こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は”OpenESの学歴の書き方”について解説していきます。
OpenESを記入する際に「学歴」の部分で手を止めてしまうことがありますよね。
というのも、「学歴はいつからいつまでの分を書けば良いのか?」「卒業見込みと書くべきなのか?」そういった細かい点が気になるからだと思います。
そこで本記事では、OpenESへの学歴の記入についてまとめました!
高校を中退している場合や留学経験者の書き方についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
細かい部分ですけど、学歴ってどう書けばいいか迷っちゃうんですよね…。
学歴はいつの時代から書くべきなのか、一緒に見ていこう!
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(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)
- そもそもOpenES(オープンES)とは?
- OpenESの学歴は「高校入学」から「大学の卒業見込み」まで
- 学年別の学歴一覧(入学・卒業年)
- 高校を「中退」している場合のOpenESの書き方
- OpenESの学歴には「中学校」は書かなくて良い
- 留学経験者は学歴欄へ留学先の国と地域を記入しよう
- OpenESで他の就活生と差別化する方法
- 学歴を書いたOpenESでも履歴書の代わりになるわけではない
- 本記事の要点まとめ
そもそもOpenES(オープンES)とは?
まず簡単にOpenESの仕組みを解説しておきますね。
OpenESはリクナビが提供している就活サービスで、ネット上に1枚のエントリーシートを作成することで、それを複数の企業に提出することができます。
リクナビ経由でエントリーした企業から「OpenESを提出ください」と指示された場合に、このOpenESを提出する必要があります。
僕が就活生の時は、10社以上にこのOpenESを提出しました。
それだけOpenESの提出を求める企業が多いので、OpenESの重要性は非常に高いと言えます。
たしかに通常のエントリーシートは1社に対して1枚。OpenESは同じ内容を複数社に提出するから重要度が全然違いますね。
そうなんだよ。だからOpenESの作成に注力することが、書類通過率を高める上で重要になってくる。
OpenESの学歴は「高校入学」から「大学の卒業見込み」まで
まず結論から言いますね。
学歴の記入欄は「高校入学から大学の卒業見込みまで」を記入しましょう!
よって記入すべき項目は以下となります。
【OpenESで書くべき学歴】
ー◯◯高等学校 入学
ー◯◯高等学校 卒業
ー◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 入学
ー◯◯大学 ◯◯学部 ◯◯学科 卒業予定
こちらの4項目を記入すれば大丈夫です。
年数の入力が必要なので、次の章にて卒業年別の学歴一覧を用意していますよ!
なお、アルバイト歴については職歴にはならないので、記載は不要です。
アピールしたい場合は、学歴以外の部分でアルバイトのエピソードを伝えましょう。
就活生は「大学卒業」ではなく「卒業予定」「卒業見込み」と書いてね!
学年別の学歴一覧(入学・卒業年)
OpenESの学歴記入欄を見てみましょう。
見てみると入学年と卒業年は「西暦での選択」 ですね。
▼OpenESの学歴記入欄
画像引用:https://open-es.com/
よって入学年と卒業年の一覧を用意したので、こちらを見ながら入力してください。
選択式なので非常に簡単に入力することができます。
【22卒(1999年生まれ)】
ー高等学校入学:平成27年4月(2015年4月)
ー高等学校卒業:平成30年3月(2018年3月)
ー大学入学:平成30年4月(2018年4月)
ー大学卒業予定:令和4年3月(2022年3月)
【23卒(2000年生まれ)】
ー高等学校入学:平成28年4月(2016年4月)
ー高等学校卒業:平成31年3月(2019年3月)
ー大学入学:平成31年4月(2019年4月)
ー大学卒業予定:令和5年3月(2023年3月)
もしすでにOpenESを提出した就活生で「高校の学歴を書き忘れた!」という方は、以下の記事を参考にしてくださいね!
OpenESの学歴は選択式だから簡単に入力が完了するよ!
高校を「中退」している場合のOpenESの書き方
就活生の中には、高校を中退している人もいるでしょう。
中退して高校卒業認定試験を受けてから、大学に進学するケースもありますからね。
高校を中退している場合は、OpenESの学歴の欄にはその旨を隠さずに記載しましょう。
一般高校を中退し、高校卒業認定試験を受けた場合と通信制に入学し直した場合は以下のように学歴を書いてください。
【高校卒業認定試験を受け合格した場合】
ー◯年◯月:高校卒業認定試験合格
【通信制の高校に入学した場合】
ー◯年◯月:△△高等学校 通信過程 転入
ー◯年◯月:△△高等学校 通信過程 卒業
なお、中退したことを書くとイメージが悪くなるのではないかと心配になるかと思いますが隠すのは絶対にNGです!
中退したことを隠したり嘘の学歴を書いてしまうと、経歴詐称になってしまいます。
最悪の場合、内定が取り消しになったり入社してからバレたときに解雇されてしまう可能性もあります。
事実は隠さず記載しましょう。
中退って書かない方がいいのかと思っていました…。
中退していたとしても、そこから「高校卒業の資格を取って大学に進んだ」という点は評価につながる可能性もあるからね!
OpenESの学歴には「中学校」は書かなくて良い
たまに「履歴書は中学卒業から記入しましょう」という情報を見ることがありますが、中学校までは義務教育なので、中学校は卒業していると見なすことができますよね。
よって企業からすれば「中学校」の学歴記入は必要ありません。
ちなみにもし中学校から書いたとしてもマイナス評価されることはなく、特に神経質になることはないですよ。
学歴の記入に関しては「入学年」と「卒業年」さえ間違ってなければ、特に問題はなく、もし間違えてしまった場合でも素直に「すみません、間違えて記入してしまいました!」と謝れば問題ありません。
その間違いを理由に採用、不採用を決めるような細かい企業はそこまでないですし、そんな細かい企業に入社したところで入社後も少しのミスがぐちぐちと言われて嫌そうじゃないですかw
OpenESの学歴は義務教育が終わる「高校入学」から!と覚えておこう。
留学経験者は学歴欄へ留学先の国と地域を記入しよう
ちなみに留学経験者は「留学していた年」を記入しましょう。
入力する項目は下記です。
【留学経験者が入力すべき内容】
ー留学していた年(◯◯年◯月〜◯◯年◯月)
ー留学先の国と地域
ー留学先の学校名や専攻名
これらの記載があると非常に丁寧ですし、これを見た面接官は一発で留学経験者なのだと理解することができます。
ただ、1年未満の短期留学に関しては記載しないのが一般的です。
留学に関してアピールしたい場合は、ガクチカや自己PRで記載しましょう!
短期留学は書かないのが基本なんですね。
もちろん書いても問題はないよ。でも学歴でさらっと書くより、ガクチカや自己PRでがっつりアピールした方が印象には残りやすいよね!
OpenESで他の就活生と差別化する方法
ここまででOpenESでの学歴の書き方は把握できたと思います。
ここで知っておいてほしいことが「学歴の書き方で差はつかない」ということです。
OpenESでの学歴の記入はただの基礎情報の入力であり、何も差はつきません。
それは当然ですよね。
しかしOpenESは「複数の企業に提出することができるエントリーシート」なので、完成させた1枚の質によって、複数の企業の書類選考結果が変わってしまいます。
(OpenESに力をいれれば提出先の企業すべての書類通過できますし、反対に手を抜いてしまえば提出した企業でほとんど書類落ちしてしまいます...。)
だからこそ、僕は就活生は絶対にOpenESに力を入れるべきだと考えています。
ですが意外にもOpenESに関する質の高い情報は探しても見つかりません。
そこで就活攻略論では、就活生の皆さんに「どんな企業の書類選考も通過するOpenES」を作ってもらうべく、OpenESで他の就活生と差別化する方法をたくさんの記事で解説しています。
ぜひこれらを読んで他の就活生と差別化しましょう!
▼学業・ゼミ・研究室で取り組んだ内容で差別化する方法
» 【OpenES】学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容で絶対評価される書き方!
▼OpenESに添付する写真を工夫するだけで評価される方法
» 【OpenES】添付する写真・画像はこれで決まり!『自己PR』と『学生時代に打ち込んだこと』
▼OpenESでの「趣味・特技」の書き方
» 【OpenES】絶対評価される「趣味・特技」の書き方を解説!
学歴に関わらず大手企業を突破する方法
ここまでOpenESの学歴に関して解説してきました。
ただ、中には学歴にコンプレックスがあり、大手企業などの人気企業にエントリーすることを躊躇している人もいますよね。
僕自身、中堅大学出身ということで学歴にコンプレックスがありました。
しかし、結果的には倍率100倍を超える大手食品メーカーに入社しています。
そこで実践したのが”差別化戦略”です。
学歴で目立てないのであれば、それ以外の部分で圧倒的に目立つ施策を実践し、差別化を意識した結果、大手を含め22社から内定を獲得できました。
その具体的な方法については以下の記事に全てまとめています。
学歴にコンプレックスがあるけど、大手や人気企業に挑戦したい就活生は、ぜひこちらの内容を実践してくださいね!
学歴に関わらず、大手に入社することもできるんですね。
そうなんだ。ただ、選考の難易度が高いことは間違いない事実。よって、採用担当者の印象に残る差別化戦略が必須なんだ!
学歴を書いたOpenESでも履歴書の代わりになるわけではない
OpenESを作成すると、「学歴も書いてあるし履歴書として提出できないのかな?」と考える人もいるかと思います。
OpenESが履歴書として使えるのであれば、履歴書を別で作成する手間が省けますからね。
結論からいうと、履歴書の代わりにOpenESを提出できるかどうかは企業によって異なります。
そもそもOpenESを利用していない企業の場合は、OpenES自体を提出することができません。
OpenESを利用している企業の場合は、提出画面で以下の画像のように利用目的が記載されます。
画像引用:「OpenES FAQ」
利用目的は「エントリーシート」「履歴書」「エントリーシート兼履歴書」の3種類。
この3種類の中で、「エントリーシート兼履歴書」と書いてある企業であれば、OpenESが履歴書の代わりになります。
しかし、「エントリーシート」として書いてある場合には、追加で履歴書の提出を求められる場合がほとんどです。
それぞれのパターンについて、わかりやすいように一覧化したので、以下の図を参考にしてください!
OpenESと履歴書は、そもそも提出できる企業も違えば、役割も違います。
以下の記事で、OpenESと履歴書の違いについて詳しくまとめているので、一度読んでおいてくださいね!
似たようなフォーマットだからといって、OpenESを履歴書の代わりにできるわけではないんですね。
そうなんだ。企業によって必要な提出書類は違うから、しっかり確認しておいてね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
OpenESの学歴に書き方について、かなり理解が深まったかと思います。
みなさんが今思っている以上にOpenESの重要性は高いです。
なぜなら、OpenESでの提出を義務つけている企業数が膨大だからなんですよね。
それらの企業に作成した1枚をすべて送るので、そりゃ書き上げた1枚の重要度は高いよね、ということです。
ぜひ素晴らしい1枚を書き上げるよう努力してくださいね!
OpenESについては、「【完全版】OpenESで“通過率を最大限に高める書き方”を伝授!」で書き方のポイントをすべてまとめています。
上記の記事でまとめている内容を意識して作成したからこそ、僕は就活生時代、OpenESの通過率が100%でした。
これからOpenESを作成する就活生はぜひ参考にしてください!
では最後に本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- OpenESの学歴は「高校入学」から「大学卒業見込み」まで書けば問題ない。
- 高校を中退していても隠さずありのまま記載すべきである。
- 留学経験者は期間と国を記入する。
- OpenESの学歴の書き方だけで差がつくことはない。
- 学歴にコンプレックスがあっても、差別化戦略を実践すれば大手から内定を獲得することができる。