就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「自己分析を進める上での質問項目」を皆さんに共有します!
この質問項目とは要するに、“自己分析する時に自分に投げかけるべき質問”のこと。
どんな質問を自分に投げかければ自己分析できるのか知りたい人は多いでしょう。
そこで、実際に僕が就活生の時に使っていた質問項目を紹介していきます。
この記事を読めば、自己分析を進められるよう網羅的に書いていきます。
自己分析のやり方に関しては、絶対的な自信があるので、ぜひ参考にしてください!
どんな質問をすればいいのかぜひ知りたいです!
僕が自己分析をする際に実際使っていた質問を共有するね!
- 自己分析の目的は?【自己分析を始める前に絶対に押さえるべき】
- 自己分析の質問項目リスト【100問】
- 質問の回答をもとにした自己分析の方法
- 質問形式で自己分析するときのポイント
- 質問以外の自己分析の方法
- 本記事の要点まとめ
自己分析の目的は?【自己分析を始める前に絶対に押さえるべき】
自己分析の質問項目を共有する前に、自己分析をする目的を知っておきましょう。
自己分析の目的は大きく2つあります。
【自己分析をする目的】
- 企業選びの軸を設定するため
- 面接で自分のことを伝えられるようになるため
自己分析を通して自己理解をし、「自分はどんな会社が合うのか」を把握する。
そして、「自分の長所や短所、売りは何か」を理解して面接で自分のことを話せるようにすることが自己分析の目的です。
自分をうまく売り込める就活生は自己理解が深いです。
だからESや面接官からの質問にしっかり答えられるし、採用される。
ここをしっかりと把握していれば、「自己分析って重要なんだな!頑張ろう!!」と思えるはずです。
目的を知ることで、自己分析の重要性がわかりますね!
目的があいまいだと誰でもやる気なんて出ないよね。自己分析は就活において土台となる作業だから、目的を把握してしっかりその重要性を認識しよう!
自己分析の質問項目リスト【100問】
それでは早速、自己分析の質問項目(投げかけるべき質問リスト)を共有します。
自己分析では過去の出来事を洗い出す必要があると話しましたよね。
それは幼少期〜今に至るまでの過去すべてを洗い出すことが有効です。
よって自分の過去の年代別に質問項目を用意しました。
1つ1つの質問に答えることで、過去の出来事を洗い出すことができます。
ぜひ1問1問じっくり考えてください。
自己分析の質問項目【幼児期】
それでは最初に「幼児期」の出来事や自分の性格を洗い出していきましょう。
幼児〜幼少期の育て方や行動によって、それ以降の人格が形成されることも多いんですよ。
だからこそ、幼少期のこともしっかりと自己分析していきましょう。
ちなみに幼児期のことってなかなか自分では分からないですよね。
よって親に質問して回答してもらうことがおすすめですよ!
【幼児期に関する質問項目】
- どんな家庭に生まれたか?
- 何を大事にしている家庭だったか?
- 名前の由来は何か?
- 他の幼児との違いは何かあったか?
- 幼児の頃の癖は何かあるか?
- 幼児の時に印象的だった記憶は残っているか?
- 成長は早い方だったか?
- 最初に発した言葉は何だったか?
- 幼児期に母親を最も困らせたことは何か?
- 幼児期に母親を喜ばせたことは何か?
- 幼児期に父親を最も困らせたことは何か?
- 幼児期に父親を喜ばせたことは何か?
- 幼児期に周りの親戚からはなんて言われていたか?
計13問
自己分析の質問項目【幼少期(幼稚園・保育園)】
続いて、幼少期の出来事や性格を洗い出していきましょう。
幼少期は特に本能が発揮されやすいので、自分の根の性格が分かりやすい、自己分析にとって重要な時期と言えます。
【幼少期に関する質問項目(幼稚園・保育園)】
- 幼稚園や保育園の先生からどんな子だと言われていたか?
