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【面接対策まとめ】就活で通過率100%を目指すための8対策!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

僕が就活生の時に思ったのですが、どのサイトを読んでも薄い情報しか書いていません。

書店で売っている面接対策本も、“万人ウケを狙ったありきたりな情報”に留まっています。

 

それでは当然、他の就活生と差別化することはできないですよね。

そこで本記事では僕が実際に意識していた面接対策法を紹介しつつ、「これだけを読めば面接対策は大丈夫!」という記事に仕上げましたので、ぜひ1つでも情報を盗んでいってくださいね!

 

面接に関する情報がどこも薄いので、面接対策について詳しく教えてください!

たしかにどの就活サイトを見ても簡単に質問への回答例が書かれている程度だよね。

そうなんです。どれを読んでも他の就活生と差をつけることができない気がします。

なるほど。じゃあ今回は面接対策をすべてまとめて説明しよう!40万人の就活生の中でも特に評価されるようになろうね!

本記事で解説する面接対策の流れ

 

まず始めに、本記事は面接対策について全てをまとめた記事です。

よって非常に長い記事となります。

理解が迷子にならないように、最初にどんな内容を説明するのか全体像を説明しますね。図でまとめました。

 

▼本記事で解説する「面接対策」の内容

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本記事では上で示した「8つの対策」を軸に解説していきます。

もう既にマスターしている対策については飛ばしても構わないので、新しい発見があった部分を重点的に読み込んでもらえると嬉しいです!

 

この8つの対策に沿って解説してもらえるんですね!

まとめ記事は何万文字となってしまうから、必要な部分だけをしっかりと読み込むと良いよ!

 

対策① 新卒採用における面接の目的を知ろう

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まず最初に「そもそも企業はどんな目的で面接を実施するの?」という基礎を説明しますね。

選考には面接だけでなく、エントリーシートや筆記テスト(SPI)、グループディスカッションなど様々な形式のものがありますが、その中でもダントツに重視されるのが今回解説する「面接」です。

どれだけ素晴らしいエントリーシートを書こうが、東大に通っていようが、留学をしてようが面接が苦手だと本当に評価されませんからね。

 

そしてこの面接ですが、実施する目的は大きく2つです。

 

・適性の高さを知るため

・志望度の高さを知るため

 

要するにエントリーシートでは把握しきれない「あなたという人の考えや人柄」を理解することが面接の目的であり、その「あなたという人の考えや人柄」の理解を通して「適性と志望度の高さ」を測ることこそが面接の目的となります。

 

目的① 「適性の高さ」を知るため

 

ではなぜ企業は「適性と志望度の高さ」を重視するかというと、新卒に求めることの第一が「退社しにくさ」だからなんですよね。ここ超重要です。

そもそも新卒はポテンシャル(可能性)採用であり、即戦力にはそこまで期待していません。即戦力なら中途採用すれば良いですからね。

わざわざ新卒を採用するということは、イチから育てて将来活躍してくれることを企業は願っているのです。

 

そうなると、第一に企業としては「とりあえず3年以上は働いて欲しい!」と思います。

だからこそ退社しにくい人材を採用することが、新卒採用における人事の役割であり、退社しにくい人材を示す根拠となるのが「適性と志望度の高さ」になるんですよね。

 

では最初の「適性の高さ」について詳しく解説します。

この「適性」とは何かというと、「仕事内容との相性」や「その企業の社員さんとの相性」を示します。

 

考えてみれば当たり前の話で、「人と話すことが苦手な人」を営業職として採用してしまったらすぐに仕事が嫌になったり、成績が出ずに自信をなくしてすぐに退社する可能性もありますよね。

また、企業ごとに働く人の性格の傾向があったりするので、もしイケイケな性格の社員ばかりの企業におとなしい人が入っても合わずに辞める可能性が高くなってしまうのです。

 

そしてこの「適性の高さ」に関しては、就活生ができることは「自分の本性を面接でしっかりと伝えること」ぐらいしかありません。

なぜなら「適性の高さ」に関しては、企業側が見極めることであって、こちらから合わせにいくことではないからです。

 

もし面接で自分の性格を偽って採用されたとしても、いざ入社したら全然自分に合わない職場で地獄を見ることはよくあります。

ほとんどの就活生が「自分に合った企業に入社すること」よりも「内定獲得数」に目を向けすぎているので、ここは冷静に考えてみてくださいね。

 

いくら複数の内定を獲得しようが、入社できるのは1社ですし、入社した企業が自分に合わなかったらすぐに転職することになりますからね。

 

なるほど!では適性が合わずに不採用になっても落ち込むことはありませんね!

まさにその通り!適性が低い企業に入社することこそ、最も悲しいことだと認識しよう。そうすれば不採用(お祈りメール)も怖くないから!

【ポイント】 

適性の高さについては企業側が判断することであって、こちらから寄せにいってはいけない。寄せたことで自分と適性の合わない企業の内定を獲得したところで、すぐに転職をすることになりかねませんよ!

 

目的② 「志望度の高さ」を知るため

 

続いて「志望度の高さ」について解説します。

この志望度の高さこそが、就活で内定を獲得するためには本当に重要です!

 

先ほどの適性の高さに関しては、もともとの性格の問題なのでこちらができることはありません。

しかし志望度の高さを示すことは、努力しだいでいくらでもできます。

 

よって「志望度の高さを示す」という行動次第で、他の就活生との差をつけることができますし、逆にここをサボると不採用を連発することになります。

 

では具体的に志望度の高さを示す方法はどんなことがあるのか?

