皆さん、こんにちは!OpenESの書き方なら右に出るものはいないだろうと自信を持っていますでお馴染み、就活マンです。
この『就活攻略論』で最も人気なカテゴリであるOpenES!
19卒向けに書いたまとめ記事は累計2万PVを突破し、毎日多くの就活生の就活ライフに寄り添っております!!
こちらの記事を
更に分かりやすくグレードアップさせ、
20卒向けに書き直そう!
そんな想いで書いた記事が今回の記事になりますので、20卒の皆さん、ぜひOpenES作成にあたり活用し倒してやってください。絶対に参考になりますので。
この記事の構成。
OpenESの書き方に関して、『この記事でどう説明していくのか』をまずは説明するね!
本記事はOpenESの書き方を全て1つにまとめるので、内容が長くなってしまいます。よってこの記事の構成を目次みたいな感覚で説明するので読む前に全体像を把握するのに役立ててください!
1.OpenESの重要性を紹介
『OpenESは通常のエントリーシートに比べて10倍は重要』だと僕は常々言っています!その理由を知ることで、OpenESを書くモチベーションを高める効果を期待しています。
2.書く前に知るべき5つの書き方ポイント
書く前に『評価されるOpenESを書くための5つのポイント』を紹介します。同じ内容でも語尾を工夫したり、言い回しを工夫したり、他人が書かないような内容を意識して書くことが重要だったりするので、そうした重要なポイントを把握してもらいます。
3.OpenESの構成の説明
おそらくOpenESを作成する際に、この記事を見つけて読んでいると思うので、「OpenESって何?」という初歩的な話は飛ばします。(知りたい方はリンクからリクナビさんの公式HPをご覧ください!https://open-es.com/media/service/index.html)
この記事ではOpenESにはどんなことを書くのか、OpenESに書くべき項目や制限文字数などを分かりやすく説明しますね。
4.各質問ごとの書き方ポイントを解説
ここで解説する内容が超重要です。他のOpenESの解説サイトではどこにでも売っている就活本のような平凡な解説しか書いてありません。
そして、そういった平凡な内容はほぼ全ての他の就活生も読んで把握しているので全く差別化ができない。その結果、99%の就活生が同じような内容、同じような書き方でOpenESを作成し、読まれても何も記憶に残らないカスOpenESが完成してしまうと思ってます!
よって『就活攻略論』の真骨頂である、どこにも書いていないような尖った書き方を紹介していくので楽しみにしていてくださいね!(※安定思考の保守的な真面目くんは閲覧注意w)
5.各質問ごとの回答例を紹介
各質問ごとの書き方ポイントを押さえたら、当然実際の回答例が見たくなるでしょう!自分が作成した回答と比べてみたり、回答例から書き方のヒントを見つけたいと思います。
よって各質問ごとの書き方ポイントと併せて、就活マンが作成したオリジナルの回答も併せて掲載します。就活マンならどう答えるのかな?そんな視点で読んでもらえると参考になるのではないかと思います。
- この記事の構成。
- OpenESの重要性を認識しよう。
- OpenESの書き方5つのポイント。
- OpenESの構成。
- 書き方のポイント:保有資格・スキル
- 回答例:保有資格・スキル
- 書き方のポイント:趣味・特技
- 回答例:趣味・特技
- 書き方のポイント:学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容
- 回答例:学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容
- 書き方のポイント:自己PR
- 回答例:自己PR
- 書き方のポイント:学生時代に最も打ち込んだこと
- 回答例:学生時代に最も打ち込んだこと
各内容をピンポイントで知りたい方は、こちらの目次から!
OpenESの重要性を認識しよう。
OpenESは通常のエントリーシートの10倍は重要になる!その理由をまずは把握しよう!
OpenESの一番の特徴は、“複数の企業に同じものを提出できること”だと把握してください。 リクナビさんのサービスですが本当に「リクナビさんありがとう!」と心から思えるサービスですね。ネット上で作成するエントリーシートなので、1社に提出してもなくならず、OpenESでの提出が可能な企業ならば何社のエントリーにも活用することができるのです。
(画像引用:https://open-es.com/media/service/index.html)
しかし、一方で“複数社に同じ内容で”送付できるがゆえに
作成したOpenESの内容がしょぼいと複数社に落とされる
そんな最悪な事態になってしまうのが分かりますか?
簡単に例えるなら、一つの服しか持っていない人がいてその服がカッコよくて似合っていれば複数の女性とのデートで全ての女性から評価される!