- 他の子供との違いは何かあったか?
- 幼少期に1番嫌な出来事は何だったか?
- 幼少期に感じた1番悲しかったことは?
- 幼少期に1番良い出来事は何だったか?
- 幼少期に感じた1番感動したことは?
- 幼少期の癖はどんなことだったか?
- 幼少期に好きだった遊び(ハマったもの)は何か?
- 幼少期に嫌いだった行動はあるか?
- 幼少期に苦手だったものは何か?
- どんな友達と関わることが多かったか?
- 変わった経験をしたことがあるか?
- 親の教育はどんなものだったか?
- 幼少期にどんなことで親から怒られていたか?
- 幼少期にどんなことで親から褒められていたか?
- 幼少期の習い事は何をしていたか?
- 幼少期の特技は何だったか?
- お泊り保育ではどんな行動を取っていたか?
- 幼少期に外に出かけると何をすることが多かったか?
計19問
自己分析の質問項目【小学生時代】
続いて、小学生時代に関する質問項目です。
小学生の時期になると、記憶も残っていると思います。
また小学生も本能的に生きているので、自分の性格の本質や好き嫌いがよく出る時期ですよ!
【小学生時代に関する質問項目】
- 小学生の頃に好きだった遊びは?
- 小学校の放課中は何をして遊んでいたか?
- 小学生の時に好き(得意)だった教科は?
- 小学生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 小学生の頃に1番嫌だった出来事は何だったか?
- 小学生の頃に1番良かった出来事は何だったか?
- 小学生の頃に感動したことは?
- 小学生の頃どんな性格の友達が多かった?
- 小学生の頃どんな性格の人が嫌いだったか?
- 小学生の頃に好きだった先生の特徴は?
- 小学生の頃に嫌いだった先生の特徴は?
- 小学生の頃に自分から率先して行動したことがあるか?
- 小学生の頃はどんな習い事は何をしていたか?
- 小学生の頃に獲得した賞はあるか?
- 小学生の頃に親から褒められたことは何?
- 小学生の頃に親から叱られたことは何?
- 小学生の頃の癖は?
- 小学生の時のあだ名やニックネームは?
計18問
自己分析の質問項目【中学生時代】
次は中学時代に関する質問項目です。
中学生は思春期なので、性格が大きく変わったり、明確な価値観や信念が生まれることがありますね。
【中学生時代に関する質問項目】
- 中学生の時に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 中学生の時に一番良かった出来事は何だったか?
- 中学生の時に好き(得意)だった教科は?
- 中学生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 中学生の時に好きだった先生の特徴は?
- 中学生の時に嫌いだった先生の特徴は?
- 中学生の時に好きな遊びは何だったか?
- 中学生の時はどんな友達と仲良しだったか?
- 中学生の時どんな人が苦手だったか?
- 中学生の時にはどんな係を経験したか?
- 中学生の時の趣味は?
- 中学生の時に初めてした挑戦はあるか?
- 中学生の時に喧嘩したことがあるか?
- 中学生の時に他人には言えない秘密があったか?
- 中学生の時に大切にしていた信念は?
- 中学生の時に親からはどんな性格だと言われていたか?
計16問
自己分析の質問項目【高校生時代】
続いて高校時代に関する質問項目です。
こうして各時代を自己分析していくと、性格や価値観の共通点が見えてきますよね。
【高校生時代に関する質問項目】
- 高校生の頃に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 高校生の頃に一番良かった出来事は何だったか?
- 高校生の時に好き(得意)だった教科は?
- 高校生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 高校生の時の悔しい思い出はあるか?
- 高校生の時は休みの日にどんなことしていた?
- 高校生の時の趣味はなにか?
- 高校生の時はどんな友人が多かった?
- 高校生の時はどんな人が苦手だった?
- 高校生の時に一大イベントのような経験はあったか?
- 高校生の時に先生や親から褒められたことは何か?