僕が就活生の時に徹底していたのが、以下の2点です。

 

・志望動機のクオリティを最大限まで高める

・面接が終わってからのお礼メールで志望度の高さを伝える

 

正直、この2点を徹底するだけで他の就活生を圧倒することが可能です。

なぜ圧倒できるのかというと、ほとんどの就活生ができていないからです。

 

この2点については、対策③と⑦で詳しく解説するので、ここでは「志望度の高さを示すことが超重要なんだな!」と覚えておいてください。

 

これって...恋愛に置き換えると分かりやすくないですか?

おお!そこに気づいてしまったのか。

志望動機はまさに「なぜあなたとお付き合いがしたいのか?」ということ。そして、面接後のお礼メールは「今日のデートがいかに楽しかったのかを相手に伝えるLINE」だと置き換えることができます!!!!

まさにその通りだ!その2つがちゃんとしていると「あら///そんなに私のことが好きなのね!」となるよね?つまり「そんなに自社で働きたいのか!」と人事は思うということになる!

【ポイント】 

志望度の高さは適性の高さとは異なり、こちらの努力や工夫次第でいくらでもアピールすることができる。だからこそ差がつくポイントとなる。

  

対策② 面接で受かる就活生の特徴を知ろう

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続いて、僕がこれまで就活生を見てきて「面接で通過しやすい人」の特徴が分かりました。

よってこの章では面接で通過しやすい人の特徴として大きく2つのことを紹介します。

この2つが実行できるかどうかで面接の通過率が圧倒的に変わりますので、「自分はこれができていないな...」と思う部分があれば、必ず実行できるようにしましょう!

 

受かる就活生:「なぜ?」と聞かれても答えられる

 

まず第一に、面接で「なぜ◯◯なのですか?」と聞かれた時にしっかりと回答できる人は面接がうまくいく傾向にあります。

 

これは当たり前の話でして、「なぜ?」をベースにした質問をすることによって、あなたの考えや価値観を知ることができます。

よって、なぜをベースにした質問に回答ができないと、面接官はあなたのことをあまり理解できずに終わりますし、「この子は自己分析ができていないのだな」と判断されてしまいます。

 

以前、次のようにツイートしたのですが、人間は「なぜ」をベースにした質問への回答は苦手で、「なに」をベースにした質問への回答は得意です。

 

人は「なに」をベースとした質問は得意で、「なぜ」をベースにした質問は苦手。趣味が野球の人に「何曜日に活動している?」と聞くと簡単に答えられる。「なぜ野球が趣味?」と聞いても薄い答えになる。つまり「なぜ」は思考の深くを探る質問であり、「なに」は単に事実を聞くだけの質問ということ。

 

よって面接対策としては、頻出の質問への回答を考える以上に、自己分析をして事前に「なぜ」を追求することが重要です。

そして自己分析を深掘りする時の注意点ですが、必ず“客観的な視点”を加えるようにしましょう。

自己分析は主観に頼りがちですが、客観的に見ると自分に合った職種や長所が主観と異なることも多いです。

 

そこで僕は主観と客観を両方取り入れるために「適性検査」を利用していました。

適性検査のおすすめはキミスカが提供する無料の適性検査なので、検査を受ける方法を紹介しておきますね!

 

▼適性検査の受験方法(所要時間:15分・完全無料)

①下記からキミスカさんへ訪問し、会員登録!(15秒ぐらいで終わります)

» キミスカ|1社の就活選考で複数社からスカウト

サイト訪問後「新規会員登録」をクリック

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メールアドレス・パスワード・卒業年度だけで登録完了

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②マイページへ移動し、サイドバーの『適性検査』を受験!

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③マイページの受験結果から適性検査の結果を見ることができます。

(一度受験してしまえば、いつでも検査結果を表示することができますよ。)

 

この検査を受けることで、簡単に「客観的な自分に関するデータ」を得ることができます。面接にのぞむ前に、このデータを見ながら自分について理解しておくことが重要ですよ!

 

▼適性検査によって得られる客観データ

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ちなみに僕は、面接でどんな「なぜ」をベースにした質問をされても答えられるように自己分析ノートを作成していました。

これはエントリーシートに書いた内容などに対して、自分で「なぜ」を追求した答えを全てまとめたノートなのですが、そのノートの1ページ目にこの客観データを貼り付けておくといつでも見られるのでおすすめです!

 

▼「なぜ」による質問を深掘りするための自己分析ノート

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主観だけでなく、「客観による自分への理解」を事前にしておくことで、面接で答えられることの幅が広がるのですね!

その通りだよ!とにかく面接が得意な就活生は自己分析がしっかりできていて、何を聞かれてもサラッと答えられる人が多いんだ!

  

受かる就活生:話が簡潔でキャッチボール数が多い

 

面接で受かる人の特徴の第一は、ここまで説明したとおり「なぜ」をベースにした質問にしっかりと答えられる人です。

そして、もう一つ面接で受かる就活生には特徴がありまして、それが「話が簡潔でキャッチボール数が多い」という特徴です。

 

まず話が簡潔というのは、「結論ファースト」で話していること、それに加えて説明が最低限だということを指します。

 

【話が簡潔な人の話し方】

・結論ファースト(先に結論から話す)

・結論の後の説明が最低限

 

結論ファーストはよく言われることですが、たとえ結論ファーストでもその後の説明がグダグダ長い人はダメですね。しかし本当に多いです。

結論を話すことは当たり前で、かつその後の説明も最低限でサクッと話すのが、面接で受かる就活生の特徴だと言えます。 

 

では、なぜ話は簡潔で短い方が良いのでしょうか?