一方でその服がダサくて似合っていなかったら、全ての女性から「まじムリ〜。」と評価されないってことです。
好きな人に惚れてもらうために、最高の1枚を探すように。
複数の企業の面接官から評価されるために、最高の1枚を書き上げましょう。
OpenESの書き方5つのポイント。
まずはじめに、OpenESを書く上での5つのポイントを覚えよう!
これまで100名近くの就活生のOpenESを見てきましたが、書き方は様々で語尾を「〜です・〜ます」と普通の文章で書く人もいれば、「 〜だ・〜である」といった論文口調で書く人もいます。
どちらがオススメかと言うと、確実に「〜です・〜ます」といった普通の文章であって、理由は論文口調だと堅苦しくロボットのように感じてしまい、自分の人柄を伝えることができないからです。
このように語尾一つとってみても、伝わり方、評価のされ方は全く異なってくるのでまず最低限押さえて欲しい5つのポイントを下記の記事にまとめました。
簡単に抜粋して説明すると、押さえるべきポイントは以下の5つです。
・論文調ではない!
・専門用語ばかりになり過ぎない!
・説明は最小限!
・自分の考えがふんだんに盛り込まれている!
・他人と違った考えを書いている!
それぞれなぜ重要なのか簡単に説明しますね。
(詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!)
・論文調ではない!
「私の趣味はサッカーだ。」「私の趣味はサッカーです。」これら二つの文章を比べた時に、その人の人柄が伝わりやすいのは圧倒的に「私の趣味はサッカーです。」という「ですます調」の普通の文章。
一方で論文のような「私の趣味はサッカーだ。」という文章はロボットのようなイメージを読み手に持たせてしまうので、OpenESの重要な役割である“人柄を伝えること”ができません。
OpenESは読んで「この人はこんな人かな!」と相手にイメージを持たせることが重要でそのイメージは「一緒に働きたい!」というイメージが一番良いかと思います。よって、そのイメージが「一緒に働きたい子」ではなく「ロボット」だと最悪です。型にはまった仕事しかできないような真面目すぎる印象を与えてしまいますからね。
よって論文口調ではなく、普通にですます調で問題ありません。しかし、全ての語尾を「ですます」にしてしまうと幼稚な文章になるため、コチラの記事を参考に“体言止め”のテクニックを導入してみてください。
・専門用語ばかりになり過ぎない!
では次に、特に自身が行った研究内容や学業の欄で専門用語ばかり使いすぎないこともポイントです。多くの就活生は自分が行ってきた内容をカッコよく、そして賢く見せようと専門用語で武装します。
これのどこがいけないかと言うと、面接官も忙しくOpenESは一度目を通すだけだと考えてみてください。その時、専門用語だらけで結局何をしたのか分からないと面接官には結局何も伝わりませんよね。
カッコつける、賢く見せること以上に一度読んで分かりやすいことの方が重要なのです。
・説明は最小限!
そして後で詳しく説明しますが、OpenESでは一つの質問に対して最高で400文字の記入が必要となります。そして400文字もあると、ほとんどの人が質問の回答として説明ばかりになってしまうんですよね。
『学生時代に最も打ち込んだこと』という質問への回答をサッカーとして例を挙げると、400文字を埋めるために以下のような話題を書く人がほとんどなんです。
・いつからサッカーを始めたのか。
・どんなチームなのか。
・自分のポジションはどこか。
・どんな練習をしてきたか。
・成績は。
これら全てただの説明ですよね。先程説明した通り、OpenESで重要なことは自分がどんな人かを伝えることです。しかしただの説明では自分のことはなかなか伝わりません。よってOpenESでは説明は最小限に留めてください。
・自分の考えがふんだんに盛り込まれている!
説明を最小限にするというポイントを押さえたら、400文字を埋めるために自分の考えを書くようにしてください。具体的に先程のサッカーを例に挙げると、自分の考えとして下記のような話題を書くことができますよね。
・サッカーを通してどんなことを学んだのか。
・サッカーをして変わったことは。
・サッカーを通して身についた習慣はないか。
これらは説明ではなく自分の考えですよね。自分の考えをベースに埋めるようにすることで、読んだ面接官に「この人はこういう人なんだな!」というイメージを持たせることができるんですね!
・他人と違った考えを書いている!
自分の考えで埋めることをマスターすればポイントは残り1つです!
先程のサッカーを例に出すと、「サッカーを通してどんなことを学んだのか」を話題に書くとしたらおそらく「チームワーク」や「耐久力」などと答えますよね。
もちろんこれらは自分の考えなので合格ですが、ありきたりです。読んでも「はいはい。」で終わりですよね。そこで他人が書かないようなことを書いてみる。他人が書かないような言い回しを考えてみることが重要になります。
「チームワーク」という回答を違った視点で書くとこうなるんです!↓
「私はサッカーを通して、『調子どう?』の重要性を学びました。これはどういうことかと言うと、普段何気ないタイミングでメンバーに調子どう?と頻繁に声を掛ける。すると、何気ない会話が始まると同時に相手は自分を気にしてくれていることが嬉しいようで「いつもありがとう!」と声をかけてくれることが多々あります。こうした『調子どう?』という言葉から始まる密なコミュニケーションの力を感じましたし、意識的な行動によってどれだけ人との関係が良くなるかということも学びました。」
いかがですか??こうした他人が言わないような書き方をすることで、一度読んだだけでも読み手の印象に残ります。すると記憶に残り、「会って話を聞いてみたい!」と思わせることができますよ。
OpenESの構成。
OpenESで書く内容はどんな内容なのか!ここでしっかりと把握しよう。
OpenES は履歴書をイメージしてもらえば良いのですが、書くべき内容は基本情報・資格スキル情報・自己PR情報と大きく3つに分かれています。
それら3つに含まれる質問内容を見ていきましょう!↓
《基本情報》
名前や学歴など基本的な情報を入力します。
(こちらは本当に入力するだけなので、本記事で説明はしません!)
《資格・スキル情報》
ー保有資格・スキル
ー趣味・特技(120字以内)
《自己PR情報》
ー学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(250字以内)
ー自己PR(400字以内)・画像・画像の説明文(40字以内)
ー学生時代に最も打ち込んだこと(400字以内)・画像・画像の説明文(40字以内)
これら質問に対する回答をそれぞれ記入すればOpenESの作成は完了です!
まずは簡単にここでOpenESの全体像を把握してくださいね。
書き方のポイント:保有資格・スキル
保有資格・スキルがない人は無理に記入する必要はないよ!
実際の資格・スキルの入力画面に基本的な入力の手順の解説を加えました。
20卒のOpenESから『ジャンルを選択』『資格・スキルを選択』という項目が追加されたので基本的にはこれらを選択するだけで入力は終了します。
しかし選択項目にない資格やスキル、例えば学業での成績優秀者で表彰されたもの、部活動での優勝経験などは自由記入欄に直接記入となります。
こちらの自由記入欄は全角25文字以内となります。
書き方の工夫としては例えば数学での成績優秀者で賞を受賞したとしましょう。
普通に『数学での学業優秀者』と入力するだけでは芸がないし、目立たないですよね。せっかく25字も自由に入力できるのでもったいない!
そ・こ・で!
『数学の学業優秀者(暗算はおそらく世界トップレベル)』25字
こう記入してみると目を引きませんか??
別に実際に世界トップレベルじゃなくても良いんですよw
そのぐらいの自信がある!程度で書いちゃって大丈夫!大事なのは読み手の印象に残ること!最初の5つのポイントにも書いた通りで他人が書かないようなことを書くことが重要なのです。
回答例:保有資格・スキル
数学の学業優秀者(暗算はおそらく世界トップレベル)以外でもどんな書き方があるか見ていこう!
では先程の流れで『英語』のスキルを入力するとしましょうか。
ジャンルで「語学」を選択し、「TOEIC(R)Test ●●●点」というのを選択しますよね。
するとこのようになります。
普通の人なら●●●の部分 を点数に変えて終了!
ですよね??
しかし、こう入力してみるのはどうでしょうか!
『TOEIC(R)Test 700点(猛勉強中!)』24字
今でも英語の勉強に力入れているんですよ!!という強いメッセージを伝えることができますよね。こんな要領で25字をフル活用してください。
これによって5大ポイントである「他人と違うことを書く」を達成することができますから!!
書き方のポイント:趣味・特技
ここから本格的に長文の入力に入っていくよ!
趣味・特技の詳しい書き方についてはこちらの記事でも解説しています。
実際の入力画面はこちらです!