- 高校生の時に先生や親から叱られたことはあるか?
- 高校生の時に貫いていた信念はあるか?
- 高校生の時にしていたアルバイトは何か?
- 高校生の時にどんな異性が好きだったか?
- 高校生の時に憧れている人はいたか?
計16問
自己分析の質問項目【大学生時代】
それでは最後、まさに今の自分である大学時代の自分を自己分析します。
直近のことでも案外忘れている出来事も多いので、明確化していきましょう!
【大学生時代に関する質問項目】
- 大学時代に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 大学時代に一番良かった出来事は何だったか?
- 大学時代の時に好き(得意)だった講義は?
- 大学時代の時に嫌い(苦手)だった講義は?
- 大学時代の今どんな友人が周りに多い?
- 大学時代の今どんな人が苦手?
- 大学時代どんな作業に熱中しやすい?
- 大学時代どんな作業は飽きやすい?
- 大学時代の趣味は何か?
- 大学時代友人とどんな遊びをするのが好きか?
- 大学時代のアルバイトは何をしたか?
- 大学時代に一人ではどんなことをして過ごすか?
- 大学時代に複数人ではどんなことをして過ごすか?
- 大学時代の最大の成功は何か?
- 大学時代の最大の失敗は何か?
- 大学時代に貫いている信念はあるか?
- 大学時代に1番悔しかった思い出は?
- 大学時代に1番感動した思い出は?
計18問
ここまで幼児期〜大学時代までの過去の出来事や価値観を洗い出しました!
これらの質問をすべて合わせると合計100問となります。
これらの質問に回答することで、「過去の出来事」を洗い出すことができます。
またそれに伴う自分の価値観や性格も洗い出すことができましたよね。
100の質問を用いた自己分析のやり方
ここまででご紹介した100の質問を用いた自己分析のやり方を、別記事でまとめました!
効率的に質の高い自己分析ができるよう作成した、以下の自己分析シートを使って解説しています。
かなり詳しく自己分析のやり方について解説しているので、「自己分析のやり方がイマイチわからない…」という人はぜひ読んでみてくださいね!
(自己分析シートも以下の記事を経由して無料ダウンロードできますよ!)
自分のこととは言え、100問に回答するのって大変ですね。
それだけ時間をかける価値が自己分析にはあるんだよ!じっくり自己分析を進めていこう。
質問の回答をもとにした自己分析の方法
ここまで「自己分析のための質問項目100問」を紹介しました。
これらに回答することで、自分の性格や価値観、過去の出来事が洗い出せましたよね。
しかしこれらを洗い出すだけでは、自己分析は甘いです。
更に自己理解を深めるために、ここで洗い出した回答を深堀りする必要があります。
ここから、質問結果をもとにした自己分析の方法を共有していきますね!
【回答をもとにした自己分析の方法】
- 質問の回答を深掘りする
- 「企業選びの軸」を設定する
- 自分の「魅力」と「欠点」を洗い出す
① 質問の回答を深掘りする
まずは質問に対しての自分の回答を深掘りしていきましょう。
具体的には、以下の3段階で深掘りしていくのがおすすめです。
【自己分析の深掘りの方法】
- なぜ?
- 結果どうなった?
- いま何を思うか?
上記の3段階の質問で、自分のことを深く分析することができます。
たとえば、僕が幼少期の時に1番嫌だったことは「弟に書いた絵を破られたこと」です。
これを深堀りすると、以下のようになります。
【回答の深掘り例】
幼少期に1番嫌だったことは?
・一生懸命に書いた絵を弟に破られたこと
↓ 更に深堀りして自己理解を深める!
なぜ?
・絵を書くことが大好きで全精力を絵を書くことに費やしていたから。
その結果どうなった?
・より絵を書くことに注力してしっかり保管するようになった。
何を思う?
・自分は昔から「創造性」のある活動が好きだったんだな。
→単純作業が苦手だから技術職や事務職は合わない。自分で仕事や提供価値を創造するような「提案型の営業」や「企画職」が合っていると思う。
・一度折られても諦めない性格は昔からだな。
→長所として「粘り強さ」や「自分がハマったことへの追求心の強さ」を語れそう。
・今でもたまに絵を描くことが趣味と言えるかもしれない。
→趣味として「絵を描くこと」も語れそう。
このように「幼少期に1番嫌だったことは?」という1つの質問項目だけでも、ここまで深堀りすることができるんですよね。
更には自分に合う職種理解や、エントリーシートや面接でアピールできる長所まで発見することができています。
このように過去の出来事や自分の性格を洗い出して、それを更に深堀りすることで自己分析がどんどん進んでいくんですよね。
② 「企業選びの軸」を設定する
次に企業選びの軸を設定していきます。
回答を深掘りした内容から、全体を通して共通する部分から「自分が働く上で重視するポイント」を洗い出しましょう。
たとえば僕の場合、質問の回答を深掘りした結果「新しいものが好き」「自己表現や創造することが好き」といった共通点が見つかりました。
それをもとに、企業選びの軸を考えると以下のようになります。
企業選びの軸は、どんな仕事が合うか合わないかだけでなくモチベーションやビジョン、社会貢献などさまざまです。
企業選びの軸についての詳しい解説は「【企業選びの軸】幸福度を高める7つの軸+面接での回答方法!」でまとめているので、こちらも併せて読んでみてください!
③ 自分の「魅力」と「欠点」を洗い出す
次に自分の「魅力」と「欠点」を洗い出しましょう。
魅力や欠点をしっかり把握できていれば、自己分析の目的のひとつでもある「面接官に自分のことを伝えられるようになること」を果たすことができます。
自己分析は質問に答えるだけでなく、上記のように回答を深掘りしてこそ完了といえます。
ここまで深掘りすれば面接でどんな質問をされても、スッと答えられることがほとんどでしょう。
回答がスムーズであるほど「自己理解ができているんだな」と良い印象を与えられます。
また、これまでの経験から深掘りしているので面接でも説得力のある回答ができるんですよね。
100の質問に回答した後は、上記の流れで回答を深掘りしていきましょう。
より質の高い自己分析を行うなら就活エージェントがおすすめ
ここまででお伝えした方法で自己分析を行うことで、かなり自己理解が深まります。
ただ、より質の高い自己分析を行いたいのであれば「就活エージェント」を利用するのがおすすめ。
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ただ答えるだけで終わらせず、そこからもっと深掘りしていくんですね!
そのとおり!ただ質問に回答しただけだと面接官から深掘られた時に答えられない。事前に自分で回答をとことん深掘りしておくことが、自己分析において大事な作業なんだ。
質問形式で自己分析するときのポイント
質問を通して自己分析を行うときに押さえておくべきポイントを共有しますね!
以下の2点をしっかり実践することで、自己理解がかなり深まりますよ。
【質問形式で自己分析をするときのポイント】
- 何度も「なぜ?」を投げかける
- 客観的な視点を取り入れる
ポイント① 何度も「なぜ?」を投げかける
質問に対する回答は、何度も「なぜ?」を投げかけることで深掘りすることができます。
基本的に面接では「なぜ?」をベースにした質問をされます。
「なぜ長所だと思うのか?」「なぜそれを選んだのか?」など。
よって、自己分析の段階で自分の回答に対して「なぜ?」を繰り返し投げかけて深掘りしておくことで、面接でもスムーズに答えられるのです。
ポイント② 客観的な視点を取り入れる
2つ目のポイントは、客観的な視点を取り入れること!