それはコミュニケーションは「会話のキャッチボールの数」で決まるからです。

つまり、Aが話す、Bが話す、Aが話す、Bが話す...このA→Bの回数が多ければ多いほど、コミュニケーションがよく取れている状態だと言えるんですよね。

 

もしもAだけがずっと話しているなら、それはもはや講演会です。

しかし就活生の中には、面接がまるで講演会だと言わんばかりに、延々に話す人がいます。

それに対して面接官が思うことは1つでして、「こいつ話が長いな」と思われてしまいます。

 

ここで、「回答が最低限の長さだと自分のことを伝えきれないのでは?」と疑問を持つ人もいるかと思いますが、安心してください。

先ほど言ったとおり、コミュニケーションは会話のキャッチボール数で決まるので、面接官が「もっと聞きたい!」「もっとここが知りたい!」という部分については質問してくれます。

 

人事もあなたを採用すべきかどうか、あなたを理解するのに必死なので、自分から長々話すのではなく、面接官が質問できるように簡潔に話すことを心がけることが重要です!

 

なるほど!会話のキャッチボールの数を増やすために、1つ1つの回答を簡潔にすることが重要なんですね。

そうだよ。どうしても就活生は「アピールしなくては!」と必死になりがちだけど、むしろ“面接官からの質問を誘って自分に関する情報を伝えてあげるイメージ”を持とう。

  

対策③ 面接でされる質問への回答を準備しよう

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ではここからは面接でされる具体的な質問への対策を解説します。

頻出の質問を事前に考えておくことも当然重要ではあるのですが、それ以上に自分でエントリーシートに書いた内容に対して「なぜ?」を追求しておくことの方が重要です。(これを僕は「セルフなぜ」と呼んでいます)

 

よってこちらで解説する質問への対策と合わせて、必ずエントリーシートに書いた内容に対する「なぜ?」を徹底するようにしてくださいね。 

 

「志望動機」の回答対策と重要性

 

最初に解説するのは「志望動機」への対策です。

冒頭の面接の目的でも話しましたが、人事は「適性と志望度の高さ」を新卒採用では重要視しており、その中でも「志望度の高さ」を測るために志望動機を聞きます。

 

つまり志望動機のクオリティの高さこそが面接での通過の半分を決めると言っても過言ではないのです。

そして、この志望動機を考える上で重要なポイントは下記となります。

 

【志望動機を考えるポイント】

・なぜその業界を志望するのか?

・なぜその業界の中でもその企業でなくてはならないのか?

 

この2点を明確に答えられる人は面接での通過率が非常に高い。

しかしほとんどいませんね。

「なぜその業界を志望するのか?」は答えられるのですが、「なぜその業界の中でもその企業でなくてはならないのか?」を答えられる人がほとんどいません。

 

【なぜその業界の中でもその企業でなくてはならないのか?の見つけ方】

 

・社是(社訓)への共感を示す

・顧客ターゲット層の違いを示す

・経営ビジョンや経営戦略の違いを示す

・実際に自分がその企業の商品だけ使っていることを示す

などなど!

 

なぜその企業でなくてはならないのか、とはつまりは「その企業と他の企業の違い」を明確に答えられれば良い話なので、ぜひここは考え抜いてください。

何度も何度も言って申し訳ないですが、本当にこれが答えられる人は少ないんですよ。

 

ちなみに僕が入社した食品企業の志望動機としては「祖父が株主で2歳の時から御社の株主優待で届いた商品ばかり食べていました。だから競合他社の商品とは愛着が違います!!」ということを答えましたね。

 この志望動機については別記事でも解説しているので、合わせてご覧くださいね!

 

▼志望動機について詳しくはこちら!

» 【完全保存版】“必ず評価される”志望動機の書き方!

 

「ガクチカ(学生時代に最も打ち込んだこと)」の回答対策

 

志望動機の次に頻出質問といえば、通称ガクチカと呼ばれる、「学生時代に最も打ち込んだことは?」という質問です。

この質問を通して面接官が知りたいことは、「あなたの考えや価値観」それに加えてどんなことに興味があるのかという関心を知ることで仕事との適性を測ろうとします。

 

そしてこのガクチカの作り方ですが、就活攻略論では5つのステップで作成する方法を下記のように紹介しています。

 

【学生時代に最も打ち込んだことの書き方5ステップ】

 

①アピールする能力を設定する

②アピールする能力が育ったエピソードを考える

③「なぜそれに打ち込んだのか」という理由を考える

④エピソードに対する豆知識*を考える

⑤「今後どう活かすのか + 締めの言葉」で書き上げる

 

詳しい作り方を解説すると長くなってしまうので、具体的な作り方については別記事を参考にしてください。

ポイントは「面接官の興味をひくこと」であり、印象に残るようなガクチカを作ることが重要です!

 

▼ガクチカに関して詳しくはこちら!

» 【OpenES】学生時代に最も打ち込んだことの「文章構造」と書き方解説!

 

その他よくある質問への回答対策

 

ではここからはよくある質問を紹介しつつ、その回答のポイントを簡単に紹介していきたいと思います。

これらも頻出の質問かつ、事前にある程度考えておかないと、急に回答することが難しいので考えておきましょう。

【よくある質問①】

あなたの失敗体験、人生での挫折を教えてください!

僕が就活をしていた時によく聞かれたなぁ!と記憶に残っているのが、「失敗体験・挫折経験」です。

なぜこの質問を聞くのかと言うと、要するに「ストレス耐性」が知りたいんですよね。

 

新卒採用で企業はとにかく「退社しにくい人材」を求めています。 

大学生から社会人になるにあたって、ストレス耐性が低い人材は退社しやすい傾向にある。だからこそ、これまでの失敗体験・挫折経験を知ることでストレス耐性の有無を測ろうとしているのです。

 

ちなみにこの質問への回答ですが、めちゃくちゃ大きな失敗でなくても構いません。

要するに「ストレスがかかった時にどう対処できるのか?」をしっかりと説明できれば良いわけで、重要なことは「ストレスの対処方法・失敗した後の挽回方法・挫折した後の復活方法」をちゃんと説明できることにありますよ。

 

【よくある質問②】

あなたの長所と短所は何でしょうか?