この趣味・特技のポイントは、
120字って意外と短いよ
ってことです。
お題が「趣味・特技」となっているために、たまに趣味と特技の両方を書こうとする人がいますが120字の中で趣味も特技も書いていると、何も伝えることができません。
よってここでは趣味か、特技かどちらか1つを選び深く書くべきです。
趣味か特技どちらでも構いません!人に聞かれてより詳しく熱く語れる方を選ぶのがベストですね。
そしていざ入力する際も5大ポイントを徹底的に意識してください!!
特に
・説明は最小限!
・自分の考えがふんだんに盛り込まれている!
・他人と違った考えを書いている!
この3つですね。
例えば趣味を映画として入力する場合を考えてみますか。
ほとんどの人は、『説明』ばかりで埋めようとするんですよ。
こんな感じで!
「私の趣味は映画鑑賞です。主に邦画を中心に見るのですが、最近では人気俳優が主演をする「オーバードライブ」という映画を見ました。年間を通して約50本は映画館で見るようにしています。最も好きな映画は、7人の侍という映画で10回以上は見ています。」119字
これで119字ですよ?120字って意外と短いですよね。
そしてそして、この文章。全てが説明だということが分かるでしょうか??
「私の趣味は映画鑑賞です。=説明 主に邦画を中心に見るのですが=説明、最近では人気俳優が主演をする「オーバードライブ」という映画を見ました。=説明 年間を通して約50本は映画館で見るようにしています。=説明 最も好きな映画は、7人の侍という映画で10回以上は見ています。=説明」
ご覧の通りで、全てが説明です。こうした説明だけの文章って読んでも何も思いませんよね。「へー、そうなんだ。」で終わりです。はっきり言ってこうした説明ばかりの文章を書く就活生の数は超多いですが、ザコ過ぎますわ。就活攻略生の皆さんで駆逐しちゃってくださいw
こうならないためにも、
・自分の考えがふんだんに盛り込まれている!
・他人と違った考えを書いている!
を意識して書くのです。
こんな感じでね!
「私の趣味は映画鑑賞です。もう映画なしでは生きられません。というのも、たった1800円で制作費何十億円もかけた世界を一人占めできる。監督の思いから俳優の息遣い、そこから感じる努力、これらが全て私の知識となり視野を広げると考えています。」116字
いかがでしょうか??
説明は冒頭の「趣味は映画鑑賞です。」だけで、他は“自分の考え”ですよね。他の人と違った自分だけの考えや思いです。
更には、「たった1800円で制作費何十億円もかけた世界を一人占めできる。」という他の人が書かないような内容・表現によってとにかく読み手の記憶に残りやすい。
たった120字の文章かもしれません。しかし、それをあなどったら就活で差別化はできません。こうした工夫によって就活を攻略するのです!!
回答例:趣味・特技
「映画鑑賞」以外の趣味や特技の回答例を見ていこうか。
では他にも僕の趣味である「カフェ」と特技である「少林寺拳法」を使って回答例を作ってみますね。
趣味:カフェ
「私の趣味はカフェでまったりすること。『人はリラックスした時間でアイデアを生み出す』ということを知り意識的に生活の中に非日常の時間を取り入れています。お気に入りのノート×ペン×カフェが最もアイデアを生み出すのに効果があると思っています。」117字
特技:少林寺拳法
「私の特技は少林寺拳法です。少林寺拳法では「守破離」の考えを一番に大切にしており、まずは一番うまい人を徹底的に真似る。それから自分なりにアレンジする。この過程こそが何事にも大切なプロセスだと考えるようになり、今後も徹底していこうと思います。」199字
書き方のポイント:学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容
ここからは自己PR情報の入力!入力文字数も増えるからしっかりと書き方をチェックしていこう!
OpenESの項目は大きく分けて《基本情報》《資格・スキル情報》《自己PR情報》の3つがあると構成の部分で説明しましたね。
ここまでで《基本情報》《資格・スキル情報》と終了し、いよいよ《自己PR情報》の入力に入っていきます。
《自己PR情報》は入力する文字数も非常に多いので、書き方、内容によって評価されるか否かが決定してくる重要な項目になるので、しっかりと書き方を工夫していきましょう!
《自己PR情報》の最初のお題は、「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」です。
まずは実際の入力画面を見てみましょうか。
入力文字数は250字ですね。詳しい書き方に関してはこの記事でも併せて解説しているので参考にしてみてください。
「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」のポイントは大きく2つあります。
第1に、とにかくわかりやすい言葉で書くことが重要です。
これは5大ポイントでも書いた『専門用語ばかりになり過ぎないようにすること』と同じ意味ですね!
特に学業やゼミの内容を書く時は注意が必要で、優秀アピールをしたくなってしまいがちな質問なんですよ。「俺、専門的なこと勉強したぜっ!」ってね。
ですがポイントでも説明した通り、そもそも読んで何を言っているのか分からない文章は評価のしようがない。よって当然評価されません。
専門用語は分かりやすい言葉に置き換えて書いたり、例え話を用いて書くようにすることで読み手に自分が取り組んだ内容を理解してもらいやすいこと間違いなしです!
そして第2のポイントですが、興味を持ってもらえるように誘うことが重要になります。
この誘うとは何を誘うのかと言うと、『面接官の興味』を誘います。
5大ポイントでも『他人と違った考えを書いている』が重要だと説明しましたが、まさにこれですね。ただ取り組んだ内容を書くだけでは面白みもないですし、それこそ「ふーん、こんなこと学んだんだ。」と思われて終了です。面接官の興味は一切誘うことができない。
具体的に興味を誘えない平凡な文章と、興味を誘うように他人が書かないような内容や視点を踏まえた文章を見てみますか。
【興味を誘えない平凡な文章】
「私はがん細胞に対して、農薬でも使われている成分を使った薬をかけることで、今までになかった効果が期待できるといった研究を行っていました。
これによって小児でのリスクのある脳腫瘍に比較的副作用がなく効く薬としての誕生の期待が持てます。私はがんによる死亡者がいなくなる世の中になればなと思いこの研究に真摯に取り組んでおります。」
【興味を誘うように他人が書かないような内容や視点を踏まえた文章】
「私はがん細胞に対して、農薬でも使われている成分を使った薬をかけることで、今までになかった効果が期待できるといった研究を行っていました。
私はこの研究によって『絶望は成長の種になる』という教訓を得ました。というのも、死亡リスクの高いがんという“絶望”を回避しようとして、私を含め多くの人が研究を行います。その研究により人は成長し、技術革新を起こし、人は進化していきますよね。すると『絶望も成長の種になる』ので悪いものではない。負があるからこそ正に変えるプロセスを楽しみ、成長することが重要だと思うのです。研究活動からこうした教訓を得ることができたことに感謝してもしきれません。」
いかがでしょうか?
平凡な文章は、読んだ時に「ふーん。」となりませんか。似たような文章を色んな人が書くだろうなと容易に想造ができます。
一方で、興味を誘う文章では『絶望は成長の種になる』や、『負があるからこそ正に変えるプロセスを楽しみ、成長することが重要だと思うのです』といった他人と違った視点を導入することで、読んだ時に「面白い考えだな!」と興味を誘われますよね。
これが(面接官の興味を)誘う文章ですので、ぜひ他人と違った視点で書けないか、面白い表現がないかを考え尽くしてみてくださいね。
『学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容』が書けない人へ。
例えばこれを読んでいる20卒の学生が、インターンシップのためにOpenESを作成する場合など、まだゼミや研究室の配属がされていない方や、そもそも学業にあまり打ち込んでこなかったから書く内容がない方は「何を書けば良いのか分からない!」という状況にあると思います。
こうした何を書けば良いのか分からない人は下記の3パターンに分かれると考えています。
【ゼミ・研究室の内容を書こうとして書けないパターン】
①ゼミ・研究室に所属していない。
②ゼミ・研究室に所属はしているが書くほどのことはない。
【学業を書こうとして書けないパターン】
③学業に本気で打ち込んでないから何を書けば良いか分からない。
「何を書けば良いのか分からない!」「書くことが無い!」と悩んでいる人は上の3つのどれかに当てはまりませんか?
そんな方でも絶対に書けるようになる方法を1つの記事にまとめましたので、書けない人は下記の記事をご覧ください。↓↓
回答例:学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容
就活マンが打ち込んだ「化学」と「経営学(独学)」についての回答例を紹介するよ!
学業で取り組んだ内容:化学
「私は大学時代、化学に打ち込みました。なぜ化学に打ち込んだかと言うと、『物事を超越して見る目を養うことができる』と考えたためです。これはどういうことかと言うと、例えば人と人は空間では離れているけれど、実際は分子で繋がっています。するとこの世の中はすべて分子レベルでは繋がっていて、皆は一つ!だという考えも生まれるのです。こうした広い目、広い視野で物事を考えられるようになるのは化学特有ですし、実際に化学を学んでから辛いことがあってもポジティブに考えられるような広い視野を持てるようになったと感じます。」249字
学業で取り組んだ内容:経営学
「私の大学の専攻は化学なのですが、学生時代に独学で経営学に注力しました。在学中、研究者ではなく企業で働く道が合っていると考えた結果、化学だけではなく経営者目線を持って日々の仕事ができることを目標にしたことがきっかけです。4年間の大学生活、『他人が遊んでいる間に成長する』という考えを持っていたので、通学前の1時間や授業終わり等の時間で必ずカフェに行き、気分を転換して経営学の勉強に取り組みました。結果として、既存のビジネスモデルや財務に関する知識は経営学部には絶対に負けません。」 238字
書き方のポイント:自己PR
自己PRからは400字の入力が必要になる!ここでも書き方で意識することは最初に説明した5大ポイントだ!
では早速自己PRの記入画面を見ていきましょう。
入力文字数は400字以内ですね。今までと違う点として、下の方に『画像を添付する部分』と、『その画像の説明文を入力する部分』があります。
この画像の部分は添付は必須ではありません!しかし就活攻略生の皆さんは絶対に画像を添付してください!
その理由やどんな画像を添付しどんな説明文を書けば良いのか、それに関しては下記の記事でみっちり説明しています。
ここでは400字というかなりの文字量を必要とする自己PRの文章の書き方について説明していきますね。
詳しい書き方に関しては、下記の記事でも書いているのでご覧ください。
自己PRの書き方のポイントは5大ポイントの『説明は最小限』『自分の考えがふんだんに盛り込まれている』『他人と違った考えを書いている』の3つです。
特に400文字となると、どうにか埋めるために説明ばかりになるため意識的に説明を最小限にして自分の考えを積極的に書いていくという姿勢が大切になります。
そして、詳しく説明した記事にも書いていますが『他人と違った考えを書いている』というポイントを、そこでは『自己哲学』と表現しています。
この自己哲学とは、人と違う理由付けをすることを指します。
まだどういうことか分かりませんよね。
例えば、自己PRに関して「留学をしていたこと」を書く人が腐るほどいます。
そんな中、8割の人はその留学の説明で埋めますね。(5大ポイントで説明した通り、こういう人はもう論外です。相手になりませんw)
次に、その他ほとんどの人は説明ばかりにはならないけれど、留学に行った理由付けとして単純に「英語を学び色々な人とコミュニケーションを取れるようになりたかった」とか「英語が好きだから」という聞き飽きるような平凡な理由を書きます。
もちろん説明ばかり書いている人に比べれば合格ライン。しかし、これも読んだところで「ふーん」なので、面接官の印象に残すことはできません。
ここで僕が定義する『自己哲学』の登場です。
先程説明した通り、自己哲学とは“人と違う理由付けをすること”。
つまり、「留学をしていたこと」に対する理由付けを他人が書かないような内容で書くんですよ!
例えばこんな感じにね!
「世界中にある英語のデータや情報にアクセスして自分の知識のデータベースを広げるために留学しました。」
言語を学ぶことをただ単に、多くの人とコミュニケーションを取れること!とかダサいありきたりな表現にするのではなく、世界中にある英語のデータや情報にアクセスして自分の知識のデータベースを広げるという表現に変えるだけで、他人を圧倒します。
なぜなら誰もこう書かないからです。誰も書かないから読み手には同じ留学経験でも記憶に残すことができる。この効果が絶大なのです。
自己PRを書く時は、「なぜそれが自分のPRポイントになっているのか」「そもそもなぜそれを始めたのか」「なぜそれが重要だと思うのか」こうした自分の考えをベースに書くことをまずは徹底してください。
次のステップとして、それらを他人が書かないような内容や表現に変えてみる。『自己哲学』を導入しましょう!
それだけで最高な自己PRを書くことができます。
そしてもう一点!
よくされる質問として、「自己PRに書くことがありません!」や「自己PRできるようなすごいことをしていません!」といった質問があります。
こうした質問に対しての回答は
「書く“話題は”何でもよい!しかし、その“理由付け“にこだわれ!」
の一択です!!
次の回答例で書きますが、自己PRなんてのは話題としては「挨拶ができること」や「散歩が好きなこと」でも良いんですよ。本当に話題は何でも良い!!その理由付けこそが肝になるということだけ覚えておいてください。
回答例:自己PR
よく「挨拶」や「散歩」なんていうありきたりな話題をテーマに書けと言うと、「え?そんなのでいいんですか?と言われるけど、回答例を読めば分かってもらえる通りで、『何を書くか』よりも『なぜそれをしたのか』が重要なんだよね。だから話題なんてのは何でも構わない!
自己PR:挨拶を話題にした回答
「私は誰よりも早く人との信頼関係を築くことができます。それはなぜかというと、誰よりも愛される挨拶を意識しているからです。
私はもともと人見知りでしたが、打破しなければ人生の質が下がるという危機感を持つようになりました。それはなぜか。新しい出会いの中で、その人が過ごした環境、得た知識、考えた哲学、それらを吸収することが自分の視野を広げ人生の質を高めると思うからです。
人見知りを打破するためにどうするか考えた結果、最初の接点である『挨拶』のクオリティを高めることに注力。声の高さや大きさだけでなく、挨拶のレパートリーを考え、今では挨拶の第一声は100種類を超えます。一見無駄な努力に見えるかもしれませんが、最初の挨拶という第一声に自信を持つことで、格段に“自分から話しかける機会”が増え、例えばカフェで隣の人が気になる勉強をしているとフランクに声をかける程になりました。」382字
自己PR:散歩を話題にした回答
「私は昨日までとは同じことを極力せず、常に新しい情報を取り入れることを大切にしています。 例えば大学までの通学の道ですが、毎日違う道を通るようにしています。
すると、「こんなところにこんなお店があったんだ」という一つの気づきのきっかけが生まれます。そこから「お客さんは高齢者が多いから目立たない立地でも地域に密着して集客しているのか」というような考える時間が生まれます。
一見、遠回りの道でも過去と違うことを選択することで得られる情報が変化し、新たな考えが生まれるプロセスが最高に楽しいです。これと同じく、よく散歩をするようにしていて、知らない土地に車で行き駐車してから散歩をよくします。
周りには「何をしてるの」とよく言われてしまうのですが、私は『目に入った情報は全て思考の対象になる』という考えを大切にしていて、日々全く新しい情報を極力取り入れることで思考が深めるチャンスが増えるとも思っています。」397字
書き方のポイント:学生時代に最も打ち込んだこと
いよいよ最後の項目!ここまで既に1万3000字の説明になってるっ(驚)!!疲れたと思うけど最後まで頑張っていこう!学生時代に打ち込んだことは面接官がめちゃくちゃ注目して見るポイントだよ!
まずは入力画面を見ていきましょうか。
こちらも自己PRと同じく、入力文字数は400字以内です。
下記の記事で詳しく書き方を紹介しています。
この学生時代に打ち込んだことは、5大ポイントの『説明は最小限』を意識すると400字書くのが非常に難しいとの声が出てきます。
そこで学生時代に最も打ち込んだことの書き方に関しては、一つの文章構造のテンプレートを創ってみました!(もちろん就活マンオリジナル!)
それがこちらです!
『
打ち込んだこと
(何に打ち込んだのかという結論をシンプルに。)
+
なぜそれに打ち込んだのか?
(打ち込んだことに対してなぜ打ち込んだのかを書く。その際に『圧倒的なぜ』を徹底した内容とする。(『圧倒的なぜ』とは「なぜ?」を5回以上繰り返すことで本質的な回答を導く就活マンオリジナルのテクニックです。)
+
豆知識
(自分しか知らない裏話!)
+
それで身につけたこと
(それに打ち込んだことでどんなことが身についたのか、どんな考え方を持つようになったのか、よりオンリーワンな回答ができるように考える。※ここが幼稚な文章だと評価されない!)
+
今後どう活かすか
(身についたことがビジネス社会でどう活かされると考えるのか。)
+
この力を貴社で存分に発揮します!!
(文章の締めはこの言葉で決まり!)
』
この文章構造で書けば400字はあっという間に埋まります。更には説明は最小限になり、面接官の興味を惹くこともできます!
解説が必要な部分としては、「なぜそれに打ち込んだのか」という部分ですね。
先程の自己PRの際に例を出した通り、「なぜ留学に行ったのか」という質問一つとっても、その回答の深さや深さは異なります。
学生時代に打ち込んだこととして、『何に打ち込んだのか』はどうでもよくて、むしろ『なぜ打ち込んだのか』が重要です。よって、その理由を深ぼるために「圧倒的なぜ」というテクニックと「なぜの階層説」という考えを就活攻略論では開発しました。
下記の2記事は絶対マストで理解してください。
◯「圧倒的なぜ」を習得する記事
【OpenES攻略①】OpenESの書き方の必勝法“圧倒的なぜ”について - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
◯「なぜの階層説」を習得する記事
『なぜ』の階層説。〜就活で面接官が“必ず感動する”エントリーシートの書き方・考えの深め方〜 - 就活攻略論 -みん就やマイナビでは知れない就活の攻略法-
これらを習得することができれば、「なぜそれに打ち込んだのか」の部分は完璧です。
次に、「豆知識」という部分。
これは例を出すと早いです。打ち込んだことが野球だとしましょう。野球に打ち込んだ自分ならではのエピソードや知識が豆知識となります。
例えば「夜中に素振りをしすぎて腱鞘炎になった」「キャッチャーは上下運動が激しくてお尻の部分が本当に破けるんです!」などなど!普通の人は知らないここだけの豆知識ですね。
こういう豆知識のような文章を入れることで、面接官は読んでいて「面白い!」と感じます。400字の長い文章ではこれが重要なんです!
「なぜ打ち込んだのか」をとにかく深い内容で書くこと!そして、豆知識でしっかりと読み手に「面白い!」と思わせること!この2つをしっかり理解して書くことができれば『何に打ち込んだのか』なんてことはどうでも良くなります。
実際に回答例を見て頂いて、理解していきましょう。
回答例:学生時代に最も打ち込んだこと
バイト・サークルを書く人が9割を占めるだろうと思われるこのお題。だからこそバイトとサークルを書く時は他の人が書かないような内容を書くように特に注意すること!
学生時代に最も打ち込んだこと:バイト
「私が最も打ち込んだことは、服屋でのバイトです。なぜこのバイトに打ち込んだかと言うと、『人の人生にスパイスを加えることの面白さ』にハマっていたからです。というのも、私はお客さんに普段あまり着ないけど似合う服を提案することを心がけていて、二回目に来店した時、おすすめした服の影響か、着る服だけでなく雰囲気が変わっているなんてこともよくありました。
そんな経験から『挑戦』こそが人生のスパイスになるという考えが身につき、私自信も普段から一つの趣味や行動パターンに囚われることを避けることで視野を広げることを心がけています。
今後、社会人になったタイミングでもまずは教わったことを忠実に再現し、完全に真似ができるようになったら持ち前の『挑戦』によって+αの行動も取るような働き方をしたいと思っていますし、この挑戦心を貴社で存分に発揮しようと考えています。」 371字
学生時代に最も打ち込んだこと:電車でのこだわり
「私が最も打ち込んだことは、小さな習慣の育成です。これの一つに『電車では必ずつま先立ちをする』という習慣があります。
言葉の通り、私は毎日の通学は席が空いていても立って、更につま先立ちをすることを習慣化していました。なぜこうした小さな習慣作りに注力していたかというと、いざ大きな習慣を作る時のハードルを低くするためです。
電車でのつま先立ちなどの小さな習慣を作ることで、例えば朝に毎日1時間カフェで勉強するといった比較的大きな習慣を創るのも本当に簡単になるのです。このように小さな習慣作りを徹底することで、いざ社会人になって仕事をする中でも大きな習慣を作る際に役立つなど、今後にも役立つと思っています。
このような習慣作りによって、いざ貴社に入社した際は小さなミスを減らし、例えば顧客との信頼作りのための良い習慣を構築していきます。この力を貴社で存分に発揮し、必ず貢献していきます。」387字
本当に最後までお疲れ様っ!!よく頑張りました!!
しかし何度も言うようにOpenESは1度書いたら終わりではありません。
複数の企業に提出するものだからこそ、何度も何度も読み直して「もっと面白い書き方ができないか!」「記憶に残る表現ができないか!」考え尽くしてみてください。
そして、いざ企業からの提出を求められた際にはこの記事で書いたように早期提出をすることで確実に有利になります!
『就活攻略論』ではとにかく就活の助けになる記事を沢山書いているので(僕一人で300記事書いてるんだよ...超疲れるよw)、これからも読んでくれれば嬉しいです!
それではっ!!今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー
※本記事で紹介している入力画面の画像は全て、リクナビOpenESから引用しております。(https://open-es.com/)本当にこうした手間を減らすサービスを提供してくださってありがとうございます\(^o^)/