワンの理由に近づいていくんですよね。
実は圧倒的なぜによって深掘りした結果、「外人と話したかったから!!」という理由の根本には「駅で困っていた外人の子供に何もできなかった経験から、言語を広げることで一人でも救える人が増える素晴らしさを感じている」という理由が隠れているかもしれません。
そしてこの理由はまさにオンリーワン!読み手の心に刺さりますよね。
理由付けができると何でも自己PRとして書ける
そして最後に、この理由付けをオンリーワンにするというスキルが身につくと、どんな内容でも自己PRになるということをお伝えしましょう。
よくされる質問なのですが、「自己PRに書けることがなくて困ってます!」と言われます。
そんな人に対しては、こう言います。
「ん?そうやって質問できる能力すごいやん。」
と。
『質問できること』ってその事実だけを見たら大したことないかもしれませんが、その理由付け次第で素晴らしい文章にグレードアップすることができます。
質問できる能力がある。
↓
なぜ質問できる能力は大事なのか。
↓
質問することで相手の脳を奪うことができる。
↓
相手の脳を奪うとは?
↓
自分の脳内にある情報を補うために、相手の脳の情報を借りることができる。
↓
なぜそれが大事?
↓
チームで仕事をする時に、自分だけでなく全員の脳内にある情報を引き出すことが重要だから。
↓
質問の能力を高めることで、チーム全員の持つ情報を掘り出し、それらを組み合わせて新しいものを生み出すことができる。
=「質問できる能力」=「チームで新しい発想を生み出す能力」
ここまで深掘りできれば、自己PRでは最初にこう言えますよね!!
まずは結論から!
「私にはチームで新しい発想を生み出す能力があります!!
(事実)
その源泉となる力が、質問できる能力です。
(事実)
質問の能力を高めることで、チーム全員の持つ情報を掘り出し、それらを組み合わせて新しいものを生み出すことができると私は考えています。
(理由付け・考え)
チームで作業を行う際に、自分だけでなく全員の脳内にある情報を引き出すことが重要ですよね、
(理由付け・考え)
良い質問をすることで自分の脳内にある情報を補い、相手の脳の情報を借りる。すると結果として、チーム全員の脳から新しいアイデアが生まれる。
(理由付け・考え)
質問できる能力こそ、私の一番の能力であり、これはチームの発想を行う際に絶対に役立つと自負しております!
(理由付け・考え)」
圧倒的に理由付けや自分の考えが多いのが分かりますか?
この文章を書く人はおそらく他の就活生ではいないだろうな!と容易に分かりますよね。つまりオンリーワン!
どんな能力や事実もその理由付けのために『圧倒的なぜ』で深掘りをし、材料を組み合わせれば素晴らしい文章を書くことができるのです。
今回の記事で説明した内容は就活の成功を左右するほどに重要!
面接での受け答えや、志望動機を深掘りする際にも『圧倒的なぜ』は使えたりしますので、何度も何度も読み返して自分のものしてください!!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー