就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
OpenESに関する記事を量産している就活攻略論ですが、先日こんな質問を頂きました。
「OpenESやエントリーシートの指定文字数に対する理想的な文字数は、どの程度なのでしょうか?」
つまり例えば「趣味」を120字以内で書いてくださいと指定されていた場合、120字ギリギリで書くべきなのか、それとも50字程度で簡潔に書くべきなのかという質問ですね!
本日の記事では、OpenESの質問項目に対する理想的な文字数について解説していこうと思います。
【結論】理想的なOpenESの文字数は指定ギリギリ!
早速結論からお話しましょう。
指定の文字数ギリギリまで入力するのが理想です!
(120文字で趣味を記入しなさい→120文字ギリギリまで書く ※超えるのはNG)
もちろん正解はありませんが、指定された文字数ギリギリまで書くことでメリットが2つあります。
注意すべきこととして、後述しますが、文字数ギリギリまで書こうとして内容が薄くなるのは最悪です。それでは結局のところ評価されることはありません。
では指定文字数ギリギリまで書くことの2つのメリットと、注意すべきポイントを確認していきましょう!
指定文字数ギリギリまで書くことの2つのメリット
では、はじめに指定文字数ギリギリまで書くことのメリットをお話ししたいと思います。
僕が指定文字数ギリギリまで書くべきと考えるのは次の2つのメリットがあると考えているためです!
メリット① 自分の情報をより多く伝えることができる
一番のメリットですが、文字数が多ければその分相手に与える情報量を増やすことができます。
なぜなら文字は情報そのものだからです。
次の二つの文章を見てみましょう。
「私はアイスが食べたい(10字)」
「私はバニラ味のアイスが食べたい(15字)」
たった5字増えただけですが、私が食べたいアイスをより具体的に示すことができますよね。
まさに文字とは情報なのです。
基本的なことですが、大切なことなのでしっかりと理解してください。
そしてなぜOpenESにおいてより多くの情報を相手に与えるべきなのでしょうか!
それは当然、就活における「選考」とは「あなたという人物のことを理解する作業」であるからです。
この子はうちの会社にぴったりの人物なのか(=適性)、本当に入社したいという気持が強いのかどうか(=志望度)を測ることが選考そのものだからです!
適性の高さを伝えるためには、まずは自分のことを相手にしっかりと理解してもらうことが大前提。だからこそ、文字という形でより多くの情報を相手に伝えることが重要になるのです。
メリット② 真剣さを伝えることができる
2つ目のメリットは、文字数ギリギリまで書くことによって、OpenESへの真剣度を伝えることができる点にあります。
例えば120字以内と指定があった時に、半分の60字しか書かれていないOpenESがあるとしましょう。一方で120字ギリギリまで書かれているOpenESがあります。
もしあなたが面接官であれば、どちらのOpenESに真剣さを感じますか?
半分の60字しか書かれていないOpenESを見たら、「こいつは就活に真剣じゃないなっぁ。適当だな!」と思いませんか?
まさに面接官がこう思うリスクは十分にあります。
指定文字数ギリギリまで書くことで、真剣さを伝えることは大きなメリットですよね!
たしかに文字いっぱいに書かれたラブレターの方が、思いは伝わるよなぁ。(そんなラブレターもらったことないから妄想ですが、なにか?)
【超重要】就活生向けの企業選びの最適解
ここまでOpenESでの文字数を解説してきました。
僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。
そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。
エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。
求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。
▼求人サイトのおすすめ
※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。
▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)
ミーツカンパニー就活サポート、キャリアチケット、キャリアパーク就活エージェント
※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。
▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)
※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。
上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。
そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。
現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!
(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)
以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!
加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。
(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
OpenESの入力文字数一覧
ここで一度、OpenESの各質問の入力文字数を確認していきましょう!
まずOpenESにて長文の入力を必要とする質問項目は下記の4つです。
- 趣味・特技
- 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
- 自己PR
- 学生時代に最も打ち込んだこと
これら4つの質問の入力文字数は下記となります。
- 趣味・特技 → 120字以内
- 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 → 250字以内
- 自己PR → 400字以内
- 学生時代に最も打ち込んだこと → 400字以内
これらの質問に対しての回答は、指定文字数ギリギリまで書きましょう!
理想としては9割以上ですね!
(400字以内=400×0.9=360字 → 360字以上!)
OpenESで文字数ギリギリで書く時の注意点
では本記事の最後に、指定文字数ギリギリまで書く時の注意点をお話します!
本日解説した通り、指定文字数の9割以上は書くようにしてくださいと伝えると、みなさん9割以上書く努力をしてくれます。
しかし、多くの就活生はこうってしまうんですよね...。
文字数を稼ごうとして、説明文を増やす!!
これでは文字数が増えても、内容が薄っぺらくなるだけです。
必ず「説明」ではなく、「自分の考え」を増やすことを意識しましょう!
例えば「趣味」への回答として「料理」と答えるとしますよね。
文字数を増やそうとすると、多くの人は『よく作るメニュー』などの説明を加えようとします。そんなメニューなんて加えても、読み手は「ふーん」としか思いません。
そこで「説明」ではなく、「自分の考え」を増やしてください!
例えば「料理をすることで、先読みする能力が付くと考えている」「料理こそが人の幸せの根幹にあると思う」「料理をしてから“準備”の重要性を強く感じるようになった」などですね。いくらでも考えることができます。
このような「自分の考え」は、その人ならではの情報を読み手に与えることができるんですよね!
こうした詳しいOpenESの書き方はまとめ記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼OpenES書き方まとめはこちら!
【20卒向け完全版!】OpenESで“絶対通過”する書き方まとめ! - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
本日の記事はいかがだったでしょうか!
「文字数」を考える時も全て面接官の立場に立てば良いだけです。
全然書かれていないOpenESを読んだ時にあなたはどう思うでしょうか?
ぜひ面接官の立場に立って行動することをクセづけてみてくださいね。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。