続いて、「長所と短所」 もほとんどの企業からエントリーシートや面接で聞かれます。

やはり長所と短所はその人の人柄を表していますし、長所を聞くだけでそれが仕事に活かせるのかを判断することもできます。

また、短所を知ることで自社との適性を測ることができ、早期に退社しにくい人材を発掘することもできます。

(例えば「短所が飽き性」であれば、コツコツ同じことを繰り返すような仕事には適性が低いと判断できますよね。)

 

つまり長所と短所は「適性を測る材料」となるので、嘘をつかず正直に語ることが重要です。自分の短所を伝えることで、その企業と合わないと判断してもらうことができれば、事前に入社後のミスマッチを回避することができて、自分も企業も幸せですからね!

(不採用は悪ではなく、ミスマッチの回避という重要な役割を持っています。)

 

【よくある質問③】

周りの人からどんな人だと言われますか?

この質問は僕が就活生の時にもよくされました。

ちなみに僕は「初対面の人とでも出会って30分で地元の友だちみたいと言われます」と回答していたのですが、このように自分のことを客観視できているかを知るために面接官はこの質問を多用します。

 

更に周りからどう言われるのか、という客観意見はまさにあなたの「素」を知れる質問でもあるので、多用されるのは非常に納得できますよね。

 

ちなみに「周りからこう言われる!」ということがなければ、対策②で紹介した「適性検査」のデータを利用すると良いですよ!

「性格の傾向」で突出していることを、周りから言われる性格として発言することができます。

 

▼適性検査のデータはこうした場面でも利用できる!

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【よくある質問④】

10年後の将来像を教えてください!

こちらも鉄板の質問、「10年後の将来像を教えてください」という質問です。

10年後が3年後や5年後に代わって聞かれる場合もありますが、要するに「将来像」「人生のビジョン」を聞く質問です。

 

この質問の難しいところは「正直だれも10年後のことなど分からない」ということであり、それがゆえに適当に「◯◯職として働いていたい」など回答すると、「なぜ?なぜ?」と深堀されて言葉に詰まってしまいます。

 

そこで僕がおすすめしている回答方法が「具体的なことではなくスタンスを語る」というテクニック。

具体的に「◯◯職につきたい」ではなく、「未来のことは正直まだ分からないので、まずは目の前の仕事1つ1つに全力で打ち込み、その先で見つけた興味関心ごとを広げていきたい」といったスタンス(姿勢)を語るというテクニックです。

 

これなら面接官から共感されやすいですし、変に突っ込まれることもありません。

ぜひ将来像が明確に決まっておらず困っているという方は、このテクニックを活用してみてください!非常に万能ですよ!

 

珍しい質問の回答について

 

次に面接では、出題頻度の低い珍しい質問があります。

例えば以下のような質問が珍しい質問として挙げられます。

 

・あなたを動物に例えると何ですか?

・100万円あったら何に使いますか?

・無人島に何か持っていくなら何を持っていきますか?

 

これら出題頻度の低い質問への対策ですが、僕の回答としては「しなくて良い」です。

なぜならそもそも出題頻度が低いので、就活を通してされて1社ぐらいにしかされません。そのために時間をかけるのなら、その分、志望動機などの頻出質問への回答を深掘りしておいた方が良いんですよね。

 

更に志望動機やガクチカに比べて、こうした珍しい質問の重要度はそもそも低いです。

「あなたを動物に例えると何ですか?」の回答が面白くても、「志望動機」の回答に納得性がなければ意味がありませんよね。

反対に、「志望動機」の回答に納得性があれば、例え「あなたを動物に例えると何ですか?」に対して上手く回答できなくても面接で通過できます。

 

よって珍しい質問への立ち回りを図で示しました。

 

▼珍しい質問をされた場合の立ち回り方について

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珍しい質問に対してすぐに回答が思いついた場合

→そのまま回答する

(志望動機など頻出の質問の方が重要度が高いので、良いことが言えなくても落ち込まないでよし!)

 

 

珍しい質問に対してすぐに回答が思いつかない場合

→「すみません。すぐに思いつかないので、帰宅の電車で考えます!」と回答する。

(グダグダずっと考える方がマイナス評価に繋がり、その他の質問の時間もなくなってしまう。)

 

面接が苦手な人の特徴として、「すぐに回答が思いつかない場合にグダグダしてしまう」という特徴があります。

これにはデメリットが2つあり、まず「グダグダしている姿から優秀さを感じない」というデメリットと、「考えている時間が他の質問を圧迫してしまう」というデメリットがあるんですよね。これは最悪なので、回答がすぐに思いつかないのであれば、すぐに「すみません。すぐに思いつかないので、帰宅の電車で考えます!」とはっきり答えた方がむしろ優秀さを感じます。ぜひ覚えておきましょう!

 

逆質問は事前に用意しておこう

 

では「頻出質問」と「珍しい質問」への対策が分かれば、残るは「逆質問」のみです。

逆質問とは、就活生から面接官に対して行う質問であり、面接の最後に面接官から「最後に何か質問はありませんか?」という流れでされることが多いです。

 

そしてこの逆質問ですが、「逆質問をしない」のはNG!

なぜなら、質問がないということはその企業への興味の低さを表すので、志望度が低いと判断されてしまうからです。

何度も言う通り、新卒採用では志望度が低いと判断されれば不採用になります。

わざわざ企業側も内定を出しても入社してくれないような人には内定を出しません。

 

よって必ず逆質問は事前に用意しておきましょう。

この逆質問の数ですが、とりあえず「1つ」用意しておけば問題ありません。もちろん複数個ある方が、その分志望度が高いと判断されますが、最低1つと覚えておいてください。

 

そしておすすめの逆質問なのですが、僕がおすすめするのは3つです。

 

【就活マンおすすめの逆質問】

 

・私は◯◯な性格なのですが、御社で活躍している社員の方の特徴などはありますか?

・本日の面接を通して、面接官の皆様から見た私の印象を教えて頂けませんか?

・実は御社のサービスとして企画を作ってきたのですが、1分だけ見ていただけないでしょうか?

 

まずは逆質問にて自分から「◯◯な性格なのですが」と言うことで、面接官はあなたの性格への理解をより深めることができます。

面接を通してあなたに対して抱いていた性格のイメージが一致すれば尚更よしですからね。

 

次に、「本日の面接を通して、面接官の皆様から見た私の印象を教えて頂けませんか?」という質問も、面接官のイメージと実際の自分をすり合わせるのに大事な質問です。

もし面接官の回答が、実際の自分と異なっていれば「実は◯◯な性格でして...」とすり合わせることができますよね。

面接はあなたについての理解を、面接官に深めてもらって適性を測ることが目的です。だからこそ逆質問の場を利用して更に理解を深めてもらうこと。これを意識しましょう。

 

最後に、「実は御社のサービスとして企画を作ってきたのですが、1分だけ見ていただけないでしょうか?」というのは僕が就活生の時に編み出した究極の逆質問です。

以前こうツイートしたのですが、このように企業ごとに企画を用意して逆質問の最後で披露していました。

 

面接における逆質問で最もおすすめは「アイデアの披露」。逆質問にも目的を持つこと。例えば野菜ジュースを売る会社に「350gの野菜が1杯で取れるってことを食品サンプルで店頭で紹介するのはどう?」と言い、用意した食品サンプル画像を見せる。「積極性のアピール」という目的を果たせる逆質問です。

 

これはもう最大に志望度の高さを伝えることができますね。

面接官からしたら、「わざわざ今日の面接のために企画を考えてきてくれたのか!」という感動と「この子は発想力があるな!」という考えを持ち、ダブルの評価に繋がります。 

どんな企業にも有効ですが、特に中堅企業だと有効で、「志望度が高く発想力のある人材」として二次面接を飛ばして最終面接を受けさせてもらえたりと、特別ルートでの採用に繋がったことが3社ありました。

 

このように企業ごとに企画を考えて披露するのは大変です。

しかし恋人へのサプライズプレゼントのように、入念に時間をかけて準備したことが相手に伝わることが重要なんですよね。

この企画の披露は必ずあなたが準備したことが伝わりますので、ぜひ実行してみてください!(...まじで効果絶大です。)

 

こ...これはすごいテクニックだ!でも企画の質が低いと評価されないのでは?

違うんだよ。企画の質が高いに越したことはないけど、時間をかけて準備したことが「志望度の高さ」を証明し、企画を披露することによって「積極性や発想力の高さ」が面接官に伝わる。これが重要なんだよ!

 

対策④ 自己PRを準備しよう

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面接でされる「質問」への対策を把握したら、次に「自己PR」を作成しましょう。

面接では9割以上の企業で自己PRが求められます。

 

そもそも自己PRとは「自分がアピールすべき能力+それが会社でどう活かせるか」といい構成から成り立ち、面接官に対して「私を雇ったらこんな良いことがあるよ!」というメッセージになります。

 

つまり自己PRによって、「この就活生は自社に役立ちそうだ」と思われば採用に繋がりますし、自社には合わないかもしれないと判断されれば不採用になります。

そしてこれに関しては「適性」次第なので、不採用になっても落ち込むことはありません。

例えるなら「どれだけ高性能の空気清浄機でも、1Kの狭い部屋には合わない」のと同じです。あなたの能力とその企業が求めるものは違うかもしれない。それは適性が合わないだけの問題です。

 

自己PRの作成方法

 

では具体的に自己PRの作成方法を解説します。

就活攻略論では、5ステップで完成する自己PRをの作成法を紹介しており、まだ自己PRを作成していない方は、別記事を参考に作成してください。

 

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ステップ① 象徴的な能力(自分の中で最も大事な能力)を決定する

ステップ② 象徴的な能力にスパイスを効かせる

ステップ③ なぜその能力が重要だと考えたのか「なぜ」を繰り返して深掘りする

ステップ④ 決定した能力の根拠となるエピソードを3つ洗い出す

ステップ⑤ 「能力+なぜその能力が重要なのか+根拠となるエピソード」の順に並べる

 

上記の手順によって、自己PRを作成することができます。

ポイントは「象徴的な能力にスパイスを効かせる」という工程でして、例えば自分がアピールしたい能力として「発想力」がある場合、そのまま「私は発想力があります!」と発言してもつまらないですよね。

「私は電車に乗った30分の間に5つのアイデアを考えることができます!」と少し言い回しを変えた方が興味をそそられます。

 

このような一工夫によって、ぐっと面接官の記憶に残る自己PRをすることができるようになります。ぜひ取り入れてみてください!

 

対策⑤ 人事面接・集団面接・最終面接の違いを知ろう

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次に「面接の種類」について解説します。

おそらく就活を始めたばかりの就活生が持つ面接のイメージは「人事面接」と呼ばれる面接です。しかしそれ以外にも「集団面接」や「最終面接(役員面接)」があります。

それぞれ面接官の評価ポイントが異なるので、それぞれ説明しますね!

 

「人事面接」の対策と基礎知識

 

まず最初に「人事面接」は、企業の人事部が担当する面接です。

大企業では一次面接、二次面接は基本的に人事が担当します。

ベンチャー企業や中小企業では、一次面接から役員や社長が面接をする場合も多いので、それらを除くとほとんどが最初は人事面接からスタートしますね。

 

この「人事面接」のポイントですが、僕が分析するに特に「適性の高さ」を測る傾向にあります。

僕も当然、多くの面接で落ちたことがあります。落ちた企業を振り返ると、僕みたいなバシバシ発想したいタイプではなく、愚直に1つのことに取り組んでくれるような真面目タイプを欲しがっていたように思います。

 

人事目線で、面接によって就活生の性格を知り、適性の高さをまずは判断する。

そして適性が低いと判断した就活生をとりあえずは不採用にするというのが、人事面接の役割だと僕は分析しています。

 

「集団面接(グループ面接)」の対策と基礎知識

 

次に「集団面接(グループ面接)」という面接があります。

これは「就活生が複数人:面接官が1人〜複数人」という形式の面接です。

一度に複数人を判断することができるので、大企業の選考の初期に行われることが多い面接ですね。

 

ポイントは他の就活生の優秀さを気にしないことです。

「TOEIC900点で留学経験した国は5つです!」みたいな就活生と集団面接をする機会はよくあったのですが、心の中で「すげえ...」と思っていても、新卒採用においては「即戦力」ではなく、適性と志望度の高さにあるので、とにかく気にせず熱く志望動機を語るようにしていました。

 

大抵の優秀な経歴のある就活生は志望動機がしょぼい傾向にあります。(事実、僕が出会った優秀な経歴もちは志望動機が浅かった)

経歴や実績がすごい人は、そこで満足しているので志望動機などで手を抜くんですよね。後はその企業がどこを評価するかの問題なので、面接では他人を気にせず全力を尽くし、不採用になったら「ああ、適性低かったのか。入社しないでラッキー!」と考えましょう。

 

「最終面接(役員面接)」の対策と基礎知識

 

最後に紹介するのが「最終面接(役員面接)」です。

こちらは面接の担当者が、企業の役員や社長でして「内定」が出るかが決まる最後の砦です。

この最終面接の通過率は50%と言われており、最終面接まで行けたからといって気を抜かないようにしましょう。

 

この最終面接に関しては、以前このようにツイートしました。

 

大企業の最終面接ではとにかく「志望動機」を明確に話せるようにしておくことが重要。なぜか。それは役員ぐらいの年齢になると自己PRやガクチカなんて何を言っても「若い子が頑張ってて可愛い」で済むのだが、愛社精神が特に強い役員の場合、志望動機だけは適当だと「え?」となるため。

 

「人事面接」では主に適性の高さを判断すると説明しましたよね。

一方の最終面接では、「志望度の高さ」を重視する傾向にあると考えています。

理由としては、そもそも役員は年配者が多く「適性よりも情熱や入社意欲に関心がある」という傾向が強いんですよね。

 

更に役員は勤続年数も長く、熱く志望動機を語られると、「うちの会社がそんなに好きかね!ほっほほー!」と上機嫌になります。これは冗談ではなく、その企業への愛着が強ければ強いほど褒められると嬉しいものです。

 

ぜひ最終面接では志望動機をとにかく熱く語れるように深めておいてください。

そうすれば通過率を50%から100%に上げることができますからね!!

(ちなみに僕は最終面接を落としたことがありません。志望動機を聞かれた時にめちゃくちゃ熱く語るのと、とにかくその企業の良いところを褒めるようにしていました。あと、おじいちゃんだと雑談が好きなので、向こうが話し始めたら真剣に聞くというのもポイントですよ。)

 

対策⑥ 面接でのマナーを把握しよう

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ではこの章では面接での基本的なマナーについて解説します。

基礎的なことでマイナス評価されるのは本当にもったいないので、ここに書いたことぐらいは把握しておきましょう。

 

マナー① 入退室の方法

 

ここでは入室の流れと、退室の流れを紹介します。

事前に知らないと本番で戸惑ってしまうので、流れを見ながら頭の中でイメージトレーニングをするようにしてください。

 

【入室の流れ】

 

ドアを3回ノックする

「どうぞお入りください」と言われる

「失礼致します!」と元気よく言ってからドアを開ける

入ったらドアの方を向きつつも、お尻は面接官に向けずにドアを閉める

面接官に向かって軽くお辞儀をする

椅子の横に立つ

(この時、面接官と就活生がどちらに座れば良いかわからないような部屋の場合は「下座(入り口に近い方)」に座りましょう)

面接官から「どうぞお座りください」と言われる

「失礼致します」と言って軽くお辞儀をして座る

【退室の流れ】

 

面接官から「これで面接を終了します」と言われる

椅子から立ち上がる

「本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました」とお礼を言ってから深くお辞儀

カバンを手に取る

ドアに向かって歩いていく

「失礼致します!」と言ってお辞儀をして出る

 

ちなみに面接では「待合室」や「受付」での対応は間違いなく見られています。

面接では見せない「素」が出るところなので、企業側はそこでの立ち振舞を評価するんですよね。

実際に僕が入社した企業の人事に話を聞いたところ、待合室での様子は評価対象になっていると言っていたので、意識するようにしてください!

入退室の方法は別記事でも詳しく解説したので、より深く知りたい方は見てみましょう。

 

▼面接での入退室について詳しくはこちら!

【就活生必見】面接の流れを把握しよう!|受付から退室までの全体の流れ

 

マナー② 面接時の服装(私服可の場合の対応)

 

次に面接での服装についてですが、よく「私服可の場合にどうすれば良いでしょうか?」という質問をもらいます。

この場合、僕は「それでもスーツで行くのが良いですよ」と回答しています。

 

なぜなら私服よりもスーツの方が優秀そうに見えるからですね。

更には私服のセンスがない場合や、よれよれの私服を着ているだけで清潔感がないように見える人も多いのでスーツで行くのが無難です。

 

企業によっては「スーツではなく私服で来てください」と指定がある場合もありますが、そういう場合はH&MやZARAでカジュアルなジャケットを買うことをおすすめします!

普通に私服としても使えますし、新品なら今の自分にぴったりのサイズを購入することができます。

 

服に関しては「サイズ感」の重要性がとにかく高いので、私服で面接を受ける場合はサイズ感を意識した服装でのぞむようにしましょうね。

 

マナー③ 面接に必要な持ち物

 

面接でのマナーについては最後、必要な持ち物を説明します。

面接で必要な持ち物は「ペン」と「スケジュール帳(メモできるもの)」の2つです。

この2つをすぐに取り出せるような胸ポケットや、女性ならばカバンの外ポケットに忍ばせておきましょう。

各アイテムの面接での使い方は下記です。

 

【面接に必要な持ち物】

 

・スケジュール帳(メモできるもの)

→逆質問をした時に回答はすぐにメモを取る。

(※カバンから取り出す際は「メモしても宜しいでしょうか?」と一声かけてから取り出すこと)

→その場で次回の面接スケジュールを言われた場合スケジュール帳を取り出して確認。

 

・ペン

→スケジュールやメモに書き込む。

 

対策⑦ 面接後のお礼メールについて理解しよう

 

ここまでの解説で面接本番への対策は完璧です!

しかし、ここで気を抜いては他の就活生と差別化することはできません。

 

僕が重要視しているのは、「面接後に送るお礼メール」です。

これを送るか送らないか、人それぞれなので、「送る」という選択をした時点でその他ほとんどの就活生よりも前に出ることができるんですよね。

 

以前漫画家さんに書いていただた4コマでもこのように紹介しました。

「面接官も同じ人間」なので、お礼メールを送られると嬉しいんですよ!

 

▼4コマ:就活マンが考える「一番強い就活生」

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お礼メールを送られた側はもちろん嬉しいですし、それに加えて「志望度の高さ」や「社会人になってもしっかり仕事をしそうだという責任感」を評価します。

よって、就活攻略論の読者の皆さんはぜひすべての面接の終了後にお礼メールを“即日で”送る習慣を付けてください!

 

お礼メールのテンプレを用意したので、このテンプレを元に自分なりに言葉を追加して志望度の高さを伝えていきましょう。

 

【お礼メールのテンプレ】

 

◯◯株式会社 御中

本日面接させていただいた◯◯大学の◯◯です。

大変お忙しい中、とても話やすいご対応と人柄で接して頂き、

少しでも多くのことをお伝えすることができたかなと思います。

本当にありがとうございました。

 

ただ一つ、貴社への思いが緊張で伝えきれなかったことが悔しくてたまりません。

次回、面接の機会を頂けたらもっと思いを伝えたいと思います。

改めて本日は面接のお時間を頂きありがとうございました。

 

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◯◯大学
◯◯学部 ◯◯学科
◯◯ ◯◯(名前)
◯◯◯◯(電話番号)
◯◯◯◯(メールアドレス)

 

対策⑧ 就活生におすすめの面接本・参考書

 

続いて面接対策におすすめの本を紹介します。

「面接対策」と名の付く本に書いてある情報はかなり薄いので、ネット情報で十分です。せっかく本を読むなら、ぜひ「深い知識」が身につく本を選ぶようにしましょう。

 

広く浅く情報を得るならネット、狭く深く情報を得るなら本というのが僕の本の使い方です。参考にしてみてください。

 

では最初に紹介する本は、「超一流の雑談力」という本でして、この本は話し相手との人間関係を構築するための「雑談」について書かれています。

面接や電話でも実は雑談は有効でして、面接官とうまく雑談できる就活生は非常に面接が上手だと見ていて思います。

この本を呼んで雑談の持つ力を知り、面接に活かしていくことは差別化に繋がりますよ。

 

 

続いて紹介するのが「考える技術・書く技術」という本です。

この本では「論理的思考」を学ぶことができ、エントリーシートや面接の質が論理的思考を用いることで爆発的に高まります。

非常に分厚い本なのですが、第一章〜第三章を読むだけで論理的思考を学ぶことができるので、ぜひゆっくりゆっくり読んで欲しい1冊となります。

 

そしてこの本は就活を終えても、絶対に有用な情報を与えてくれます。

本を選ぶ際は、就活だけでなく人生に役立つ本を選ぶようにしましょうね!

 

 

そして最後に、面接についての概要を把握したい場合は、THE面接本!という本を読んでおくのもおすすめです。

実際に僕が読んだことのあるシリーズの本をここで紹介しておきますね。面接への理解は正直のところネット情報で十分です。ですが、書籍の良いところは情報が一冊にまとめられている点にあります。

ネットだと知りたい情報ごとにサイトを変えないといけないですが、書籍だと一気に概要を把握できる点はネットよりも優秀なので、「ネット情報+本」を意識して面接対策することをおすすめします!

 

 

他にも面接におすすめの本は複数あります。

しかしこの記事で書くと長くなってしまうので、別記事にて面接対策におすすめの本をまとめました! 

計10冊の面接対策本をまとめた記事なので、ぜひ合わせてご覧ください!

 

▼面接対策におすすめの本はこちらから!

» 【就活生向け】面接対策に“絶対に役立つ本”はこの10冊!|計17冊厳選

 

【実践】模擬面接で場数を踏むために絶対利用すべきサービス

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ここまでの解説にて、「インプット型の面接対策法」は終了です。

しかし面接対策には2種類ありまして、「インプット型の面接対策法(自分だけでできる対策法)」と「模擬面接など他人に協力してもらっての対策法」があります。

 

つまりここまでの対策法を知ることで確実に面接についての理解が深まり、評価されるスキルを身につけることができました。

しかし、実際に面接の場に慣れることはこうした情報だけではできませんよね。

そこで僕が模擬面接の場として利用していたサービスが「就活エージェント」というサービスです。

 

無料でキャリアアドバイザーさんがまさに家庭教師のように専属で付いて、模擬面接などのサポートをしてくれるのです!

「人と話すのが苦手だ」「初対面で緊張しがち」「とっさの質問に答えるのが苦手」という方は必ず場数を踏むべきです。

よってこの就活エージェントというサービスを別記事にて詳しく解説したので、読んで利用してくださいね!

 

▼模擬面接で場数を踏む方法はこちらから!
» 【就活向け】面接対策を“無料で練習できる”サービスまとめ!

 

【+α】社会人と話す接点を増やして面接に慣れよう 

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「8つの対策」はいかがだったでしょうか!

今回の記事は、僕が持つ面接に関する知識を詰め込んだので、これらを実行するだけで他の9割の就活生と差別化することができます。

 

そして最後になりますが、面接はとにかく社会人と話す機会を持ち慣れることが重要なんですよね。

僕が大学生の時が、社会人と話す機会なんてバイト先ぐらいだったので、選考会やスカウトイベントに参加することで企業の人事と話す接点を増やしていました。

 

【選考会・スカウトイベントとは?】

ただの合同説明会や会社説明会ではなく、グループディスカッションを通してのスカウトや特別ルートでの選考に繋がる説明会のこと。

 

ぜひ面接対策としての知識を詰め込みつつ、選考会やスカウトイベントに参加することで人事と話す機会を増やしていきましょう。

更に選考会やスカウトイベントは、社会人と話す機会だけでなく早期内定にも繋がるので一石二鳥です。とにかく効率的に動くことを意識しましょう。

そもそも選考会という情報を知っている人が少ないので、それだけで情報格差を作ることができますからね。

 

ちなみに僕がおすすめする「選考会」の情報を得るサービスは1つで、『digmee』というサービスです。会員登録は無料かつ、LINEで開催情報が届くので早めに登録しておきましょうね!

» digmee公式サイトはこちらから!

 

▼digmeeの登録方法(完全無料)

こちら からdigmeeの公式サイトへ移動し、「LINEで友達追加」をクリック

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②LINEで基本情報を入力して完了です!

これらの選考会やスカウトイベントにて、僕は5月までに6社の内定を獲得しました。早期内定は心の余裕に繋がりますし、その余裕が次なる内定に繋がります。

こうした無料のサービスを使い倒し、有利に就活を進めましょうね。 

 

就活の面接対策はいつからすべきか?

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それでは本記事の最後に、「面接対策はいつから始めるべきか?」という疑問に答えていきたいと思います。

まず面接が実際に始まるのは、大手企業の場合は「6月から」開始されます。

外資系企業やベンチャー企業、中小企業ではそれよりも前に面接がスタートするので、自分がどんな企業にエントリーするかどうかで面接対策をすべき時期は異なります。

 

このあたり分かりにくいので一覧化しておきますね。

 

【外資系企業】

内定が出る時期:大学3年生の6月以降

面接が始まる時期:大学3年生の4月には始まっている*

(*外資系の場合、主にインターン面接が本命になるので時期がまばらです)

 

【ベンチャー企業・中小企業】 

内定が出る時期:大学3年生の2月以降

面接が始まる時期:大学3年生の12月にはもう開始

 

【一般的な企業】

内定が出る時期:大学4年生の6月以降

面接が始まる時期:大学4年生の6月以降

 

つまり外資系企業やベンチャー企業を中心に受ける人は、大学3年生の初期から面接の対策が必要になります。

一方で外資系企業やベンチャー企業を受けず、就活解禁の3月から就活を本格的に開始した人ならば6月から本格的に面接がスタートします。

 

そして、6月からスタートするので最低でも2ヶ月前から面接対策をしておくのがベストだと僕は考えています。

僕がフォローしている「けんすうさん」もツイッターでこのように発信されていました。

 

 

さすがに100回はやりすぎですが、「なぜ?」により事前に深掘りしておくことや、エントリーシートを使って友人と「なぜ?」による質問をし合う面接練習をしたりとやれることは多いです。

ぜひ早め早めのうちから面接対策をしておきましょう。面接は内定獲得の最後の砦ですからね!

ちなみに関東の学生さんなら、僕が紹介している就活エージェントさんと面接対策をするのもおすすめなので、ぜひ気になる方は利用してみてくださいね!

 

▼就活エージェントの紹介はこちらから!

» 最適な求人を紹介してくれる「就活エージェント」を紹介します!

 

ではでは、本日の記事はいかがだったでしょうか!

計2万字のボリュームの記事となり、読むのが疲れたと思います。

しかし僕が就活中に編み出した使える知識だけを詰め込みましょう。

何度も読み直し、情報を自分の血肉に変えて、面接を攻略していきましょうね!

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。