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質問以外の自己分析の方法
質問以外の自己分析の方法をご紹介していきます。
今回ご紹介した質問形式以外にも、以下のような方法で自己分析を行うことができます。
【質問形式以外の自己分析の方法】
- マインドマップ
- 他己分析
- SWOT分析
- モチベーショングラフ
① マインドマップ
1つ目はマインドマップです。
マインドマップとは、以下の画像のように図を使って自己分析を進める方法。
マインドマップは、見やすさや書き足しやすいのがメリット。
徐々に書き広げていくので、思考を広げるのにも便利です。
【マインドマップの作り方】
- 中央に過去の出来事を書く
- 出来事に対して「なぜ」「何を思った」「結果どうなったか」を記入
- 気づいたことを赤ペンで記入
- 全体を通して「企業選びの軸」と「長所・短所」を洗い出す
② 他己分析
他己分析は、友人や親など第三者の印象を通して自分を分析する方法です。
自己分析だけではなく、他人からの客観的な視点を取り入れることで自己理解が深まります。
他己分析を行うことで、自分では気づかなかった長所などを把握することができますしね。
他己分析のやり方は以下のとおり。
【他己分析の手順】
- 他己分析してもらう相手に質問する
- 自己分析結果と違う答えに印をつける
- 面接官にアピールできるポイントを明確化する
- 企業選びや職種選びに役立つ情報を明確にする
他己分析で活用できる質問など、より詳しい解説は以下の記事でまとめているので参考にしてください!
③ SWOT分析
SWOT分析とは、「強み・弱み・機会・脅威」の4つの要素を分析していく方法です。
就活での自己分析に最適とはいえませんが、今後仕事などでも使う場面のある分析法のひとつなので知っておくとよいでしょう。
【SWOT分析を活用した自己分析のやり方】
- 強みの欄に「自分の強み」を書く
- 弱みの欄に「自分の弱み」を書く
- 機会の欄に「就活市場の自分へのメリット」を書く
- 脅威の欄に「就活市場の自分へのデメリット」を書く
詳しいやり方は以下の記事でまとめているので、気になる方はぜひこちらも読んでみてください!
④ モチベーショングラフ
モチベーショングラフとは、人生の浮き沈みをグラフにしたもの。
以下は僕のモチベーショングラフの例です。
モチベーショングラフは、「自分がどんな時にモチベーションが上がるかor下がるか」を得られます。
ただ、モチベーション以外の分析はできないので作成するのであればサクッと簡単に終わらせましょう。
【モチベーショングラフによる自己分析のやり方】
- 縦軸と横軸を書き込む
- 年齢ごとの心の充実度をグラフにして書き込む
- 根拠となるエピソードを書き込む
- 充実度・根拠に対して「なぜ?」を問いかける
- 自分の志向の気づきを書き込む
自己分析の方法っていろいろあるんですね。
そうなんだ!ただ、精度の高い自己分析を行うなら今回紹介した質問を活用するのが一番おすすめだよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
自己分析に使える質問項目が理解できたと思います。
ただ、質問項目を把握するだけだと何も意味がありません。
実際に作業して自己分析の2つの目的を達成して、初めて価値があるんですよね。
自己分析は就活の土台になります。
自己理解を通して、どんな企業が自分に合うのか把握してないとエントリーが適当になり面接で何を聞かれても困ってしまう。
そうならないためにも、まずは自己分析を深めましょう。
自己分析は就活中ずっと並行して進め続けるべき作業ですからね!
ちなみに、自己分析の結果は「志望動機・自己PR・ガクチカ」において役立ちます。
以下の記事でそれぞれの書き方や評価されるポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてください!
▼志望動機まとめ
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼自己PRまとめ
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼ガクチカまとめ
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 自己分析の目的は「企業選びの軸を作成すること」と「面接で自分のことを伝えられるようになるため」2つである。
- 過去の出来事や自分の性格や価値観を洗い出すために、今回紹介した100問の質問項目が有効である。
- 自己分析は質問に対する回答を深掘りしていくことで精度が高まる。
- 客観的な視点を入れるためにも適性検査を受けたり就活エージェントにサポートしてもらうのがおすすめ。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/