皆さん、こんにちは!最近はそばにハマっていますでお馴染み、就活マンです。
自己PRってあるじゃないですか。自己PRの文字数って何文字が適性なのでしょうか?
その質問に関しては、まずは「自己PR」をどこで使うのかに分解する必要があるね。
なるほど!今は履歴書に記入する文字数について困っています!
わかった!では今回は自己PRの文字数について詳しく解説するね!
就活では自己PRを使用する場面は多いですよね。
その都度困るのが、どのぐらいの文字数で記入、もしくは発言すれば良いのかということです。
よって本記事では自己PRの文字数に着目して解説していきます!
自己PRを使うのは履歴書・ES・面接の3つ!
まずは就活において自己PRを使用する場所を把握しましょう。
就活で自己PRを使用するのは以下の3つがメインとなります。
①履歴書に記入する
②エントリーシート(ES)に記入する
③面接で発言する
それぞれにおいて適性な文字数は異なるので、1つずつ見ていきましょう。
ちなみに基本的なことですが、指定の文字数がある場合は、指定文字数いっぱいに書くことが重要です。
なぜかと言うと、「真剣度が伝わるから」そして「少しでも多くの情報を面接官に伝えられるから」ですね。
①履歴書に記入すべき文字数
まず履歴書に記載する自己PRの適性な文字数について。
履歴書はそのサイズや様式によって、記入できる文字数が異なります。
僕が大学の生協で購入した履歴書は、自己PRの欄が非常に大きくて困ったものです。
よって記入する自己PRの文字数ですが「枠いっぱいに書く」というのが正解となります。
文字の大きさは人によって当然異なります。
だからこそ「文字数は◯◯字!」と決めることはできません。自分が自然に書ける文字の大きさで枠いっぱいに書いてください。
▼履歴書の自己PR欄
画像引用:https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/92/
このサンプル画像だと少し文字の大きさが小さすぎる印象がありますね。
当然ですが、読み手の読みやすさに注意を払って記入することが重要です。
【履歴書に書くべき自己PRの文字数】
・決まった文字数はない。
・自分が普段書く文字の大きさで枠いっぱいに記入すること。
・あまりに小さい文字だと読みにくいのでNG。
②エントリーシート(ES)に記入すべき文字数
では次にエントリーシートに記入すべき文字数についてです。
まずそもそもエントリーシートとは、企業が選考の際だけに使用するものであり、企業によって提出するエントリーシートが異なります。
(後述しますが、OpenESだけは同じものを全ての企業に提出します。)
企業によって提出するエントリーシートが異なるのですから、当然記入する文字数も、その企業が指定してきた文字数で記入する必要があるということですよね。
よってエントリーシートに記入すべき文字数は、「企業が指定してきた文字数いっぱいに記入すること」が正解となります。
「与えれた文字数の9割以上」を意識して書くと決めてしまうと良いですよ。
(指定の文字数が300文字→300×0.9=270文字以上で書こう!)
OpenESに記入すべき文字数
ここで「OpenES」というエントリーシートについて触れておきましょう。
OpenESとはリクナビさんが提供されているサービスで、ウェブ上で作成した1枚のエントリーシートを様々な企業に提出することができます。
このOpenESは提出できる企業であれば、すべて同じものを提出することができまして、その指定文字数は「自己PR欄は400文字以内」です。
よって400文字の9割を目安に、つまり360文字以上を記入するようにしてください!
【ESに書くべき自己PRの文字数】
・エントリーシートは企業によって異なるため指定された文字数の9割以上を記入すること。
・OpenESは400文字以内で固定。よって360文字以上書くこと。
③面接で発言すべき自己PRの文字数の目安
次に面接で発言すべき自己PRの文字数についてです。
面接での自己PRには「通常の自己PR」と「1分間自己PR」がありますので、それぞれ解説しますね。
まず通常の自己PRは面接官から「それでは自己PRをお願いします!」と言われます。
それに対して僕は必ず1分程度で回答していました。
つまり通常の自己PRでも1分間自己PRでも、両方1分以内で留めるのです。
それはなぜか?
僕が思うに面接で重要なことは、会話のキャッチボール数なんですよね。
父親が子供に1回投げて終わりでは、子供は満足しません。
それと同じで、とにかく「質問→回答→質問→回答・・・」の回数が多いほど、面接は自然と進みますし、面接官はあなたのことを理解することができます。
これを可能にするためには、「1回1回の発言の簡潔さ」が必要になります。
つまりキャッチボールで例えるなら、投げる距離が長すぎて1投で疲れてしまいますよね。
だからこそ短い長さで簡潔に答える。そうすると時間が生まれるので、面接官も気になった部分について質問することができます。
集団面接で僕の隣に座った就活生は、とにかく1回1回の発言が長い人でした。
面接には制限時間があります。
それを察知した僕は、超短く回答するようにしました。
すると面接官は僕のことを高く評価し、その就活生は後から聞いたのですが落ちたようです。
ぜひ面接では1回1回の発言の簡潔さを意識しましょう。
だからこそ自己PRすべきは1分以内!1分は文字数で言うと300文字となります。
1分間自己PRの文字数は300文字
先程お伝えしたように、自己PRを求められたらどんな時も1分以内で押さえるようにしましょう。
特に面接官から「1分間自己PRをお願いします」と言われた場合は、面接官は「この子は1分間で簡潔に発言できるのかしら?」と評価しているので、特に意識する必要があります。
1分間を文字にすると300文字です。
緊張すると早口になりがちなので、300文字の自己PRを用意しておけば問題ないでしょう!
【面接で発言する自己PRの文字数目安】
・通常の自己PRも1分間自己PRも300文字を目安にしよう!
自己PRの各文字数ごとの例文
では各企業から求められる文字数に合わせて、各文字数ごとの例文を紹介します。
ここでは150・300・400文字の3つの例文を紹介しますね。
150文字以内で作成した自己PRの例
履歴書では150文字程度で自己PRをする必要がありますね。
文字数が少ないような自己PRの場合は、「自分のことを最も表現する能力(=象徴的な能力)+なぜその能力が重要なのか+具体的なエピソード+締めの言葉」の構成でシンプルに伝えれば問題ありません。
僕の象徴的な能力は「発想力」なので、それを元に作成します。
【150文字の自己PR】
「私は電車に乗っている1時間の間に3つのアイデアを考えます。常に何かを発想しようとすると、町中にある広告や小さな情報までキャッチしようとする癖がつき、それが毎日の充実に繋がると考えています。実際にアイデア帳を毎日持参しており、今では40冊のアイデア帳が部屋に貯まっています。この能力を貴社でぜひ発揮します。(149文字)」
※相手企業のことは書類では「貴社(きしゃ)」、面接では「御社(おんしゃ)」と呼びます。
(理由は面接で言葉で「貴社」と言ってしまうと「記者」や「汽車」など同音の他のワードが多く勘違いしやすいからです。)
300文字以内で作成した自己PRの例
次に300文字で自己PRを作成してみましょう。
150文字の2倍の文字量がありますが、構成としては「自分のことを最も表現する能力(=象徴的な能力)+なぜその能力が重要なのか+具体的なエピソード(2つ)+締めの言葉」とエピソードを増やしたり、なぜその能力が重要なのかをより詳しく解説すると簡単に文字いっぱいになりますよ。
【300文字の自己PR】
「私は電車に乗っている1時間の間に3つのアイデアを考えます。常に何かを発想しようとすると、町中にある広告や小さな情報までキャッチしようとする癖がつきます。なぜなら、アイデアは自分の中にある小さな情報の組み合わせで作られると考えているからです。自身の中の情報を増やすことで毎日が充実していきます。実際にアイデア帳を毎日持参しており、今では40冊のアイデア帳が部屋に貯まっています。このアイデアの1つはビジネスコンテストに応募したこともあり、残念ながら予選落ちとなってしまいましたが、アイデアを考えることが人生を充実させることを日々実感しています。この能力を貴社でぜひ発揮します。(287文字)」
400文字以内で作成した自己PRの例
それでは最後に400文字で作成しますね。
300文字の最後の締めの言葉に加えて、どうその企業に活かせるのかをもう少し詳しく書くことで400文字に近づけていきます。肉付けしていくイメージですね。
【400文字の自己PR】
「私は電車に乗っている1時間の間に3つのアイデアを考えます。常に何かを発想しようとすると、町中にある広告や小さな情報までキャッチしようとする癖がつきます。なぜなら、アイデアは自分の中にある小さな情報の組み合わせで作られると考えているからです。自身の中の情報を増やすことで毎日が充実していきます。実際にアイデア帳を毎日持参しており、今では40冊のアイデア帳が部屋に貯まっています。このアイデアの1つはビジネスコンテストに応募したこともあり、残念ながら予選落ちとなってしまいましたが、アイデアを考えることが人生を充実させることを日々実感しています。御社に入社後も、事業に関わる情報を若者ならではの視点でキャッチすることで、御社の利益に繋がるアイデアを発想し続けようと考えております。この能力を貴社でぜひ発揮します。(354文字)」
自己PRを5ステップで作成する方法
就活攻略論では具体的な自己PRの作成方法を紹介しています。
まだ作成していない方や、どう書けば良いか分からない人はぜひ参考にしてください。
具体的には5つのステップで自己PRを作成していきます。
下記に図でまとめたので、目を通してください!
▼自己PRの作成方法について
①象徴的な能力(自分の中で最も大事な能力)を決定する
②象徴的な能力にスパイスを効かせる
③なぜその能力が重要だと考えたのか「なぜ」を繰り返して深掘りする
④決定した能力の根拠となるエピソードを3つ洗い出す
⑤「能力+なぜその能力が重要なのか+根拠となるエピソード」の順に並べる
各工程の説明はここで書くと長くなってしまうので、別記事にまとめました。
ぜひそちらの記事を参考にして自己PRを作成してくださいね!
もう書き終わった方も参考にしつつ、更に磨く努力をしてください!
▼自己PRの作成法について詳しくはこちら!
» 【自己PRの書き方は5ステップ!】就活生向けの自己PR作成法
本日の記事はいかがだったでしょうか!
「自己PRの文字数」について、詳しくなれたと思います。
特に途中で説明した面接での自己PRについては要注意ですね!
アピールしなくては!と必死になりすぎて長くなってしまうと、会話のキャッチボールが少なくなってだいたい落ちますから。
ぜひ本記事の内容をしっかりと理解して、自己PRを攻略しましょう!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー